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2019年5月

2019年5月19日 (日)

ワイドFM(FM 補完放送)は90.0~94.9MHz. クリスタル コンバーター

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ワイドFM(FM 補完放送)とは、AM 放送局の放送エリアにおいて、難聴対策や災害対策のために、新たにFM 放送用として使用可能とした周波数(90.0~94.9MHz)を加えたFM 放送用の周波数(76.1~94.9MHz)によりAM 放送の放送番組を放送するものです。

真空管式fmチューナーでは受信範囲外になってしまう。 しかし真空管で音を聴きたい方向け、簡単・小型のcrystal converter基板を興しました。

構成はNE612と2SK192です。

Xcon06

NE612での自励式の制約は必須「crystalのファンデ」。29MHzあたりまでファンデ水晶が流通している。

推奨回路に沿ってNE612オーバートーン作動させても安定度が低いので、crysatalオーバートーンはトランジスタによる回路が安全。

 ②

小型ですのでチューナー内蔵可能。

Xcon04

実装

Xcon07

Xcon08

CRYSTALは10MHzにした。

Xcon02

SSGで90.0MHzを入れて、マイナス10MHzの周波数で確認した。

Xcon03

、、、、と支障なく完成。

通算289作目。

基板ナンバーRK-53.

Ans01

QRP-TX基板(RK-52)と ダイレクトコンバージョン受信機のトランシーブ作動。

1Wほど入力できるQRP-TX基板(RK-52)と ダイレクトコンバージョン受信機のトランシーブ作動について。 (DSBでのTRX化)

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改造は不要だが使わない部品が下表のように発生する。

044

受信側の局発は、送信側基板からそのまま持ってくる。注入量は1V目安だが、0.5V~3VであればOKなので抵抗を経由せずに、適正な結合コンデンサー経由(1000PF 等)で受信側へOSC信号を供給。

Drone(ドローン) ⇔ Quadcopterですね。中身はmicrochip製らしいぞ。

Yanagiyurina28

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中国の十八番になったドローンだが、歴史をさぐるとQuadcopterなわけだ

microchip社のbbsにも2010年頃からの書き込みがあるので、pic 16f877あたりが搭載されている。

これは偶々公開されていたpcbデータ。

0037317710432

picの脚数からおおよその推測ができる。バックアップ電池がオンボード。

オイラは機械設計屋なので、ドローン基板をつくる予定はしばらく無い。技術興味はあるのでソフト情報も探ってみる。

ここに有った。

「IC+TRラジオキット KIT-16SP」をスーパー化の場合。RK-33

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LA1600小型ラジオ基板.(基板ナンバー RK-33)

「RADIO ICにLA1600」、「AF ICにLM386」を使った小型基板。

Photo

バーアンテナとポリバリコンはラジオ少年(札幌)で販売している。或いはaitendoでも揃う。

基板はここで扱っている。

◇BAS-600は、そのままでは使えないので、巻き数を変える必要がある。NPOラジオ少年には連絡したが、市場流通品を引っ張っているだけだと判った。対応しない口振りだったので、購入者側での修正が必要。

むしろaitendoの方が仕入れ知識もあるようなので、aitendoからバーアンテナを調達したほうが先々よいと想う。

◇バーアンテナの初期写真。

1次:2次が25mm:2mm位で、2次側の巻長が2mmほどだ。 比率では100:8。これは非常に少ないが、中華製ラジオキットでは よく見かける比率だ。

 

P1010015

058

◇巻き直した。2次側は6回増やした。1次側は0.5巻き増やした。 0.5巻きなしだと中央でトラッキングできてしまい感度ピークが明確にならなかった。 この0.5巻きの意味はそれだけのこと。

バーはKIT-16SPに付属していたものに為った。

074

075

漸く感度が平均的スーパーラジオになった。 

VRを少しあげただけでLM386が入力過多で歪んだ。VRの前に10KΩを入れて半分に音を絞った。

BAS-600を入手して修正するか、もっともバーアンテナはaitendoから入手するのが楽だろう。

バリコンとバーアンテナ間の寸法は感度に影響するので十分に吟味すること。これも豆知識。

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MWでバンド下側の感度が出ない要因は、2次側の巻数不足なことが多いので、巻数比は確認のこと。局発の強弱により、バンド下側感度は随分と差異があるのでトータルで判断。「テストループでSSG波を飛ばして調整」して数値差の確認できる。差は3dB以下のこと。

OSCコイルでは製造メーカーが3社はある。「巻き方向と巻き数は同じではない」ので注意。

メーカーによるOSCコイル発振強度差があるので、よく使うものを決めておくこと。


YouTube: LA1600 nini radio with lm386

2019年5月18日 (土)

「HF QRP-TX基板にどの位の電流を流せるのか?」を確認中。⇒12V x 80mA流せた。

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「QRP TX基板にどの位の電流を流せるのか?」を確認中・

1,電源からは14V供給。0.2A程度流れている。

基板には7812が載っている。

039

2,

エミッター抵抗は22オーム。 そこに1.95Vほど掛かる。電流は80mA程度になる。

12V x80mA ≒1Wになる。およそ1W位は入力できる。

基板の抵抗は1/6Wタイプ。煙も出ずに平常運転。

040

3、

不得意な50MHzでの入力およそ1W時の波形。

041

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SN16913が不得意な50MHzで確認。 final M28Sのエミッター抵抗の電圧から、オームの法則に沿って算出。

038 3.5MHz~28MHzのQRP TXとして遊べる程度の入力はある。 AM/DSBの2MODE.

◇◇

044_2

VHF帯のTX基板(試作)は、到着済み。

big hand syndrome" (because the car acts like there's a big hand pushing you back)

Throttle pedal sensor problem.

トヨタの大問題が英語圏で話題沸騰中。ここ

big hand syndrome (because the car acts like there's a big hand pushing you back)とのネーミングまで貰っています。

タクシー暴走 4人重軽傷 南ア市 4台衝突 「突然、操作不能に」

でも同問題で話題中。ここまで世界中で確認されているので、車両仕様のようだ。はい、勝手にアクセルオンします。

忖度、忖度。

既存の制御ソフトの延長で改良を加えるのが日本企業。 おそらくリセットして別なエンジニアがecu制御ソフトを造りこまないと駄目だろう。それほど酷いと捉えている。

2019年5月17日 (金)

dbm sn16913の使用上限を探る。  TS-811って何。

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先日7MHzでの作動確認した am/dsb- tx(sn16913)。

oscは2sc1906.osc強さは0.28v.

015

受信もokだ。

017

sn16193の使用上限周波数が定かでないようなので、50MHzでの作動確認した。

1,

50MHz帯でoscさせた。

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031

2,

dsb変調波形。icには12v印加。

これよりは改善しない。100%変調には無理、せいぜい40~50%.

アマチュアライクに使用もできない。、、。 搬送波同士のmixも無理。

搬送波の漏れを最小にした折の変調波形:所謂dsb時の波形↓(搬送波50MHz)

033

このicを6mで使ってるメーカーは無いと想うが、 使用上限は30MHz辺りだろう。 

◇◇

搬送波の漏れを最大にした波形(am変調時):am変調波形↓

小信号時でも頭のクリップ(搬送波50MHz)

P1010018

034

 

036

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頭がクリップしている。AF振幅信号と50MHzとの乗算回路では不向きなことが判明。

登頂部のクリップは、搬送波周波数に依存して発生しているので、内部cが悪い方向に影響しているようだ。

オイラ的には、SN16913は30MHz近傍までのデバイス。 それから上はNE612にお任せ。

◇◇

TRIOではTS-811で、 MIXER として 51.8MHzや81MHzキャリアで使っているらしい。こんな実測波形を公開されたら困る可能性はある。しかし事実だ。

2019年5月15日 (水)

オツベルと象

日本と云う国の現状は、

ラジオ :「大本営発表!帝国海軍は○○沖にて敵空母20隻轟沈!敵機1000機撃墜!大勝利!」

空襲警報発令中の地域の人間 :「じゃあこの敵機はどこから飛んできてるんだよ!」

の戦中にも見られたまま。 政府が示すことを信じる/信じない は、己の勝手の範囲だ。

年金のゼニが、単年で6兆円ほど株式に投入されている事実。 これの金額:6万円/1人を毎年支給する方が景気回復になる。 行政は株価をゼニで支えるが費用対効果は最も小さい。公金を市場投入している。すでに社会主義政策を実施しているわけだ。日本は左翼:アカの国である。

 

2019年5月14日 (火)

FM帯ワイヤレスマイク: 水晶発振式の基板領布中。DSP で受信OK.

水晶発振式のアナログ回路によるFM変調です。直接変調タイプです。

LC発振だと周波数がふらつくが、水晶発振だと安定してくる。

水晶のオーバートンによりx3,x4,x5で遊べます。 

ご自分で水晶振動子を選定する必要があるので、「指示待ち人間」には不向きです。水晶メーカーによるLCR成分差/発振強度差も明確にあるので、思考しながらの製作になります。考えて出来る方向けです。

Yanagiyurina70

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テーマ :fundaのcrystalをovertone作動させ、直接変調する。

例えば、26.000MHz水晶を x3 または x4で発振させて、fm変調を掛ける。(x5だと17MHzあたりのcrystal推奨)

サイズはこの位。

053

実装した。

052

通電した。

054

dpsラジオで受信してみた。 101.3MHzで確認できた。crystal x4 の周波数で聴こえている。 osc部のLC同調具合で x3 あるいは x4で受信できる。 x5も出ているはずだが、125MHz近傍のfmレシーバーを持っていない。

051

概ね3mV INで6mほど飛ぶ。finalをRFC負荷にしたのでアンテナ線を触っても周波数のブレは判り難い。ほぼ判らない。

crystal の高次を取りやすいようにcrystalはベースに吊るした。音量VRの開度に応じてMIC-AMP  TRの内部Cが変化するので、周波数がややズレる。実際使う際はVRを連続可変しながら送信するわけでなく、一度合わせるとそれ以降は触らない。その次第にて使用上支障ない。DSPで受信できる程度には安定している。

これは直接変調では逃げられないことのようだ。B-C間のcrystalを吊るすと挙動は少し違ってくる。

AMのベース変調がFM変調になる理由は上記の通り。AMベース変調はオイラは自作していない。 

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VRはこの位置だが、freqに影響がある。

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通算286作目。基板ナンバーRK-51.

crystalにcrが釣り下がるので、osc周波数は低めになる。手持ちのcrystalと相談してx3 あるいは x4で使うように、、、。

「終身雇用は守りません」 by TOYOTA

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toyotaが 「技術者 以外は、終身雇用難しい。」と記者会見済み。 すでに電気大手等では45歳肩叩きが定着している。、、と市井では給料を上げない法則が発動中。

日本の安倍先生が、既稼働中の自動車工場(於:日本)を米国に移転することを約束済み、、。これは報道されていた。

自動車の国内総販売台数はピーク時780万台。 ⇒ 現在は 530万台。、3割2分売り上げ落ちている。

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・富士電機では、 事業所の部長職を役停させたのちに、新しい名刺すら支給しない。 これ、オイラがfa装置打ち合わせにいって、 部長 と線引きされた名刺を受領した経験がある。

・セキスイでも かなり酷いことをしているようだ。ウワサでしかないが、田舎にも聞こえてくる。

定年後の再雇用では、新卒並の給料になる「大手企業」が多数なこともわかってきた。並とは書いたが、新卒以下もあることが聞こえてきている。

・zozoでは 雇用保険掛けてくれるのか不明。正社員を雇用して労働者の生活を守ることが企業に求められている。

 もともと労働の対価として、「生活の質の保障含む」のだが昨今忘れている。

オイラの属する会社では約款上定年について言及していない。当人が望めば70歳辺りまで正社員だ。技能を後輩に教える必要があるので定年はない。新卒並に下がることは皆無だ。体が追い付かなくなるので70歳を一つの目途にしている。

2019年5月13日 (月)

ラジオ回路図での「VCはVaricapですね」の迷質問

Variable capacitorの事をバリコンと云う。 米国圏が variable  condensor と云う。 記号では頭文字から取った VC になる。 戦後直からそのように日本国内では表記されている。この表記歴史は70年を超えた。

・ピエゾ技術が進んだので 電圧可変による Variable capacitor(VAC)が出現して長い。村田製がいいと想う。

・VACと似た挙動するデバイスに Vriable capacitor diode がある。略はvaricap。 1960年代後半から実用化されている古典的デバイスになる。

・オイラはバリコンはVC。 バリキャップでは、字数が許せばVaricap、文字数が苦しくてもVcapの4文字では表示している。

過日も 「VCと記号表記されているバリキャプの処にどの位の電圧を掛けてよいでしょうか?」との迷質問を受けた。

まてまてバリキャップはVARICAP1, VARICAP2 と明示している。「VC」 と 「VARICAP」では文字数からして異なる。これも「上級向けのハードル」を自発的主体的に乗り越えてきたお方からの迷質問だ。

「DC機のOSCは赤コイルですね。高周波段コイルに何を使えばよいでしょうか?」との謎質問

「ダイレクトコンバージョンはヘテロダインではありません。」と当たり前のことを記する。

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・ダイレクトコンバージョン基板を購入された方から、「OSCは赤コイルですね。高周波段のコイルは何を使えばよいでしょうか?」との迷質問が確率2割で届くのが実態だ。

・やりとりで判明したことは、「ダイレクトコンバージョンのしくみを知らない」ようだ。中波ヘテロダイン用トランジスタOSCコイル(赤ペイント)を使いたいと申された。「OSC周波数  イコール  受信周波数」を知らないことも判明した。その水準で上級(自称)だそうだ。

・この時世ならば、調べればわかる基礎話を、わざわざ問合せしてくるのには参った。どうも30~60代で問合せしてくるようだ。

・ダイレクトコンバージョン受信基板には、「中級向け」「上級向け」と明示して此方では技術技能ハードルを設定してある。その「中級向けハードルを自発行為にて主体的・能動的に乗り越えて、ビギナー水準のことを問う」てくる。 恐らくは刊行本も読まずに半田工作し続けているんだろう。まずは知識を深めることをお薦めする。

・オイラにしてみりゃ、「中級ハードル超える力があるとご本人が思っているので、初級話を教えてしまうととても失礼にあたるだろう」と思っている。

・既報のように統計で明らかになっているが、日本語理解できない方々が日本人比率で7割存在する。それに帰属している可能性もある。

・HAM 向けダイレクトコンバージョンの 日米初の記事はこれ。as published in QST, February 1988.これが原典ゆえに必読のこと。

・初めてDC機を造る方むけには、初心者用DC開発済み。

◇◇◇◇

箸の上げ下ろしまで逐一指図されるのが「安心」と云う方々には、ラジオ工作は不向きです。己の頭で考えることが出来る人を対象にしてます。

ラジオキット2P3,COMET40等を支障なく鳴らせる水準は必須。

オイラはここで明言しているように、お利口ではない。技術レベルは中級だ。

設計の質低下は、「もの造り⇒治水・治山事業にも及んでいる。」

・過日、河川・砂防の土木工事を工事を発注する側と雑多な話に及んだおりに、「cadが浸透して図面のコピーアンドペーストが楽になったので、 深い考察がないまま切り貼りするコンサルタント会社が主流になっている。A工事+B工事の工事繋ぎ部の図面がないものが時折提出されてくる。」と発注側が申していた。

 いわゆる「土木設計の素人化が進んでいる」と申されていた。

・「その図面は奇怪しいですね」とコンサル社内で云う方が定年退職されて、図面の質が下がっていると嘆いていた。 公共の治水・治山工事を行うにあたり図面通りの仕上がりが要求されているが、その図面が奇怪しいので発注元も受注側も非常に困っている。

・設計の質低下は、もの造りだけでなく、「治水事業にも同様にある」

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さて再び氷河期に突入しているわけだが、日本の大手報道系からはその事実報は無い。

「氷河期は、気温の上下が大きく通年ではわずか1度程度気温が下がっていた」と研究されており、現事象は氷河期モードになる。

異常気象と呼ぶのは間違い。 氷河期の入り口に立っている。

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オイラの本業はFA機械設計屋です。

2019年5月12日 (日)

デバイス CA3028(和名 TA7045M)。CA3028をライセンス生産したのがTA7045。

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IFに使えるデバイスにCA3028がある。このライセンス料を支払い製造されたのがTA7045だ。つまり正規コピー品がTA7045だ。

欧州・米国ではMC1496並みにポピュラーなICなので、入門書にもMC1496同様にデータシートが丸ごと掲載されている。東亜細亜ではTA7045として有名である。

Sl400

・CANパッケージ品でリリースされていたのが、時流に載りDIPパッケージはCA3028AESOICはCA3028AM96でリールにて現行販売されている。

 CA3028AM96はまず見かけない。

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・そのCA3028は東芝からTA7045の型式にて販売されていた。東芝品が製造終了になっても開発元は1999年にフラットパッケージのリール品を販売している。左様なわけでCA3028は多数市場にある。

TA7045搭載品では、ケンプロのスピーチプロセッサー KP-12Aが有名だ。(KP-12はダイオードでMIXER)

余談だがLC7265は10万個ほど中国に在庫がある。このCA3028AEも10万個以上在庫がある。

CA3028を使った変調ものの実験中。

KP-12A同様の回路にして、まずデバイス特性を探る。

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変調は掛かったがダブラーモードのようで、音が倍音で聴こえた。おいおいと確認する。

上下の伸びが異なる。何か補正方法はないか?。 

MC1496だと「外部抵抗の値で調整する」。MC1496のような信号取り出し方法がベストだろうが、「IC内部起因のアンバランス」補正しつつ同調コイルで取り出すことは無理か???

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 ③

AF信号をもっと入れると波形稜線が割れた。KP-12Aでは変調デバイスとして使ってはいないので、設計仕様としては良いのだろう。

キャリアはssg値で100dBu信号だと歪む。メーカーデータシートでは「7番ピンに+Vccがかかる」図面があるが、もう少し低いのが良いように想う。

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、、変調デバイスとして使えそうな気配なので、いま実験中。

追記

・ケンプロの回路じゃ駄目ですね。

・回路を変えたら、とても具合よく使えた。ケンプロさんもっと研究してほしかった。 

2019年5月11日 (土)

マイクコンプレッサー回路。

自民党のおかげで、賃金の統計が下がって好景気になってる。

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自民党に感謝する階級は、上級国民だけだろう。

忖度、忖度。

極め付きは、「実態は正社員数減少、パート労働者数は上昇。これは、正社員が低賃金のパートに置き換えられているだけ」

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予想していたよりは電圧制御が難しい。 

「すでに公開されている回路では、どの電圧まで下がるのか?」が謎であるが、目下2.6v近傍までは下げれた。 特性グラフでは-40dBの辺りになる。粗計算ではcomp量は40dBとれるぽい。

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上のように回路を直して 第二回プロト基板手配になる。

バリキャップをラジオに使う。バリキャップは低Qだが局発になら使える。

2016年9月13日の記事に追記した。

・ラジオ基板のOSC回路にバリキャップ配置したものについて、「バリキャップ型式の問い合わせがある」ので記する。(LC計算はラジオ工作の基礎教養だと想うが、問い合わせ増加中の不思議).

通電時間の経過ともにCが動く性質のデバイスなので、安定しない同調を好む方向けである。 オイラはクラリファイにしか使わないけど、、。

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「オイラからみて可変したい周波数幅が判らず」なので返答のしようが無い。 図中に6v(5v)の3端子レギュレータがあるが、バリキャップの特性上8v近傍が良いならば、9vの3端子レギュレータを使うこと。

1,ネライの可変範囲(Δfreq)を決める。

2, そのΔfreqは何pf(Δcapa)に相当するのかを算出。既にコイルとC7があるのでそれを含めて⊿capa算出。

3,Δcapa と 結合c(C85) との塩梅から、求めるΔc(vari)を算出。 c85の増減も必要。

4,可変印加電圧範囲(Δv)を決める。⇒R81の値も算出する。VR2は微電圧調整用。

   バリキャップの特性に左右されるが「3V⇔5V近傍」が使い易い。

5,Δc(vari)とΔvから  Δc(vari)/Δvを算出。

6, 上記Δc(vari)/Δv から近いバリキャップ製品をspecシート確認して選ぶ。

流通しているバリキャップ品から⊿vを算出してもよい。若松さんにバリキャップ多種類あるのでお薦め。

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「バリキャップは低QゆえにOSC強度も低下する。⇒感度は下がる方向」。したがってバリコン推奨と回路図に明示していることが多い。あえてバリキャップを使いたい方が、「バリコン推奨のオイラに問い合わせ」をしてくるのは、随分と不思議。

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・ラジオではバリコンのQ或いはアンテナコイルのQが話題になる。 それぞれ電波を受信する肝なことはご存知だと想う。

「バリキャップのQは、バリコンと比べてどうなのだろう?」と調べると、劣ることがよく判る。データシートでは数値公開されている。Qが低くて感度劣になる。受信した信号系にはちょっと使えぬが、局発には使える。

・時折、バリキャップを受信同調に採用した自作ラジオで、感度が足らない旨の製作記事を見かけるが、それは至極当然のこと。Qが全く違う。

Qは空間占有体積にも左右される。「Qの算出式を見ればバリキャップは直列共振 それとも 並列共振で使うべきデバイスか?」が高校生でも判る。

・「エアバリコン VS ポリバリコン」のQの差異も確認しておくことをお薦めする。

・「スーパーラジオでQが低いバリコンを使うとどのような症状になるか?」はWEB上に答えがあるので、一読をお薦めする。

・ラジオでクラリファイが必要な時にはバリキャップを使えば良い。容量が小さくて、可変比が2倍程度のものが短波ラジオでは使いよい。WEBでみると若松にだけ取り扱いがある。

・オイラの短波ラジオのクラリファイはバリキャップに任せている。

昭和25年頃のO-V-1

2019年5月10日 (金)

中波を同期検波(自作ラジオ)で聴こう。 続

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・開発系が遅々としている同期検波ラジオA案(アナログ:LC型同期検波)。4046は使わない。

オイラのsiteはアナログ系が主流なので、あえてアナログで計画中。 

デジタルならば簡便になる。B案ではラジオとして鳴っている。B案ならばシルク訂正し領布できる。

・A案プロト基板は20枚ほど配布済み。 技術レベルをそこそこ要求する基板です。局発レベル、IFTゲインのバランス。90度移相の信号強度。、、まあ、オイラよりも技術が上ならば楽勝かもしれんが、オイラは苦戦中。

P1010021

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B案での為り具合をUPした。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

B案基板はRK-67

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synchronous detection: homebrew, trial.

このICで同期検波ラジオをつくるのが最も簡単だ。 4046は不採用。


YouTube: synchronous detection: homebrew, trial

RK-118にて領布中。

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A案は 「同期検波ユニット基板」で領布予定。

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他テーマの進捗。

1, AN829コンプレッサーの制御部は 整流した電圧を利用することにした。極一般的な方法に落ち着いた。

2, CA3028は届いた。 AF帯等の低い周波数で乗算させたい場合のデバイスとして優秀のはず。

KP-12Aと同一回路にしたら波形が割れた。乗算回路ではあるが、変調向けどうかの確認中。

・NE612は設計中心が45MHzなので455kHzプロダクト検波は非常にマイナスゲイン。過去の開発経緯からta7320,ta7310もマイナスゲインなことが判明している。 

AM変調 ワイヤレスマイク基板 キット (自作):中波帯、短波帯。

DBMのデバイスは10種類以上市場にある。 現行品のひとつNE612でAM変調を掛けた。DBMなので深くて綺麗な変調になる。 C級作動によるトランス変調より波形は美しい。

自作経験の浅い方向けに、NON調整だ。ICはICソケット利用なので、部品方向を間違えたら刺し直し。とは云っても通電前に向きは確認必要だ。

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NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) キットはyahooにて出品中です。

Ne612tx08

Ne612tx06

612tx01

Ans01

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注) JH4ABZ氏に再現性確認をしていただいた。

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「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だと中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くので7MHz等の目的周波数に合わせる。

◇AM変調波形。

Ne612tx02_2

飛ばしてラジオで確認した。

・右が注入信号。左がラジオでの受信波形。15cmほどのアンテナ線時に、1mは飛ぶ。飛びすぎはNGなのであえて抑えてある。

・mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

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過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。

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サイズ確認。

056

Ne612tx03

主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

LC定数は中波帯なので目的周波数に合わせてLC定数は変更。

Ne612tx01

変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整は放送局のない処でoscさせること。

スマホ等の入力ok。 スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

キットはyahooにて出品中。ne612で検索。

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ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

060

061

今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

Ans01

2019年5月 9日 (木)

短波ラジオ向け AM ワイヤレスマイクキット。

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①LCによるosc波形(自励)。

S042004

②AM変調波形。 綺麗だ。NE612より綺麗だ。

VR-MAX時、1.2mV入力で過変調になる。 

S042006

③真空管ラジオで受信してみた。 至って普通に聴こえてくる。

飛びはアンテナ次第だ。finalに電流を沢山流すと飛び過ぎになるので軽い動作でお願いします。M28Sは100mA程度流せるので、軽い動作でお願いします。 

短波なので室内ノイズが少ない。SNよく聞きたい場合には短波帯はgoodだろう。

S042007

ケースに入れてみた。

S042008

基板キット。

S042010

くれぐれも飛び過ぎに注意願います。

Ans01

2019年5月 8日 (水)

3端子レギュレータの実力を波形で確認。整流リップルは減少するか?(再掲)

◇◇2017年2月18日 (土)の再掲。

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ここで、ヒーターAC6.3V倍電圧整流の波形をご紹介した。

乾電池駆動時にノイズを撒き散らしてラジオには使えない3端子レギュレータがあることもここで紹介した。

オイラは御馬鹿なので3端子レギュレータの実力を疑うことにした。 ノイズ発生装置になる3端子レギュレータは選外になる。しかし日本の大手メーカーの大部分は残念ながら選外だ。

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◇平滑回路4段にしてみた。

3端子レギュレータよりgood波形が確認できる? or 出来ない?

どうだろう?

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本ラジオに載せる「デジタル周波数表示器」は「供給ラインへのノイズ流出」のほぼゼロのこれ。0.01mVほど漏れる

①以前の写真をもう1度up

ヒータ6.3Vを倍電圧整流したあとに3端子レギュレータ(9V)を入れている。負荷は2sc1815が2個なので5mAも流れない。整流は半導体ダイオードを使用している。

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発振はしていないが、この3端子レギュレーターは230kHzで発振していた型式の1Aタイプ。あの時は乾電池駆動だった。これは等価回路も公開されている大手メーカーのものだ。

今回は発振なし。あの時は発振。同じ型版シリーズで流れる容量がちがうだけなのに、、、。

等価回路が同じでもウエハーに形成されたランド幅が異なると浮遊C?も異なってくる。回路図だけでは性能を評価しにくい分野でもあると想うよ。

②3端子レギュレータ無しの「平滑回路39Ωの4段」では?

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VTVMでの数値は下がっている。レギュレータ無使用で3割ほど改善されている。スパイク形状のピークは同じようだ。3端子レギュレータ時よりは、波型の波形(リップル)は、この方が下がっている。 面積比較するとより判りやすい。

スパイク形状対策はオイラが中学生の頃から雑誌に掲載されていたので、公知の方法である。オイラがいまさら書くほどの事はない。

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負荷次第だが、この位の電圧になった。今は2SC1815が2個。

③330Ωの3段+680Ω1段。 

ここまで改善された。

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VTVMの針が映っていないので0.5mVより小さいようだ。

CとRで構成した方が、3端子レギュレーターより20円程度安くつく。 

廉価で効果ありなら、3端子レギュレータの出番は遠い。カタログでは「55dBほどリップル改善されるのが3端子レギュレータの性能」らしいが、オイラの実験(整流リップルの大小)では ほぼ無能に近い。

実験室で行なわれるデータ取りは実環境と異なるので「チャンピオンデータ」と呼ばれている。この用語は、エンジニアなら聞きなれた言葉だ。この3端子レギレータは残念ながら日本メーカーである。 

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③9V出力にする抵抗を少し探ろう

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68Ωの4段にした。 これで初期(3端子レギュレータ使用)よりはリップルが確実に低い。負荷は2SC1815が2個ととても軽い。

10.7Vなので 正規な負荷をつけて追い込めばよいだろう。

3端子レギュレータは整流後のリップル減少にはほぼ効果がないようだ。材料費では3端子レギュレータ使用が高コストになる。

上の写真たちでは、VTVMは3mVレンジ。

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公開されているSPECには上のような表がついていることが多い。本レギュレータのは等価回路も除去率表もなしだったので上記表は借りてきた。

表からはそこそこリップル除去できるらしいことが載っている。実際にはこの実験のようになった。

SPEC表と現実とはかけ離れている。これは明らかに乖離だね。

◇追記。

このメーカーの公知情報では、120Hzでもそれなりに減衰するらしい。

AC整流後のリップル除去をねらってつくられていることが公知内容から分かる。100Hzあたりが減衰量maxになっている。

 ただし「Vin-Vout」として 「8Vdc+3.5Vrms」 で計測されている。 仮に9v出力ならば、12V入力と低電圧印加ではspec表の性能がでないことになる。概ね12Vほど目的電圧に加算した電圧時にはSPEC表になるようだ。

むしろオイラがほしい情報としては、この結果に至った実験回路(整流回路含む)を知りたい。取り分けコンデンサー型式を知りたい。コンデンサー型式による差もおそらくメーカーは計測しているだろうと想う。

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オイラの実験は、電源トランスからACを倍電圧で整流し、それに3端子レギュレータを前後コンデンサーとともに使っただけだ。

◇整流リップルの減少具合についての実験ゆえに、上記のように波型のリップルについて大小を言及している。スパイク形状に注目して理論を張る方が居られるが、 文字列を確認してほしい。表題も一貫して整流リップルとなっている。リップルでない波形の減衰効果について、「ある or ない」とは言及していない。魚拓で確認してもらっても、リップルでない波形は言及していない。「むしろスパイク波形のピークはおなじようだ」と記してある。その上でリップルについて言及している。

話題の中心にないことを、言及してくるのはご本人の勝手ではあるが、「日本語理解力がどうなのか?」。、、と

◇ラジオに組み込むので、電池駆動時にノイズ発生源になるメーカーは当然に選外になる。使えないゆえに、使えない製品データシートに目を通すことは稀だ。日本製でノイズ発生源にならないメーカーは1社だろう、、と其のメーカからは等価回路の公知はない。わざわざノウハウを公開することを優秀な企業は行わないので、まあ当然だろう。

◇ノイズ発生源になる3端子レギュレータを使うのもご本人の勝手である。

◇海外製品も含め、等価回路が非公表な製品は今の処ノイズ発生源にならない。「これはどうしてだろう?」、、、と。逆説的に述べると、等価回路公開の3端子レギュレータ品は使うに値しないだろう、、と。

◇不幸にして電波ノイズになる3端子レギュレータを買ってしまったら、潔く捨てることをお薦めする。オイラは捨てた。

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2012年には真空管用+Bにおいては、CRによる平滑回路で

リップル率=(リップル電圧/定格電圧)x100(%)=0.00085V÷90V=0.00094%を確認してある。

詳細はここ

それを読まない方もいるようなので、再掲しておく。

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