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真空管ラジオキット(COSMOS)  GT管 5球スーパ ー (6SA7+6SK7+6SK7+6SQ7+6V6) Feed

2013年3月17日 (日)

レイアウト確認中、少し前進⇒5球GT管ラジオ(COSMOSブランド)

千葉OMの掛かれた本が、YAHOOに昨日も今日も出品されていましたが、

興味がないのか? 読む側の知識が欠乏しているのか? 意外なほど不人気ですね。

通年通しても3~5冊程度しか、YAHOOで見る事がないので、

千葉OMの書かれた本は、揃えて置くことをオイラは薦めますね。

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検波に6H6を使った 6球GT管スーパーラジオも製作しました。⇒記事

COSMOS キットの製作一覧 ⇒セミキット  一覧

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COSMOSブランドのセミキットを触ってます。

オイラの環境は、ローカル放送の上下にジャミングがあるので、IFTのキレが重要になります。

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で、もう1段IFTを置くと455x2=910khzが回り込みそうなので、「IF3段にするか?」思案中です。

6BY6⇒6BJ6⇒6LM8(PEN)⇒6LM8(TRI)⇒6AQ5かな、、。

6LM8を使うとAVCが掛けられるので多分、この4球構成になると想います。

6AZ8は高いので、6LM8はお薦めですね。ほとんど出品されませんですが、、。

6BY6も、多少は人気が出てきたようでオイラが本Blogを始めた頃に比べて、相場が上がってますね。

2013,Mar,10th 追記

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ソケットを換えてみました。

2013,3,17追記

少しは前進しました。

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↑まだ、アンテナ周辺が残っています。

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★「鉛フリーのハンダ」に成ってから、半田のノリが悪くなっているのは、半田業界の常識ですので、 昔の半田をお持ちの方は、大切に使ってください。

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2013年3月20日 (水)

GT管の調達中

配線終了はしましたが、う~ん、球の手持ちがなかった、。

6SA7⇒6SK7⇒6SK7⇒6SQ7⇒6V6のつもりだったが、

6V6はメタル管1本しかなかった。

6SQ7も数本、行方不明。

これから、ガラス球の調達ですいね。

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SP端は、モレックスの2Pにて、本体へ接続予定。

ムギ球も12V用しか見当たらない、、6V用はどこにしまったやら、、。

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2013年3月30日 (土)

IF段~AF段はOKでした。GT管ラジオキット。6SK7,6SQ7。

COSMOSブランド セミキットのGT管ラジオの続きです。

6V6はMADE IN CHINAにしました。五麟貿易さんから購入です。

SW ONさせるとブーン音が聞えてきました。

調べると「ヒーターの配線が放つ60Hzノイズ」を見事に拾うので、

ヒーター回路にダイオードを入れました。

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ダイオードには、セラミックの0.1μFと0.001μFをパラ付け。

ヒーター(トランス)⇒ダイオード⇒6800μF+0.2Ω⇒4700μF

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ヒーターラインの波形。こんな波形でも、聴感上はよくなったので不思議ですね。

で、SGから信号を入れて、調整開始↓。

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IFT-Bの感度ピーク。

この435Khzが感度ピークになるので、、、、??。

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↑中身はこうなってました。パラフィンで固めてあります。

フェライトコアが上下動作する箇所は、紙製ですね。

で、手持ちのIFTからサイズ面でよさそうな、「シャープ製のIFT」に換装しました。↓

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+Bは電源投入時のラッシュで340V, 下がってきて安定電圧250V。

6SA7だけは軽くして、175V印加中。SGは80V。

↓アンテナ端にSGで信号をいれました。

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455~456Khzに合いだしてきました。

SGから8dbも入れるとSPからは変調音が聞えてくるので、

IF~AF段はOKですね。

で、局発の6SA7の挙動が「軽度の発振」状態なので、

これから、原因を調べます。6SA7のSgへは80V印加です。

6SA7は初めてなので、まだ挙動がよく理解できていません。

★SGの電圧を下げて行って確認中。可変範囲が広いことに気つきました。

バンド上限が2000Khz。

下限は600Khz近傍で局発停止。

(バリコンはもう1/4回転入るので、恐らく下限は450~480近辺になる)

いままで手掛けた真空管スーパーラジオの中でも、ワイドです。

加えて、SG電圧が80Vだと過発振するので、6BE6に比べると結構電圧はシビアなのかも?、、、。

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2013年3月31日 (日)

455Khzをテストループでいれてみた。 GT管中波ラジオキット

GT管ラジオキットは、まだ完成してません。

↓アンテナ側コイル(バーアンテンナ)のコイル位置が中央

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↓局発のFreq

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↓アンテナ側コイル(バーアンテンナ)のコイル位置が左寄り

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↓局発のFreq

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局発の周波数が動くんだよね、、。どうしてだろう??

局発コイルを触ると、感度が動くんだよね、、。

挙動が未だによく判らないので、使い慣れている親子バリコンに換装してみた。

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↑バンド下限が650Khz。バンド上限が1950Khz。バンド幅だけは取れているけど、、

コイルの挙動が逆なんだよね。何を間違えているのか??。

逆接続にしたら、何にも聞えないし、、、。

親子バリコンに換装したら、oscの発振電圧は5倍強くなったけどね。

う~ん、どうしてだろう??

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↑455Khzをテストループで飛ばすと、しっかり聞えてくるので、

6SA7周辺がまだ???です。

で、バリコンを430pfの2連に戻し中。

追記

一段目のIF球6SK7の+Bラインを替えたら、正常動作になった。

旧)平滑回路⇒3.9KΩ⇒6SA7 & 6SK7

新)平滑回路⇒3.9KΩ⇒6SA7

  平滑回路⇒6SK7   に替えたら正常になった。

どうも「3.9KΩに6SK7もパラに吊したので、電流が細くなっていた」としか思えんですね。

現在は、他の球は230Vで動作させているが、

6SA7だけ3.9KΩを入れて200V印加にしてある。

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↑430pfの2連バリコンに戻した。

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↑今の処、バンド下限は510Khz。上限は2150Khz。

6SA7のSGは50V。 

落ち着いて調整してみます。

mT管と比べてどの程度聞えるのか?、、、。

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2013年4月 6日 (土)

波形確認中です。COSMOSブランド GT管ラジオ。6SA7,6SK7,6SQ7,6V6。

GT管スーパーラジオの続きです。

SPとの接続は、モレックスの2Pを使います。

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受信バンドは512Khz~1750Khzにまとまりました。

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↑20pfのトリマーを、

局発側とアンテナ側に、其々パラに入れて感度調整と、バンド幅調整を行いました。

(バリコントリマーではカバーしきれませんでした)

6SA7のSG電圧は70Vにしてあります。

本当はもう少し電圧上げたいのですが、IF段が悲鳴を上げるので70Vにしてあります。

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↑IF段の6SK7のSG抵抗は56~68KΩがベターでした。

「IF⇔6SK7」の距離が近くて、56KΩより小さいと発振してしまいました。

SG抵抗が33KΩにできるともう5db(1球あたり)くらいは、ゲイン増やせますが、

本ラジオは「IF⇔6SK7」の距離が近くて、ちょっと無理でした。

★ヒーターのDC化は、耳が悪くなったので、辞めました。今はAC点灯です。

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最終確認中。

レイアウトの制約がゆるせば、「IF⇔6SK7」の距離は離したいですね。

★構成

局発⇒6SA7

第一IF⇒6SK7

第二IF⇒6SK7

検波,AF⇒6SQ7

AF⇒6V6

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2013年4月 7日 (日)

COSMOSブランド GT管5球スーパーラジオの 初期回路図   6SA7,6SK7,6SK7,6SQ7,6V6

風の強い一日でしたね。

GT管ラジオは、まとまりましたです。(COSMOSさんのミニチュア管用キットをGTソケット化してます)

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↓初期の回路図

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普通の回路です。

中間周波数増幅は2段です。6SA7のSGは90Vにしました。+Bは少し下げてあります。

「6SK7⇒IFT⇒6SQ7」の回路が一般的ですが、

「6SK7⇒チョーク負荷⇒6SQ7で検波」にしてあります。

前記のように6SK7のSG電圧を上げれなかったので、

これに比べて、10dbほど劣ります。

★OSCコイルは、ラジオ少年領布のOSC-115

バーアンテナは、ラジオ少年領布品を転用。実測は概ね280μH。

2013Apr,27追記

低域強調の音だったので、回路訂正しました。⇒ここ。

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IFTがA,Bの2個だと「中間周波数増幅は1段」が普通ですが、

IFT-A,IFT-B,チョークの構成で2段増幅にしてあります。

6石トランジスタラジオだと 中間周波数増幅が2段なので、

オイラのような田舎で真空管ラジオを聞くには、「中間周波数増幅が2段」は必要ですね。

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2013年4月27日 (土)

GT5球スーパーラジオキットとAVC (COSMOS セミキット完成)

先日、完成したはずのGT管5球スーパーキットの続きです。

民放を聞いていても、どうも音がおかしくて違和感があるので、
今日はいろいろと確認してました。
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①まずfreq特性。
2極管部を使った検波は、初めてなので、まずは確認。

まだまだ球の経験が浅いオイラです。

SGに外部変調をAF発振器から掛けて、可聴特性を測った。

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↓120Hz変調をSGに掛けて、まずVTVMの振れが同じになるようにラジオのVRをあわせた。

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3Khzの変調にしたら、こんなにも垂れていた。20db近く高域で下がっていた。
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「低域が強調されている」現象なので、 改めて回路図を眺めてみた。

6AV6や6SQ7を使った標準的な検波回路のつもりなのだが、、、
よく観ると、「検波負荷(500KのVR)にAVCの時定数が並列に入っている」のが一般的なことに気付いた。
「CとRでの共振点」が出てくるので、値の大きさから低域が強調されるのもうなずけた。

違和感の原因もわかった。

オイラがいつも使う「ダイオードによる倍電圧検波回路」は、特性がここまでは酷くないんだよね。


②AVCの回路を切り離して、3Khz変調で測定してみた。

4~5dBのダレで済んだ。 改善度は15db近くかな、、。

民放を聞いても違和感がない。

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推察通り、AVCの時定数が 音の特性に影響を与えていたのが、測定確認できた。
2極管部を使った検波は、AVCとは切り離して使うことが測定結果からも必要なことがわかった。
③配線をやり直した。
回路図を改訂したものをUP。

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回路から落ちてますが、heptode tubeのSGに0.1μFを吊り下げてください。

(発振の切っ掛け用です)

バイアスも良く無かったので、数値変更した。

AVCを別回路にして、ようやく普通の音で放送が聞えるようになった。

バイアス点と、各球のSG電圧は図中参照のこと。

WEBサーフィンすると、USAの回路で、AVCと信号用に別々に使用しているのも幾つか見つけた。

「2極管部での検波」を学習した一日でした。

★ラジオの耳では、バリコンの大きさも重要。

バリコンの表面積(空間占有体積)が大きいほど、放送電波をキャッチできる。

バーアンテナのフェライトコアの大きいサイズのものが、小さいサイズより耳が良いのと同じ理由。

自作真空管ラジオの回路図は、ここ

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「COSMOSさんのミニチュア管用セミキット」をGTソケット化して、鳴らしてます。

造って面白いキットをリリースされているCOSMOSさんに感謝しております。

「不器用でケースが造れない」オイラは、とても助かっております。

1947年発行のラジオ回路図(USA)を見ていると

6SA7は 「1st DET (第一検波)」の表記が MIX表記より多いですね。

6SQ7は 「2nd DET & 1st AF」の表記になってます。

ヘテロダインは 「検波」と呼ぶのが、時系列的に正しそうです。 

2016年1月追加

本ラジオは北海道の函館に嫁入りしました。

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デジタル表示式5球スーパー

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超再生のキットはあるようでないですが、

超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事

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★検波に6H6を使った 6球GT管スーパーラジオも製作しました。⇒記事

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レフレックスラジオの前段にRF増幅をつけたラジオも造ってみました。

 プリRF付きレフレックス5球ラジオ

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2013年11月 9日 (土)

バーアンテナのコイルを換えてみた。GT管5球ラジオ

バーアンテナは長いほうが、占有空間体積が増えるので、

その分、耳がよいのはご存知ですね。

で、今日はバーアンテナのコイルを付け替えてみた。

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不器用なオイラが巻いたので、出来栄えはそれなりです。

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以前よりは、耳が良くなった。1.5dbほどだけどね。

トラッキングがクリチカルでなくなって、ブロードになった分だけ合わせ易くなった。

「フェライトバー+アンテナコイル」で捉えた電波を

効率良く電圧に換えるには、アンテナコイルの占有体積(表面積?)も

重要なことを今日は学習した。

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GT管ラジオならば、オールメタル管のIF3段ラジオ。⇒記事

トランジスタラジオ並に聴こえる。

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cosmos のラジオキット達製作記事

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2015年7月 3日 (金)

COSMOS ラジオキット GT管 5球スーパー

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2013年の製作品に手を加えた。

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AVCと検波は別経路にした。⇒歪み面で有利との先人達の教え。

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6SQ7はカソードバイアスのまま。⇒高グリッドリークバイアスより音は良い。

電源トランスはワンサイズ落とした。それでも240V 45mA流れるので 6SA7にとってはまだ電圧が高い。

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YAHOOに出品した。

出品中の商品はこちら

2015年12月16日 (水)

タイトルは「おんな城主 直虎」

NHKの2017年ドラマ。

タイトルは「おんな城主 直虎」

 遠江井伊谷(現静岡県浜松市)の当主。

cosmosさんは、「直虎」研究の第一人者と言うことのようだ。NHK製作側からのコンタクトも回を重ねているようだから、字幕には、名が出るだろう。


YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2016年9月17日 (土)

ガラスの6SK7。 (6SK7-GT)

さて少し考えてみよう。

 6SK7-GTの1番ピンの接地の必要性は、動作点に依存する。 至って軽い動作なら浮いていても支障はない。しかるに「mustで接地」ではない。実際に電子が飛びかうエリアは格子形状の金属で覆われてはいるが、目視で確認できるようにそれは接地はされてはいない。フローティング状態でどの程度の遮蔽効果があるかは、田舎者のオイラにはわからん。

教科書的思考しか出来ないタイプには、理解できない分野になるかも知れんな。

DATA SHEETによれば、6SK7のno,1ピンはshell。 6SK7-GT/Gの場合はbase sleeveに結線されている。

6SK7-GTではno,1ピンは管内結線されておらずbase sleeveに管外結線されている。base sleeveは英語を学んだお方ならベーススリーブと楽に読めるはず。先達への敬意も含めて「ベーススリーブ」と正しく呼称することが後人の取るべき道である。間違った呼称するのは勝手だが、日本語まで亡ぼしては駄目だ。

マツダの日本語データシートによれば、base sleeveはベーススリーブの日本語になっている。やはりメーカーのエンジニアは正しく呼称している。「ベーススリーブ」以外の名をつけているとすれば明確に歴史に反する。

ghost in the shellはオイラも好きな映像だ。shellはそういう意味だ。

 6D6を銀紙で包んで実験すれば遮蔽具合の傾向はぼんやりと判るとは想う。

どなたかの実験挑戦を希望する。

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ST管の6Z-DH3Aの「ヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか?」が
先達によって書籍化されていますので、ご一読をお薦めします。

「球から出るハムの対策」⇒

http://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Radio/Other/6ZDH3A.pdf

2016年9月25日 (日)

プレート検波。グリット・リーク検波。 2極管検波。 検波考。歪み率。

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同調回路のQ プレート検波で検索すると、深い情報も見つかる。

オイラのような機構設計者が、弱電検波回路に言及するのは身の丈を超える。プロの電気回路設計者が数値式で、プレート検波を解析してくれると想う。

繰り返すが 先達の本を読むように、、。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

上の動画は再生式ラジオで受信周波数をデジタル表示させたもの。今のところ日本では初めてらしい。

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昭和30年代のとある「初心者向けtext」からごく僅かお借りしてきた。 初心者向けなので、お馬鹿なオイラにも理解できる。

歪み率に注目しよう。

①プレート検波

「一部では音が良い」との記事も見かけるが、「真実はどこにあるのだろう」と初心者向けtextで確認した。

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上記図のように,歪み率はほぼ10%以上。よい処で8%。 この歪数字で音が良いと言われるのは、流石に腰が引けてしまう。

入力を1.5~2.5Vで使うと8~10%の歪みに納まりそうだ。

球で増幅している分、outは出る。

1V 入力ならば20V出力なので 電圧は20倍(26dB)と,ずばり球1個分の増幅度。

②グリット・リーク検波

再生式ではポピュラーな検波方式。

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注目の歪み率は、プレート検波よりも小さい。半分というか1/3というか確実に歪みは小さい。

入力を0.2~0.4Vとし、グリット検波使うと歪み率は2~4%。プレート検波では歪み率10%。あなたはどちらを使いますか?

0.1V 入力ならば1.5V出力なので 電圧は15倍(24dB)の増幅度。プレート検波よりやや増幅度が落ちているが定数次第だろう。

③2極管検波

スーパーラジオでお馴染の回路。

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1Vも入力させると、歪み率は1%以下になる。 プレート検波、グリッド検波より1桁以上goodだ。

入力10Vでも3Voutゆえに入力レンジは 他の回路より広い。

2極管検波の信号を25dB程度増幅すれば、出力レベルはgoodになる。

  試算すると、           

★1   2極管検波+6AV6増幅  1v入力+25dB増幅 ⇒ 出力20v 歪み1%

★2  プレート検波         1V入力    ⇒ 出力20v 歪み9%

どちらを選ぶかは、お好みによるが、歪みの多いものを選択するゆとりはオイラには無い。

初心者むけTEXT」には基礎情報が載っているので、入手し読むことをお薦めする。

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複合管の登場以前ならば、グリッド検波 VS プレート検波で回路検討するのだろうが、6Z-DH3Aや6AV6のような複合管が市場登場したので、「2極管検波+3極管増幅」が歪み率と音量面からもgood。

以下、ラジオ工作の基本だが

①加えて、検波回路とAVC回路は其々別にすること。 

②IFTの直後に検波素子を入れるとIFTのQが下がる

③6AV6,6Z-DH3Aのヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか? ここ。

オイラのサイトの訪問者は上記3点 ご存知のはずだね。

2016年10月 4日 (火)

ラジオの調整の基本。標準信号発生器からの信号。JISに準拠して調整。

SSGからの信号を電波で飛ばす方法についてお問い合わせをいただいたのでご紹介しておく。あちこちのwebを見ると修理する側のクオリティが落ちているようなので、基本すぎるがあえてupしておく。

昭和35年の雑誌広告を撮像した。概ね56年前のことので当時10代のラジオ少年だったならば当然知っている内容だ。 現在30代ならば覚えておいたほうがよい。

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①まず、三和無線測器研究所の広告。昭和35年の雑誌から。

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標準信号発生器(SSG)とセットでループアンテナを使う。これは往時のラジオ技術者の基本。オイラも20代時代に教えられて使ってきた。(業務でラジオ修理)

「何故セットなのか?」は、画像の説明文を読めば理解できると想う。

50KC~なので455KCを飛ばせる。

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と説明通りにSSG値を直読できる。無線電波を受信する機器に有線で信号を入れるのは不自然だよね。

オイラのは、目黒。商品名「テストループ」の文字が読める。

「ラジオ調整 テストループ」で検索すると、オイラのように「業務用テストループ」を所有するsiteが2人だけ見つかる。お一人はエンジニアだった方。もう一人は現プロ。他は無さそうだ。やはり、修理する側のクオリティがかなり落ちている。

ラジオ修理をしてyahoo出品する圧倒的大部分が「業務用テストループの所有はない」ようだな。

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75ΩなのでNコネクター。 この頃は測定器VTVMもNコネクター。(現代はBNCだが)

3つ上の先輩のM氏も同僚のS氏も テストループで時折ラジオ調整しているといまも聞く。

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「テストループを所有し使っているか?」 or 「持っていない」が、修理業務経験者と素人との違いだろう。

現在の入手方法は、年1回ていどみかけるYAHOO出品をgetするしかない。

見様見真似でラジオ修理を始めるのは当人の勝手だが、修理業務経験者なら半導体ラジオで1万台程度は軽く修理しているので、修理経験の桁が大幅に違うだろう。(2桁?3桁?)これだけの台数を趣味では治せない。(趣味では総時間が不足。)

「プロとアマチュアとは決定的に違う。どこが違うか?」 。プロは数をこなしているので、仕事が安定している。

これとか これも参考になるだろう。追加でこれ

ラジオ修理業務では、「標準信号発生器+テストループ」はmust。

②不幸にして「標準信号発生器+テストループ」でない場合にはJISC6102-2に準拠のこと。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている。

1部記載の擬似アンテナ回路網を見ると開放線の長さが、5m と10mでは 擬似アンテナが異なる。また受信周波数帯によって 回路定数も違う。 磁気アンテナのラジオだとテストループで調整するので擬似アンテナ回路網の組みなおしは不要だ。

「長さ5m程度の室内開放線アンテナのための100kHzから1.7MHzまでの周波数範囲の擬似アンテナ回路」では図示のようにCは無い。この場合はCが存在するとJISから離れた「自己流の好き勝手な調整方法」になってしまうので注意。

この「好き勝手な調整を行なう」のは知識不足に加えて民度も低い証になるので、ご注意されたし。

JISはここから読める。

開放線アンテナのない「市販ラジオ」では、標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることになる。 このためにテストループは必須であり、プロエンジニアはそれを使っている。受信機の磁気アンテナに誘起させることがポイント。

yahooで「ラジオ調整します」のようなものが出品されているが、それがJISにどのくらい準拠しているのは知りえない。プロエンジニアがJISを知らぬとは考えにくい。自称「プロ」の可能性が非常に高い。

③おまけに、松下電器からFMラジオキットが販売されていた写真。

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ラジオ工作派なら、手に入れてみたいものだ。⇒半年後だが手に入れることができた

2017年6月5日 追記

雑誌で、春日二郎OMが「模擬回路の さらなるダミー回路」に言及されていた。

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2017年11月11日追記

ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)のラジオ調整にはテストループがMUSTだ。日本工業規格がそう定めている。半導体ラジオ・チューナーには必須だ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。プロエンジニアは会社の業務でラジオ調整(JIS)について教育され知識として身につけている。しかし、プロの修理業務経験のない方は、好き勝手に非JISな方法でラジオ調整する。 JISに非準拠ゆえに、自称「ラジオのプロ修理技術者」と呼ばれる。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

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◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

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◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、「数人の自称ラジオのプロ修理者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品/新品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

ある意味で、自称「ラジオのプロ修理技術者」に感謝すべきだね。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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2016年11月 9日 (水)

AM 放送とPre-emphasis

雪が舞って今日は寒い。

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掲示版で話題になっていた。

オイラの知っている情報はそこに上げておいた。

①Pre-emphasisは、以前から米国siteにあります。世界標準かどうかは判りかねます。


national radio systems committees (略NRSC)の
http://www.nrscstandards.org/SG/NRSC-1-B.pdf とかにあります。

 

 

ここも参考にどうぞ。

Nrsc_am_pre_emph_curve

Am_rcvr_bws

   上の特性表を見ると 「ラジオのAF部で補正」することは必要だろうな。

「どうやって補正するか?」はNHK発行の本に記述がある

まずは本を手に入れることをお薦めする。

日本国内でのAM方法のエンファシスはARIB(電波産業会)でも制定していないようです。公開資料からは見つけられませんでした。

ここに情報あり。

上のサイトにありますように、放送局(免許局)ごとの任意になっているようです。日本放送では1982年から実施のようです。

「オプチモードAM」で多々情報あります。

これも参考に。

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放送局の音声処理を担当されているプロの方々からのエンファシス技術情報がもう少しあると、中身が深まるのですが、、、。送り手が音に脚色しているので、詳細な情報を探すのは困難ですね。

★元々、家電メーカーがラジオからの音に対して設計思想が不足している故に、高域が垂れた音になっています。 データからもそれは裏づけされています。

音の送り手が、なるべく良い音(高域がフラットな音)でリスナーに聞いてもらいたいことから、80年代からエンファシスが採用されていますね。

★ さて、IFTの帯域制限を受けない高1ラジオでも、高音側は垂下り曲線ですね。これはご存じのように検波管の負荷側(+B)に 100PF程度のコンデンサーで、高周波~可聴高域を減衰させる回路になっているからですね。 音の高域に影響を与えない数値として、浅学諸兄の計算では 50PFが推奨されています。 私は通常47PFにして、高域垂を少なくしています。「配置と検波管」によっては、コンデンサーが無くても支障ない場合も あります。

アンテナから入った信号が音域特性の凸凹無く真空管ラジオのスピーカーから出てくれば良いのですが、難しい要因が下記のように幾つかありますね。(スピーカー音圧の凸凹まで言及するとラジオ向けの安価タイプは全く使えないことになるので、考慮から外します。)

1,IFTの特性

2,検波負荷差によるIFTのQの低下の違い。 

  6H6などの専用検波管と複合管6SQ7では「吊るされたIFT」のQに差が発生しますし、検波能率も10%強違うので、検波できないIF成分の大きさに差が発生します。詳細は古い本にありました。

 Qが低い方がフラットに近いので、Hi-Fiを目指す先学諸兄はQを下げるように推奨されていますね。同調回路すべてで低いQが推奨されています。

3,検波段のLPFの定数差による高域垂れの差

4,出力トランスの特性差。これがかなり曲者。

 などの要因で凸凹の無い音で鳴らすのは難しいですね。ラジオ工作派なら、それでも凸凹少ない音にしたいと思うのが当然です。

 audioのように、鉄を高周波焼き入れできる周波数(20kHzで焼入れok)までフラット特性追求するほどは必要ないですが、3kHzまではなるべくフラットにしたいですね。そう思いつつ自作しています。

任意の周波数で、ハイ・インピーダンスにして特性を持ち上げる工夫は、真空管ラジオでも使われていましたし、NHK発行の古本にも記載がありますね。先達の工夫を反映しつつ、自作ラジオ造りしてます。

ラジオ工作派でも「己の耳」を鍛えることは大切なので、JBLのEVEREST DD66000などで音を聴くようにしています。

真空管ラジオの音に注意して自作するラジオ工作派は至って少数だ。ラジオ修理にしても残留ノイズに注目して修理するサイトを幾つご存知ですか?

残留ノイズや音色に注目しないなら、「自称ラジオ工作派」に成り下がってしまうだろな。

2016年11月14日 (月)

COSMOSさんのキット

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COSMOSのおやっさんから連絡が来た。

どうもこれから先もセミキットは製作しないようだ。

おんな城主直虎は史実とかなり違うので、NHKに注文をつけているようだ。 直虎研究の第一人者からの忠告をNHKが受けるか? 史実とちがうデッチ上げにするのか? 興味深いところだな。

史実に忠実だった大河ドラマが、近年変質していく様もなかなか面白いな。

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このCOSMOS セミキットはYAHOOで落札した。2013年冬に25000円前後だったと想う。

メーター付きはこの1品だけだと想う。

印字面はアドビ イラストレーターで作図されている。 もちろん自分仕事場の印刷工房で印刷。

ええ、プロです。

2016年12月19日 (月)

コンデンサーと通電検査機(チェッカー、ハンドラー)

豊洲市場の汲み上げポンプが12月12日から作動した。

もちろん、水位が下がると想うだろう。 その思い込みはズバリ素人です

この行政からの報告のように、水位は上昇している
これが日本のプロフェッショナルの仕事だ。「日当6万5千円以上貰うプロ」の仕事だよ。大陸並に凄い事になっているぞ。

0001 自称「プロフェッショナル」って奴等だね。このレベルが牛耳るから日本の技術は決して上昇しない。

ラジオ工作の世界もよく似ている。

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既述のように、オイラは装置設計屋でニチコン、ルビコン、佐賀三洋などにコンデンサー検査機を客先仕様に基き、設計・製作し納入してきた。

その中で書けることも、書けないこともある。

1.まず品質管理について

品質管理の3σはお聞きになったことがあると思います。
日本国内の品質管理は3σが基本になっています。
これは統計学上、「99.73%は良品、0.27%は不良」でそのロット品は良品扱いになります。
1000個中2個不良でOK.
1000個中3個不良でNG
また、品質管理上、新品でも概ね0.3%はハズレ品が内包されています。
日本国内製造でもこの程度です。宝くじより高い確率で不良に遭遇します。
全自動通電チェッカーで通電確認してはいますが、自動機での絶縁度試験工程の通電時間が1~2秒程度ですので工場内測定器上はOKでも、実機で使用中に絶縁度が下がりNGになることは間々あります。 抜き取り検査での絶縁度検査仕様は不明です。
audio,radioで市場にでている安価部品で国内産のものはほぼ皆無ですし、海外メーカー製輸入部品ですとそこそこ良品でないものが内包されています。(品質管理規定が日本よりやや緩い)
短期間で劣化するかどうかは「 加速度試験」で目安がでますが、
「そこまで試験された電子部品が存在するのか?」は
企業ホームページにも記載ありませんので判りかねます。
2,測定機の再現性。
  不良と良品に判別された部品を、さきほどと同じ検査機にもう1度投入すると同じ結果になるか?
  これが結構困難なことで、90%前後は同じ結果にはなるが、98%まで届くかどうかな、、。
本来は99.99%でなく、100%が求められるが、現実は苦しい。画像検査機だともっと悪い。
さらに、もう1度投入すると、、、、。
 繰り返して装置の再現性を確認し信頼度評点をつける。
3,日本人は公差内のバラツキを最少にしようと製造上の努力を惜しまない。(派遣社員制度が普及してきて、此れは崩れだしている)
欧州系では公差内に納まっていればok.「バラツキを最少にする」日本人の行為が理解できない。
中国系では 公差規格はあまり重視されない。不良率が高かければそれ相当の数量をプラス分として一緒に納入すればok.
★検査機を製造する側からみると、不良品はままある。チェッカーをすり抜ける不良品もある。
「判定レベルギリギリのものは後日、不良品になっていないか?」と気がりではあるが、製造管理については所有者が持っている。
コンデンサー製造装置業界からトラバーユしたのは、設計ギャラが安いから。半導体や自動車部品組み立て装置業界に比べると驚くほど設計費用が低い。あの支払水準では良いエンジニアは一目散に逃げてしまう。
脚付部品では「先記の会社さん+α」へ納入してきた。
chip部品ではCRの検査機やIC検査機も手掛けてきた。0604  0402が松下からサンプル出荷された折のマウンター吸着ヘッド部品を仕上げたのは安曇野の会社だ。当時、国内ではそこでしか部品製造技術がなかった。0604 0402を吸着するためのXY平面サイズと吸着穴径は知ってはいるが書けない。
オイラは田舎住まいのFA装置設計屋だ。仕事柄、雑多な知識は必要とされる。お客よりも
詳しい知識が必要とされるFAの世界。

2017年11月10日 (金)

ラジオ工作の必需品、「標準信号発生器用テストループ」が数十年振りに販売開始された。by 祐徳電子さん。

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以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

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◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

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◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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