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スーパーラジオのケース化:LA1260 Feed

2021年8月19日 (木)

LA1260スーパーラジオ :樹脂ケース化

スーパーラジオケース化の第二弾は、SANYO LA1260にした。

LA1260はここに公開済みのように LA1600の親に相当する。

感度は LA1260の方がLA1600よりも優れている。

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祐徳電子から販売されているキットを転用する。ZHW-KIT-022。

Rk13801

・中国製キットの共通点として、「バーアンテナの2次側コイルの巻き数不足」がある。

1次側 :2次側の巻数比は、日本製キットだと「100:18~ 100:25」が主流だが、中国製キットは概ね半分程度しか巻いていない。⇒ 1次側エネルギーが2次側に巧く渡らずに、感度不足に終わるのが中国製キットに多い。

・2次側に今回は8回巻き足した。リッツ線は今やaitendoでも売っている。10年前にはnpoラジオ少年だけが扱っていたが、ゼニになると知ると動きが速いのは商人である。

Rk13802

Rk13803

こんな感じできこえる。VRを上げるとLM386(3V駆動)がラジオ信号過入力で歪みだすので、30%開度が歪む直前になった。LM386は5V駆動時に急峻な4mV入力で黙り込む(カットOFFモードに入る)ので、入力上限は3mVくらいだろう。

・「バーアンテナ近傍に電池(金属体)が位置するので、Qが下がり感度は出にくい」のも中国製キットの特徴。日本製キットは電池位置も考慮されていた。


YouTube: LA1260スーパーラジオ :樹脂ケース化

無事に音も出た。心臓部がICなので半田ミスさえなければ音が聞こえてくる。

通算397作目。基板ナンバーRK-138.

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前回公開した「スーパーラジオケース化の第1弾」は、SANYO LA1600.(RK-136)


YouTube: SANYO LA1600自作スーパーラジオ基板を市販ケースにいれた。

2022年4月29日 (金)

三洋 LA1260 ラジオ基板キットの評価をいただきました。

三洋 LA1260 ラジオ基板キット:「自作ラジオを市販ケースにいれよう」RK-138 を落札させて頂いた者です。

La1260kit

 本日組み立て、一発OKで鳴りました。大変良いキットの提供ありがとうございます。
簡単な調整(測定器無し)で大変高感度、高選択性を発揮してくれています。真空管式、高一IF二段のスーパーラジオ(調整中)とほぼ同等と思います。三洋 LA1260と基板設計が大変優秀であると感心しております。「 TDA1072ラジオ基板(中波)RK-34 」。より感度、選択性とも上の様です。

 何れのキットも真空管の高一IF二段のスーパーラジオのレファレンスとしての役割を期待して製作しましたが RK-138 がその役割を果たしてくれました。鉄筋の建物内でもAFNがガンガン鳴ります。(方角的にAFNが入り難いのです。)市場に出回る高感度を歌ったDSPラジオを上回ると思います。バーアンテナのサイズからしてもLA1260、RK-138は大変優秀であると思います。

 惜しむらくはベースの 7石ラジオキットのポリバリコンの回転が固くスムーズでない為選局に苦労する点です。
「 TDA1072ラジオ基板(中波)RK-34」 をベースに木製ケースに入れて良質のバリコンに大型ダイヤルをつけたいと衝動に駆られています。

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◇◇◇オイラからの返事です。

トランジスタラジオから集積化する世情の折、三洋が優秀な技術陣チームでam/fm ICを開発したのがLA1260です。それまではFM検波は外部素子に依存しておったのをウエハーに載せることができた初の製品(三洋にとって)です。企業として自信もって製品化し他社を圧倒した製品です。 したがって性能はとても優れています。
  このLA1260より混変調特性がよいのがLA1247(LA1245)です。 山水のチューナー用に開発し使われています。大型バリコン化するのであればLA1247も視野に入ってきます。

 したがって基板設計がよいのでなく、「IC設計がよい物を使っている」状態です。

国内流通している455kHzIFTは実測すると465kHzには同調しません。TDA1072はIFが470(465)kHzですのでその性能を充分に出すには IFTを手巻きすることになります。SFU470あるいはW75Hの入手性がネックです。

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ここで紹介済みのように 感度は LA1260 > LA1600です。 日本では感度がやや劣るLA1600は人気です。 LA1600が感度良いと雑誌等で刷り込みした方々が多いので、良い物が埋もれる「工業後進国」になりつつありますね。「先人が残した良い物」でラジオ自作を続けたいですね。

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