50MHz用の受信機向けにはTDA1072. TDA1572.
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・TDA1072のラジオ基板が売り切れです。
さきほど手配しましたので12月5日頃からの販売です。
・ツートーン信号発生基板は残1枚です。
・LA1600基板は 在庫2枚です。
ハンディトーキーのプロト基板は、評価完了になっていません。
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・TDA1072のラジオ基板が売り切れです。
さきほど手配しましたので12月5日頃からの販売です。
・ツートーン信号発生基板は残1枚です。
・LA1600基板は 在庫2枚です。
ハンディトーキーのプロト基板は、評価完了になっていません。
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乗算回路によるツートーン信号発生基板を興してみた。 「加算回路によるツートーン信号発生基板」が主流であり雑誌等でもお馴染だが、 「ツートーン信号生成において 加算 又は乗算 どちらが良いのか?」を確認してみようと基板化した。
まず、JA1AYO 丹羽OM執筆の「アマチュアのIC応用製作」(1976刊行)の122頁記載の写真をみると、乗算回路にて生成された「ツートーン信号」に似ている。 加算回路ではこのようになかなか為らない。
「ツートーン信号の一例」と云うことで「記載された回路によるものではないような表現もある」。乗算時の輪郭線が見えないので、加算回路で周波数比がぴたり整数ならば、写真波形になる可能性もある。
また、SSB-TX調整時には、パルス変調によるトーン信号が推奨されていることはご存知の通りである。古書にさらっと記述がある。
一連のeagle cadを使った基板化作業は ここに公開してある。
1,
上記理由により、「乗算回路でのツートーン信号発生 基板」を作成した。
乗算回路には 200MHzまで作動するとされているNE612。(50MHzでの乗算作動は確認済み)
MC1496は50MHzでの乗算作動は非常に苦しいことを実験で確認済み。加算作動にしかならなかったのでもっと工夫が必要かも知れん。
AFの発振には、「移相発振回路」と「ツイン T 発振回路」にした。Twin t oscillatorについてはwikipedia参照。
2,
twin t osc で低い側を発振させた。
思いのほか「twin t oscでは発振強度が上がらない」。0.6V程度には為った。(別基板では1.2vまで出たので半導体による個体差?)
NE612には 0.2Vも注入すればOKなので 3倍近くOSCしたので良し。
発振周波数は最終的に350Hzにした。
3,
移相発振でのOSCは充分だ。
発振周波数は最終的に2.4kHzにした。
4,
350Hzと2.4kHzなので粗めの乗算波形になる。
、、、と JA1AYO 丹羽OMの記事で紹介されていた写真で刺激をうけて乗算でやってみた。 高い周波数の信号をここまで入れる必要はない。
以上、
通算258作目になる。
「基板ナンバー RK-23(暫定)」は9月から領布開始予定。 ジャンパーピンによる切り替えで「加算回路 ⇔ 乗算回路」の機能も追加してリリース予定。
おそらくは「パルス変調による 二つの信号」を用意して均等加算したものをSSB TXに入れるのが良いと想う。 今回は刊行本記載の写真波形の再現を目的としたトーン信号発生基板。
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過去記事になるが、参考に加算回路による ツートーン波形を紹介。 キャリブレーションのキット。
上のように最大値と最少値が同時にはならない。
下のは高い周波数をかなり持ち上げてみたもの。輪郭が出てしまう。 刊行本のは輪郭が連続線ではない。
「アマチュアのIC応用製作」に紹介されている波形には、加算回路ではまあ為らないね。
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TDA1072シングルスーパー基板(RK-20)。SFU=465.
SSGの信号を弱くしていくとこの値で聞こえなくなった。
◇◇
S/(S+N)=10dBになった折のSSGの値。
基板剥き出しでの値。 ケースに入れるとノイズが多少下がるだろう。
CYTECさんのはノイズレベルが低いのでもう7~10dBほど感度よく聴こえる。CYTECさんの回路から学こと多し。
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HF/50MHz の受信基板 感度表:AM検波、プロダクト検波
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SFU460が届いたので、SFU455⇒SFU460に換装して差分を確認したい。
1,
SFU455で (S+N)/N=10dBになるSSGの出力を確認した。
2,
SFU460を実装した。
この値で (S+N)/N=10dBになった。
、、とSFU460の方がTDA1072の吸い込みが良いので若干感度が向上する。SFU470も手配したので、TDA1072向きだと想う。
50MHzでこの数字ゆえに、まずまずの感度だ。
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感度良いものとしては、CYTECさんのキットが秀逸だ。信号を差動トランスで受ける方式がSN面で秀でている。amateur radio向けのものが多い。
オイラは「ラジオ工作の延長にあるもの」に注力したいと想う。
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TDA1072のデータシートによれば、AGCのレンジは80dBを超える。感度については変調度30%時に (S+N)/N=6dBとなる入力は1.5μVだ。 前段に6~8倍増幅のRF部を配置すれば、通信機感度に並びそうだ。
先日の実験を受けて、フィルターをSFU455にして複同調を止めたTDA1072基板に実装した。
◇
(S+N)/N=10dBになるSSG出力。
TA7613ラジオ基板(RK-17)で3.5MHz時の値とほぼ互角になった。 まずまずの感度だ。
SSGの値からみるとこのTDA1072の方がよい。
もうすこし入れた波形。
◇Sメーターの振れ具合。
確認していくとSメーターのレンジは60dBほどだ。TDA1072のレンジが80dBなので、この位のSメーターレンジになるようだ。 単にICからメーターswing電流を取り出しているので、工夫が必要とも想う。
◇
生PCB基板。
◇回路
上記のように50MHz帯の受信機(AM)として使えると想う。 よくありがちな「OSC+LA1600」とは異なり自励式で50MHz(68MHzも確認済み)のAM受信ができる。高感度で、Sメーター回路も内蔵されており、優れもののICだと想う。
6月20日から領布開始です。 基板ナンバー RK-20です。
通算253作目。
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このTDA1072ラジオ基板は、68MHzでの受信動作も確認している。3.5MHz~50MHz帯の任意バンド用にどうぞ。Sメーターも振れます。
SFU455を使うとIC内部で460の共振点があるようで、二つのピーク点がある。データシートには460と455が載っている。この辺りは確認中。
まず、SFUなしにてIFT→TDA1072
455と471では471kHzの方が伝達がよい。IFTコアは抜けて1次と2次の結合が弱まり信号伝達が弱くなるが、TDA1072側からすれば471kHzが具合良い。
◇
IFTを455に合わせた後に、SFU455を入れてみた。10dB以上 信号が弱くなった。
◇
SFU455を入れた上記状態で461kHzにしてみた。IFTも合わせた途端に信号が戻ってきた。
SFU455は453kHzで共振点があり頑張っていた。
、、とSFUは460あるいは465が具合よさそうだ。 EBAYに合ったので手配した。TDA1072単体では460や471kHz辺りの吸い込みが良い。データーシートには460の数字があるのでそういうことだろう。
SFUなしでIFを454(453)に合わせてからSFUを入れて調整するのが、今の処goodだ。
◇
TDA1072Aはイーエレさんで 150円前後で取り扱い中。(他shopには無い)
また3端子レギュレータは150mA流せるもの。
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2019年7月追記
50mhz受信機基板として領布中のもの. 青字はSSB/AM の2MODE
①RK-20
②RK-21
③RK-41 :ダブルスーパー
④RK-57 :ダブルスーパー
⑤RK-60 :ダブルスーパー
⑥RK-61 :ダブルスーパー
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先日の53.4MHz am受信の続です。自励式50MHz AM受信機です。
このtda1072は Sメーター回路を内蔵している。10番ピンにメーターを接続すると針は振れる。
ラジオノイズでも振れてしまうので、メーター規格が違うようだ。
シリーズに5.6K抵抗を入れて、SSGから強く入れてみた。
10KBのVRを実装したほうがよさそうだ。
◇RF部をFETで実装した。
RF部のOUT側は複同調にした。 50MHzで複同調させると信号電圧は1/10(-20dB)ほど下がる。 オシロで見た結果、FETで20dB増幅してもトータルではゼロになる。 複同調による損失(電圧)をFETで補う状態だ。
(S+N)/N=10dB になる値は、「RF部無し」との差がわかりにくい。
複同調にするならば半導体ゲインは30dB~35dBはほしいと想う。RF部トータルゲインがゼロでは、やや悲しい。 複同調は見送りにしたい。
TA7613基板(AM/SSB対応)は複同調にて3.5MHzで作動確認してある。3.5MHz帯では混信対策で複同調だろう。
◇
「IFT+セラミックフィルターCFWM455」のロス具合を診た。 SSGから455KHzで、およそ15dBほど損失する。
SFU455を確認してみた。「IFT+SFU455」でおよそ5dBほどロスる。
これは、プロダクト検波基板(TA7613)での実験と整合する。 SFU455の方がロスが少ない。
今はCFWM455が載っているので、SFU455化したい。これに「複同調⇒単同調」によるロス減少が加味されればほどほどの感度になると想う。
50MHzで作動するので3.5MHz,7MHz帯での動作はもっと条件が楽になる。Sメーターの振れる短波ラジオを自作したい方にはgoodだろう。
◇◇
上記内容を受けて、TDA1072基板は改良を加える。
このTDA1072からIF段信号を取り出せるICが「TDA1572」で市場流通している。 TDA1572基板は既に届いているが、複同調部を見直す。 TA7613基板(AM/SSB)では50MHz帯が苦しいので、 TDA1572基板で28,50MHz帯を受けもたせたい。
基板ナンバーは上記のようにしたい。 TA7613基板は明日shippingされるようだ。
50MHzでLA1600の製作例は多数あるが、 自励式50MHz受信機はあまり無いので、TDA1072でトライしてみた。TDA1072は60MHz超えでも局発動作が確認できる優秀なICだと判明した。
このTDA1072は イーエレさんに在庫ありました。
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昨日UPしたように、3.5MHz~4MHzのAM/SSB ラジオ基板は、セラミックフィルターを載せたパターンにして手配した。 「AM,SSBともに聴こえるラジオ基板」+「MC1496 エキサイター基板」で、一応rigぽくなる。stand-by回路は別途必要だ。
◇116MHzを受信していた基板だが、オイラが間違えて抵抗を後つけしていたことが原因だった。
oscは50MHzになった。
◇ この65MHzあたりまでOSC出来た。データシート通りに60MHz超えした。
写真のようにコア無しでこの周波数だから、80MHz用の方が具合よい可能性が高い。
基板からのCも含めて上記写真の周波数にてOSC中。
◇◇
(S+N)/N=10dBとなるSSG値。 プリアンプ無しでこの値。UHF用トランジスタでプリアンプを構成したほうが良いかなあ、、。
現状はFETの1段RF回路。
◇◇
プリアンプをつけるとほぼ終了になる。 ケースを探そう。
そう云えば、かなり有名な自作系siteに、初コメントを書いて、実験を誉めたんだが、 数時間後には消されていた。 実験具合がよかったので誉めたんだが、誉められるのを嫌うタイプなのか?
不思議だね。
向こうが積極的に嫌うことが判明した。オイラが何か悪いことしましたか?。誉めたんですが、、。
この世界、ホームページにアドレス/郵便情報が載っていたので、文面をまとめて郵便にて連絡申しあげたら「名刺交換もしていないのに連絡してくるとは無礼だ」とお怒りになる人にもかなり遭遇している世界でもある。
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「60MHzでoscできるTDA1072」のラジオ基板。
27MHzで受信波形がでてきた。IFTもセラミックフィルターの周波数に合わせた。
しかし局発がOSCしていない。 何かを間違えているようだ。
LA1600同様にOSCなしでもそこそこ受信できる。
AM検波だけを狙ったTDA1072基板は、この位の大きさになる。、、と想う。
今、作図中。
◇追記。 このサイズでいこうと想う。
データシートのように,IC内部にSメーター回路があるのでそれを使えるようにした。
シンセンの空港税関で 足止めしているので、 orderはPCBWAY(FedEx)にした。FedExなら足止めくわないと思う
この基板 RK-20は領布中。
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このTDA1072を使ったダブルスーパー基板RK-41も好評 領布中。10m,6m, air-band対応。
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