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メンテナンス 松下(ナショナル) RE-860 2号機 Feed

2016年10月29日 (土)

メンテナンス 松下(ナショナル) RE-860 2号機

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 松下(ナショナル) RE-860 1号機をメンテナンスしたのは2013年9月のこと。

あれから3年後のいま2号機をメンテナンスする。

松下のこのモデルは時折yahoo auctionで見かけるね。もう10台以上眺めてきた。今も1台yahooで見れる。

この2号機は2014年春に入手した。

この年代ラジオになるとメンテナンスは何ら難しい処はないので、放置しておいた。それでも測定器は必須だが、、。無測定器でラジオ修理されるのは無謀だ。オイラはその無謀さは推奨しない。

真空管FMラジオの調整で難しいのはDET-IFTの合わせだ。

電源投入後、30分経過時で「合わせ込んだIFTコア位置」と「3時間経過時で合わせ込んだコア位置」が、DET-IFTでは5度~10度ほど違う。 今日OKでも明日になればまた微妙にズレているのが音でも判るし、オシロでも判る。このことは経験が少ないと判らない分野ではなく、オシロを見てればわかることだ。

その要因は温度により真空管の内部Cが揺らぐからだろうと想う。BC帯ラジオでの455KC IFTの揺らぎ(⊿f)は知っておいでだろう。IF段にバリミュー球を使っているので、SSGで信号を入れていくとAVCの掛かり具合でも455KC IFTの中心が変化するのが判る。

 そんなことを1 WEEKやって「ズレル傾向」を鑑みてgood点にする。ここらが腕の見せ所になる。

おいらも綺麗な未整備品をyahoo actiuonに出していたが、見向きもされないので治して誰か知人に差し上げることに決めた。もちろんロハだ。

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このネジが欠けていることが多いが、これは綺麗だ。

2016年10月30日 (日)

松下(ナショナル) RE-860 2号機で FM放送を聴いてみた

東京都は、しょっちゅう床下浸水しているような土地を作ってしまったんだが、どうするのか?床下浸水する建造物は、国内法上OKなのか? 

床下浸水する設計ならば、こりゃ100%素人だ。オイラにも設計できる可能性はある。

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まずは、部品の実装具合を確認する。

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焦げた部品は無い。匂いも正常。古い電機製品の判断目安として「匂い」は重要。

接触ぽい部品は隙間を確保する。

バンド切換SWは濡れてはいない。接点復活剤の攻撃は受けていないな、運が良い。

接点復活剤マニアには、「日本製品だけは止めておけ」とアドバイスする。

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1mの電線をつないでFM放送を聴いてみた。


YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

VRがややガリガリ言うが許容範囲だ。

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12Z-E8は然程持っていない。ON⇔OFFスイッチをこれからつけてみよう。

FM帯は上側の感度がどうなのかをSSGでみてみよう。

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鳴るので概ね終了だね。

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YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2016年11月 3日 (木)

「ラジオのノイズ」考

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「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

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間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

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  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

2016年11月11日 (金)

Hi-Fi Tubes Radio RE-860 on yahoo JA.

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松下のRE-860 はなかなかの値段になっているね。

ただ、サランネットの色合いが違う。出品の色合いだとEFシリーズ??の黒色のように見える。この編み方に覚えがあるが、思い出せない。

RE-860で検索すると金ラメ品だけ見つかる。YAHOO出品のような黒ネット使用はなさそうだね。

白色塗装で仕上がっているが、原形は上品なクリーム色だと想う。手持ちの2台はクリーム色だ。

RE-860は最高級なラジオなので、ゴールドの色合いをサランネットに入れたのが特徴だ。兎に角、上品に仕上がっている。加えて、同一品が入手不能だからネットの張替えは躊躇する。

純正品との異点(2点)に気ついたのは、オイラだけではあるまい。このような水準が増加中とも聴く。この出品を純正品だと信じて手に入れるには勇気が必要だ。

オイラのRE-860の 2号機写真。

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金ラメの色合いが純正品。 最高級ラジオだが、安価に映る真黒モデルがあるかどうかまでは不明。

もう1台 出品されているが、こっちは純正のままで好感が持てる。

あなたならどちらを選びますか?

2016年11月17日 (木)

ナショナル Hi-Fi真空管ラジオ RE-860 整備済み

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★先般、記事にした「ナショナル Hi-Fi真空管ラジオ RE-860 整備済み」が高騰している。

サランネットが純正とは全く異なる。それでも説明文中には、サランネットが「純正金ラメ」から「安価な黒色サラン」化している説明は皆無。サイドパネルが上品なクリーム色から白色化している説明も皆無。

こう言うタイプを「自称ラジオ修理派」と呼ぶことは異論はあるまい。

手に入れたお方は純正と異なる点に気ついておられるかどうか?

明らかに、詐欺だろうな。

★整備済み真空管ラジオを出品されているお方から、LED表示器ラジオで「乾電池の電源は、ヒーター電源を整流して使用出来ないでしょうか? (乾電池を使用する理由)」との質問を受けた。

 オイラから見るとその程度も理解出来ない水準なのに、「整備済み真空管ラジオを出品」できるらしい。修理労働の対価として金銭を受領するプロが、こんなこと判らないのでは拙いね。

 これも「自称ラジオ修理派」だ。簡便に経験できることをあえてせずに、他人に問う勇気をお持ちのようで、日本の技術水準が下がるのは至極当然だ。

 他人に問う前に、己で確認せよ。 それだけのことだ。 僅かな手間を惜しむから「自称ラジオ修理派」が増える.


YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

オイラのRE-860 2号機をあげておこう。この金ラメのサランネットが純正。ミニチュア管トランスレスラジオでブーン音はこの程度。お手持ちのpcからどう聴こえます?

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今や、ラジオ工作派なら多くのお方が知っているが、

ラジオの周波数表示にLEDカウンターモジュールは使えるのか?

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使えるかどうかは記事参照

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ラジオの検波部(第二検波部)の能率は95%は超えにくいことは先達によって確認されている。

概ね85~95%の能率であるからして、全体の5~15%のエネルギーは後段に流れいったり熱等他のエネルギー状態になっている。往時は、後段に流れていくのを混入と呼んでいたらしい

RとCに拠る濾波回路の定数設定の式もある。そのCR値が適正かどうかは実験で確認できる。

IFTに検波管を吊るした場合Qが大幅に下がることは、過去記事にした。

コイルのQについては これも為になる資料だ。

2016年12月26日 (月)

真空管ラジオの外部入力の使い方(PUまたはPHONO)

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ラジオの外部入力の使い方

1,電蓄(電気蓄音)は蓄音器式スタイルがスタンダードであったが、ラジオ(真空管)の登場により蓄音式電気再生方式(電気蓄音)にシフトしていった。

電気の力により音を再現する(再生する)のはラジオが最初の大衆道具だろう。

これによれば「ラジオ放送開始の5年後の1925年から電気録音、真空管増幅器とスピーカによる再生の歴史が本格的に始まった」と記述がある。岡部館長殿多謝です。

電蓄、現在ならアンプなどの音響機器の回路原点はラジオになるだろう。

さて、真空管ラジオには外部入力がついていることが多い。これは電蓄対応ゆえにPUと表記されていることが多い。PUの意味は中学生英語の範囲。輸入品だった電蓄が国産化され、LPレコードの普及した1955年ころから一般家庭にも電蓄が普及していく。

真空管ラジオの回路図を見れば入力インピーダンスは検討がつく。どうみても数オームにはならない。100~500KΩ程度になる。

歴史上、後に登場してくる真空管式プリアンプの入力インピーダンス具合は このサイトが参考になる。Web master殿に感謝いたします。

いま流行のiphoneの出力インピーダンスは情報が錯綜してはいるが、1~4Ω程度とスピーカーと同じかそれよりも低い。 試しにFMラジオのイヤホンジャックからの音を 真空管ラジオにつなぐとどうなるか?

インピーダンスが1万倍以上は違うので,???の音になる。 この音を聞くとインピーダンス整合がどうしても必要になることが体感できる。

オーディオマニアならFMチューナーからの信号をアンプにつなぎ王道に沿って音出してしてくるが、「真空管ラジオをお持ちの方の場合、FMラジオのイヤホンジャックから入力端子へ接続するする 或いはiphoneの低インピーダンス出力を入力端に接続する」と常道を超えた使い方をしてくるのを見聞きする。

仮にiphoneの出力が100mWで4Ωインピーダンスとすれば、E=IR,W=EIによりiphoneの負荷側には5mA流れ込むことになる。 6石トランジスタラジオでも500mW程度は音声出すのでiphoneも500mW近くは出るだろう。

「iphone⇒真空管ラジオの外部入力」と結線してしまう場合、ラジオ側の初段球(3極管)のグリッドに5mAが流れても不思議ではない。まだ実測したことがないので近々にトライしてみよう。う~ん、電圧増幅の3極管グリッド電流を5mA流してよいのかどうか?

真空管の動作説明をよく読めば、グリッド電流5mAが流れることの事の良し悪しが理解できると想う。

2,インピーダンス整合は、「昇圧トランス」あるいは「ヘッドアンプ」による。MCカートリッジのようにインピダンスが数十オームのものを昇圧させることはaudio系では普通である。「mc カートリッジ ヘッドアンプで検索すると回路は多数あるので自作は難しくない。

また、「1000円程度で手に入る周波数特性が良好な小型トランスは残念ながら市場に無い」。ST-14などは低域がスカスカ。特性を測らずとも音出してすぐ判る。数千円出費して特性が良いものを入手することを推奨する。そのトランスがラジオ内に格納できるかどうかも検討する必要がある。磁束漏れを拾うpick upに成らぬように留意することは当然のこと。「音質に目を瞑りトランジスタ用トランスを使う」ことは至極アマチュア的である。オイラはトランジスタ用小型トランス方式はお薦めしない。

上記2通りの対応策があるが、選択権は己にあるので熟慮するように。

3. これは真空管ラジオの常識だが、出力トランスの1次側にコンデンサーが付いている。この理由は、ラジオ工作者ならば知っているので改めては記さない。3極管のプレートの100pFも音域特性に結構効いている。

このコンデンサーのお陰で4kHzや8kHzなど高域ではラジオの出力特性がかなり垂れ下がっている。また隣接放送波の耳障りなシャリシャリ音を減らすためにもラジオでは、AF部で積極的にHi-cutにし、通信向けの音にする。 audio系の音域特性とは全く異なる。

測れば一目瞭然だが、測定器なしで外部入力で鳴らせば高域の伸びがないのですぐに判る。高域の垂れに無頓着ならば、真空管ラジオで外部入力を鳴らせばよいだろう。大半の電気工作者はHi-cutの通信向けの音よりhi-fiを好むと想う。

  「SP端から、音が出れば満足」の水準で支障なければ真空管ラジオの高域垂れ特性に依存して、音を楽しむこともある。

音が判るお方は、外部入力を真空管で楽しむ為にラジオでなく真空管アンプに移行していると想う。

◇中間アンプ回路の検討

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まあ、オイラ的にはラジオとaudioでは音域特性の設計思想が異なるゆえ、目的に合うもので音を楽しむが王道だ。

「ラジオでは、あえて高音伸びないように工夫がされている」(通信向けの音)と繰り返し申し上げておく。

音の聞き分けができるならば、真空管ラジオの外部入力で音を楽しむことは困難なことに気つくと想うが、近年は聞き分けが出来ないuserが多いらしい。

1月3日追記

実験をした。続きます

真空管ラジオの外部入力(PU,PHONO)への音源考。 ちょっと粗い実験。真空管を痛めないために一読をお薦めする。

5月27日追記

ipod等のdirect drive speakersで、電流が次段に流れ込む機器に接続する方法はこれだろう

中間アンプを自作した。音域特性もフラットで良好だ。⇒基板の希望者はメールください。

スマホから入力してみた。普通に鳴るよ。これでOKのようだ。

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YouTube: ST管スーパーに、スマホ専用入力回路(aux)。トーンコントロール付き。

ipod 系は100mWも出ないようだ。えっと想うほどドライブパワーがないことも判ってきた。 オイラは所有していないので情報収集中だ。思い切ってin-take ampのバイアス0.05Vにして実験するのも一考だ。

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