ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

自作 電池管3A5 AMワイヤレスマイク2球式 ( トランス変調) Feed

2013年1月17日 (木)

自作 電池管ワイヤレスマイクAM その2  3A5を2本

続きです。 真空管3A5を2球使ったAMワイヤレスマイクです。

2段目のマイクアンプ部の3A5の負荷抵抗47KΩに掛かる電圧をみてみました。

2.10Vの表示でした。

050

060

↑ピンボケで申し訳ないです。マイクアンプ2段で26dbほどになりました。(1段あたり13db)

負荷は47kΩが一番よさそうでした。

負荷47KΩに2.10V掛かっているので、プレートに流れている電流は

オームの法則から、導きだされますね。

電流=電圧÷抵抗から2.10÷47K=0.044mA 。こりゃ、とても少ないです。

(オイラの桁間違いでありますように、、、。)

規格表だとamplification  factorが15なのですが、流石にipが少なすぎますね。

2段目のマイクアンプ部の3A5には、積層9Vー2.10V=6.90V印加されているはずなので

6.90x0.044m=0.3mW入力です。

マイクアンプ部の総合電圧ゲインとしては,6dbほどです。

st-17の2次側で測ったらマイナスゲインには成っていませんでしたが、、。

変調トランスでかなりもっていかれてます。

051

↑6GX7の単球レフレックスで受信してみました。

右がマイク入力。左がラジオからの波形です。

で、ほとんど飛びません。20cmくらいです。

真空管+TR ハイブリッド BC帯ワイヤレスマイク(2.5mほど飛ぶ)

発振部と変調トランスは同じなので

マイクアンプ部の出力差がでてます。(1Vをマイク端子にいれても飛ばない)

「変調良く飛ばすには、相応のAF部のパワー(電力)が必要」と ごく普通の答えになりました。

追実験される方は、積層9Vを幾つか直列にして、電圧をあげてIPがもっと流れるようにすることを薦めます。(オイラは9Vにこだわりました)

052

↑ 「発振のきっかけ」は、発振コイルの2次側でもできます。

(さほど知られていませんが、、、)

061

062

********************************

以上、3A5のワイヤレスマイクの実験でした。

ワイヤレスマイクとして遊ぶには、変調が浅くて20cmしか飛びません。

TOP PAGE

2013年1月16日 (水)

自作 電池管 3A5 (2球式) AMワイヤレスマイク その1

50Mhzトランシーバーや真空管アンプで人気の3A5を発振管に使ったワイヤレスマイク

幾つか自作してきましたね。(FM帯⇒ここここ。BC帯⇒ここ)

「電池管3A5が、どの位ゲインが取れるのか?」ってのを確かめたくて、このワイヤレスマイクの製作を始めました。

電池管3A5を2球使ったAM変調のBC帯ワイヤレスマイクです。

053

↑3A5を2球使います。マイクアンプ部は3段にしてみます。

そうそう、オイラはバネ座金(スプリングワッシャー)は、使いません。

ネジの締結ってのは、「金属の弾性領域で行う」ことはご存知ですね。

(機械エンジニアのイロハです)

まともなエンジニアは、バネ座金は使いませんね。

自動車にスプリングワッシャー使ってありますか?

鉄橋や鉄塔の締結はどうなってますか?

「バネ座金を使う神話」から抜け出ること薦めます。

「ハードロックナット」で検索すると知識が深くなります。

054_2

055

↑発振コイルはAMラジオのOSCを改造します。

コイル線を一旦解いて、巻き直します。⇒詳細

運悪く、線がボロボロになってしまったら、線長は70cmくらいで巻けばokです。

056

↑こんな値になりました。

磁性体でヘンリー値を増やすので、素では140~200でokです。

hi-Lの方が、発振が強いので ↑よりもう少し大きいほうがベターです。

057

↑磁性体を乗せて、最大値はこの数字になりました。

058

↑発振の確認をします。これも無事に発振しました。

059

↑freqはこの辺です。

さてどの位の電圧ゲインが取れるやら、、、

続きます。

*******************************************************

TOP PAGE

ウェブページ

カテゴリ