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2025年2月26日 (水)

真空管 ラジオ 音が出ない 。原因と修理方向。(再掲) 自称ラジオ修理屋にカモられぬように

初稿は2022年10月16日

 

ご自分で直したい方向けに列記。

技術相談を受け付けているweb siteもあります。例えば JH4ABZ氏とか、、。動画で現状を伝えると情報共有できますね。

 
 

   

「修理しますのでゼニ下さい」のsite多数あるが、その中の上位・中位の5つは随分と水準が低いので、疎遠した方がよいでしょうね。 

 
 

  「バーアンテナ式半導体ラジオに ダイレクトssg注入した写真をtopに持ってきた修理」siteは、2012年時点でラジオ修理とグーグル検索で2位。 その写真は最近は非公開にしてある。「トラッキングできないことを5年ほどWEB 公開自慢していた」のを辞めたらしいね。どうしてやめたのかなあ????。 2023年10月に「ラジオ修理で検索すると、このsiteは上位3番目以内」。  素人でもゼニを稼ぐ良い時代です。

 
 

 ラジオの受信調整に必須な「  テストループ と 疑似空中線回路 」をともに所有する修理業者は、2011年時点ではゼロ。2022年時点でもゼロ。       いいかえるとプロの修理者はゼロ。  手先のやや器用なおっさんが ゼニ稼いでいるのが実態。 「古物商免許がない時点で 素人」。 このおっさんが、祐徳電子に 「 テストループを造れ」と電話して、祐徳さんはテストループ(only 10台)つくった。

 
 修理を頼む側には悪いが、JH4ABZ氏以外は水準が低くて それなりだぞ。
 

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ラジオで使うものには寿命がつきまとう。自熱起因の素材劣化がないものとしてみた場合。

 
 

1、電線の寿命 。 日本電線工業会が1989年に公開済み。  概ね30年で新品に交換する分野。            ラジオ工作者がこれを知らないのは恥ずかしい。外装は塩化ビニル等なので時間経過とともに成分が分離し表面に滲んでくる。ビニールテープの劣化品がベトベトするのと似ている。

 
 

2, 電源トランスの寿命。 絶縁度低下による不良の発生率から推測される寿命年数について、富士電機siteに資料がある。これも電機エンジニアであれば常識の世界。 不幸にして知らぬエンジニアがいれば 「無知でも仕事で飯が食える分野」の住人。

 
 

3, 電解コンデンサー寿命。 封止技術の出来に依存するが、高い密閉が確保できていれば製造後70年経過しても支障なく使える。ルビコンを筆頭に液漏れコンデンサー全盛期あるが、あれは電解液成分起因で腐食がすすんだ時代。  「液漏れコン イコール ルビコン」であったがそれを知らない世代の台頭が進み、ルビコンは安堵しているだろう。  audio系では人気ブランドなので、製造実力を知っていて人気なのか? とも思う。

 
 

4, 半導体の寿命。  洗浄具合による差が大きいが寿命は2年~50年。経年により新古品性能はゆっくり低下すると推認される商品。ラジオIC分野 では部分ユニットが死亡中の新古品も多数ある。製造後30年経過したラジオICの良品率は40%ほど。欧州製のデバイスだと良品率30%。     OP AMPの偽物と呼ばれるものは、「 実は経年劣化品だ」もある分野。 「 半導体性能は永久だ 」との信者が多いのも 壷売り信者同様だ。       国産トランジスタ出現時の宣伝文句が「永久に使えます」。 永久かどうかは、国民が体験済み。

 

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メーカー出荷時には元気に動いていたので、「部品の寿命」をベースに考える。おおまかに列記。

 
 

1,「現況」

今まで正常に受信出来ていた物が、突然受信出来なくなった。

音が出ない中古品を入手したので自力修理したい。

 
 

2,「推測される要因」を幾つか列記

・ヒューズが飛んでいる ⇒真の原因は?

・電源トランスの断線  ⇒過電流の可能性はないのか?  絶縁度低下によるレアショートか?

・平滑回路の電解コンデンサーがやや短絡 ⇒ 指針式テスターの針動きでおおよそ良否がわかる。

・どれかの真空管が寿命になった。 ⇒電源投入時にヒーターが焼損することは多々ある。いつもより明るいなあと視ていると暗くなって終わり。

・どこかの抵抗が焼損  ⇒真の原因は?

・通電後2分くらい経過したら音が出なくなる。 ⇒巻線抵抗が自熱で値が増えていないか?

・バリコンを回すとガリガリ音がする。 ⇒通電性のゴミが羽に付着して充分な絶縁度がない態だとラジオとしては動作していない模様。

 
 

3,「非通電時に 要因を絞ってみる」

・非通電時にCR部品を目視する。 ⇒ 焼損品の有無確認。妖しそうなのはテスターで計測。

・電源トランスが生きていることをテスターで確認。

・平滑回路コンデンサーの元気具合をテスターで確認。

 
 

4,「通電時に 要因を絞ってみる」

・1秒ほど通電し断する。 いきなり発火しないことを確認。

・平滑回路最下流の電圧計測できるようにして、通電。 ⇒電圧の上がり具合をみる。電圧安定したら値をメモる。

・6WC5の電圧も計測しメモる。 ⇒ SGの適正範囲は85V~100V近傍。プレート端では190~230V。高いプレート電圧だとノイジーになるので、ここは注意。

・PUから信号を入れて音で聞こえるか ⇒ 音源はトランジタラジオでも良い。

 
 

5,「PUからの信号で音が出た場合に 要因を絞ってみる」

・PUからの音が聴こえるのであれば、「455kHzマーカー信号」を検波部にいれて音がでるか?

・上流に「455kHzマーカー信号」をいれて音がでるか? ⇒6D6 ,6WC5

・6WC5のOSC具合をテスターで診る。⇒ NHKのラジオ教科書参考。OSC強度が不足しているならばOSCコイルも疑う。メーカーラジオでは中波帯下側の感度が悪いOSCコイルが使われてもいたので注意。松下製コイルは特に注意。

 
 

6,「PUからの信号で音が出ない場合に 要因を絞ってみる」

・出力トランスが生きていることの確認。

・最後段のuz42の電圧を確認。バイアスが1.5v~5v程度なことを確認。 

・動作点がokであれば、シグナルインジェクターでaf信号を終段に入れてみる。

  ⇒音出しないならば、終段が生きていない。

・終段がokであれば上流の6Z-DH3を疑う。 電圧の確認。 プレート電流が0.5mA程度なことも確認。

・動作点がokであれば af信号を入れてみる。

 ⇒音出しないならば、この球が生きていない。

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455kHzマーカー基板(RK-30)のtone部の低周波信号出力端子( tp1)から、ラジオのaf部に入れればシグナル インジェクターになる。ラジオRF部の確認は、TX端から有線でいれれば、それで済む。

RK-30は無線で455kHZ調整するように高周波アンプを付けてあるが、シグナルインジェクターとして有線注入であればTR2は不要になる。 そこで小型化した。RK-164の予定。

Injector

主たる変更点 (製作ハードルを下げた)

・tone 出口にVRを入れた。

・トランジスタでのtwinT あるいは移相発振回路では、動作させられない層が存在することも判ったので、半田ミスが無ければ動作する回路にしてみた。

リリース済み

シグナルインジェクターキット(RFとAF) :RK-164


YouTube: signal injector for diy tube radio

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真空管ラジオでのSメーターキット:


YouTube: s meter on tube radio. using AVC . 「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版。RK-134で検索。

2024年11月14日 (木)

真空管ラジオにsメーターをつける。 キットで販売中。  2021年7月から公開中

2021年 7月1日の記事再掲。


YouTube: 「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版

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Prk13401

通算392例目。

RK-134キットにて。

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ラッシュ電流で針が振れないようにC値を下げていくと、非直流具合が目立つので現値にした。好みで増減ください。

ラジオは残留ノイズ0.5mVなので入感ないと静かです。 SR-7よりSNが良いです。

2024年10月24日 (木)

1W  オペアンプ基板 :deviceはTCA0372 ( L272Mとコンパチ)

ハイパワー オペアンプで使い易いのが TCA0372(dip-8)。 これL272とコンパチブル。

何方が最初なのかは、まだよく調べていない。

Tca037201

10V供給で実測1W超えなのでパワーゲインもある。製作記事

明日あたりに基板が届く。そこでリリース。

L272Mは 特価50円で販売中

2024年10月21日 (月)

電池管3A5を10Vで発振。中波帯ワイヤレスマイクで使う。 再掲

2018年8月25日の再掲

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先日の 3A5トランスミッター(中波)のご要望が多かったので、bufferを追加した領布基板にした。

3A5のA電源は、STマイクロのLM317Tで2.8Vを狙う。かならずSTマイクロの製品を使うこと。ノイズにならないレギュレータです。 

トランスで3A5にAM変調を掛ける。 先般、記したように可聴域で特性のよい小型トランスの流通がないので、音質重視の方は 7極管によるトランスミッター(1R5方式)をお薦めする。

トランスの1次側と2次側にそれぞれコンデンサーをパラ付けして 特性補正を行なうことを推奨する。この方法の詳細は日本放送協会刊行の本におよそ65年前の1953年から書かれているので、公知期間もかなり長い。これを知らないと随分恥ずかしい。

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◇ 9Vで作動する。 作動下限をみたら6Vで発振停止した。 3A5がお疲れだとやや印加電圧を上げる必要がある。

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MIC-IN 1.5mVほどで過変調になるように合わせてみた。

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左が受信した波形。 右が供給信号(RFが少し乗っている)

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概ね1.2mほど飛ぶ。 bufferを強めに作動させると電波がmic-lineに乗ってしまった。 bare footではないがbareなので過剰出力には注意。

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はいぶりっどトランスミッター 第4弾でした。 推奨電圧は9V~12V。

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通算257作目。

基板ナンバー RK-23として 本日からここで領布開始。

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2024年10月19日 (土)

スピーカーのハムやヒスの原因と除去方法について

この音は、商業電源などの交流電源起因による。

交流電源を整流する方式によって

①2倍音(100ヘルツ、120ヘルツ)で聞こえてくる。(両波整流)

②商業電源周波数の音で聞こえてくる。 (半波整流)

 
 

大別して、

1、テスター程度では計測できないミリオーム、マイクロオームの抵抗が信号ラインに存在し、そこに生じる電位を音として低周波増幅が拾うのが原因。

2、電源ラインでのミリオーム、マイクロオームの抵抗に生じる電位がコールド側から低周波増幅に入るのが原因。 平滑部の渡り配線部が拙い。

2024年10月17日 (木)

2024年10月17日時点での基板リストをup.

2024年10月17日時点での基板リストをup.

20241017list.pdfをダウンロード

パワーオペアンプ TCA0372 (dip8) の1個で鳴らしてみた。 10V供給で1Wも出た。

1A流せる オペアンプで鳴らしてみた。 推奨24V~30VのIC.

モトローラのic.TCA0372.PDFをダウンロード

 入力1VもOKなIC.

STIの272Mとコンパチ。


YouTube: dual power op amp TCA0372 sounds.

Tca0372特性は tca0372 >> opa2134. 

結果、音は良い。19V位で鳴らしてもみた。

ノイズは 22nV√ Hz  とNE5532よりは高め。電流の流し易さでは NE5532 > TCA0372 >OPA2134。 data sheetを読むと供給24V~30Vがお薦めらしい。

通算578作目。RK-327

OPA2134に飽きたらTCA0372.

 
 

Rk372

定格1Aなので、0.2A程度は放熱を気にせず使える。

tca0372_hivolt.pdfをダウンロード

 24V  x 0.2A  x 効率15% とすりゃ ミニワッター程度の音量になる。 フルパワーに必要な入力は下に公開。

 
 

vtvmが3Vレンジ。 アンプ負荷は7.5オーム。 W= E x E /R =1.1W程度の出力はでた。

供給10vで 出力1w. 入力信号は100mV.

P1010041

P1010042

30kHzあたりまではフラット。

まとめ

 ワッターアンプにgood.
 
10V供給で1W出るので、かなり使い易い。
2コでパラレルにするとノイズは、0.7倍になる。出力は2W近くなる。 充分な音量だ。
 
 

窪田登司氏のトップページ :

窪田登司氏のトップページ :ここ

物理学でも当然なことを主張しているが、先人崇拝主義の世界での評価が高くない。残念だ。

 

まず、面白いテーマ:

Q:光速で移動している光源からその前方に発射した光の速度は、?

A: 光速の速度数値はひとつと唱えられているので、発射したつもりになるだけで光源からの移動速度はゼロ。移動距離もゼロ。光源との距離を広げていく運動にするためには、発射された光の速度が光源の移動速度より速いことが必要。 つまり光の速度はひとつでない。

 
「 光の速度が固定でなく環境で増減するかどうか?」は、おそらく増減する。しかしそれを証明する検査技術が未確立。
 
GPSでの計測ですら25分程度は受信機を動かしてはいけない。 なぜならone data の送付時間が15分かかるので、確実にone data受信するには その1.5倍程度の時間が必要になる。

2024年10月16日 (水)

ne5532 電流ブースター

こういう方法もある。 SEPPなのでデバイス動作はCLASS_B。

Ne5532_class_a_power_amplifier_circ

ne5532から 「電解コンデンサー2個で均等なC結合」で信号を貰う。均等になるかどうかはLCRがイコールかどうか?  

そこが不安なので結合Cは1つにする 或いは直結にするのが回路例として多い。

技術興味はある。

LM358 op amp 考。    LM358 1個でスピーカーを鳴らす。

1, 入力インピーダンスが10MオームとAUDIO向きでない。 音が良いとの評判なNE5532は 入力Zは300Kオーム。

2,  出力電流は20mA流せるIC。 スピーカー駆動できそうだ。

RK-312基板に載せてみた。 しっかりと鳴る。 入力Zが一般的なオペアンプなので、VRは100K(200K)にした。 500Kを持っていないので100Kにした。 世間で言われるよりは音がよい。ICはNXP製。  texasは音色がよくない会社のひとつなので、使うのは避けること。

LM358 op amp's sounds.      supply 6V .   without buffer transistor
YouTube: LM358 op amp's sounds. supply 6V . without buffer transistor

「 LM358 スピーカー 」と検索するとトランジスタバッファー記事がでてくるが、LM358だけで動画のようにスピーカーから良い音がしてくる。 ピークで50mWほどでるが、供給6Vなので歪んでる。

6V消費電流が10mA程度とNE5532より流れにくい。

16Vで20mA。  音色面でみるとすくなくとも18V供給にしたいICだ。

回路は下を参考に。ノウハウは、「音のよいメーカーのICを使うこと」。

1/2 Vccは 1.2kのシリーズにした。 ここに流れる電流が細いと音も細くなる。 NE5532は3.9Kで使っている。 VRは入力Zに近い値がgood,

Lm358_amp

A47型オリジナルヘッドホンアンプ考える。 

電流は  I1+I2の加算式になる。 しかしA2での時間遅れが常時存在するので、正確には I1+I2にはなりえない。 「遅延した信号」をわざわざと加算する根拠は何だろうと考える。伝搬遅延とも云う分野。

A51

A51a OPA2604  data sheetを確認すると 「波形はオーバーシュートになる」と親切に公開してある。遅延時間は目盛りからよみとれる。50mV程度はシュートする。 

この遅延が I2としてI1に加算されるので、愛好家からの計測公開を希望したい。 

オイラのオツムでは遅延信号を加算するメリットが不明だ。

 

遅延加算により、歪んでいるのを聴く時間が増える。単純に2倍の時間になると思う。 audioには向かないように捉えている。

OPA2134でもこのオーバーシュート波形。

Opa2134

 「音質、音量ともイマイチで使わなくなっていました。」との意見もある

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他メーカーのOP AMP特性。特性は良好。

0372時間軸はOPA2604、2134と同じ。縦軸も概ね同じだが、オーバーシュートはない。 audioとして採用ならばこの特性のICだろう。1990年頃の製品。 100円/1個で流通中。

2024年10月14日 (月)

NE5534 

まず、この回路ではtexas  ne5534は 動作しない。

PIN1とPIN8の電位差が1.2Vもあり 動かなかった。

Signetics Corporationの製品であれば動作する可能性はある。

Lownoisemicpreampusingne5534ic

 
 

バランス抵抗で、がんばってもPIN1とPIN8の電位差は0.8V程度までしか落ちない。texas は中身が違うんじゃないか?? との???状態、

 NE5532の回路を持ってきてPIN番号を合わせた程度では、動作しないことは判った。

  

4 transistor sepp amplifier

4 transistor sepp amplifierで検索すると上位にこの回路がくる。

4tr_amp

Q4のバイアスがスピーカーへの信号大小で変化する。Q2もバイアスが動く。 結果バイアスの自己保持が動いてモーターボディングモードになりそうな感じもする。このような回路例は、少ない。 邪道かもしれんし秀回路かもしれん。

そこは、バイアス点の変化大小次第なので、試作して実験はおこなってみたい回路のひとつ。NFBが2ルートであり、「90度位相された信号」と「位相ゼロ」のコンバイン波形(単に加算でいいはず)がQ3,Q4に掛る。

聴感上での、位相差のバレ具合もしりたいね。

、と技術興味の対象です。

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10月13日に実験した。

SEPP中点の電位が Vcc-0.6vの8.4V位になる。 つまり動作しない。やっぱり動かないね。

騙される者が多数いるはず。


YouTube: famous 4 transistor sepp amplifier checked. no sounds.

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法人には販売しません。 株式会社シーエムジェー 様へ

レビューをみると素人が修理をしているようで、保証期間が1ケ月らしい。使う頻度からみて半年程度はないとエンジニアの良心がないと思われるぞ。

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新古品半導体には生存率があり、その会社での製法と経過年数で統計的に傾向がでてくる。

 三菱だと20%くらい。三洋だと80%程度は生きているので、「幾つ用意するか?」で修理する側の経験度も判るのが、電子工作分野。

口コミにあるように 妖しいのは本当だろう。

2024年10月13日 (日)

JF1OZL's radio .

JF1OZL氏によるラジオ。 もとのsiteに写真があっかどうかの記憶が不鮮明だ。 

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周波数変換は 乗算回路が最も優れているが、この回路だと強い受信信号をぶっこむとそれらしくは音になる。ただし質は劣る。2波によるビートを下流に伝えるので、感度は劣る。

op ampで乗算するには、対数変換回路と逆対数変換回路の組み合わせにはなる。回路例は教本にあった記憶なのでサラっとみておこう。 

2~3個op amp使うよりは、dbm ICで簡単にまとめたいです。 OSCの安定度もCR発振だと格段に劣るので、LC回路を視野にいれたい。と考えるとAMラジオ用ICになってしまう。あるいは「OSC+乗算」で有名なNE612になる。 

 

高周波増幅を抵抗負荷で行うとSNが劣化する。 SNが悪い抵抗負荷例としてTA7641がある。このICを使うとSN35dBは無理。 そんなことも考えるとLC負荷で信号は増幅したい。

 

転売業者 aappo9999: 1weekで50点落札 

yahoo acutionが闇市のままで25年 変わっておらず、さすがにコリアンパワーだと感じた今日。

1ケ月に187点も引くのに、本人確認が済んでいない。 

これ脱法しているんじゃないですか?も視野にはいる。

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2024年10月12日 (土)

音が柔らかい自作ラジオに為った。:9石トランジスタラジオ (再掲)

2021年2月18日の再掲。

 
 

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今日は、自作ラジオ3台並べてみた。スピーカーは皆おなじのフルレンジ品(大陸から発送してもらった)。

左は9石スーパー。中央が「LA1600+LM386」ラジオ 。右が「3石+LM386」ラジオ。

「AF部をトランジスタで構成したラジオ」と「LM386を搭載したラジオ」の聞き比べになった。

9石スーパーとRK-44のラジオ部回路は同一なので、AF部の音比較(LM386  VS  OTL6石)ができる。


YouTube: 自作ラジオ3台を並べて聞き比べした。

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この9石スーパーは半導体ラジオにしては音が柔らかい。音が角々しくない。ホームラジオにお薦めできる音色だ。

increment agcのsメーター回路は100uAタイプならば用意し、LA1260ラジオに載っている.  対数特性はFETがベターなので、FETの世話になる。

図中22PFの後段にプロダクト検波を入れることができる配置にしてあるので、短波化しAM/SSB RX(オールトランジスタ)化も視野に入れてある。

このラジオ基板は サトー電気で扱うと思う。

2021年9月9日追記

ラジオアンプ部だけを基板化した。⇒ 記事。

LA1600の検波出力が実測5mV~10mVなので、5mV入力でMAX POWERになるように調整すること。

2石ラジオの後段にも使えるようにしたが、AF出力が数mVあるかどうか。 


YouTube: 6石ラジオアンプ :鳴らしてみた1

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ラジオ工作派ならば、奥澤先生のこの本を読んででおきたいものだ。 

010

OSC強度と感度の関連性について、グラフを用いて説明されている。

闇雲にOSC強度をあげては駄目だね。

011

audio ICでつくる小出力アンプ基板は、50種に近くなってきた。

 

power op ampは歴史が古く1991年には三洋からでていた。0.5Aは流せるので放熱板は必須。

 

audio ICでつくる小出力アンプ基板は、50種に近くなってきた。音色がよいICと 並みのICに大別される。

list_20241011.pdfをダウンロード

NE5517をどうすりゃベストなのか」を思案中。

 
 

OP AMP + boosterでは、ここにも公開ずみだが 2ルートNFBは音色でNGなようだ。時間遅れ信号とのバトルはやはり拙いかんじだ。

 
 

2024年10月11日 (金)

uln2280 sounds 1980'

トムソン tda1517が不良多発にて落ち込み中だ。

Huntington Beachにある nexxonがリリースしたuln2280で鳴らしてみた。 年代の割に不良がないのでic製造技術は、欧州トムソンより上だ。texasの下請け工場かも知れないね。

Philippinesでの製造品。1985年。

uln2280 sound 1980'
YouTube: uln2280 sound 1980'

lm380よりは格段に音色が良い。パワーゲインもあって使い易いIC

uln2280Bは若松に在庫多数。

2280

P1010002

P1010007

通算578作目。RK-323

TDA1517 AMP .

このTDA1517では、不良率が40%~50%と高いので、推奨はしないIC。

製造後50年ほど経過している感じで、VCC と GND間で導通抵抗が3オームから10Kオームのものもある。これ壊れている。

PIN5とPIN7間をテスターでみて100K程度あるのが良品。

P1010075

P1010072


YouTube: TDA1517 AMP

音色は平均。その他大勢に埋没してしまう音色。

褒める音色でもなく、不良率が高いので、手を出さないのが安全です。

RK-319.

2024年10月10日 (木)

audio ampでの 差動入力回路(非等負荷)

audio ampでの 差動入力回路(非等負荷) :1980年代技術

Diff呼び名は 英語で書かれている。

 
 

4046を使った60Hz  to 18MHz発振回路。 シンメトリー調整。

Idea

綺麗なサイン波になるかどうか? 

 
 
 
コンプレッサーdeviceに DACを使う案。 1990年の発想。

Daccomp

2024年10月 9日 (水)

六田式 オペアンプドライブ 10Wパワーアンプ

題名 オペアンプドライブ 10Wパワーアンプ

これは、MJ誌の第6回自作アンプコンテスト参加作品のひとつ、六田嘉明氏の手によるもの。同誌1994年4月号 130頁から133頁に詳細が掲載されています。(引用元はここ。 chibidac殿、多謝)。写しは国会図書館等から金員と交換でゲットできる。

Mddsmall

Q: OP AMPのIN Zは10の12乗と高いデバイスだ。そこで信号源とのインピーダンス整合用にもう一段 CR回路は必要ないのか? 。 Zが10の7乗なのを1段で誤魔化すのは経験上きついぞ。

 

ゲインは「1k vs 100」に依存する。 100オームを入れることによりOP AMP個体差起因のトラブルを減らしてもいる。 実装時には PIN2での電位差を確認する必要がある。差が0.1mVもあれば拙いように思う。 PIN6が供給電圧センターからズレていることもありそうなので要チェック。

 
 

あるいはここも有名だ。

Opamppp

Q:「同相で信号を戻している理由は、どうしてか?」

デバイスは push pull動作なので、B級。  condution angle が重要。

Classesofpower20amplifiers_3

クロスオーバー歪み改善技術は、1970年から71年にかけて欧州で確率された。 日本の技術ではないので情報が弱い。 current dumperと呼ばれていた技術。

 
 
 
 

JF1OZL氏の1998年公開回路。 

Emitterfollowerpoweramplifier 

JF1OZL style .Emitter-follower-power-amplifier.として公開中。

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