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マイクコンプレッサー基板(自作)  SL6270C Feed

2018年10月18日 (木)

自作マイクコンプレッサー。VOGDA SL6270作動確認OK. 回路図。

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です。navyで好評のSL6270になる。

データシートを20%ほど信じつつ、SL6270の定数を決めていった。

概ね4mVほどSL6270に掛かると80mVほど出てくる。それ以上入れてもOUTは80mV.

入力はオシロの右側。

SL6270の出力は左側。

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 上記3写真で入力は20dB変化しているが、OUTは変化なし。つまりコンプレッサーとして機能している。

COMPメーターも振れた。

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と支障なく動作する。 「UKが誉める」事は納得した。軍用に開発されただけのことはある。このような軍用品が入手できる時代になった。 同年代のTA2011より良い。日英での技術差を感ずる。

HI-CUT用Cは0.01位がよい。LOW-CUT用Cは475~106くらい。 後段にLPFは必須だろう。

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SL6270のOUTを LPF とメーター回路に分けるので、エネルギー的にはLPFには1/2となる。結果、LPFのOUTはVTVM読みで30mV. 一般的な無線機であればレベルはOK.基板ナンバーRK-28。MIC-AMPは15dBネライが良い。

メーター回路部を実装しなければ、 SL6270の出力を素直に取り出せる。

アドニスの卓上マイクAM-308によれば「出力電圧:0~30mV(rms)」とある。このSL6270基板出力とほぼイコールだ。

通算264作目。

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2018年10月17日 (水)

自作マイクコンプレッサー。VOGDA SL6270 に通電してみた。

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Royal navyで好評だったとの話を聴く「SL6270」を実装してみた。カットアンドトライで 追い込む予定。

SL6270とその前段トランジスタを実装。

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SL6270単体で12dBほど増幅が確認できた。 SL6270へ5mVも入れるとオーバーシュート波形になったので、理由をこれから確認する。

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SL6270の入力Zはそこそこ低い。 低周波発振器系は600オーム。 SL6270の入力コンデンサーへ信号を入れるとしっかりVTVMの1レンジ分落ちる。 単純に考えて、200オームとか250オーム前後らしい。

シルバーイーグルではインピーダンスがこれ程低くないので、インピーダンス変換も兼ねたプリ アンプが必要になる。 現状は13dBのプリアンプを載せてあるが、試作のCR定数でSL6270に信号を渡すと トータルでマイナスゲインになった。CR定数はぼちぼちと換えて様子を見る。

SL6270は動作中であるが、ベターな定数に至ってない。

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追記 

・データシートに Zin=180とあった。これで測定方法は間違っていないこともわかった。

・計算上でfreq response =3kHzとなるCR定数にしたが、実測では1kHzあたりからハイカットになった。Cは225或いは105でよいようだ。

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自作マイクコンプレッサーの第4弾。 voice operated gain adjusting device 。

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すでにSSM2166,TA2011,MJM2783の3機種で自作基板化済みだが、過日あげたように、 マイクコンプレッサー ICとして UKで評判良い「SL6270」が届いた。

[voice operated gain adjusting device]とデータシートに明示あるSL6270だ。略でVOGADと呼ぶ。

このVOGADではSL6270以前に2種類あったようだ。このSL6270の後継品はないので、トランジスタで構成する回路が公開されている。

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オイラ的には、「 SSM2166 > NJM2783  >TA20111  」の順位になる。 そのSSM2166より良いと云う英文が幾つか見つかるので、トライしてみる。

出力上限が90mV らしい。  そのままではCOMPメーターが振れないので、メータードライブ用にICを入れた。

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TA2011マイクコンプレッサーのキットは、YAHOOに出品している。SSM2166,NJM2783はICが高いのでキット終了。

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