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菊水 テストループ SA100.
JIS C6102-1998準拠。
菊水さんから写真はお借りした。
先日、ラジオ調整の基本としてテストループで電波を飛ばすことを記した。
バーアンテナで受信するラジオのために、テストループのインダクタンスもJISで定められている。JISの文面にあるようにトランジスタラジオ調整ではmustの設備になる。これを所有するのが、プロ。
家電メーカーでは、JISに準拠してラジオ調整を行なう。オイラも使ってきた。
修理業務の未経験者は、テストループの存在そのものを知らないね。
テストループを用いてラジオ調整することができるのは、国内では4人もいないようだ。ラジオ整備品を出品する大多数は測定器が無いようだね。文面がそうなっている。 修理する側の技術水準がだんだんと低くなっているので、修理済み品を入手するときは慎重に。ヘタレ品を掴むのはご自由に。
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オイラのは目黒のテストループ。磁気アンテナでのラジオ調整用にJISで定めている道具。
AUX端子を「エーユーエックス」端子と読むのが主流になってきているようだ。
上記ルールのように、アルファベット直読みならば、
TONEを「トネ」或いは「テーオーエヌイー」と呼んでいるはず。
でヒットしてこないが、 TONEは中学生の英語水準だからか、、。
auxをエーユーエックスと呼んでいる方は、
ぜひ同じ呼称ルールに基づいて「TONE⇒テーオーエヌイー」と呼ぶようにお願いします。
お馬鹿なオイラは、 AUXはオックスとしか読めない。
間違って読みblogに上げていると「御馬鹿宣言」している状態だ。
オイラのように不器用、御馬鹿宣言している仲間かな?
まあ、オイラが世話になっている会社では、基準点を「origin」でなく 「base hole」と表記させるからね。そのルールに従うとbase ballは「基準球」になるね。
エーユーエックス端子と呼称する貴方に、問う。
CATをどう呼称します?
CATをシーエーテと呼んでこそ呼称ルールが一致します。
一つの頭脳にルール2通りは無理ですよ。
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12月29日朝追記
youtubeに 「aux meaning」があった。
ポピュラーな読み順に発声していると想うが、
英語圏の方は、「△△」と読むようだ。
仕事で米国人と接触した折には、「エーユーエックス」とは呼称していなかったナ。
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国の調査では、
とのことでまともな力を有するのは2割り前後らしい。
そりゃ、基準点をbase holl と呼ぶわな。
auxは読めないし発音できないわけだ。
そもそも中学卒業レベル以下ってのは、中学1年生レベルなのか? そんれより低いのか?
波形が軽くクリップしてます。↓
AF段に信号を入れてみました。↓
左側がスピーカー端での波形。右側は入力信号の波形。
すっきりした波形になりました。↓
R13の抵抗値を換えてあります。
6V駆動のラジオなので、この抵抗はオリジナルより低抵抗が好ましいですね。
「半導体の個体差」があるので、トライ&エラーで決めて行きます。↓
抵抗値を変えたので、AF段のゲインがオリジナルより2db強上がっています。
VRを上げて行くと、AF段の回り込みのような音になってました。
(個体差でしょうか、、。)
ケース側のボスを回避するように、マイラーコンを半田付けします。↓
音も改善されました。
(まだ、ややゲイン過多なので、TR5のゲインは下げた方が好ましい感じです。)
オリジナルで、充分に耳がよいです。
CK-606やKIT-9より、確実に聞えます。
耳は、イスペットの6石ラジオに近い感じです。
ダイオードを追加して、倍電圧検波にしてしまいました。↑
(悪い癖です。倍電圧検波は、バルボルでみても3db アップしてますね。)
↑普通の波形になってきました。(すでにAGC効いてます)
AGCの効きが早いので、もう少し甘めの方がよい感じです。
(好みの領域ですね)
SGからの信号を上げていくと、上下がだいたい同じようにサチレーションするので
AF段の抵抗値は、写真のようにしてあります。
TR2とTR3のバイアスは、後日見直してベターポイントを探してみます。
トラッキングの感度差は、1db範囲に収まりました。
アンテナコイルは、かなり良い設計です。
①+Bのデッカップリングコンデンサーは、容量を大きくしてあります。
②AF段で波形を見たら、低域のたれが気になったので
TR5のケミコンも容量大きくしてあります。
並べると、青もよい感じ。↓
チューニングLEDも光ます。↓
教材用なので、銅箔パターンも厚いですね。
耳が良いので、お薦めですね。(半導体の個体差に合わせて、少し定数変更しました)
フォアーランド電子さん⇒ここです。
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AM/FMラジオのフルキット
FR-7100,FR-7300も販売されています。
FMのトラッキング調整も面白いですよ。
フォアーランド FR-702 7石 AM ラジオ キット 2題(2台)です。
「ラジオ部に6石」+「チューニングLEDに1石」の7TRラジオです。
「科学教材社のCK-606」、「ラジオ少年のKIT-9」のようにヘテロダインです。
①yahooのオークッションに
「FR-702 7石トランジスタ ラジオ キット」が出ていたのを落札↓
外箱には、学校名クラス名、個人名も記あり。
(こういう情報は、「消して発送」が日本人的常識だと想いますが、、、)
「組み立て途中のモノが出品される良い時代」になりましたね、、。
>細かい部品が多くてけっこうむずかしく、中学生向けとはおもえませんでした。
との出品コメントがありますが、 オイラの中学校時代でも 6石トランジスタラジオは
学習教材でしたね。
(日本人の学力、理解力が低下しているのは、高名な教育関係者が指摘して
早15年ほど経過していますね)
想い半ばのままなので、供養をせにゃ可哀想ですね。
② まさか落札できると想っていなかったので、
入札終了前に、フォアーランドさんにFR-702の在庫を確認しました。
部品調達が困難だが「毎年200~300台は、生産している」とのことで
1台 購入手配しました。(2012/Mar/2現在 3800円+送料)
「2SC1815も生産終了した昨今」なので、
ラジオパーツ集めには苦労が絶えないと想います。
「トランジスタを日本で造らない時代」が明確になっています。
パターンも厚く、部品交換して耳upにも向いていそうです。
IFTとバーアンテナの距離もあるので、 性能に期待してます。
で、届きました。↓
パーツ一式↑
「周波数シール」や、「ケースの色」が違うだけで回路は同じです。
③
YAHOOで落札したのを、製作中。↓
局発はローノイズの2SC1815LYにしてみました。
(2SC829でよい思い出がないので、、石換えです)
今宵は、ここまで、、。
明日は、トラッキング予定。
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