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AM変調考 Feed

2022年1月21日 (金)

am変調回路 回路図

半導体デバイスで重畳させた例:

 日本国刊行本では泉弘志先生のPNP作例が最も古く(1969年前後)、後続にJH1FCZ氏のLM386使用(1974年頃?)がおる。 JH1FCZ氏はトランスレス変調と呼んでいたが、「2番煎じなので固有ネーミングしてよいのか?」との疑念は生じる。 先達に敬意を示さぬ姿勢は、 どうなんでしょうか?

似た例として「zero bias」がある。1934年刊行Radio Designer's Handbookにはzero baiasと公知された。 エレキギーター分野では、The first stage of the 1937 "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias  とされている。 つまり販売戦略上で、商標化する必要が生じている後発メーカーがそう名乗っただけだ。歴史を知る者はzero baiasと呼び 知識レス者が grid-leak bias と呼んでいる。

 
 
 
 

 日本のラジオ工作史を知らない者が、JH1FCZ氏を引き合いにしてくるので、オツム具合も透けてみえる。

7tx

重畳につかうデバイスの動作点を巧く合わせないと、入力信号レンジ幅がかなり狭くなるので上級者向け。デバイスのhfeにも依存する分野なので奥が深い直結変調。 

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1968年から公開され続けているMC1496回路。

1496

12V単電源での変調回路はメーカーから1968年から公開されており、「JH1FCZ氏主張するところトランスレス変調回路」より古い。   IC メーカーがトランスレス変調とは主張していない。   USAでの回路歴史、特許歴をみていくと氏主張の「ICを使ったトランスレス変調」はどうやら1964年にはあったぽい。10年の時間差がある。それを知るも知らぬもオツム次第。

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2018年2月25日の再掲。

mc1496は加算動作もできる。dbmのスイッイング動作具合は負荷に依存するが、そんな記述は日本教科書にはない。 しかし「動作は負荷に依存する」のは能動素子での常識。

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・dbmでも加算動作が出来る。トランジスタ部の負荷抵抗値に依存して加算または乗算動作もする。(どちらを選ぶかは 負荷次第のようだ)

・理論書等のdbm作動の説明式には負荷抵抗値の範囲規定がない。式では説明できない挙動がある。波形が秀逸なmc1496を使ってみた。

・dbmでは負荷具合で

1,乗算で作動する場合。

2,加算で作動する場合。     の2通りがある。(オシロによる確認動画参照) ⇒ 理論書にはこれの記載が欠落している。

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MC1496で VR可変して 波形変化を見た。(左側がdbmからの出力波形、右側は入力波形af)

MC1496を使った作動例では紹介されていない挙動を動画UPした。


YouTube: AM変調項2。 「MC1496での加算動作?? 乗算動作??」

「MC1496を使ったAMトランスミッター」での作動確認中である。

所謂、「乗算回路による波形」と「加算回路による波形」の2つともVR位置によって計測できる。

、、と上記内容を受けて可変抵抗の方が好ましい処は、VR化した。

「加算モード」⇒「乗算モード」になると出力が1/10程度に減る。不思議だねえ。

入力(右側)は一定にも関わらず、負荷VR開閉に伴い、形と出力(左側)のレンジ切り替えが必要なほど生成物が変化する。形は「乗算による生成物」と「加算による生成物」の2通りになる。

出力波形も変わることが動画で確認できる。入力一定時に 負荷具合で出力が変化する算出式は乗算回路系はないようだ。(都合のよい条件だけ揃えて計算する算出式とは、その程度だ。)

幾多の本をみても、まあAM変調は、乗算回路で生成されるらしい。それでは加算モードで生成されたモノは何と呼ぶのか? 動画中の加算モード波形を何と呼ぶねえ?

Q:シュミレーションソフトでは、この作動再現は出来る? or 出来ない? 。A:できませんね。

、、、と電子工作本の執筆者を悩ませる事象を公開中。

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系統的に学びたい方向けには、

P1010012

P1010014

 

P1010016

音声信号をRFでスイッチングすればAM変調になることが理解できると思う。

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半導体デバイスでスイッチングさせた回路で、人気なのはDBM(SBM)での変調回路。あるいはフリップフロップ回路。MC1496は1968年からAM変調回路が公開され続けて早53年。

PWMでのAM変調は出現当時からプロユースなので、民間での作例は少ない。

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AM変調の回路

ta7310 am wire-less mic  ⇒ rk-98.pdfをダウンロード

TA7320 :AMワイヤレスマイク ⇒ TA7320-tx.pdfをダウンロード

MC1496 :AMワイヤレスマイク ⇒  mc1496_wireless_mic.pdfをダウンロード

SL1641 :AMワイヤレスマイク ⇒  SL1641-tx.pdfをダウンロード

612

2019年12月31日 (火)

ダブルバランスドミキサー SL1641(plessey)でbalanceを取る。50MHzでam生成。

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・dbmの祖 ギルバート氏(英国人)がギルバート・セルを発表したのが1968年 於米国。 その後1970年から祖国 イングランドに戻りplessey社で実力発揮した.

・plessey SL640(641)は当時 CAN パッケージでリリースされた。 その後時流にあわせてdip品がSL1640(SL1641)でリリースされた。 米国MC1496は日本でも有名であるが、欧州ではSL640シリーズが有名である。

・左様な経緯を持つSL1641で中波ワイヤレスマイクキット(RK-62 キット)を領布中だ。

・SL1640のコピー品が日本ではNJM2594 型番で流通している。(SL640のIC chipを90度回してボンデイング。)

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今日は、「50MHzで作動するかどうか?」の確認をした。 既に50MHz AM生成できるデバイスとしてNE612,S042Pを確認済みだ。

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SSGから55MHzを注入し、低周波発信器からaf信号をSL1641に入れた。

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VRを調整して追い込んでみた。 dsb波形ではこうなった。

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内部負荷の割には良好である。NE612よりも使えそうだ。

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・目的とするAM波形は こうなった。上の波形の1/2周期で波高は2倍ある。づばりDSB ⇒ AMに為ったときの挙動そのものだ。 

・中波では波高さは変化なしだったが、あれは測定間違いか?? 

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およそ50年前に開発されたデバイスだが松下や東芝のdbmよりも優れている。やはりplessey社は凄い。

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まとめ、50MHzでAM生成できるデバイスとしてこれで3つ目になった。MC1496世代だが後発のNE612よりは波形が綺麗だ。

2019年12月30日 (月)

バランスドミキサー NE612でbalanceを取る。

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RF式のスピーチプロセッサーの基礎実験を始めた。クリスタルフィルターはICOM製の10.7MHz。

1,キャリアを抑圧したdsbがmustなのでNE612にキャリアバランスVRを入れてみた。日欧で見かける回路にした。 NE612のOUTは4番と5番から出しLC共振にいれて多少は波形を綺麗にしたい。

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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

結果はそれなり駄目。IC内負荷が均等でないようで [外部負荷でアジャストする必要がある波形]が出てきた。FCZコイルコアで合わせてようやく使える波形に近づく。トランス出力方式では変調分野は やや苦手なことも判った。 定番のMC1496は外部負荷で可変できるのでこのような波形には陥らない。

RK-26同様に4番出力だけでで使う 。 あるいは バランス抵抗レスで使うのがお薦めらしい。

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直接LC共振に入られるとおもったが今のままじゃ無理だ。もう少し触ってみる。

予想よりも波形が悪いのでAN612あるいはCA3028にし、コンデンサーoutにするのも手立てだ。

 
 
 pin1,pin2の抵抗を変えて それなりにはなった回路。
性能面ではmc1496 >> ne612は変わらず。電波の質が悪いので、アマチュア無線では使うには気がひける。
 
NE612は ワイヤレスマイク向けのIC。

Ne612_bal

 
 
 
 
 
 

Sa612

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balance抵抗であわせた送信基板ものの例

・RK-62 のDBM  SL1641ではこのようになっている。 NE612より良好。

・キャリアリークはSL640(1640)で-40dB。

・本家SL1640のコピー品がNJM2594.

Sl164101

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・RK-55のCA3028ではこの感じ.

本家CA3028のコピー品:TA7045はKP-12Aに使われている。

但し、KP-12A回路のままTA7045を使うとバランス調整が追い付かなく歪むのでそこは工夫必要。

Ca302801

これもNE612より良いだろう。

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amラジオではpwm電波も受信できる。


YouTube: タイマーIC の7555: PWMワイヤレスマイク実験


YouTube: PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555②

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12au7でダイレクトコンバージョン受信機 :40m


YouTube: 40m two tubes direct conversion, dc 13V : 7MHz ダイレクトコンバージョン受信基板 (12au7 twin )

2019年11月10日 (日)

PWM電波を真空管ラジオで聴いてみた

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昨日のPWM実験基板の続きです。

PWM電波を真空管ラジオで聴いてみた。


YouTube: タイマーIC の7555: パルス幅変調実験

まともな音で聞こえてきた。このままでも充分に実用になる感じだ。

この基板は、RK-68。 従来のDBMによるAM変調に飽きた方向けになるだろう。

離調していく際の音色変化が、従来のAM変調とは異なる。

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・DBM変調に比べてMIC-AMPのゲインを必要とする。直結型と同じ程度まで信号を増幅する必要がある。 

・直結型に比べて音が素直だ。直結型ではデバイスの選定がノウハウになる。

2019年11月 9日 (土)

タイマーIC の7555:AM変調の実験中. 中波帯でのパルス幅変調実験。

「タイマーIC 555: am周波数帯で変調したらどうなの?」

PWM変調がラジオ工作界にずいぶん浸透してきている。 ただし「パワー/投影面積」では従来のAB2作動に比べるとまだまだらしい。

PWMのお手軽実験を行った。

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・直結型変調は 泉 弘志先生の回路公開(2SB トランジスタ)から遅れること5年あまりのちに、JH1FCZ氏が「変調トランスレス変調」とネーミングしていた。 エネルギー供給を強弱することにより変調が掛かる方式だ。 この直結型を50年後のいま「アナログ直列変調」と身勝手なネーミングしているらしいが、それはエンジニア界での背乗り行為になる。まあね、背乗りがお得意な方々も居るからね。

・他手法としてAF信号を スイッチングすれば変調が掛かる。 スイッチングする周波数が搬送波周波数になる。 この時スイッチング波の波形は不問である。 包絡検波では搬送波を除去するからだ。

・これ写真はcq誌通りに付属送信基板を実装したもの。 ここ。

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①タイマーIC 7555  IPA (ハリス) をOSCさせてみた。data sheet では1MHzがosc上限ではあるが、1.622MHzでも発振した。

3MHz上限ではLMC555がある。LMCで短波用にしたほうがノイズが小さくてベターのように思う。

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c=330pfにしたら この周波数になった。 duty比は同じのはずだが、波形のダレは違う。

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「タイマーIC 555で 変調したらどうなの?」の基板。

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低周波信号を入れて飛ばした。 受信できた。

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am変調できた。倍音にならずに聴こえてくる。CRによるOSCだが随分と安定している。 

OSC強度がここまで強いとは想っていなかったので、MIC ゲインが不足気味。

「AMラジオで聞こえる?変調実験」として手頃なデバイスだ。


YouTube: タイマーIC の7555:AM変調でトライ中。

通算336作目。 「555tx :中波帯変調」実験基板になる。 基板ナンバー RK-68.

生成された波形は、乗算回路のそれとは違う。PAMのモデル波形とも違う。

データシートによれば パルス幅変調(PWM)になる。

Photo

 PWMの代表的波形とはやや違う。「トリガーが巧く掛からない搬送波」のような波形だった。計測が拙いのか? とも想っているので、のちほど。

555を使ったAM検波ラジオ回路も多数ある。日本語で書かれていないので理解するのに時間を要する。

別な動画もあげてみた。

2019年5月29日 (水)

dbm am 変調。

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差動回路ICにTA7045(CA3028)がある。 このICは搬送波を漏さない使い方のICだったことをここで紹介した。

キャリア周波数が高いと生成波形はクリップしたのも事実だ。

同様に高い周波数では生成波形がクリップするICにSN16913がある。これはTRIOではVHF帯でもかなり使われた。

自作時の観点として

①性能優先

②コスト優先

③投影面積優先

 と選択肢は3つだろうと思う。

「dbm am 変調」はHFと50MHzだろうし、144MHzでam変調はuser数が微妙だろう。

上記のように使用上限周波数もある。 カタログデータより遥かに低い周波数で波形がクリップすることも事実だ。写真はUP済み。

現瞬間では、50MHzではNE612、S042P、SL1641の3つだけがDBM作動する。NE612の波形はちょっと、、、。

中波~28MHzまでならば、どのDBMでも支障なく動作はするが波形比較してしまうとMC1496の独り勝ちになる。もっともFM用ICのTA7358は振幅変調には使えない。そもそも波形が汚い。

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超再生式検波において、AGCモードになることを解説した技術本(日本語版)を見つけられない。

やはりラジオ技術は米英から伝わってきたことをつくづく感じる。

ものづくりと云わなくなって10年は経過した。コピーアンドペースト全盛期なので、治山・治水も随分と土木コンサルの図面が奇怪しくなりつつある。

2019年5月25日 (土)

AM変調:MC1496は12Vで作動します。(負電源は不要: 1973年 刊行書にも図有)

MC1496トランスミッター :LMC6482
YouTube: MC1496トランスミッター :LMC6482

MIC-AMPにLMC6482を採用したAM ワイヤレスマイク。 世界初のDBMで遊んでみたい方向け。KITはyahooにて。

Ans01

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直交検波デバイスとして古いものに Sprague  ULN2111Aが存在する。「市場登場年は1967年」と判明した。このFM IF ICで同期検波できることを開発陣は理解していた。

実は、ギルバート氏(英国人) が米国にて回路発表したのは1968年である。ギルバート氏がSpragueに居たかは情報確認中。

MC1496が登場したのも1968年である。このコピーがNJM1496になる。mc1496データシートに同期検波回路が公開されているので、自作するには楽だ。

米国人考案でなく、移民が主たる考案をしていたのも米国らしい。

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今見つけられる同期検波資料は1948年の「tube +diode 式」のものだ。シンクロダインと命名はされている。

Syncro01

歴史経緯を踏まえた予備知識はここまで。覚えておくと先々役にたつ。

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MC1496は単一電源で作動します(+12v)。 刊行書に図付きで記事がある。

AM(DSB)用のエキサイター基板(RK-16)を2018年5月から領布中だ。 このRK-16はfinal にM28S使用なので1Wほどは入力できる。80mA~90mAは流せた。

下写真はAM変調波形(MC1496)。

人気のNE612,SN16913ではここまでの波形は無理。性能が非常に良いにも係らずmc1496の人気がさほどない。その要因は「調整することが不得手な人間が増えている」のではないか???

 コピーアンドペースト世代には、己の頭脳で思考することは無理ですね。作図にドラフター未経験な世代だと、思考が乏しいことを多数経験してきた。

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今、作図中のは、 上記RK-16のバージョンUP版になる。RK-16同様に「内部TRのアンバランス補正をできる」回路。RK-55辺りの番号になると想う。

①MIC-COMP回路を載せた。

②finalは MRF239(TO-39)にしてみた。3Wほどは入れられると想う。ピコシリーズ並にはでるように想う。ピコ同様に供給電圧がFINALに掛かる。

 ・bufferにM28Sなのでもっと押せるが放熱とのバランスでその程度の入力になるはず。

③LCによるバンドパスフィルターも載せた。

④水晶振動子は2個載せて、リレーによる切替にした。7.195 と 7.181の2ch.

⑤水晶発振部の+VはTX側と切り離した。「RX時にはTX側を非通電にしても水晶発振部は生きている」の使い方に対応。

・HFでのAM変調で2W出力あれば、後段はアンプで押せばよいと想う。

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◇relay とcrystal 2個オンボード。

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今迄の通電経験から「dbmの変調作動上限」が判ってきた。

・SN16193はバランス作動50MHzは無理。7MHz帯でdsb変調okなので搬送周波数を上げていくと波形登頂部が50MHzではクリップする。21MHz止まりだろう。(AM/DSB)。 FM用であれば50MHzでのmixはok.

・TA7045(CA3028)は24MHz止まり。SN16193同様に搬送周波数を上げていくとクリップする、バイアス変えても改善なし。振幅変調用には24MHz上限。データシートでは100MHzの文字があるが、、、。CA3028は455kHzでロスしない唯一のdbm. ラジオICでプロダクト検波するのにベストなIC.

・MC1496は 振幅変調28MHzまで。 mixer等ならば80MHzらしいが、、。

・NE612は 50MHz AM変調OK. DSBもOK。 しかし455kHzプロダクトではロス大にて無理。設計中心が45MHzなので数MHz帯はやや苦しい。

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振幅変調用デバイスとして50MHz信号で使えるのは、NE612。 S042P。SL1641の3つ。

HF帯ではどれでもOK.

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「随分と前に電話級ライセンセスでDXCCの オーナーロールに為った人物」が居ると近日知った。まあ詳細が聴こえて来ない。

忖度、忖度。

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現時点では

・455KCでプロダクト検波できるデバイスはCA3028だ。このICは減衰せずに増幅してくれる。

NE612はロス大にて使えない。TA7310,TA7320は10dB近く信号が弱る。

・MC1496,S042P,SN16913,AN612,SL1641の455KC動作は未確認。(CA3028が良好なので実験していない)

2019年5月22日 (水)

MC1496は単一電源で動作します。

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MC1496は単一電源で動作します。

こんな当たり前の事を書かなきゃいけない状況らしい。 と云うのも「正負電源必要だ」と正しくないことを公知しているSITEが幾つか存在していることに起因する。

この初版は、昭和48年。1973年のことだ。

入手本は第10版になる。まあ10万冊程度は市場に出たんだろう。

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1973年時点で、単一電源でMC1496が作動することが活字で紹介されている。

正負電源が必要だと身勝手に想うタイプは、古書を読めんのだろう。実体験に依拠しないことを公知するのはかなり身勝手だね。

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回路図を書ける人間ならば、データシートを見りゃ、単一電源で作動することは判るだろう。 己の頭脳で考える経験のない人間ならば、云われた通りのことしか出来ない人間に成り下がる。そりゃ「もの造り」出来ない体質に転落して行く。

秋月電子にmc1496は単一電源で作動する事実」を連絡しておいた。am -tx(mc1496)

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これは初心者向けの刊行本(米国)。

CA3028はここでも紹介されていた。 そのだけ馴染み深いデバイスのようだ。

もっとも日本じゃTA7045で知られている。

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CA3028のDSB作動上限は25MHz近傍。

2019年5月21日 (火)

CA3028 (TA7045)でdsb/am波形。

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過日、難のあったCA3028の続になる。 キャリアリークバランスを見直した。

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搬送波リークを最少にした。いわゆるDSB波形。 なかなか綺麗だ、これならば使える。

内部負荷ICとは異なり外部負荷なので波形は綺麗になる。

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AFは50mV前後で100%変調になる。したがってMIC AMPは35dBから40dBくらいが好ましい。2SC1815の1段ではぎりぎりかやや苦しい。

肝心のAM変調は?

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amラジオで聴くと入力と同じ波形が出てきた。

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元々は乗算回路によるAM変調を探ったことが、DBMを使いだした起点になる。その意味でTA7320,TA7310,NE612,SO42P,SN16913,MC1496,CA3028,TA7358を回路実験済みだ。

手元にある未実験DBMはあと3種類だ。トータルで11種類確認できれば良いと思う。フラットパッケージ品が製造主流ではあるが、CA3028もフラットパケージ品が多数流通している。

近年設計のDBMでは、HF帯使用は設計範囲外らしくVUHFに特性がフォーカスしている。HF帯使用ではやや古めのデバイスを用いるしかない。NE612ですら1MHz以下は苦しい。

455kHzでのプロダクト検波向きのdbmデバイスもこれで絞れたと思う。

◇◇下のは既記事のta7358波形だ。 ここ。波形の立ち上がりではta7358は酷くてもっとだめだ。ta7358の音に我慢できる人ならばca3028(ta7045)でのam変調も良いだろう、、。

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2019年5月17日 (金)

dbm sn16913の使用上限を探る。  TS-811って何。

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先日7MHzでの作動確認した am/dsb- tx(sn16913)。

oscは2sc1906.osc強さは0.28v.

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受信もokだ。

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sn16193の使用上限周波数が定かでないようなので、50MHzでの作動確認した。

1,

50MHz帯でoscさせた。

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2,

dsb変調波形。icには12v印加。

これよりは改善しない。100%変調には無理、せいぜい40~50%.

アマチュアライクに使用もできない。、、。 搬送波同士のmixも無理。

搬送波の漏れを最小にした折の変調波形:所謂dsb時の波形↓(搬送波50MHz)

033

このicを6mで使ってるメーカーは無いと想うが、 使用上限は30MHz辺りだろう。 

◇◇

搬送波の漏れを最大にした波形(am変調時):am変調波形↓

小信号時でも頭のクリップ(搬送波50MHz)

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034

 

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頭がクリップしている。AF振幅信号と50MHzとの乗算回路では不向きなことが判明。

登頂部のクリップは、搬送波周波数に依存して発生しているので、内部cが悪い方向に影響しているようだ。

オイラ的には、SN16913は30MHz近傍までのデバイス。 それから上はNE612にお任せ。

◇◇

TRIOではTS-811で、 MIXER として 51.8MHzや81MHzキャリアで使っているらしい。こんな実測波形を公開されたら困る可能性はある。しかし事実だ。

2019年5月 5日 (日)

AM変調波形。MC1496、 NE612、 S042P、 SN16913、SL1641

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オイラ達の教科書に この「無線機の設計と製作入門」がある。2006年刊行。

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トランスレス変調にて生成された変調波形が載っていた。、、が変調波形がややクリップ??している。尖頭の形につなぎ点がある。 

AF信号がおかしいのか? 変調作動部がおかしいのか? 

「加えて波形の左側が歪に長い」ので元のAF信号も知りたい。

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③my基板での波形

SN161913の波形:RK-52:上記の本より綺麗な波形。

NE612よりはgoodである。

故高田OMがピコシリーズ trxに採用されていたのも納得だ。但し使用上限は28MHzあたりまでだ、そのより上の周波数ではdsb波形がクリップするので振幅変調には苦しい。

015



最古のdbm IC であるMC1496での波形  :RK-13, RK-16。上記の本より綺麗な波形。

50MHzだと動作が苦しいので、使用上限は40MHZ近傍まで。1968年市場登場品であるがこの綺麗具合を超えるdbmはまだない。ほれぼれするほど見事に綺麗だ。

内部トランジスタのアンバランス補正を外部にてできるので、生成波形は見事に綺麗

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⑤NE612   :RK-26

DBMとしては設計センター45MHzなので100MHzもok.。オーバートーンでの自励は周波数がふらつくので、10m~2mは外部oscから信号を貰うこと。自励上限は25MHz近傍だろう。

50MHzでam生成できる。 ⇒ ここ

Ne612tx02



 ⑥

S042P  :RK-35

等価回路からすれば自励上限は130MHzを超えるはず。

国内では不人気だが、good device.

50MHzでam生成できる。 ⇒ ここ

S042006


⑦ 

plessey のdbm  SL1641。

綺麗な波形ですね。 ⇒ ここ

このdbmは、歴史が古く canパッケージ時代から SL640(641)として市場にでていました。そこはmc1496と同じです。

SL1640のウエハーを90度回してボンデイングしたものがNJM2594になります。

Sl164101

国産dbmの an612,ta7320,ta7310の変調波形も公開済み。

◇◇ 代表的なNG波形(TA7358等)  ◇◇ 

内部のクリッパー起因の波形。この波形だとphoneでは使えない。

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 af信号が弱いレベルでも歪んでいるね。

023

ta7358が振幅変調分野で使えるかどうかは自己で決定ください。(こんな波形じゃ、オイラは使いません) 

2019年4月27日 (土)

同期検波 考。

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同期検波作動理論は多数上がっているので、其れ等を読むように。

作動理論を学んだのちに、技術課題を確認してみよう。

おそらくは、実装上の技術課題として「目標角度との角度差を±0.1度に納める方法」だろう。これは特許系情報にも多数見つかる。 この角度差の検出方法も学ぶ必要がある。

アマチュアライクに、取り分けオイラのような機械設計屋にとっては、上記の技術課題に到着することは無理だ。

位相差を造る簡便な方法は、キャパシティを利用するかインダクタンスを利用するか? だろうと想う。

同一量の90度ベクトル と0度ベクトルを合成すると45度ベクトルが生成される。0度と170度のベクトルでも???度ベクトルはできる。 

ユークリッド力学の及ぶ世界で仕事をしているオイラには、電子の動きはかなり???だ。 

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先日の作動確認できた回路に手を加えてみた。

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実装中。

2019年4月25日 (木)

「中波帯ワイヤレスマイク」とアンテナ線とのマッチング考

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1, まずワイヤレスマイク(ラジオマイク)の合法的使用:

 ・法令で 電界強度での値が示されている。⇒ 公開されているので必ず確認のこと。

、、と云うことは、「アンテナとの整合を取ると法令を超える電界強度になる」ことが圧倒的だ。

この法令違反は罰則が明記されているのも事実。

それゆえに、オイラの回路図では 「整合部は自分で計算してね」(飛び過ぎの責任は自分で取ってね)になっている。意図が読み取れずに問い合わせしてくるお方は中学生国語をもう一度やりなおすことをお薦めする。

申し訳ないが、中学校卒業程度の算数力を持っている方が此処を訪問することを前提にしている。微分・積分は使わない算数力での範囲になる。

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アマチュア無線ライセンスを所有し、認定を受けるべく無線機を設計している最中で、ファイナルとアンテナとの整合で、役に立つ回路はパイエル 或いはパイ回路だろう。

戦中・戦後直後はLC共振(並列)による整合回路がプロ仕様でも使われていた。もちろんアマチュア無線でも同じであった。

HFのようなマルチバンド対応化を考えた場合、LC共振による負荷だとバンド毎にタンク回路を交換(切替)する必要がある。 ビルトインユニット化してクイックチェンジするのが楽ではあるが耐高圧を考えるとやや腰が引ける。

左様な次第で、HF帯真空管TXでの主流は「ハイインピーダンスによる負荷」+「アンテナマッチング」になっている。ハイインピーダンスによりRF成分のDC流入を止め、そこに停留するエネルギーをマッチング回路経由でアンテナへ導くことになる。ハイインピーダンス⇒高抵抗(直流計測による抵抗値)になりがちなので、ほどほどのインピーダンスと直流抵抗値にするのがノウハウのひとつになるだろう。

パイマッチングでもアンテナの実抵抗値によっては整合しない。もともと整合範囲を定めて処々計算し、実装するからだ。 この辺りの設計方法は書物が出ているので手に入れること。ここにも紹介してある。WEB上で見つかる情報は古書の焼き直しだ。原点(原典)から知識を得るように。

原典の2次使用許可を受けている人は日本には恐らくいない。無許可で上げているだろうと推測している。著作権・意匠権上、オイラも2次使用はかなり避けている。だから古書を入手し学ぶしかない。

「直列共振時のインピーダンス」と「並列共振時のインピーダンス」とでは全く値が違うことは試験問題でも出されている。ご存じのようにパイマッチでのQは随分と低い。

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ことMWラジオマイクでは、 アンテナ系は直列共振にしたほうが飛ぶ。アンテナ長とターゲット周波数から、リアクタンス系の理論値がわかる。それ以降は中学生算数ができれば解は出る。

くれぐれも法令違反はしないこと。

以上、中学生算数が出来ない人には不向きな内容でした。

2019年4月22日 (月)

SN16913でAM/DSB 送信基板。

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DBMの「SN16913」は非常に人気だったデバイスだ。

いまデータシートを探っても発見できないが、「AF信号を2番に入れた回路 または 5番に入れた回路」の2通りが出回っている。

その実験も兼ねた。

電源とAF信号、それにキャリア(SSG 無変調)をいれるように実装した。

2番ピンにAF信号を入れる。

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搬送波は86dBuV.

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搬送波を強くした。下半分が来ない。 100dBuV=100mV.

dBuVは開放端での値表示。40~50では不足。

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この位いれて、この波形。

120dBuV=1V 

130dBuV=3.1V

136dBuVでこの感じ、搬送波は0.5V以上必要なことが推測できる。 キャリアを漏らしている状態(AMモード)。

データシートにはMax500mVとあるが、それでは不足の気配。

5番ピンにAF信号を入れると波形がでてこない。、、と2番ピンで正解だ。AF信号入力端でキャリアリークさせるのでVRは2番ピンに接続。

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キャリアのもれを最少にした。 DSBの波形。

波形はMC1496よりが平均点より高い。NE612とこのSN16913はではSN16913の方が良い。

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2N5109にしてみた。50mAは流せるだろう。

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下側波形で、明るくなっている箇所がある。「TA7320と同じ波形が」でてきた。

 キャリアバランスでは補正できない。注入量も強いようだ。 内部の負荷Rがアンバランスらしい。

波形面では MC1496 >SN16913>  NE612>T A7320 となる。 

キャリア注入量は暫定1.5V. スイッチングに充分なエネルギーをSN16913に供給すれば作動するので、徐々に下げて行きベストなところを見つけるのが調整。

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ラジオで聴いてみた。

正常に受信できた。

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「TA2011S+ NE612」では 波形ピークは正常だったが、 「TA2011S+SN16913」では 現状は波形ピークが歪む。

 今回は、TA2011Sの後段のLPFが必要なことも判った。 搬送波はこれより弱くてもよいらしい。その当りを次回訂正予定。

2N5109はmAが小さいので、2SC2851か従来のM28S(0.2A流せる)に戻そうと想う。

この続きはここ

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受信機でSN16913を使った7MHz receiver. ダイレクトコンバージョン式になる。

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領布中。

2019年4月15日 (月)

ベースにAF信号を印加する。

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「発振回路に直接変調するとどうなるのか?」 が、 後半に書かれている。 真空管の回路ではあるが、トランジスタに置換して読み解くとウンウンと頷くこと多し。

書物を手に取って読むことをお薦めする。 WEBで検索してくらいで知的好奇心が充足する程度であれば、お子ちゃまレベルだ。

名言をひとつ「知識がなくても仕事はこなせる」。知識が無くてコピーアンドペーストで済ますのが人間だ。

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変調もの、例えば無線機などを造ろうとするならばこれは必読書になる。

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・充分に安定した状態であれば、外部から少々エネルギーを加えても態は変わらずである。これは基本則だ。地球のこの世界では成立するはずだ。 パラレルワールドでは知らずである。安定した態を変えるだけのエネルギーが供給されれば態は変わる。

・発振する、或いは発振させるには態が変わり易いことが条件になる。「発振の切っ掛けが充分かどうか?」も求められる。

・「安定した発振」との表現が正しいかどうかは、オイラには判らんが、供給されるエネルギーの増減に応じて発振状態が変化するのであれば、「安定」の文字からは遠い。印加されたエネルギーと消費・放出されたエネルギーは恐らく等価である。 この辺りは電気主任技術者ならば明快な答えをくれるだろうと思う。

・振動解析でソフト毎の解が異なるのは、「ソフト内部では分けて計算する」からだ。ラーメン構造の要素で1000あれば分けて考えるのがeasyではあるが、全体の挙動とは縁遠くなる。この辺りを姉歯建築士はついたわけだ。偽装と云えば偽装であるが、「分けて計算するソフト」しか流通しておらず、それを使用する弊害が知られた事件であった。

・パイマッチでも分けて考えるのが主流ゆえに、その解は真実からは遠い。良く考えられたsiteがあったが今は閲覧できない。 圧力が掛かったようにオイラは思っている。

2019年4月13日 (土)

トランジスタのベースに信号を加えて変調 の謎 その1

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1960年の「子供の科学」の写し。 泉 弘志先生のAM変調(振幅変調)のワイヤレスマイク記事。

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所謂、ベース変調になる。 ベース変調の良悪を抜きにして考えると、AF信号をコンデンサー経由でRF動作中のトランジスタに供給する簡単な回路だ。

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上記同様にAF信号をコンデンサー経由でRF動作中のトランジスタに加えるFM帯での方法も紹介する。

CQ誌から1960年に公開された回路(周波数変調)だ。トランジスタによって変調度が異なることも知られている。 トランジスタの特性の何かが効いてくる分野でもある。

「その何かが変調式に反映されているのか?」との疑念もある。

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問 ①と②の方法の違いは何でしょうか?

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振幅変調 と 周波数変調と変調方法が異なるが、 トランジスタのベースにAF信号を加えて 両方の変調が成立するのは、論理的に?? だろう。 変調されたものは数式表現されているので、ベースに信号を加える行為は 数式が少なくとも2つ作成できないと過去技術の否定になる。

或いは 「パラメータを0または1」で選択でき、その解がAM変調 あるいは FM変調になる算出式が存在する必要がある。この辺りは通信技術のプロエンジニアならば答えれると思うが、そのような記述をどこで学べばよいか?・??

シュミレーションソフト上でどう表現されているのか??。

★発振回路は 半導体+LCR+LCR成分(基板)+ケース等のLCR成分 から 構成されているので、何かひとつ変ると発振周波数は変る。真空管の9R59では「セラミックコンデンサー VS シャーシ」の浮動容量が効いてくる。 ②の「5k:10k 分圧」比率を「12k:3k」等に変えると発振周波数は現実に変化する。FMラジオではチューニングし直しするほど動く。

★「ベースにAF信号を印加するAM変調」は、FM変調に陥ることが往時の月刊誌(50年代)でも明言されている。さほど推奨されていない過去も判る。  とある条件下でならAM変調として成立するらしいが、 「FM成分レスのAM変調なのか?」

、、と機械設計のオイラにとって謎が多い分野だ。時折月刊誌を眺める程度のオイラには謎が多い電気工作だ。

2019年4月 3日 (水)

AM: 直交変調回路。

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どこかの無線屋さんが、直交変調回路?でのTRXを売りだしたようだ。

「直交変調回路?」と呼ばれているが、その回路をオイラの知る限りでは泉先生が日本に於ける最初の回路発表した。pnpトランジスタでの回路だ。 以降CQ誌にも2回は上がっている。

そんな古典的回路に再び光が当たっているようで、、、。「直交変調回路」と規定したのは何時からかは、オイラは知らん。60年代、70年代、80年代前半まではそのような呼称ではないようだ。

オイラも無線屋同様の変調ものは2017年に幾つか製作した。使えば判るが、、入力レンジが広くないので、今はその直交変調とは距離を置いている。何度測ってもレンジが狭くて音楽系での使用を断念した。 もっぱらマーカー用変調に使っている。

 入力レンジが狭い理由は、判りますよね。

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今、作成中のTX基板はこれ。 

Photo

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さらに小さくなった。

Photo_2

オイラは、田舎のFA機械設計屋です。

2019年2月21日 (木)

ssb.

about ssb

良い資料がオランダ フィリップスから公開中だ

hand made ssberは既読だろう。 オイラはAM思考なので今日 気ついた。

2018年7月 1日 (日)

LA1600ラジオや ダイレクトコンバージョン受信でのAF部はTDA2611です。

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オイラが好んで使う TDA2611(フィリップス)は 欧州/USAでは標準的だと想う。TEN-TECではTDA2611が結構使われていた。出力0.5W前後の歪率と価格との天秤では優秀なICだ。 タイ国で生産しているので至って廉価なTDA2611だが、日本では流通が弱い。タイ⇒日本へのルートに乗らないらしい。セカンドリソース品もあるが日本に上陸して来ない。

日本製で選ぶならば東芝のTA7222やTA7252辺りになると想う。

TA7252が秋月にあったので、1度くらいはつかってみたい。TA7222も国内にあった。総じて日本メーカーのデータシートは控えめなものが少ないように想う。 

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上の検討中3点(DSB小型トランシーバー基板等)は基板手配した。下基板はIC到着待ちだ、日本国内には全く在庫がないようだ。

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2018年6月19日 (火)

プロダクト検波の確認ツール。

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ダイレクトコンバージョン受信機 あるいはプロダクト検波によるSSB受信具合の確認用ツールです。

云わば「基板ナンバーRK-16」の延長線上にあると想う。「移相発振による低周波信号をMC1496に入れてbufferで飛ばす」だけの基板です。受信確認に、SSB-TXから信号を入れるわけにはいかないので擬似電波が必要だろう。

前回、AF波形が拙かったので少しR値を見直した。赤ペンの値にした。トランジスタのhfeにも左右されるので、基本は波形を見ながらの合わせになると想う。

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オイラの環境では7ヘルツのノイズが常時ある。 60ヘルツならばわかるが「7ヘルツ」はどこから来るのか?

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、、と 使えそうな波形になってきた。

此れは、「基板ナンバー RK-19」として領布中。

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