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2025年1月25日 (土)

JRC NRD525 回路図: 同期検波

サンスイのAM チューナーはMC1496で同期検波。 DBMで最も綺麗な波形はMC1496.

 
 

JRC NRD525も同期検波できる。

Nrd525_det

復調デバイスは、「上記IC記号の1」:  SN16913を使っている。

DBMをON/OFFさせるにはRF入力 0.6V(0.7V)は必要。DBMを受信信号と同じ周期でスイッチング動作させりゃ同期検波する。 同じ周期なのでシンクロダインと呼ぶ。

RF=0.6V生成の半導体3石使っている。非反転出力することがポイント。TA7061は使い易いがJRCなので放送設備ライバルの東芝ICは使いつらいようで、トランジスタ2SC2712 ( 東芝)になっている。RF=0.6Vが強いと出口端信号も大きくでてくるので、受信信号が増えるかどうかはリミッター部次第。

下画像は1948年公開物。 シンクロダイン(同期検波)は およそ80年前からの古典技術。

Syncro01

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「学習せずに質問するのが大流行りのゆとり世代」向けにひとつ。

シンクロせずに信号処理するとプロダクト検波になる。1968年公開のMC1496 datasheetに記述されている通りだ。

相についてもヒントがデータシートにあるので、学ぶことをお薦めする。

相情報はMC1496にだけ載っている。(世界初のギルバートセルタイプDBMなので、学ぶ情報がすんごく沢山ある)

IF=455KCでの基板になるが、LSB/USB 切り替えはリレー。RK-234relay.

Sn16913_prodet

 
 下記ワード検索すると、深い情報も見つかる。

中波での同期検波デバイスを列記 :検波IC。(再掲)

2025年1月16日 (木)

D級デジタルアンプ IC についてのメモ書 :自作向け忘備禄。

とある回路にD級動作ICを使いたいので、 メモ書き。

 
 

PAM8012  出口はBTL、 内部クロック250kHz、ゲイン18dB   Vil Vihあり(中間電位入力処理はよくわからず)。

 

PAM8304  出口はBTL、 内部クロック400kHz、Vil Vihあり(中間電位入力処理はよくわからず)。

 

IRS2092   出口はBTL、 内部クロック800kHz、ゲイン60dB(アナログ入力の思想)。供給電源として30v程度は必要。

 

SSM2305    出口はBTL、内部クロック280kHz、ゲイン18dB、Vil Vihあり(中間電位入力処理は?)

 

TPA3122  出口はBTL、内部クロック250kHz、ゲイン36dB、Vil Vihあり(中間電位入力処理は?)

 

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Vil,Vihがあるので、その中間電位入力の処理が不明。

「on信号になるのか? off信号になるのかはICのお気持ち次第」なことは理解した。

Vil,Vihの差が小さいICがアナログ信号請けとしてはベター。 

この不安定具合の除去には前段リミッターIC(古くはTA7061、CA3028等)を入れて中間電位にならぬ工夫する。

上記5品では、TPA3122とIRS2092がお勧めぽい。

IRS2092は出口にフィルターがないような模式図なので、PWM電波信号800kHzで出力されそうだ。そのままAMワイヤレスマイクにできそうだが、周波数はデータシート範囲で動きまわるので注意。

外部から周波数を触れそうなPWM DEVICEもあるが700KCが上限品らしい。

内部クロックがつくりだす高周波の対策は必要。 おそらくは80dBほど減衰必要だろう。

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UCC25702.

WA1QIX氏が2003年ころから使っており知名度は高い。

日本では JA9YZ氏の作例が有名。

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古いところでは、

1977年リリースのSG3524。(クロック300kHz) 等が工夫すれば使えることも判った。

1977年でfreq=300kHz.  2018年でfreq=700kHzなので 技術はすでに頭打ち。多分1980年代リリース品が作例多数で 楽??にも思う。

自作向け忘備禄。

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