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ne612プロダクト検波:f=456.5kc Feed

2022年8月22日 (月)

IF=455kHzでの プロダクト検波 Fosc=456.5kHz :7MHz帯でのLSB


YouTube: product detection: osc freq=456kHz using NE612.

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Rk17701

NE612+レゾネーター(セラミック)での回路特徴

1, IF=455kHzでLSBを聴くには Fosc=456.5kHzになる。 LSBが3kHz幅なので456.5~453.5kHzが旨く受信できる。

2, Fosc=456.5kHzにするにはCRBがベターである。457.1でもoscできたので、ネライ値456.5より600Hzほど上側でもoscした。  

3, CSBだとOSC上限456.6は苦しい。(456.5まではok). 余裕がゼロなので量産には不向き。

4,  455kHzにおいて非力なne612を、差動入力・差動出力で使い ca3028並みの動作をさせている。

 
 

型番で付加するC容量が異なる。 したがって1970年~2010年頃までの製作記事再現にはおなじレゾネーターが必要。 

072

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「トランジスタ+レゾネーター」では もっとOSC上限は伸びている。 NE612が採用したOSC回路では上述のようなことになった。

Ans01

2022年8月 1日 (月)

product detection: osc freq=456kHz using NE612.

IF=455kHzのラジオでLSBを聴くにはBFO Ffreq=456.5kHzが一般的である。

ne612でrezonator使用の自励で456.5から上がoscできると部品数の少ないプロダクト検波ができる。

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まずは配置具合でosc上限が500Hzほど異なるのを確認した。

7月9日にne612の自励oscでは csb455使用だと456.5kHzだった。

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今日は、rezonator配置を変えて、共振器はcrb455にしてみた。

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 457.2kHzでも自励できた。ここまで高い必要がないので456にしておく。

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ssgからキャリアを入れてビート音確認。

product detection: osc freq=456kHz using NE612.
YouTube:product detection: osc freq=456kHz using NE612.

ssg端で0.5mVであるが、差動出力にしたのでaf outが増えた。

使用に当たってはIFTにダンプ抵抗をいれて感度を下げてください。

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RK-177 通算436作目

2022年6月12日 (日)

プロダクト検波基板の予備実験: NE612への注入量とout波形

先ほどの実験から、復調後に1.5~2mVあればTA7368(6V駆動)はフル動作することが判った。

ne612のOSC=456.5kHzにしてみた。1目盛り20mVなので70mV程度のOSC強度。osc強度を上げて波形が歪と復調は歪むので綺麗な波形で動作させる。セラミックレゾネータは水晶振動子に比してQが低いのでosc強度は劣る。 

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実験
YouTube:実験 NE612への注入量とout波形

ギルバートセルの動作説明はJF1OZL氏のサイトに書かれているので、それをみることを薦める。スイッチングが弱いとOUT波形も小さくなるデバイスではあるので、充分なスイッチングさせたいが 、今回の455kHz+セラミックレゾネーターでは 波形優先でのスイッチングになる。

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SSG60dBuVは アンテナ端で0.5mVになるので、SSG87dBuVは アンテナ端で3.5mV入力。これがNE612に掛る。

しかしNE612復調後の音量VR端では0.54mV。つまり注入された信号の大部分はどこかに消えて全体の2割弱相当だけ復調された。 「復調後の下側が上側より10%ほど波形が大きい現象」は謎。波形上下高さを合わせるには差動部の電圧を調整する必要が生じる。

P1010061

「455kHzでのNE612動作はマイナスゲインになる」とは2017年からオイラは云うている。IF=455でのプロダクト検波はNE612は守備範囲でないことの再確認できた。復調後に20dB程度のAF AMPがほしい。 NE612の設計中心Freqが45MHzなので1MHz以下の周波数は苦しい。

自励455kHzがそのままでてくるので苦しい。

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実験結果を受けて回路を固めてみた。IFT利用の差動で入れると復調量が40%ほど改善したので使った。

F=455kHzでのプロダクト検波案(NE612).   SA612だと発振条件が違うのでこの定数ではOSCしなかった。自励osc波が出てるのは0.082uFで誤魔化せる。

ne612det.pdfをダウンロード

la1600でam受信させると強い局では、検波出力は10mV~100mV。TDA1572では300mV出てくる。 ラジオICでは 「MIX+IF段初段」で40dBほどのゲインになっている.。アンテナ端0.1mVであれば LA1201の場合PIN2負荷に10mVほど生成される。上のpdfだと過入力で歪むことは避けられるとは思う。

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