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メンテナンス 真空管 FM/AMラジオ 松下(ナショナル) RE-760    Feed

2013年9月11日 (水)

松下 AM/FM 真空管ラジオ RE-760  これからメンテナンスです。その1

今日と明日は仕事の狭間。

今年の夏は、仕事漬だった。 夏の季節感を味わうこともなく長月になってしまった。

とても悲しいものがある。

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松下さんの2バンド 真空管ラジオの中古を手に入れました。

FMとAMの2バンドです。

写真映りが良すぎてこまりますね。

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電源を入れると、一応FMは鳴ります。

AMは700Khzから下までバリコンを回すと、バリバリ音がします。 ええ、そう言うことです。

切り替えswは、接点が甘くなってます。

で、裏蓋を開けて中をみたら、、、、、、。

写真には写せないほど、砂埃で、、、、

エアガンでは落せないほど汚れなので、 汚れ落しには加圧洗浄しかないです。

さて、どうしよう、、。

火花もでずに、 無事に鳴っていると 逆に感心してます。

メンテナンスが必要な状態のラジオです。

追記

7気圧でエアガンしたら、綺麗になりました。 1点基板が割れていた。

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2013年9月12日 (木)

メンテナンス 松下(ナショナル) AM/FM 真空管ラジオ RE-760 その2

松下さんのAM./FM真空管チューナーの続きです。

エアブローして、少しは綺麗になりました。

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ソケットが1つ付け替えられて、新しくなっていますね。↑

IFTの覆いの紙は、シールド紙の名残です。 アルミ箔が剥離してます。

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う~ん、割れてますね。

裏面のパターンも半剥がれしているので、 もう少し上手くメンテしてほしかった、、、。

30A5のグリッド抵抗が、熱で色が変わってました。

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100Ω抵抗もパラ附けしてありました。

ソケットが無いので、手配をした処です。

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2013年9月15日 (日)

メンテナンス 松下(ナショナル) AM/FM 真空管ラジオ RE-760 その3

 雨ですね。

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基板用MTソケットを手にいれました。(左)

 

右はMTソケットを利用しようとしたのですが、脚が短くてパターン面まで届きませんでした。

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部品も少し、換装しました。↓

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AM帯の下側でバリバリと鳴っていた理由は、バリコンの回転子とステータが触ってました。

しかたないので、バリコンのギャップ調整をしました。

「灯りにかざして、スキマが均等になるように合わせる」だけのことです。

言葉にすると簡単ですが、傷つけないように注意しながら、隙間を作っていきます。

で、ギャップも良さそうなのでAMの確認です。↓

 

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 FM帯の確認です。IFの信号を入れてみました。↓

 

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IFTを合わせて終了です。 リップルで波形が揺てます。

トランスレスラジオなので、ハム音がそれなりにあります。ハム音は小さいので、ラジオ受信中はハム音わかりにくいです。

 感度調整してもよいのですが、メーカー製FMラジオなので、

自分で調整しても 時間を費やした割には、さほどは感度UPしないことが多く、 徒労におわることが多いです。

耳も悪いわけでないので、今回は触りません。

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FM帯は よく聞えます。AM帯もバーアンテナなのでよく聞えます。

AMは、変換⇒IF⇒AF⇒AFの構成です。

良く聞えるので、前のオーナー??が、もう少し上手く直してあげてほしかったですね。

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2013年9月16日 (月)

メンテナンス 松下(ナショナル) AM/FM 真空管ラジオ RE-760 その4

昨日の続きです。

汚れて茶色に色変わりしていたパネルを綺麗にしました。↓ 

もともと黒なのでシックな感じですね。

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電源コードも硬くなっていたので換装です。sp系の配線も劣化していたので交換です。↓

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 パターン剥げも修復しました。↓061

ツマミも綺麗にします。↓

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仕上がり具合もまあまあです。 ツマミも綺麗になりました。↓

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手元に届いたときの姿です。↓

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↑この状態より綺麗になりました。

中身も調整しましたので、バンバン鳴ってます。

あとは、晴れたらタッチペイントで木箱の色補修が残っています。

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9月16日夜追記

30分鳴らしていたら、平滑回路の抵抗が熱を持っているのに、気ついた。

50℃の温泉より熱い。出力トランスも暖かい。

開けてみた。

30A5のカソード抵抗が47Ωだった。 

30A5はバイアス-4V~-6V位で使う球なので、これではカソード抵抗が小さい。

浅いバイアスなので、プレート電流がドカドカと流れて、平滑抵抗が熱くなるわけだ、、。

 

で、30A5のカソード抵抗を270Ωにした。これで-4~-5Vになる。

ビクター 5A-28のときは、220Ωでバイアス-4Vだった)

 

ついでに↓の不良も発見した。

 平滑回路の最終段のコンデンサーが辛うじて生きていた

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コンデンサー2個 交換した。

150V 5μF⇒400V 33μFに換えた。

10V 30μF ⇒25V 33μFにした。

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しばらく鳴らして、様子をみた。 

平滑回路の470Ωがやや暖かくなる。W数を上げた方が良い。

回路図がないので詳細はわからないが、30A5のカソード抵抗の値はおかしい。

抵抗を親亀・小亀にして対処した原因は、プレート電流の流しすぎだろうな。

 しばらく様子を見る。

 

 

追記

2時間鳴らしてみた。熱の件は、かなり改善されている。

壁掛けタイプなので、「背面からの空気流入」はあまり望めない。(空冷させにくい)

熱が篭る使い方になるので、平滑回路の耐w数は大きい方が好ましい。

 

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松下 AM/FM 真空管ラジオ RE-760のメンテナンスでした。

メンテナンスしたラジオの一覧。

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2016年11月 3日 (木)

「ラジオのノイズ」考

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「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

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間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

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  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

2016年12月26日 (月)

真空管ラジオの外部入力の使い方(PUまたはPHONO)

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ラジオの外部入力の使い方

1,電蓄(電気蓄音)は蓄音器式スタイルがスタンダードであったが、ラジオ(真空管)の登場により蓄音式電気再生方式(電気蓄音)にシフトしていった。

電気の力により音を再現する(再生する)のはラジオが最初の大衆道具だろう。

これによれば「ラジオ放送開始の5年後の1925年から電気録音、真空管増幅器とスピーカによる再生の歴史が本格的に始まった」と記述がある。岡部館長殿多謝です。

電蓄、現在ならアンプなどの音響機器の回路原点はラジオになるだろう。

さて、真空管ラジオには外部入力がついていることが多い。これは電蓄対応ゆえにPUと表記されていることが多い。PUの意味は中学生英語の範囲。輸入品だった電蓄が国産化され、LPレコードの普及した1955年ころから一般家庭にも電蓄が普及していく。

真空管ラジオの回路図を見れば入力インピーダンスは検討がつく。どうみても数オームにはならない。100~500KΩ程度になる。

歴史上、後に登場してくる真空管式プリアンプの入力インピーダンス具合は このサイトが参考になる。Web master殿に感謝いたします。

いま流行のiphoneの出力インピーダンスは情報が錯綜してはいるが、1~4Ω程度とスピーカーと同じかそれよりも低い。 試しにFMラジオのイヤホンジャックからの音を 真空管ラジオにつなぐとどうなるか?

インピーダンスが1万倍以上は違うので,???の音になる。 この音を聞くとインピーダンス整合がどうしても必要になることが体感できる。

オーディオマニアならFMチューナーからの信号をアンプにつなぎ王道に沿って音出してしてくるが、「真空管ラジオをお持ちの方の場合、FMラジオのイヤホンジャックから入力端子へ接続するする 或いはiphoneの低インピーダンス出力を入力端に接続する」と常道を超えた使い方をしてくるのを見聞きする。

仮にiphoneの出力が100mWで4Ωインピーダンスとすれば、E=IR,W=EIによりiphoneの負荷側には5mA流れ込むことになる。 6石トランジスタラジオでも500mW程度は音声出すのでiphoneも500mW近くは出るだろう。

「iphone⇒真空管ラジオの外部入力」と結線してしまう場合、ラジオ側の初段球(3極管)のグリッドに5mAが流れても不思議ではない。まだ実測したことがないので近々にトライしてみよう。う~ん、電圧増幅の3極管グリッド電流を5mA流してよいのかどうか?

真空管の動作説明をよく読めば、グリッド電流5mAが流れることの事の良し悪しが理解できると想う。

2,インピーダンス整合は、「昇圧トランス」あるいは「ヘッドアンプ」による。MCカートリッジのようにインピダンスが数十オームのものを昇圧させることはaudio系では普通である。「mc カートリッジ ヘッドアンプで検索すると回路は多数あるので自作は難しくない。

また、「1000円程度で手に入る周波数特性が良好な小型トランスは残念ながら市場に無い」ので数千円出費して特性が良いものを入手することを推奨する。そのトランスがラジオ内に格納できるかどうかも検討する必要がある。磁束漏れを拾うpick upに成らぬように留意することは当然のこと。「音質に目を瞑りトランジスタ用トランスを使う」ことは至極アマチュア的である

上記2通りの対応策があるが、選択権は己にあるので熟慮するように。

3. これは真空管ラジオの常識だが、出力トランスの1次側にコンデンサーが付いている。この理由は、ラジオ工作者ならば知っているので改めては記さない。3極管のプレートの100pFも音域特性に結構効いている。

このコンデンサーのお陰で4kHzや8kHzなど高域ではラジオの出力特性がかなり垂れ下がっている。また隣接放送波の耳障りなシャリシャリ音を減らすためにもラジオでは、AF部で積極的にHi-cutにし、通信向けの音にする。 audio系の音域特性とは全く異なる。

測れば一目瞭然だが、測定器なしで外部入力で鳴らせば高域の伸びがないのですぐに判る。高域の垂れに無頓着ならば、真空管ラジオで外部入力を鳴らせばよいだろう。大半の電気工作者はHi-cutの通信向けの音よりhi-fiを好むと想う。

  「SP端から、音が出れば満足」の水準で支障なければ真空管ラジオの高域垂れ特性に依存して、音を楽しむこともある。

音が判るお方は、外部入力を真空管で楽しむ為にラジオでなく真空管アンプに移行していると想う。

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まあ、オイラ的にはラジオとaudioでは音域特性の設計思想が異なるゆえ、目的に合うもので音を楽しむが王道だ。

「ラジオでは、あえて高音伸びないように工夫がされている」(通信向けの音)と繰り返し申し上げておく。

音の聞き分けができるならば、真空管ラジオの外部入力で音を楽しむことは困難なことに気つくと想うが、近年は聞き分けが出来ないuserが多いらしい。

1月3日追記

実験をした。続きます

真空管ラジオの外部入力(PU,PHONO)への音源考。 ちょっと粗い実験。真空管を痛めないために一読をお薦めする。

5月27日追記

ipod等のdirect drive speakersで、電流が次段に流れ込む機器に接続する廉価方法をupした。

ipod 系は100mWも出ないようだ。えっと想うほどドライブパワーがないことも判ってきた。 オイラは所有していないので情報収集中だ。思い切ってin-take ampのバイアス0.05Vにして実験するのも一考だ。

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