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LA1247 レシーバー Feed

2018年10月 7日 (日)

SANYO LA1247基板。

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SANYO LA1247を使った短波ラジオ基板の続になる。 4回目の基板が届いた。

IF455信号が帰還発振するので、 「距離を離す or  対向させない」が対策だろう。今回は、10番ピンと結線するコンデンサーを裏面に配置した。 円盤面がIFT方向にならぬように留意した。9vレギュレータを実装した。

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osc具合。

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ようやく廻り込みはわからなくなった。

(S+N )/N=10dBとなるSSG出力はこれ。 まずまずだ。

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ただ、AGCのレンジが狭い。 データシートほどは取れない。 「TDA1072と比べると狭い」のが実感。AGC定数と思しきCRを変化させてもすっきりしない。 

Sメーター信号は電圧出力になっている。9Vレギュレータで駆動しているので、「供給電圧マイナス0.7V程度」が上限のようだ 電流計で読みこんで40μAくらいが最大値。工夫しても100μA(9V駆動時).

過去12V駆動時でもフルスケールにはなっていない。LEDメーターICと連動させるのが楽そうだ。

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一通りの作動確認ができた。

LA1247は、メーカー推奨12V駆動。 

通算262作目になる。

所感としては TDA1072 > LA1247 。日欧の技術差を実感した。

LA1247の下位互換品「LA1245」は若松にある。 

基板ナンバー RK-27 にて領布。

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このLA1247を使ったプロダクト検波化は止めた。データーシートに帰還発振すると明示あるICを積極的には使い辛いだろう。

さきざき、IFTとこの半導体(LA1247)との距離を2倍に広げたものはつくろうとは思う。3cm程度は離す必要がありそうだ。

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2018年9月24日 (月)

AMチューナーIC LA1247 基板。

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オーディオメーカーが 「10番ピン ⇒ C R ⇒ 11番ピン」の使い方をしていたのでLA1247基板もそうした。

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(S+N)/N =10dBとなる SSG値。

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メータも振れた。ここが上限。もう少し振れてもよいが、、。

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ポイントは周波数カウンターへ渡す信号をあまり増幅しないことだ。 

FCポイント端でRF2Vもあると、回り込むことが判った。

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LA1247は 高周波増幅内蔵だがその負荷はLC共振ではない。この辺りに留意する必要がある。似たICのTDA1046では高周波増幅内蔵だが外部LC負荷になる。

カウンター用ポイントを以前の位置に戻して確定版になると想う。20番ピンからの出力では自作カウンターは動かなかった記憶だが、再確認する。

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9月23日 追記

20番ピンから信号は、JH4ABZ式表示器で周波数表示できた。 FC用回路は撤去する。

回路図中C17⇒104にすると発振が強烈になった。 R8,C17は不要ぽい。

R72⇒1.5kにすると 程よく発振した。 R72⇒0にしても 軽微な発振。

9番ピンでの吸い込みは465や460kHzの方がよい。 IFTを455にするとピークがふたつみれる。(CFWM455を入れると460のピークは見えなくなる)

AGCが効き出す強さのRF信号が入ると、発振は治まる。R5=1kが良い。

14番ピンは固定9V,8番ピンの電圧だけを下げていくと発振が強くなる。バランスがあるようで、RF V=IF Vが最もよい感じ。電圧を下げてゲインを下げるには供給7V以下の範囲らしい。他の指標からは8Vでは供給したい。

「13番ピンへのコンデンサーは バーアンテナから離せ」とあるので、基本ゲイン過多の設計らしいこともわかる。

2018年9月19日 (水)

am/ssb の2モード狙う(第3弾目のicにla1247)。 IFT x 3 の挙動。

統一教会へ動員要請したようだ。 岸先生と統一教会は物凄く仲が良い。歴史的な事実だ。その岸先生のお孫さんであるから、関係は40年以上に渡る。

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「IFT x3 」で 帰還発振中。

1, まず 「IFT x2 」で挙動確認した。 

14番ピン(LA1247)の電圧を下げるようにR76を「51オーム⇒1.5Kオーム」に換えた。結果電圧は下がったが、帰還発振による可聴音がビートに変った。 ん???。

妙だなあ、、、と、 R76オームをゼロオームにした。 帰還発振は止まった。 このR76の値は「初回基板時にはゼロオームでは発振したので51オームに上げた経緯がある」。初回と今回では配置が数mm異なるので、パターンの微小抵抗差が要因のひとつの可能性がある。

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2,

「IFT  x 3」にしてみた。

帰還発振する。 3rd  IFTを 1st IFTに近づけると、発振が強くなった。

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いろいろとやっていると SPをIFTに寄せると帰還発振が強くなることも判った。 検波しきれない455kHz成分が AF部で増幅されているようだ。 データシート記載のLPFでは段数不足のようだ。

初回はTA7252,今回はTA7368なので 差があるようにも想う。

PIONEERの回路図にはLA1247がある。 10番ピンはIFTにつながっていない。これなら帰還発振はしない。

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2018年9月17日 (月)

am/ssb の2モード狙う(第3弾目のicにla1247)。 IFT x 3 だと9V供給まで下げた。

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am/ssb の2モード基板の第3弾になる。 すでに第1弾はta7613。第2弾はtda1572で開発済み。

第3弾のla1247を14v供給でsw on したら 発振してきた。 前回はIFTは2個、 今回は3個にした。 どうも455kHzでの帰還発振ぽい。

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◇9V供給にしたら 正常に波形がでてきた。

電圧を換えて、テスターでピンに掛かる電圧を確認していった。このレイアウトだと 14番ピン電圧が6.7Vなら正常作動する。 IFT x2 ならば 前回同様の14v供給でokの可能性もある。 「 IFT x3 」はデータシートのようにSNが改善されるので, IFT3個にしたい。

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◇ プロダクト検波は 第3IFTの後から貰うようにしてみたが、どうやら無理っぽい。オシロに1mVも引っ掛からない。

 貰い方は第3トランスの2次側がよい可能性もある。 方向性が定まらないので、 AM/ SSBの2モードは保留。 もう少し実験してみる。

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前回の作動実績ある基板を持ってきて確認した。 12V供給でOKだ。

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 ◇

左は前回基板。 右が今回基板。

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「IFT x3  + プロダクト検波化」には梃子摺りそうだ。

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すでに2機種 開発済みなので、 「第3弾まで必要か?」との思いもある。国内にはla1247はないようで、下位のla1245ならば多少ある。

単に技術興味でトライしていることは事実だ。

2018年9月16日 (日)

80年代チューナーのAMチューナーIC LA1247 (国産での最高峰)で am/ssb の2モード狙う。

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SANYO AMチューナー用IC LA1247を使った「レシーバー基板」の続。

PIONEERのF-120,F-505 ,F-757、 KENWOOD KT-V990, ナカミチ ST-70等に採用され、YAMAHAのT-2x, ONKYO T-435, LUXMAN T-117等では「下位のLA1245」が使われており、往時の最高峰AMチューナーICだ。

10番ピンに接続するIFTは直列共振作動なので、 IFT付属のコンデンサーを除去する。(写真 左)

チューナーメーカーの製品写真を幾つかみたが、IFTは1~2段だ、「データシート記載の3段」までは使っていない。、、、とやや難あり製品らしいことも分かった。

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、、、とここにきて 「プロダクト検波ON/OFF」をつけるのを忘れていた。

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前回AM作動を確認してあるので、今回はSSB(DSB)が聴こえるかどうかの確認になる。 このままDSB受信してみる。

支障なければ 「ON/OFF」のpin headを配置して 手配に移る。

◇◇追記

ゲイン過多の設計のようでデータシートに 帰還発振気味なことが明示されている。 配置には工夫が必要。IC内部は460kcでの吸い込みが良いので、フィルターの周波数選定は慎重に。

同等な品には、TDA1046がある。 RF部の負荷は外部部品になるのでLC共振により選択度とSNが稼げる。TDA1046は自励で30MHzまでokと魅力的なIC。

2018年9月12日 (水)

SANYO LA1247 基板。 プロダクト検波デバイスにNE612。

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検討中のLA1247チューナー基板のサイズはこうなる。 eagle cad free版の上限が80 x100mmなので 上限に近い。

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回路はデータシートそのものの。 プロダクト検波にNE612.

crystalやrezonatorでNE612を作動させると、LC共振に比べて強い発振になる。 このOSC強度がプロダクト検波の成否になるか?

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filterには、 CFWM455(あるいはW55)を推奨する。 TOKENのLTM455だと跳ね返りが割りあいに強い。 ここは村田製作所のfilterでしょうね。

プロダクト検波デバイスにTA7320を採用した回路例は、JA1AYO 丹羽OMがおよそ35年前に公開している。

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455kHzの発振源としてはCSB455。 幸いにCSB455(村田)はebayで多数流通している。 

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W55を載せてみた。 このW55もebayにて多数ある。

2018年8月30日 (木)

村田製作所のフィルター CFWLB455。 LA1247基板は プロダクト検波 対応。

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LA1247 基板の続。

プロト基板に IFT を1個追加した。

フィルターにはCFWLB455(CFWM455)を推奨。

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知人から 「プロダクト検波を載せてくれ」と連絡が届いた。 AM検波専用を狙っていたが、リクストされりゃ対応はスムーズに行なうのが良い。 プロダクト検波には 7MHzダイレクトコンバージョン 基板(RK-22)で採用したNE612君に頑張ってくれるようにさきほどお願いした。

これで、プロダクト検波対応の基板は、RK-17 、RK-25に続いて3機種目になる。 ヌケ・オチのないことをこれから確認する。AM/SSB 対応の基板として3種類(TA7613,TDA1572,LA1247)あれば 自作派も喜ぶだろう。 

4機種、5機種,6機種と 増やすことはこの瞬間は検討していない。  

オイラは田舎住まいのFA装置の機械設計屋。 

2018年8月29日 (水)

村田製作所のフィルター CFWLB455シリーズ

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村田製作所のセラミックフィルターのカタログは公開されている。

murata_filters_AM.pdfをダウンロード

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特性図も公開されている。

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入手したのは±3kHz(-6dB)タイプ。 -70dB近傍まで綺麗だ。 IFTを3段にするので跳ね返りは判らなくなると想う。  SPEC表でみると このCFWLB455シリーズは CFWM455シリーズと同じだと想う。

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LA1247ラジオには、 CFWM455 或いはLTM455が載る寸法にしてある。LTM455はトーケン製で廉価だが、特性上跳ね返りが強いので原則推奨不能だ、しかしIFTを3段にするのでトーケン製の跳ねあがりは誤魔化せると思う。

本来は、村田のフィルター(CFWM455,CFWLB455)を使うこと。

タンポ印刷が W55H ゆえに、村田製作所 W55Hで検索すると見つかる。

SANYO LA1247 ラジオ基板。 AF ICは TA7368化。

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AF ICを TA7252 ⇒ TA7368に変更し低ゲイン化した。

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バリキャップVRの回転具合 あるいは バリコンのバーニア機構を備えれば、3~8MHzをカバーするようにコイルを巻けば 短波 Hバンド をカバーできる。

データシートをみると28MHzあたりまで守備範囲ICの可能性はある。

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ロクタル管での短波。

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短波① 2.3~4.4MHz

短波② 4.4~9.5MHZ

中波  の3バンドST管ラジオ。

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SANYO LA1247 ラジオ基板。通電して確認中。② Sメーター作動中。

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昨日の続になる。 AMチューナーICのLA1247(LA1245)を使った7MHzラジオ基板を通電確認中だ。

(S+N)/N=10dBとなるのは この位の値。 セラミックフィルターが3eleのLTM455(トーケン製)。感度面ではアイテックSR-7と互角。

フィルターは村田製のほうが格段に良いので、本基板時の製作にはCFWM455を推奨。

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Sメーターも振れる。もう少し振れてもよいが、メーターの感度か?? 

データシートには入力信号とSメータ指針の関係について公開されているので、自作する折には一読を推奨する。

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この位の信号で IF段で歪むようだ。 波形のクリップが見られる。駆動電圧を12Vにまで上げると改善される可能性が大である。メーカー推奨は12V。

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受信周波数表示もできた。このカウンターは RK-01 になる。

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50dBu時に、LA1247のPIN 13では8mVほどの検波出力。

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一通り確認できた。 具合よいと想う。

data sheetでは IFTを3個使用することが推奨されている。 この基板は2 IFTではある。 PIN10 とPIN11間の接続部品によって SNが変化する。 オイラはSNが悪い 2IFT式にしてみた。

・セラミックフィルターは1ele タイプが推奨されているので、現3ele ⇒1eleにすると感度upされる。 IFT x3 に セラミックフィルター 1ele で選択度として充分ラジオ向きだと想う。通信機型受信基板にするのであれば、AGCレンジは80~100dBほしい。

・BFO化はしない。 BFO付きラジオ基板としては LA1600基板が現存する。 プロダクト検波基板としてはTA7613基板がある。  TDA1072基板が28~50MHz主体なので、このLA1247基板は中波~18MHz辺りを狙っている。 FCZ 1.9で中波がカバーできるかどうか? 出来ないならトランジスタラジオ用赤コイルに50cm~70cm巻けば、 先日 紹介したようにoscする。

・AF AMP ICを低ゲインのものに変更するかどうか??  思案中。

2018年8月27日 (月)

SANYO LA1247 ラジオ基板。通電して確認中。①

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実装中。 icソケットの手持ちが無かったので暫定対応。

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セラミックフィルターに3eleのLTM455を使っているので、感度はこのくらい。AFはTA7252にしたが もっと低ゲインのTA7368で充分だ。結構な強さで検波出力がでてくる。

感度重視ならばSFU455。

SR-7と互角の感度。

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◇ 

カウンター用bufferの出力 。概ね2.5Vほどあるのでカウンター側は楽だと思う。

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あとはSメーター回路の確認だ。

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AF部はTA7368で足りるので、見直そうとも思い悩んでいる。LA1247(LA1245)のIF端には9Vが程よい電圧のようだ、それ以上加えるとゲイン過多で帰還発振する。

2018年8月23日 (木)

SANYO LA1247を使ってみよう。 7MHzでamを聴く基板:RK-27

最高峰のラジオic LA1247を使った例:


YouTube: AM tuner IC LA1247 + sepp amp 。radio DIY

 
 AF部は「トランジタ構成のアンプ基板」。 音の違いが判る方むけに「LA1247はチューナー基板」になっている。
 
 


YouTube: sanyo LA1247 handmade radio .radio diy

LA1247+TA7368のラジオでつくる方むけの基板。

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PIONEERのAM/FM チューナーに採用されていたSANYO LA1247が届いた。 ここでUP済みの基板に実装してみよう、、。

基板ナンバー RK-27になる。

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若松通商さんには 同一ピンアサインのLA1245がまだ多数売られている。

恐らく 低ノイズ選別したものがLA1247だろう。開発コストを考えると2マスクも開発するのは無駄な投資になりそうだ、それゆえに選別して低ノイズ品に新型番のせる方がコストメリットがある。

或いは低ノイズ化の為に版下変更したとすれば、「何故最初から低ノイズ品にしないのか?」と疑念が湧く。

2SC1815のlow noize品は、標準品の選別作業から低ノイズなものを抽出している。

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今日イーエレさんのsiteをみるとTA7320が売り切れていた。 tda1072は少し在庫があった。

DBMでは 波形の優劣を考えると送信系変調にはMC1496しかないだろう. MC1496は正電源だけで作動する。このことはデータシートに明示されている。 しかし、「正負の2電源必要だと思い込んでいる層」も存在する。

NE612は受信系或いは周波数変換用IC。 生成された波形が綺麗でないので送信用には腰が引ける。実験として遊ぶならNE612で支障ない。

MC1496, NE612を通電実験して得た感想だ。

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7MHz帯にはこの基板もよい。RK-144で検索。


YouTube: now checking my TDA1572 radio for 7.5MHz. short wave radio diy

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