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RFスピーチプロセッサー:(F=455kHZ) Feed

2022年7月28日 (木)

Hi-FiなRFスピーチプロセッサー自作:フィルターレス方式キット。RK-174

・kenpro kp-12ではフィルターの群遅延特性によって肩持ち上がりが4dB近く確認できる。つまり脚色されている。 そのフィルターによって第一フォルマントの情報が欠損するので、声主を特定しにくい音になる。  kenproのRFスピーチプロセッサーは フィルター型番は同じなので、KP-12もKP-12Aも脚色されている。  フィルター式では群遅延特性による音色脚色がつきまとう。

 KP-12,KP-12Aのあの音はcystal filterの音。

・脚色されないためにはフィルターレス方式採用したのが、まずはRK-95(10.7MHz).水晶発振にTRを使った。

rf speech processor. using ta7061. filter-less  for   ham radio.
YouTube: rf speech processor. using ta7061. filter-less for ham radio.

肉声の特徴がダイレクトででてくるのでAM派にはお薦め。

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10.7MHzから455kHzにしてAMラジオ部品でつくれる回路にしてみた。

充分なDBM動作させるにはOSC強度が理論上そこそこ必要である。弱いとスイッチングできない。 しかしNE612の自励(10.7MHz 水晶)だと0.4Vとまりで、かつその波形は充分に綺麗だと云えない。OSCはトランジスタに任せてきたのがRK-84,RK-95。

 NE612の自励にしたのが今回のRK-174.    osc強度は下がるがdbm動作している。この復調においてキャリア注入量が増えるとAF信号が増大するので、充分なOSC強度ではないことは判るが、部品点数を減らしてもRFスピーチプロセッサーとして成立している。

今回は、10MHzオシロがあれば作れるRFスピーチプロセッサーkit.   低周波信号源には秋月キットでもよいし、RK-30のトーン部でもよい。または 「RK-149ツートーン発生器のシングル出力端」 で信号源。

Rk1740111

Ans01

Rk174005

トランジスタラジオの調整できるスキルがあれば、まとまる回路。

Rk17402

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー

5dBから10dBが使い易いと思う。

f=455kHzでのRFスピーチプロセッサーは「真空管+メカニカルフィルターの時代」から存在する。TXのIF段に後つけするのが主流だったのでフィルターはmustな時代。

近15年ほどはフィルターレスの作例が欧州で多い。

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不動のspeech processor  KP-12Aを直してみた。その1.
YouTube: 不動のspeech processor KP-12Aを直してみた。その1.

2022年6月26日 (日)

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー

2020年6月4日での試作基板

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。

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MIC-AMP回路を変えて試作2回目。バランス調整のVRを配置してみたが、NE612負荷がIFTなので FCZコイル負荷 ほどの効果は出ない。バランス調整なしで使うほうがベターだ。

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー

P1010052

Rk17402

mic-amp部はゲイン42dB取れたが、 28dB位で使うのがよさそう。

JRCのNJM741指定。

Rk174005

復調NE612には40mVほど掛かるが、IFT3のダンプ抵抗を10Kオーム程度に下げて小入力化してもよい。この辺りの値は使い込んで判明する分野。

Rk17401

通算432作目。

RK-174

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不動のspeech processor  KP-12Aを直してみた。その1.
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2022年6月 4日 (土)

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。

日本製RFスピーチプロセッサーでは、歴史上 八重洲:FL-101のオプションが最も古く有名である。

それから遅れてKP-12,KP-60,KP-12Aとリリースされていった。実機をみると入力1.5mV近傍でフル動作する設定で出荷されている。

F=10.7MHzのRFスピーチプロセッサーはfiler type, non filterともに自作したので、今日は前回に続いて F=455kHzで実験してみた。

P1010077

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P1010076

1、前回同様にne612でoscさせた。セラミックレゾネータなので弱めなosc波形にして綺麗な波形範囲で使う。

2, 前回mic-ampは741 ゲイン40dBでは ゲインがギリギリだったのでレールtoレールの6482にし65dBにしてみた。(10.7MHzでは25dBで足りていたが、設計周波数45MHzのne612では、この455kHzでは動作が苦しい)

3,ta7061apは10.7MHzでの使用に比して20dBほどゲインが取れてしまうので、そこは注意。

4, ne612のバランスはとれるようにした。取らずに動作させた場合との差はおおきくない。

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5dBほどの動作量にして 確認してみた。 

復調NE612に 455kHz信号20mVほど入って復調max15mV.

csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。
YouTube: csb455でつくるRFスピーチプロセッサー :試作初回。

1,NE612でOSCしているが これをSA612にしたら発振停止した。 両者はPIN接続は同じでも互換性は低い。(自励発振条件は異なる)

2,OSC強度が70mV前後しかないが それでも1番ピンへ50mV程度のAF信号が必要。

2022年4月24日 (日)

RFspeech processor 455kHz

前回は2021年10月 2日 (土)のことだった。

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基板化済みの RF スピーチプロセッサー にはRK-84, RK-95がある。 KP-12の基板換装ようにRK-95V2をおこしてある。


YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b of ham radio speech compressor

rf=10.7MHz

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rf=455kHzでトライした。RK-95の455kHz版になる。

ne612でoscさせたので、上の動画基板よりosc強度が出ない。

通電して動作具合をみた。


YouTube: DIY :RFspeech processor 455kHz, using csb455. trial

・MIC-AMP 42dBであるが やや不足らしい。 10.7MHzでは25dBで足りたが455KHzはne612にとって苦しいようだ。

・復調も20mV程度の信号。 やや苦しく後段に20dBほどのアンプがほしい。

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改善方向

1, mic-ampは 4558等で60dBにする。

2,復調後は 20dBほどのアンプを入れる。 

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ne612は45MHzが設計中心なので、1MHz以下での動作はマイナスゲインになる。

455kHzでのプロダクト検波基板は強烈にロスしたので日の目をみていない。

2021年10月 2日 (土)

今日の失敗例。

LA1600やTDA1072に接続するBFO基板は領布中だ。

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今日は、「もっと澄んだ波形でBFO注入できないか?」との実験をした。ZTB455を使う。

「負荷側にコイルを入れて 多少は波形が綺麗になるか?」の確認。

水晶振動子で動作実績ある回路で、セラミックレゾネーターに置き換えてみた。

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OSC周波数が2.5KCほど低くなった。コイルレスだと455からこれほど離れた発振はほぼ無理。これはVXO時にインダクターを入れて発振周波数を下げるテクニックと同じこと。

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波形は オリジナルより汚いので、セラミックレゾネーター仕様でこの案は駄目ぽい。共振点に関連する部品が複数存在するとNGな実例のひとつ。

2021年7月24日 (土)

今日の実験。


YouTube: 颜值泳装美女

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メインデバイスはCA3028.

部品点数を減らした簡易調整の回路にしてみた。

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この簡易調整回路では、低周波信号を1V近くいれてもまだ変調不足になってしまった。、、、と標準回路に戻して考えなおしです。

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2021年6月 3日 (木)

この配置 ZTB455.

この配置。ZTB455。

1回だけ450kHzでoscした。

P1010002

低くて変だなあ、、、と .

それ以後はOSCしない。エッチングが甘くスモールリークしている可能性もある。

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定数は実績ある値だが、念のため増減してもOSCしてきませんでした。

配置を変えて再手配。

2021年5月19日 (水)

小基板のRFスピーチプロセッサー

小基板のRFスピーチプロセッサー

今回も群遅延特性とは無縁なフィルターレスタイプで 回路をスリム化してみた。OSC部がやや無謀かもしれないが、やってみて駄目なら一般的な回路に戻す。

Dsc_0013

穴明基板で実験しても PCB化すると挙動傾向がちがってデータとしは役立たないことが多いので、PCBにて実験を行っている。 基板のQが違うことに起因しているようだ。

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