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am/ssb レシーバー TDA1572: ダブルスーパー Feed

2019年8月29日 (木)

LA1600 ダブルスーパー短波基板 : 50MHz AM 周波数表示考

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LA1600を使ったダブルスーパー基板 rk-60の補助説明を上げておく。

感度は下表のようになる。rjx-601並だ。

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おそらく周波数表示方法を考えあぐねている方がいるかも知れないが、2017年にリリースしたLC7265表示器が使える。(裏技使用)

2017年blogには方法記述したが、そのdateまでは不鮮明だ。

51MHz帯での表示はこうなる。最上位の5が無いがそれ以降4桁は表示する。これで受信周波数が1khz単位で正確に判る。

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bule ledにして50mhz帯を表示させた。

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・ケースの中身はRK-60だ。おそらくこれが実装最小サイズに近いだろう。樹脂ケースだと加工性が良いので入れてみた。spはジャック出しになる。

・LC7265はスタティク点灯なのでノイズがほぼない。ノイズ源にならない物質はないので、正しく云うと計測不能なほど微弱ノイズである。

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・裏技はダブルスーパーの1ST OSCを48MHz,あるいは46MHz等の偶数にすること。47,45ではだめだ。「LC7265の最上位は 1  または 無点灯」なのでそれを使うように1st oscを定めればよい。と云うことで52.001~54.000MHzの表示は苦しい。

・la1600は中波ラジオと同じようにoscはupperにする。

・初めてのダブルスーパー基板RK-41でも48MHzで1st oscさせているのは、LC7265表示器で周波数表示できるからだ。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

2019年7月21日 (日)

CA3028(TA7045)でプロダクト検波確認 。tda1572 on board. ssbとamの2モード基板。

VHFのダブルスーパー基板(SSB/AM)を試作中だ。

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ca3028を載せた。

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dsbマーカーからtda1572に信号を入れた。ifピンから出てきたものをca3028へ入れた。

 

 

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とプロダクト検波も順調。 キャリアの適正量はこれから。

IF-OUTは AM-OUTより6dBほど弱い。 AM検波時のゲインが6dBほどあるようだ。

大方の作動確認はできた。

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cq誌等で半導体によるプロダクト検波が紹介されている。オイラもne612,ta7310,ta7310,fet等試してきた。

こと455KHzではca3028が秀逸だ。マイナスゲインには成らない。これが他デバイスと違う点だ。

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プロダクト検波(CA3028)で作動実績あるものは、

RK-63:  短波ラジオ基板 (TA7613)

難点は感度が出過ぎることだ。RJX-601なみの感度が出てしまうので、感度を落として使うこと。

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455kHzでは高感度です。  

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ラジオICに455KC信号を入れてみた。oscは停止させて純IFゲインを知りたかった。

①検波ダイオードを通過した信号。

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SSGを弱くした。

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18dBuVを入れた。随分とSNが良い。 これは、8μV。

RF-AMPレスでこの感度。 

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このデバイスで確認した。

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ここでOSCさせてみた。このSSG辺りからAGCモードに入る。 

AGC非作動時のゲインがやや多いようだ。10番ピン の IF信号がアンテナコイルに戻る。結合cを剥がすと正常になる。 CB帯ならば455KCの高調波は上がってこないのだろう。しかしTCA440よりは遥かに良い設計だ。

IF段信号の5~10%は検波されることなく下流に出てくる。

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FETを使ったRF-AMPでは3~4倍程度の増幅度になる。

単純にFET+TDA1572では 3μV前後で(S+N)/N=10dBに落ち着く。コイル使用による信号ロスを考えるとそこまでの感度は苦しい。

・TCA440よりは優れたデバイスだろう。このTDA1572,TDA1072はCB用デバイスだ。

・願わくばフィルターは メーカー推奨のように460,465,470であればもう5~8dBほど感度がでてくる。往時は存在したようだが、現流通はないようだ。

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