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2R-DC 2球再生式 電池管ラジオ キット Feed

2011年8月18日 (木)

2R-DC 2球再生式 電池管 ラジオ キット

盆も過ぎたのに、まだ暑いですね。

所用が午前中に終わったので、ラジオキットつくりです。

ラジオ少年2球電池管ラジオキット(再生式)2R-DCです。

電池管は初めてなので、わくわく感があります。

パーツ数は少ないです。

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ささっと半田付けです。

ピンセットがあれば便利です。

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104マイラーが大きそうだったので、セラミックにしてあります。

高圧は9Vx4=36Vが推奨のようですが、今日は27Vで駆動です。

SWオンで、サー音が聞えて 一安心。

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2R-DCを持って移動すると、電池管特有のカンカン音が遠くで聞えます。

再生のかかり具合は、とてもスムーズです。帯域は480~1450Khz。

本機の感度ピークFがまだ、理解できていません。

巻数が2回ほど多い感じもしますが、土日に感度は追い込んでみます。

波形はこんな感じです。

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出来上がりが夕方6時でした。、

鉄筋住まいなので、いつものようにループアンテナをつけます。

幾つかのビート音が聞えます。

2R-DCで、「NHK第一」と「第二」の入感が確認できました。

民放はさっぱりです。(サテライトまで35Km)

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拡大図。

予想より聞えました。

2球の電池管でこれだけ聞えればOKです。

中電界に住んでいる方には、よいアイテムだと思います。

8月20日 追記

庭に持ち出したら、民放も聞えました。

これよりは、はるかに具合よく聞こえてます。

歩きながら「真空管ラジオで放送を聞く」ことが、出来ました。

散歩のアイテムとしても、趣があります。

HI-VOLTも低いので、真空管ラジオを初めてつくる方には

ベストなモデルだと思います。

8月27日 追記

2RーDCを持って、信濃四谷に夕方行きました。

しっかりと5局聞えました。

予想より聞えてますね。

9月10日 追記

抵抗負荷⇒インダウタンス負荷に変更しました。⇒記事

耳upです。

2012/Aug/18追記

このキットをベースにして、レフレックスも製作しました。⇒記事

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2011年9月10日 (土)

2R-DC その後    抵抗負荷⇒インダクタンス負荷

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ラジオキット2RDCの続きです。

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ボンドで固定。

2R-DCは「KIT-10  1IC+2TR」 よりも聞えます。

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追記                  抵抗負荷⇒インダクタンス負荷

オリジナルでもそこそこ聞えているのですが、2R-DCのAF出力UPさせてみました。

抵抗負荷よりもインダクタンス負荷(チョーク或はトランス)方式が、出力を取れます。

(抵抗による電圧ドロップから解放されます)

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↑100KΩの抵抗負荷(原回路のまま)

波形が揺れているのは、測定器へのAC100Vラインノイズを受信している為です。

(電灯線からのノイズ 恐るべし)

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↑VRを外して、「ST-30が置けるか?」を確認。

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 ↑置けたので、2RーDCの100KΩ⇒ST-30に換装しました。

ST-30センターの赤線は、カットします。

ST-30はリード線が天側になるように両面テープで固定。

(今回はトランス後付けですので、

新規製作ならばST-15やST-16の1次側がよいだろうと想ってます。サイズは未確認)

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↑バルボルのレンジで2レンジUP。

幾つかラジオ少年(NPO)のキットを造りましたが、

「製作者が好みに応じてプラスαできるように考えられている」ようです。

なかなか奥の深いキットを配布していただいて、感謝しております。

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追記2012/Sep/10

電池管3A5FMワイヤレスマイクも面白いです。

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2016年6月26日 (日)

ラジオ工作の技術 考

京都の「菓子木型」途絶 伝統産業の職人で初

と指定しただけでゼニを出ししぶって職人が皆無になってしまった。 口先で指定するだけなら子供でも充分に出来る。大人の為せる業務とは全く思えない。

さて途絶えた技術は、復興できない。途絶えた術に近いものは出来るだろうが、、、。

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ラジオ工作の技術も、古書頼りになると文字だけ一人歩きしてしまう。 「再生式ラジオでの最良な再生検波状態は、発振の一歩手前」などど科学的事象と異なる文字列が優位に為る様では困る。 実際には、軽微な発振状態で再生検波は行なわれる。お手持ちの周波数カウンターで測れば済むことだが、こんな手間隙を惜しんで文字列に頼るとしくじる。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

①再生式ラジオでは、 軽微な発振状態で再生検波が行なわれる。

 概ね再生によるゲイン増はmax20dB.

②真空管のヒーターピンは接地ピンでハム音の大小差がある。

 6AT6だとPIN 4を接地する。 6AV6は検波動作させる場合は△ピン、アンプ動作だけの場合は△△ピンと異なるので注意。

 6Z-DH3Aは △ピンを接地する。

 調べればWEB上に情報があるので、手間隙を惜しまないこと。

③IF球のG3は接地する。Kへは結線しない方が色々とよい結果をもたらす。

④6BE6,6SA7,6CW5のOSCコイルは同じにならない。タップ点が微妙に異なるので、短波では6SA7用或いは6WC5用と準備すること。BC帯では気にせずともまあ使える。

 自分でOSCコイルを巻けばすぐにタップ点が異なるのに気つけるので、手巻きを推奨する。

⑤HEPTODE管は+B 200V程度で使うこと。230Vも掛けるとノイズが増えSNが下がる。

他のknowhowは過去にup済み

上記はオイラのラジオ製作の経験に基くものなので、「文字による知識しか知らない」方は是非ご自分のチカラで確認してください。それが技能UPになる。

2016年9月17日 (土)

ガラスの6SK7。 (6SK7-GT)

さて少し考えてみよう。

 6SK7-GTの1番ピンの接地の必要性は、動作点に依存する。 至って軽い動作なら浮いていても支障はない。しかるに「mustで接地」ではない。実際に電子が飛びかうエリアは格子形状の金属で覆われてはいるが、目視で確認できるようにそれは接地はされてはいない。フローティング状態でどの程度の遮蔽効果があるかは、田舎者のオイラにはわからん。

教科書的思考しか出来ないタイプには、理解できない分野になるかも知れんな。

DATA SHEETによれば、6SK7のno,1ピンはshell。 6SK7-GT/Gの場合はbase sleeveに結線されている。

6SK7-GTではno,1ピンは管内結線されておらずbase sleeveに管外結線されている。base sleeveは英語を学んだお方ならベーススリーブと楽に読めるはず。先達への敬意も含めて「ベーススリーブ」と正しく呼称することが後人の取るべき道である。間違った呼称するのは勝手だが、日本語まで亡ぼしては駄目だ。

マツダの日本語データシートによれば、base sleeveはベーススリーブの日本語になっている。やはりメーカーのエンジニアは正しく呼称している。「ベーススリーブ」以外の名をつけているとすれば明確に歴史に反する。

ghost in the shellはオイラも好きな映像だ。shellはそういう意味だ。

 6D6を銀紙で包んで実験すれば遮蔽具合の傾向はぼんやりと判るとは想う。

どなたかの実験挑戦を希望する。

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ST管の6Z-DH3Aの「ヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか?」が
先達によって書籍化されていますので、ご一読をお薦めします。

「球から出るハムの対策」⇒

http://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Radio/Other/6ZDH3A.pdf

2016年10月 4日 (火)

ラジオの調整の基本。  標準信号発生器からの信号。

SSGからの信号を電波で飛ばす方法についてお問い合わせをいただいたのでご紹介しておく。あちこちのwebを見ると修理する側のクオリティが落ちているようなので、基本すぎるがあえてupしておく。

昭和35年の雑誌広告を撮像した。概ね56年前のことので当時10代のラジオ少年だったならば当然知っている内容だ。 現在30代ならば覚えておいたほうがよい。

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①まず、三和無線測器研究所の広告。昭和35年の雑誌から。

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標準信号発生器(SSG)とセットでループアンテナを使う。これは往時のラジオ技術者の基本。オイラも20代時代に教えられて使ってきた。(業務でラジオ修理)

「何故セットなのか?」は、画像の説明文を読めば理解できると想う。

50KC~なので455KCを飛ばせる。

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と説明通りにSSG値を直読できる。無線電波を受信する機器に有線で信号を入れるのは不自然だよね。

オイラのは、目黒。商品名「テストループ」の文字が読める。

「ラジオ調整 テストループ」で検索すると、オイラのように「業務用テストループ」を所有するsiteが2人だけ見つかる。お一人はエンジニアだった方。もう一人は現プロ。他は無さそうだ。やはり、修理する側のクオリティがかなり落ちている。

ラジオ修理をしてyahoo出品する圧倒的大部分が「業務用テストループの所有はない」ようだな。

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75ΩなのでNコネクター。 この頃は測定器VTVMもNコネクター。(現代はBNCだが)

3つ上の先輩のM氏も同僚のS氏も テストループで時折ラジオ調整しているといまも聞く。

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「テストループを所有し使っているか?」 or 「持っていない」が、修理業務経験者と素人との違いだろう。

現在の入手方法は、年1回ていどみかけるYAHOO出品をgetするしかない。

見様見真似でラジオ修理を始めるのは当人の勝手だが、修理業務経験者なら半導体ラジオで1万台程度は軽く修理しているので、修理経験の桁が大幅に違うだろう。(2桁?3桁?)これだけの台数を趣味では治せない。(趣味では総時間が不足。)

「プロとアマチュアとは決定的に違う。どこが違うか?」 。プロは数をこなしているので、仕事が安定している。

これとか これも参考になるだろう。追加でこれ

ラジオ修理業務では、「標準信号発生器+テストループ」はmust。

②不幸にして「標準信号発生器+テストループ」でない場合にはJISC6102-2に準拠のこと。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている。

1部記載の擬似アンテナ回路網を見ると開放線の長さが、5m と10mでは 擬似アンテナが異なる。また受信周波数帯によって 回路定数も違う。 磁気アンテナのラジオだとテストループで調整するので擬似アンテナ回路網の組みなおしは不要だ。

「長さ5m程度の室内開放線アンテナのための100kHzから1.7MHzまでの周波数範囲の擬似アンテナ回路」では図示のようにCは無い。この場合はCが存在するとJISから離れた「自己流の好き勝手な調整方法」になってしまうので注意。

この「好き勝手な調整を行なう」のは知識不足に加えて民度も低い証になるので、ご注意されたし。

JISはここから読める。

開放線アンテナのない「市販ラジオ」では、標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることになる。 このためにテストループは必須であり、プロエンジニアはそれを使っている。受信機の磁気アンテナに誘起させることがポイント。

yahooで「ラジオ調整します」のようなものが出品されているが、それがJISにどのくらい準拠しているのは知りえない。プロエンジニアがJISを知らぬとは考えにくい。自称「プロ」の可能性もある。

③おまけに、松下電器からFMラジオキットが販売されていた写真。

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ラジオ工作派なら、手に入れてみたいものだ。⇒半年後だが手に入れることができた

2017年6月5日 追記

雑誌で、春日二郎OMが「模擬回路の さらなるダミー回路」に言及されていた。

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2016年11月 3日 (木)

「ラジオのノイズ」考

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「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

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間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

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  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

2016年11月 9日 (水)

AM 放送とPre-emphasis

雪が舞って今日は寒い。

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掲示版で話題になっていた。

オイラの知っている情報はそこに上げておいた。

①Pre-emphasisは、以前から米国siteにあります。世界標準かどうかは判りかねます。


national radio systems committees (略NRSC)の
http://www.nrscstandards.org/SG/NRSC-1-B.pdf とかにあります。

 

 

ここも参考にどうぞ。

Nrsc_am_pre_emph_curve

Am_rcvr_bws

   上の特性表を見ると 「ラジオのAF部で補正」することは必要だろうな。

「どうやって補正するか?」はNHK発行の本に記述がある

まずは本を手に入れることをお薦めする。

日本国内でのAM方法のエンファシスはARIB(電波産業会)でも制定していないようです。公開資料からは見つけられませんでした。

ここに情報あり。

上のサイトにありますように、放送局(免許局)ごとの任意になっているようです。日本放送では1982年から実施のようです。

「オプチモードAM」で多々情報あります。

これも参考に。

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放送局の音声処理を担当されているプロの方々からのエンファシス技術情報がもう少しあると、中身が深まるのですが、、、。送り手が音に脚色しているので、詳細な情報を探すのは困難ですね。

★元々、家電メーカーがラジオからの音に対して設計思想が不足している故に、高域が垂れた音になっています。 データからもそれは裏づけされています。

音の送り手が、なるべく良い音(高域がフラットな音)でリスナーに聞いてもらいたいことから、80年代からエンファシスが採用されていますね。

★ さて、IFTの帯域制限を受けない高1ラジオでも、高音側は垂下り曲線ですね。これはご存じのように検波管の負荷側(+B)に 100PF程度のコンデンサーで、高周波~可聴高域を減衰させる回路になっているからですね。 音の高域に影響を与えない数値として、浅学諸兄の計算では 50PFが推奨されています。 私は通常47PFにして、高域垂を少なくしています。「配置と検波管」によっては、コンデンサーが無くても支障ない場合も あります。

アンテナから入った信号が音域特性の凸凹無く真空管ラジオのスピーカーから出てくれば良いのですが、難しい要因が下記のように幾つかありますね。(スピーカー音圧の凸凹まで言及するとラジオ向けの安価タイプは全く使えないことになるので、考慮から外します。)

1,IFTの特性

2,検波負荷差によるIFTのQの低下の違い。 

  6H6などの専用検波管と複合管6SQ7では「吊るされたIFT」のQに差が発生しますし、検波能率も10%強違うので、検波できないIF成分の大きさに差が発生します。詳細は古い本にありました。

 Qが低い方がフラットに近いので、Hi-Fiを目指す先学諸兄はQを下げるように推奨されていますね。同調回路すべてで低いQが推奨されています。

3,検波段のLPFの定数差による高域垂れの差

4,出力トランスの特性差。これがかなり曲者。

 などの要因で凸凹の無い音で鳴らすのは難しいですね。ラジオ工作派なら、それでも凸凹少ない音にしたいと思うのが当然です。

 audioのように、鉄を高周波焼き入れできる周波数(20kHzで焼入れok)までフラット特性追求するほどは必要ないですが、3kHzまではなるべくフラットにしたいですね。そう思いつつ自作しています。

任意の周波数で、ハイ・インピーダンスにして特性を持ち上げる工夫は、真空管ラジオでも使われていましたし、NHK発行の古本にも記載がありますね。先達の工夫を反映しつつ、自作ラジオ造りしてます。

ラジオ工作派でも「己の耳」を鍛えることは大切なので、JBLのEVEREST DD66000などで音を聴くようにしています。

真空管ラジオの音に注意して自作するラジオ工作派は至って少数だ。ラジオ修理にしても残留ノイズに注目して修理するサイトを幾つご存知ですか?

残留ノイズや音色に注目しないなら、「自称ラジオ工作派」に成り下がってしまうだろな。

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