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あちこちの回路で見つけた疑念  Feed

2024年2月19日 (月)

A1級とA2級 雑誌記事をみていると、「A1級シングル」だとか「A2級動作」という言葉がでてきます。

A1級とA2級

雑誌記事をみていると、「A1級シングル」だとか「A2級動作」という言葉がでてきます。

 
 
 

これ、ガラパゴス ジャパンでの呼び方

世界には通用しないので、知識水準を下げたい層がつかうようだ。PP 動作をCLASS_Aと信じるの勝手だが、それの布教活動は「電気回路学習してない」ことが露呈している。広義の反知性主義でもある。                    電気系学校ではpp動作はCLASS_Bと正しく学ぶので、反知性主義者は学校で学んでいないね。

GGアンプをCLASS_Aと呼んでいる勇者も米国にはいる。

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ラジオ技術は日本発祥ではない。

本家から学ぶように。真空管のリニア本を購入すると動作説明されているので理解が速い。

https://en.wikipedia.org/wiki/Power_amplifier_classes

push も pullもない。 CLASS_A

Electronic_amplifier_class_a

 
 
 
 
 
 

pushするTR と pullするTRが存在する。 CLASS_B.

Electronic_amplifier_pushpullsvg

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pish-pull 動作(  CLASS_B )をCLASS_Aに近づけようした回路技術は1970年と1971年に掛けて英語圏で散見される。勿論 動作原理説明が公開されている。

日本語では 無線と実験に紹介されていたかどうかは、オイラ知らず。

2024年2月 7日 (水)

PAM8403 の謎  https://www.diodes.com/

D級アンプには、2つのFETが同時にオンしないようにデッドタイム生成回路(信号受け取り拒否時間)が存在する。 これは常識。 

CQ出版の「トランジスタ技術」に公開されているように、「全体を100としたら5~10ほどは 信号受け取り拒否時間」になる。 ここ

 
 

ここからデバイスの話。

diodesのICに PAM8403がある。PAM8403-2998553.pdfをダウンロード

poweranalog社のDATAもある。PAM8403.PDFをダウンロード

 データシートではIC外部にフィルターを入れての計測数値が公開されている。

When testing the PAM8403 without LC filters by using resistor instead of speaker as the output load, the test results, e.g. THD or efficiency,
will be worse than those of using speaker as load. 、、、とフィルターなしでのテスト時には注意書きしてある。 つまりメーカーはフィルターレスでは無計測だ。

デジタル信号なので矩形波。  音源信号の50%は捨て、残り50%で再現するのがデジタルアンプ。 「"音源信号50%を捨てる"を気にしない鈍感タイプ」ならば、使うだろうデジタルアンプ。

 
 

Q1、製造元はどちらなのか?

 

Q2, USB3.2仕様では 供給上限電流 0.9A。 片CHあたり3W出力ならば計6W出力になり 供給電流1.2A(5VのドロップNG)は必要になる。 これを流せるUSB規格はUSB Power Delivery。  この電源仕様で使っているのか?

 

Q3: data sheetは「LCによるフィルターAUXー0025 」を通過させての数値だ。製造元としてはフィルターを入れて使うことを暗に推奨している。  LCフィルターない基板が流通しているが、 実性能を計った人物はどこにいるのか?

LC入れると鈍るので高次歪率は減少していく方向にはなる。性能の見掛けをよくするテクニックでもある。

 

Q4: 歪率が3kHzあたりからガツンと上がるので聴感でバレそうだ。 これ違和感なく聴けるならば耳が可笑しい可能性はないか?

 

Q5 : USBの仕様クロックが100kHz。この100kc信号が電源5vに重畳していない確認を行ってから使っているのか?

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総務省の公開資料では、 デジタル通信は通信量3/6で成立するのが現仕様。半分欠損でも成り立つように推測しつつ補正する通信になっている。 真値との整合性は不問でもある。有線・無線でのyoutube 信号は、真値とは異なっておっても合法であり、「それを良い音で聴きたい」と思うのは随分とオツムが悪い。 原音にない追加された音を求めるならばyoutubeをお薦めする。

 

 

 

音源情報の50%はA/D変換で捨てる。A/Dを通過したデジタル信号の5%はD級ですてる。

音源の演奏時間を60分と仮定するとA/D変換で30分は捨てている。 この音質が良いですか? 

2023年11月29日 (水)

 A2級

 AB2級 真空管動作

本記事を書いているのは、35年間ほどFA分野の装置設計をしているおっさんです。機械設計屋の前は、PCボード修理、 ウオークマン、ラジカセの製造ラインの責任者:修理技能者してました。機械設計の方がオツムを使うので職を変えました。

 
 
 
 
 

105℃の電解コンデンサーはいまは世界標準になっている。

砂漠エリアでのランクルでは80℃コンデンサーが耐えられないとのことで、発端はデンソーが「105℃の基板検査装置を仕様化した」ところが起点。これが1998年4月。強いリクエストが砂漠の民からtoyotaにきたのが発端になっている。砂漠のゲリラにしてみりゃ軍標準はトヨタだからねえ。 

「105℃ と マイナス40℃ での基板検査装置 国産第一号」は、オイラの設計・製作。デンソー発注で、駒ヶ根市の日電(nec)に納入。 仕様打ち合わせはデンソーのエンジニアとおこなったが、日電に納入。 デンソー社員のオツムのキレは凄いね。 他社生技は子供に思えるほどデンソーはオツムの出来がよい。2021年?。日電駒ヶ根事業所は閉鎖した。

 その「高温105℃と低温-40℃での基板検査装置」分野は、塩尻市の大林社長んとこが2004年頃からトヨタから可愛がられて35億円売り上げるとこにのびてきた。創業者の大林氏も昨秋鬼籍に入った。

 エロビオデオ販売機製造も松本市にありごっつう儲かっていたが、西暦 2000年前に法人消滅させて、幾つかの会社を興して年商50億近い昨今だ。こんなことを直に知っているのは10人もいない。 

ハンドラーのsynaxが、1億円/1人売り上げていた頃(1997~2002)は 台湾に降り立つとsynaxのポスターだらけだった。日本法人のポスターは他になかった。東証2部上場を視野にいれてたはずなんだが、、。

 
 

、、とオイラは田舎の機械設計屋です。

 

single tube radio :reflex and genny using 6AW8.
YouTube: single tube radio :reflex and genny using 6AW8.

 
 低esrの電解コンデンサーがタクト内でつくれるか?との製造ライン引き合いを請けたのが2002年秋。 電解コンデンサー製造機をつくれるのは、国内1社しかないのでオイラの耳にもくる。これはタケシ社長についていって、ルビコン伊那で取締役部長に云われたのが最初。

電解コンデンサーは、△△メーカーのが音がいいとか悪いとか騒ぐが、装置は基本おなじ。使っている材料がすこし違うだけで計測上差異はない。

電解コン: 実は製造工場の標高(気圧)により音が違う。これ豆知識。1気圧と0.95気圧では同一質量では液体は体積が違う。

Ans01

 
 

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本題はここから、

オイラが中学生の時には、A級、AB1,AB2,B級、C級の動作が紹介されていて、真空管ラジオの通信教育(1960年代)でもそうなっていた。視点は「リニアティと動作点」の2点。グリッドがポジティブ動作になるものはB、AB2になる。 ポジテイブ動作にならぬがリニアでないものがAB1.  非ポジティブ動作でリニアティのあるものがA級。  CLASS-Tとか CLASS-XDは検索しないようにお願いします。

今日、A2級 との言葉が生じているのを知った。魚拓はここ 2014年のアーカイブこれ。。

  つまり善意なお方がおられて2014年時点で魚拓になっている。 8年間の歳月では訂正時間としては足らないらしい。「各級の動作には、1級と2級があります」とのweb siteご本人の主張によればC1級とC2級も存在するとworld wideに公開している。

 
 
 
 

A2級 との言葉で表現された動作について

  :動作点・特性からはAB2級 そのものだ。刊行本を10冊程度執筆しているご高名人のwebsiteで造語を見つけた。 もともと理系にしては統計学の概念を知らないので 妙だ とみていたが、 誤った用語を勢力的に広めていただいておる。 真空管特性のバラツキ(偏差?)を無視した設計をしているので、「すげえ~?  大丈夫なの?」とは見ていた。

 誰がいつ 謎用語を造ったのか???    「既知技術を 造語作成し吹聴するのは先人を馬鹿にしていて駄目」だよね。 もともと日本発祥の技術ではないので先人から学ぶのが正しい路である。欧州・米国ではclass-AB1, AB2になっていた。

 CLASS-A1, CLASS-A2って呼ぶのは私人の勝手だが、科学コンセンサスを崩す事を私人がするならば学会で論文公開してからだ。 それが学問であり科学である。 
 
 
 

 

 
 
 CLASS_A2ってのをようやくみつけた。 GGアンプを CLASS_A2と未勝手に呼んでいた。これね、1950年代にはCLASS_ABで動作説明されているね。  無線球を知らないおっさんが、騒いでいることも判った。
 

Class

上のは ここに公開されている。

・SEPPの回路はCLASS-B. クロスオーバー歪を減らす目的でCLASS-A側に少しよせた動作をさせている。(厳密にはCLASS-Bでない)。 CLASS-Aってのは相360度をONE DEVICEで出力させる回路。 これらは戦後のトランジスタアンプ設計書に記述がある。

・SEPPはsingle ended push pull の略。 つまりpush pull する回路 イコール class_B。 仮にSEPPをCLASS_Aと呼ぶならばpush pull動作しちゃまずい。 オツムの悪い人物達がseppをCLASS_Aと誤称している。  PP動作の繋ぎ改善は current dumper と1968年頃英語圏で呼ばれていたのは往時月刊誌をみて判った。

・CLASS-Aでの理論効率は0.26 。 

CLASS-Bは理論効率0.56くらいだった記憶。日本でのweb作例では実測効率0.1が主流。  つまり供給エネルギーの9割を捨てているので「反ECO」である。(効率がCLASS-Aより低い使い方なので CLASS-Aがシンプルでよいと思う)。 本を多数出版しているお方の回路で製作したら、実測効率0.15。

 

「電流駆動回路とは差動回路のメリットを捨てた回路である」ことは ふつうのオツムなら知っている。 差動回路信仰派は、 電流駆動回路派に対し技術論を展開しないとaudio amp系では先々肩身が狭くなるが、 どうするんだろうね???

 
 
・NFB掛けると信号の質が変わるが、それへの解はまだみていない。 自然界における音も歪んだものが主流だが、身の回りの自然な音の歪率をご存じで NFB掛けてますよね。  
 
 
 
 
 
 
 
 

わかりやすい説明を引っ張ってきた。ソース元はここ

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https://www.middle8reviews.com/wp-content/uploads/2017/12/EL84-tube-diagram-WEB.jpg

The three major parts that make an amplifier tube are: the Cathode, the Grid and the Plate. The Cathode heats up when voltage hits the tube, causing a cloud of electrons to form. The Plate has a positive charge, which causes the negatively charged electrons to flow toward it. The Grid controls this flow of electrons. It is also the audio signal input for the tube.

An audio signal entering the tube causes a change in voltage at the Grid. This change in voltage changes the flow of electrons  and causes amplification.

The behavior of electrons described above is an example of a Class A amplifier. These amps apply a positive voltage to the Grid. Class AB amplifiers apply a negative “bias” voltage to the grid. This bias causes the electrons in the cloud to avoid the Plate. This is the standby mode of the tube.

The voltage of the audio signal entering the Grid causes the voltage on the Plate to change from negative to positive. This attracts the electrons in the cloud and causes them to flow to the plate. The tube in the Class AB amp then behaves like a Class A described above.

The need to change the charge of the plate from positive to negative causes the Class AB amplifier to feel less responsive than a Class A amp. But it also means the tube components aren’t in full use even when a signal is not passing through. This means the tubes generally last longer.

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このSITEもお薦めだ。

Screenshot_20221129_at_211510_class

1960年刊行 JAのLINER AMP本をみても A,AB1,AB2,B,Cはある。真空管アンプの直線性について知るのはリニアアンプ本がベストだ。10KW~500KWでリニア出力に携わってきたエンジニアが関与しているので、AUDIO AMPとはパワースケールが違う。

 超音波焼き入れに使う球は、東芝球が主流。yahooでも頻繁に見かける。RF1KW~10kwていど焼き入れ用球をAUDIO用 A級動作させると50W AMPクラスは安くできあがる。

半導体のバイアスは ここにもさらっと紹介されている。 webで見つけた偽りは、ここにまとめつつある。

 
 
 
 
 
 オイラは田舎のFA機械設計屋。敷地にはムジナとタヌキの足跡が毎朝ある田舎。熊とはこの敷地では遭遇してないが、秋季と春季には足跡はある。
専務のとこじゃ熊が庭をゆっくりと通過する。大型犬に警戒業務を託している。 
 電気工作は仕事で必要なので興味がある。

2023年11月13日 (月)

アースポイント 間違い例 : 於 yahoo japan 真空管ラジオ

古物商許可がない古物商。

千葉県警よ 仕事しろよ。

Photo_3

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ラジオ感度が下がるようにコイル配置した作例。

2_3

春日電機からは「Qを下げないためには、コイルは3cm程度は金属シャーシから離して配置」と1948年頃に広報されているのを、知らないおっさんの作例。 当時ラジオ小僧であれば既知の実装技術。

Qを知らないおっさんなんだろう。  筒端を金属にむけちゃ駄目。

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「局発コイルのアース端」は、 写真のような結線ではNG.

理由が理解できない方には、日本放送協会出版物を読んでください。およそ65年前からの公知技術。

1

Photo

ノイズを増やすために配線した例。

理由が理解できない方には、日本放送協会出版物を読んでください。およそ65年前からの公知技術。

オシロでみてもノイズが強いのが判る作例。

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AFノイズを増やすように実装した例。

Photo_2

2

電線寿命が2回転している作例。

2_2

ここまで絶縁度が下がっていると漏電出火するのを防止できない。

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2023年11月 9日 (木)

3連バリコンとシールド筒が接触しそうだ(悪い見本):RS-350 。 於 yahoo japan 真空管ラジオ

Ng11082

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/judge_48yn6c

と出品主は、judge_48yn6c  らしい。

3連バリコンとシールド筒が接触するのは、 拙い。

Ng11083

バリコン傾斜しており、メーカー設計にしては 非常に変。 これで1万個も量産していたとは思えない。   製造ラインのおばさんから、「 設計は馬鹿じゃないの?」と休み時間に云われてしまうわ。

  バリコン取付金具位置を 7mmほど中央にもってくるのが、「エンジニアの良心」。この事例ならば 「修理者の良心」。

ひょっとして ニコイチ ラジオ???。

やっつけ仕事のようでもある。

Ng1108

これ、写真ごとにバリコン傾斜角度がちがう。

おそらくはグラグラ状態(写真撮影中に動くのはありえないね) 。

 リジットに固定されていない見本。(悪い見本)。 

もしも入手したならば「 バリコン周辺は手直し 必要」

2023年10月18日 (水)

0dB  HyCAA基板

設計思想は、個人資質・経験に属するので いろんなものがある。

0dB  HyCAA基板。

 これ信号ラインにCR共振点が存在する。そういう思想だ。

ずばりシミレーションさせると、聴感上で美味しい周波数で共振する。   結果、山になるか谷になるか? さてどちらでしょうか?   シミレーションが追い付かない「キャンセルする工夫」を盛り込んであるのかもしれん。   高周波で見掛ける吸取trapを 可聴域に持ってきたようにも見える。

 一般的には、周波数特性を山(谷)形状にしたらHi-Fiは困難だと思う。

製作者siteをみたが 実測特性を発見できなかった。深いとこにあるのか?

VRを絞って、スイッチングノイズ(実に可聴周波数なので聞こえる)が出力端で20mVも確認できるFX-AUDIOが大人気なので、 リスナーの聴感がかなり悪いのかもしれん。

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push pull 動作はclass Bになる 。 

class ABの歪を減らす回路は英語圏発祥。 往時の英文を読むと、日本語ではまともに説明されていないことも判る。

信号ラインにCが入ると電流peak と電圧peakが ずんずんとズレてくる。これ人類がCを見つけた時からの事実だ。 おまけにCを使ってNFBを掛けるとオイラのオツムでは理解困難なほどに、相がずれている。

  電流相と電圧相を揃えるとエネルギー変換効率がよいのは既知であり、普及タイプの冷蔵庫にもその技術は使われている。 次は家庭用音響に浸透してくるだろう。  自作アンプで相を整える記事は近年みていない。

2023年8月21日 (月)

LM386 革命アンプ  : LM380 革命アンプ

英訳すると、LM386 revolution AMP.になるだろう

LM386革命アンプ。

革命??   

革命の概念を定義つけしたのは、マルクス。それ以前には、概念がない。日本での出版物としては、割と薄い本に載っていた。 

革命と訳したのは日本での共産主義者。 革命って用語は社会科の用語なので、これを科学に当てはめるのは、相当にオツムが悪い。 

つまり、高校社会科の時間には寝てたことも推測できる。思想的背景のある用語を使うには蛮勇心が必要だ。「 クーデター と 革命 は異質である」が、ゆとり世代を育成成功した文部省では、高等学校では教えない指針らしい。 

  

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「NFB作用により増幅度を減少させ、 NFB入力を2番ピンではなく1番ピンで行うことを特徴 」するらしい。 

LM386は内部抵抗15kにてNFBを掛けており、NFB量は「15K :1.5K 」の比に依存する。LM386の増幅度も15Kの大小に依存する。    AF AMP ICでは「25K:300」なんてのもあるので、そこそこNFBが掛かっているICのひとつにLM386がある。

LM386革命アンプでは、外部NFBと 内部NFB、 つまり2ルートでNFBが掛かる。外部NFBにCを使うとNFB信号電圧と信号電流の到着時間差がいつも生じる。  コンデンサーは電流が進相になる。これは強電で基礎学習として学ぶ。 

NFBにコンデンサーを入れると電流相ズレが生じる。電解コンデンサー2個経由なので180度の相ズレする。180度遅い処からNFBで戻す。 そこにC起因で180度進相するので、相は同相で入力に帰還する。

発振モードになる。

 この様を数式で表現する力があると、第3種電気主任技術者の試験は楽に受かる。2ルートNFBでは信号1kHz だと聴感でわかる時間差になるが、 耳が駄目ならわからんわな。

LM386 等価回路

Lm3862

書き換えた。上記内部抵抗 R=15K(12K)を触って「パラレル追加として 抵抗+Cを入れる奴はいない」だろう。  等負荷差動回路ではないので、差動部の電流はイコールにならない。結果差動対にする科学的理由はない。

pin1は下作図のように使うのがベスト。JF1OZL氏の実験のように70dB超えのゲインも取れる。

Lm386

LM386革命?アンプは、「アンプの増幅度を下げる回路」なので、「増幅度がさがったら、つられてノイズもさがったのでSNは同じ」ってのは当然。

 「SNが改善されたかどうかは実測数値を見るのが科学的」である。LM386革命?アンプにおいて SN 改善具合を調べているがHITしてこない。 実験データがどうも見えない。  いわば空想の世界に近いまま 唱えられているらしい。 さてSNは改善されているのかどうか?

 2ルートNFBは 時間差になるのでプロ回路では、視た記憶が弱い。 7番ピンの電圧大小で初段ゲインが違うので、7番ピンにCをつけるとゲインはでてくる。 電源が高い電圧だと初段動作点がゲインが減る動作点になるので、くふうしたほうがいいこともある。

  

 
 
 到着時間差とSN が考慮されていないね。
 
「AITENDOの差動入力利用の386アンプキット」の方がSNよい。これを組み立てると大陸人のオツムの良さにも驚く。

以上、雑感。

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LM386は AF AMP ICの中では よく練られたICである。自由度が高いし、差動入力にしてある。 当時の日本製AF AMP ICは差動入力になっていないので、かなりの技術差を感じる。

Rk226

Rk22613

Rk22601

イプシロン打ち上げのシクジリは、総システムとして診るチカラのある人物がいないことが起因。

2023年6月26日 (月)

dual fet と dual gate fet

dual fet:

ここには日本語のオカシイ人物が記事を書いたようだ。

Dual_fet

dual fet と dual gate fetは、 異なるものの名称である。

「dual fetをペアにしたら2段差動回路になる」が、2段目のは入力回路でなく単なる中間増幅だ。

入力回路と公言しているので、原稿ライターはオツムが悪い。

Radio_kits_2

2023年5月31日 (水)

ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッター Part5 19V用

「ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッター Part2」は2ルートNFBなので、帰還信号どうしで喧嘩した音になるのが特徴。 この特徴はPart3以降は捨てられている。         「ふるぱわー出力」にはドライビングに660mV(Z=600)必要なので、 「音源は1V出力タイプ」で設計しているぽい。

ラジオ工作ではアンテナ端に誘起した1uVを 検波段通過後に10mV程度になるように、1000倍ほど増幅する。 AUDIO AMPより増幅度は大きい。増幅度が大きので発振しないようにレイアウトを考えることからスタートする。

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「ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッター Part5 19V用 の出品者」 に

効率とドライビングパワーの質問をした。

製作時にデータを取ってなきゃ 転売ヤー??

Photo

おそらく電流は1.2Aは流れるので抵抗損が生じない導体断面積が算出される。AF AMPなので表面積でなく断面積。 

バイアスに使うダイオードで音色が異なるので、「特性と音色」で決定するデバイスだ。   音が聞き分けられる耳を持っているならば、そこを明確にしなきゃならないデバイス。 明確にしたsiteは 少ない。これは意外である。         オイラは手元にあるdiode(1s1588等)を使っている。

2

Photo_2

 
 
「アンプ自作でドライビングパワーを知らない派」ので、戦前の生まれらしい。回答を見ると半導体回路の動作理論について学習していないこともゲロした。

3

回答をみて PART5の改善点を考えてみよう。

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2023年5月18日 (木)

漏電してもしらんけどね

電線寿命(20年)を超えて使い続ける例。 漏電してもしらんけどね。

4

3

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1

2

「電気工事資格者なら こんな古い電線は、怖くてつかえない」。それだけです。

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ラジオ部のコンデンサーを寝かせ投影面積を増加させ、浮遊Cをわざわざと増やした作例。昭和のNHKテキストにも 、「浮遊C増は感度劣化への一本道」のことは書いてある。

これを中波800kHzあたりからからうえでやられたら、 トラブル多発、 感度劣化大になるので、「ラジオを造った経験はゼロ」だと推測できる。もっともラジオ工作教本にそって学習すらしてないですね。

1_2

おまけに6z-dh3aヒーターピン結線が間違っているぽくみえる。 正しくないぽい。

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修理品として 妖しいものはここにまとめてある。 地雷を踏むも踏まぬも己のオツム次第です。

2023年3月21日 (火)

Daiko DKP-UHA17 TI PCM2704

ボーと眺めていたら こういう商品が法人から開発販売されていた。

usbなので仕様で定まっているように100kHzクロックノイズは常時出ている。通信するために1.5v程度は生成しているはずなんだが、データシートにはusb仕様なので不記載。

Daiko2

Daiko

おまけに on/offのスイッチングして正負電源を興している。

ラジオで確実に受信できる周波数帯のノイズだね。

Taiko3

一般的にはノイズ強さのグラフが付属するが、これは無いのでノイズはすごく強いと思う。

不都合は公開しないのが約束ですね。 「どのていどの電波ノイズになっているか?」にだけ オイラは関心がある。

2023年3月 6日 (月)

lc共振

さて 中学生でもできるlc共振ができなくて苦労しているsiteがあった。

>その結果、どうにか中波全帯域をカバーできるようになった。

>が、今度はカバー帯域幅がちょっと広すぎて、フルスケールで230KHz~1900KHzくらい。

 
 
 
 
 

バリコン容量と局発Lから 中学生算数でOSC周波数がきまる。 だから計算してバリコン購入する。 オイラは計算して購入している。 局発はメーカーが違うとLがやや違うがそれはコアだしいれてカバーできる。

 
 
 
 
 どういう目的なのはオイラには不明だが、局発の帰還発振しやすように線が引き回されている。
 
 
 
7seg LEDは20mA程度は食う。秋月電子のSITEにも電流値は公開されている。
 4個LEDなら80mA. この電流は積層9Vでは上限。
 
 
 
 
オイラは80mAと公開済み
 
積層9Vで100mAも流せるならば、体積計算で換算すれば単三では250mA取れることなってしまう。 単三では150mA流すが非常に苦しい。 積層9V1本ではラジオと表示器供給はむり。
 
 
 
 公開情報を読まずに進めるのは勝手だが、LC共振計算ができないのは「義務教育期間中は寝ていた可能性」もある。
 
「電池サイズごとの取れる電流値上限」を習得してないのも不思議だ。
 
 
 
 
本siteは「 頭を使って考えることが出来る層をターゲットにしている」ので、 「調べない・中学算数できない」派、「教えて君」には製作ハードルが高いネ。
 
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面識もなきゃ名刺交換してない他人を揶揄して記述してるんで、公務員や会社員ではないだろう。親が子にしつけが出来ていないことを子が証明しているし 中学校算数もできないことを吐露している稀有なsiteだ。
 
 

2022年12月 4日 (日)

TDA1038 : 3Vでは12mW前後出力で CLASS AB(忠実度は劣る)

TDA1038のdata sheet :   tda1038_data.pdfをダウンロード

3vでは20mWも出ないと公開されている。 そこでAITENDOは9Vでのヘッドホンアンプにした。9VだとTDA1038が焼損するので3端子レギュレーターで5V化している。

Tda1038

電池駆動のヘッドホンアンプなので9V⇒5Vにするような「45%を捨てるような非エコノミー」は設計思想としてよくないだろう。4.5V駆動で基板化すりゃ 部品代も20円程度は下がる。

CLASS-ABだ。忠実度は下がるので audio系では不人気のはずだね。ラジオアンプic 

ディスクリートで音の良いヘッドホンアンプ回路は CLASS A。

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ANALOG DEVICEからは、

定義
AB級(クラスAB):AB級アンプはA級アンプとB級アンプを組み合わせてA級アンプより優れた効率でありながらB級アンプよりも低い歪みを備えたアンプを実現する。

これは両トランジスタをバイアスすることで実現され、信号がゼロに近い(B級アンプが非直線性をもたらすポイント)と動作する。トランジスタは偏位を大きくするためにB級動作に遷移する。

したがって、小信号では両トランジスタはアクティブでA級アンプのように動作する。信号偏位を大きくするために、波形の半分に対してはそれぞれ1つのトランジスタのみアクティブでありB級アンプのように動作する。

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引用元はここ

Class_a

CLASS ABには 高周波焼き入れAMPがある。 忠実度を気にしなくてすむので助かる。

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まとめ

音に神経を注いでヘッドホンアンプ自作するならばCLASS A. 

CLASS A と CLASS ABでは音が物凄く違んだが聞き取る聴力がないと、CLASS ABが流行る。

2022年11月10日 (木)

電線には寿命がある。 これ有資格者ならば常識。しかし、それを学習しない異業種からの参入。

・電線には寿命がある。住宅での電線寿命と検索すりゃ、数字が見つかる。

・これ有資格者ならば常識。 もぐりは 寿命を知らない。電線 耐用年数で検索をお薦めする。

・電線寿命について保安規定の項にあげてある法人も存在する。

・電線寿命を超えた「修理例」が写真でおちてた。たまたま入手して、それが失火原因でも文句は云わないように。 オイラは怖くてブルブルする。 素人修理が人気になると技術は廃れる。

中国より下位の国に成り下がりる理由は、ここにもある。

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近7年ほどで人気になった超有名siteに修理済例として公開されていた。

B66593c0

Ad89000f

34bd4821

4e2000fa

どうみてもaudio屋が 直した風。すべて「修理完了」とのお言葉でしめくくられていた。

3f31c2b3

バリコンからの線は、ややベトベトしそうだ。

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パイロットランプ線は ベトベトだ。

siteのオーナーは「あちこちの錆を落とし錆止めを塗り、接点は擦り合わせて接点復活剤で導通を確認していきます。汚れはアルコールで落とします。」としている。

ベアリングや回転部分に接点復活オイルを注油します。指針のスライド部分はグリースを塗ります。」とのこと。

摩擦が生じるところ(摺動部)に電気接点復活オイルを注油している。これ、そこに使っていた油分との化学反応が生じていると思う。        ベアリングに接点復活材をかけるとだいたいは脱脂してしまい、いままでの滑らかな動きからゴロゴロの音が聞こえだしてくる 

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視て電線寿命・部品寿命を超えたことが判らないなら視力検査をお薦めする。

インターネットの普及とともに、技術・知識を学習していない者が頭角を現すようになった。高校で学ぶ程度のケミカルも知らんようだ。 がんばれ日本。 

製造後50年経過してりゃ、電線寿命は2周期も到来済み。いきなり火災になるかどうかはお心持次第。

「電線寿命を超えた修理例」と検索すりゃ、事故例多数みつかる。法人での電線寿命超えての失火は、監督官庁の広報に記載される。 

私人での電線寿命超えて起因失火は 、どうなるんでしょうか?

2022年9月28日 (水)

ベアリングや回転部分に接点復活オイルを注油。「浸透させ脱脂、ゴロゴロと云いだす」が何か?

松本の博物館館長と親しい方の修理例である。

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・たまたまWEB siteをみたら、タマゲタ修理例が公開されていた。近6年ほどで大人気になったラジオ修理 web siteらしい。 

・古い電線は発火することが度々ある。電線寿命 失火 で検索するとボロボロ見つかる。

・失火すると拙いので電線寿命が電線工業界から公開され続けて60年経過した。

・その寿命を2周回から3周回ほど超えているが、修理技術者にしてはあまりにも無頓着だ。製造工場に勤務経験がないことも 修理具合から楽に読み取れる。

・「修理済みとされるラジオ」から失火するもせぬも御心次第だ。

・ヒータピン配線を間違えていても お声はかかることもわかっている。 

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大事を取って、ヒューズとランプは新品に取り替えます。
ダイアル糸を張り替えます。
ベアリングや回転部分に接点復活オイルを注油します
指針のスライド部分はグリースを塗ります。  とご説明中。

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1,

上写真は「やっちゃ駄目」。 G17で固定化を狙っているが、抑え金具を製作するか? 或いは板金興してデブコンで固定。

SP外周についている接着剤とG17で2種類見えるのは何故だろう。 どこからか剥いできたSP??? 

青部品は樹脂スリーブなので手でさらっと引き抜けることが多い。 これ、結構とれちゃうんだね。

 
 

2,

ベアリングに接点復活オイルです。

・現実に吹きかけみりゃわかるが、しばらくするとベアリングがゴロゴロと云ってスベリが悪くなる。肝の摺動部に油膜がなくなるので摩擦係数があがりゴロゴロ云いだすわ。    「脱脂方法の一つに粘性の低いケミカルを吹きかける」のがある。

・ベアリングと彼が呼んでいるものが、ベアリングでないとは思う。「裸リング+スチールボール」で構成された機構体がベアリングと欧米で呼ばれて、伝わってきた。 製造系の人間なら間違えては呼ばない。

・機械屋からみて「 接点用ケミカル と 摺動面ケミカル 」は分子式が違うので共存はむり。しかし 市場には 誇大広告された商品が非常に多い。 インテリなら騙されないけどね。摺動面にはモリブデン必須だが、電気接点には不向き。

ベアリング等回転部には粘性のあるグリス(モリブデン系配合品)を基本に選定のこと。

 
 

3,

指針のスライド部分はグリースを塗ります。

グリスとは、機械の保全に欠かせない潤滑剤の中でも、半固体または半流動性を持ったタイプを指します。とモノタロウ。

摺動摩擦を低減させる目的なので、グリスは駄目、グリス塗布だとダイヤル糸では動かなくなる。

この部位にはグリースとは呼ばない低粘性品を使うね。昔で云うミシン油もgood.

 
 

4,

まとめ

機構とグリス知識がないことも判明。グリースと呼んでいたのは1960年代~1970年代だと思う。オイラが機械屋になった頃はグリスとの日本語。

下紹介のように電気知識もやや????。アンプ修理業がメインぽい配線引き回し。 

すくなくとも製造業界でない異分野のおっさんだと判明中。 コンサルとか団体職員のobですかね??

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寿命に至ったコンデンサーは交換しないようだ。

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アース施工は、すくなくとも「ぺるけ氏」推奨の引き回しとはことなる。

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次回は211アンプの製作の続きをします。
このアンプは今月中に完成させて、神奈川県のS様の別荘に嫁入りすることになっています。
やばい、あと3週間しかない・・・・・

と 修理完了宣言されていた。

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糸はこうなるのか、、、。

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これは、寿命になった電線をかえたほうがいい。

オリジナルcad図もあったが昔からの図面書きではないことも判る表記だ。還暦超えで電気cadするのでインテリぽい。

audio修理がメインでそれに準じた実装になっている。ラジオも受けたらとても沢山仕事がきた法人のようだ。 

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劣化していたACラインのノイズバイパスコンデンサも替えました。
35C5の結合コンデンサはグリッドに電圧が漏れていないので、替えません。
スピーカーのセロテープはそっと剥がし、破れ目をノリで補修しました。
ボリウムは奇跡的に良好です!!!! 内部はこれで終了です。

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寿命になったモノは交換したほうが 発火原因がへる。

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コイルがこの位置だと感度が20dBほど劣化するが、 それで納得してるのかな?

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内部はこれで終了です。

2022年9月21日 (水)

電圧駆動 vs  電流駆動。電流帰還アンプ?

・電圧Eがゼロであれば、電流Iが無限大であっても、エネルギーとしては ExI=ゼロ。 これがユークリッド幾何学での答え。方眼紙に書き込んでみれば一目瞭然。

・駆動っては文字意味ではタイヤ付な構造体に対して使われる用語であるが、電気系でも使われるようにはなったきた。

・「 電位差ゼロ 」では電子移動はない。 電位差ゼロ時の電流は数式で表現できない。 移動している可能性はあるが「電流値として検出されて、それを考慮した基板設計しろ」との概念はまだない。 つまり電位差(電圧)に追従して電流は流れるので、「音声信号を扱う程度の低周波数で 電流駆動」との用語は 拙い。      もっとも「電流駆動」は1989年に "Moving-Coil Loudspeaker Systems Using Current-Drive Technology" の論文に起因する。カレントドライブを直日本語すりゃ 電流駆動になると凡人は思うわな。 

 「drive イコール 駆動」は機械体の分野。 driving power for liner amp とされりゃ 駆動パワー とは そうそう云わんね。リニア製作本みても、カタカナでドライビングパワーってのは見掛けるが 駆動パワーとは活字になってないと思う。  ドライビングパワーで検索しないでください。

電気信号を over driveした例としては NFBが存在する。帰還量によってゲインが変化するのでdriveしている状態。    同相でなく信号を180度遅延させて信号質をさげるアナログ技術だ。信号の質についての思考が弱い分野である。     これをデジタルでやってみると面白い結果が待っている。強力にoverdriveすると さらに面白い。

下のが落ちていたが、 ???かどうかをいま考えている。応答速度評価が抜けている?? 停止精度考察がないのは、移動体としてぜんぜん駄目??。

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・スピーカーは電磁石技術利用なので電圧の大小でムービングコイルの動きが違う。電流の大小でも動きが違う。したがってムービングコイルの応答速度を速くしたい場合には高い電圧を印加させる。これ電流値を増やしても応答速度上昇は芳しくない。1990年代には公知だった記憶だ。

 その場合にはアンペアターンもちらっと頭の中を横切る。

・スピーカーは機械体の固有振動を有するので その固有振動に近い周波数ではインピーダンスは高い。これは常識。知らないならば学習したほうが良い。

・エネルギー印加時のムービングコイル停止精度についてはデジタルccdが普及した1999年から、廉価に高速カメラによる動画観測できるようになった。オイラも観測してみたが、 停止精度つまり加えたエネルギーに呼応する動きをするかどうかは、電圧に軍配が上がった。   電流増してもピタっとはとまらずにふにゅふにゅする。結果、音が揺らぐ。ふにゅふにゅ音を好むかどうかは、感性に依存する。

・論文をみたら空気移動についての概念が抜けている。 これを抜かしているので非科学状態。

・運動のベクトル方向が変わるので、単純なバネモデルでの説明は思慮不足。

 
 

まとめ

・web上で散見されるsp駆動案は、機械体の実働を確認していない議論(仮想モデル式はある)と判明。もっと科学的な考察を希望する。

・日本人論文のバネ定数が固定値であるが、「移動量に呼応しベクトル方向が変わるので関数表現される内容?」のように思っている。「ムービングコイル移動速度が大きいと空気抵抗系は上がるが、弾性系は下がる取付位置」ので係数の固定値ではカバーできないように思う。 オイラのオツム程度ではそんなイメージ。      通電後1ms程度ではムービングコイルは動きだない。平衡状態を崩すに充分なエネルギーを蓄積中だ。平衡状態を崩すに足りるエネルギーに達して、ポンといきなり動くのが電磁石。

・振動体が前進時の空気圧縮はファクターに入っているが前進によって生じる背面圧(box内負圧)が抜けているが、これ記載せずの科学的根拠がない。概ね閉じた空間にて生じる負圧なので大気圧に戻るまで3ms程度は必要だとは思う。音の伝搬は振動エネルギーの伝達であるので、大気の移動とは違う。

 空気の圧縮係数を考慮しているということは、コーン紙の移動よりも空気移動が遅いからである。両者がイコールであれば空気圧縮にはならぬ。「空気移動がコーン紙移動より遅いことを前提な式」なので、「コーン紙前進し空いた空間への移動起因のbox内空気係数を無視」しているのは 超不味い。

・論文から推測するとコーン紙の弾性がムービングコイルに供給されるエネルギーに対して随分と不足していることも示唆している。 

・電子移動によるエネルギーの置換対象としては、電磁石を選定した場合には電圧の大小が電流より支配する。

・錆はイオン化による電位勾配に起因するが、電流勾配に起因するとの概念はまだない。

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・電流帰還op ampについては、このsiteが正しく説明している。

・電流帰還op ampは「精度が出る差動回路を捨ててプッシュプル入力」になっている。、、と云うことは 「 audio高評価回路は差動入力回路でなくともよい 」ので、差動入力信仰者は困ると思う。 差動入力が主流なaudio界も改善されるかな、、。

・トランジスタによる差動回路としては1963年に特許出願されており、製品はLM3028(CA3028)等である。MC1496が登場するよりも6年前の昔のことだ。

 

 
 
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ダイオードを使った簡単な回路をLTspiceシミレーションすると上図になった。 現実とは異なることが示された。 
 
オイラ、田舎の機械屋のおっさんです。

2022年9月15日 (木)

2005年考案のyaha amp 12ax7 “grid-leakage bias” :1934年時点では zero bias と呼ばれている。 

grid-leakage biasとはエレキアンプでの用語であり、刊行本でZERO BAIASとしてから3年のちのこと。エレキギター派は グリッドリークバイアスと呼び、歴史を知るものはゼロバイアスと呼ぶ。 単純に歴史を知っているかどうかだ。

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低電圧動作での真空管回路はJF1OZL氏の提唱(1992年 JAPAN  CQ誌)が起点になる。

「yaha教もエレキジャックNO18 に特集があった」と知った今日このごろである。

yaha は  First published in May 2005.らしい。

・The circuit works ok for R1 = 1megOhm but one can be sure that there is a small amount of grid current flowing. Most books don’t say anything about “grid-leakage bias” !!! If there is a value, use it.とある。主張によればカソードバイアスは肯定されず、グリッドリークバイアスが推奨されている。

初版1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておるので、歴史的にはzero biasと呼ぶのが正解。マジックアイ6E5は 1939年には使い方が刊行本(日本)で既知であるので、zero biasと云い出したのは1920年代だと思う。

・grid-leakage biasと云いだしたのはエレキアンプメーカー 。1937年に云いだした。商標からみでZEO BIASと云えない背景がそこにある。  "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias とある。

・それとその延長上を眺めていくと「直列共振によるイコライズ+ HPF」が推奨された回路に出会った。       audio愛好家は 受動式フィルター回路に疑問を感じていないようで、 これまた凄いと思った。

・オイラは入力上限や、動作点情報を得たかったが、   製作記事数に比べて波形観測しているのがいたって少ない。ほぼない。 「通電して鳴ればOK」の世界のようでもある。

  

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もと回路はLM317だが、これノイズ源になるデバイスだ。2社はノイズ塗れで音が汚くなる。唯一 1社のはクリーンな音で聞こえてくる。  lm317をノイズ選別した記事も見当たらないので、ノイズに関しては無頓着なyaha教だと分かった。         データシートを見たらノイズ周波数もさらっと触れてあった。    製造元はこのlm317がノイズ源になることをやんわりと公開している。(それが理解できるかどうかは オツムに依存する)   ・等価回路を見たが定電流になるかは、オイラのオツムでは????だ。 

・写真のように 「 局所集中アース とは無縁である」。dcなのでブーン音にならないが、真空管アンプ派からみたら ???だろう。

・定電流回路がないものも yahaとして 販売されていることも判明した。「yaha の要件には定電流回路は含まないのかどうか?」。 

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grid-leakage bias  と yaha教では明示してある。1934年刊行本ではzero bias と云う。

yahaでの入力インピーダンスは 1Mオーム前後になると推測される。 、、とすれば音源のインピーダンスは100K~1M???。 仮に8オーム音源であれば、随分とかけ離れおり所謂ミスマッチになる。

 

1, 英文を見ても入力Zの記述はない。どうしてないのか?  Z=1MあるいはZ=10Mだろうとは思う。信号源がスマホであれば「8 :1000K」になるだろう。(一般的には ミスマッチと呼ばれる) 。 X5 2nd generationでは z=16~150と公開されているので、20年前ならばミスマッチ 。秋月ヘッドフォンアンプキットではz=10kにしてある。 

2, 「headphoneにdcを流す」が主流であり、スマホheadphone端子ではdcをテスターでも楽に計測できる。

3,  スマホのaf ICは32mW~70mW出力だ。 32mWで 入力Z=1Mオームであれば 1Mオーム抵抗端には0.0019V=1.9mV(理論値)が生じる。(小数点位置を間違えていたら ゴメンなさい) 

4、下手な真空管アンプ残留ノイズとよく似た電圧の「1.9mV」を信号として取り合うので注意が必要になる。 オシロ直読で1.9mVが綺麗に確認できますか????(これが波形公開されていない理由だろう)

黑川達夫氏はこう説明している。

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5、レコードプレーヤ解説のここによれば 「MM型は、出力3mV以上ある」。

6, yaha教は レコードプレーヤーMMカートリッジにて出てる電圧と同程度の3mVを有難くyahaでお聞きになっているらしいことも判明した。 

7,   レコードプレーヤからの音をyahaで聴く方が、情報欠損なく真値の音で聞こえる。レコードプレーヤ向けヘッドフォンアンプで売り出すと市場が広がるだろう。

8, インピーダンスを考慮すると、zero bias真空管の前段にインピーダンスマッチングの半導体あるいはトランスが必要になる。しかしその工夫を加えると、yaha教では異端者になるだろう。 あるいは音源側Zを100k 以上と指定するか???    yahak教から脱走するのであれば、カソードバイアスにしてRg=47kで受けると改善される。

9, 似たミスマッチの例として、「ラジオのPUにスマホ音源(500K 対 8オーム?)」がある。これご存じのように音がすこぶる小さい。ミスマッチ具合ではyaha教が勝利している。

10,「ラジオのPUにスマホ音源」では音が小さいと騒ぐが、yaha教ではそれに言及することはタブーらしい。

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zero biasで注意することは、下figのことで これが1952年刊行本にて確認できる。 ここでは1962年としている。

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zero biasでは slopeは立たないようにRgを決めると良いようだ。Ig とIbともに正だと誉められないようだ。

ここからは雑多なメモ。

1、6AK5,12AU7を12V印加で使った際の実測ゲインは20dBほどであり、プレート電流としては0.1mAも流せていない。

2,真空管はプレート電流を絞ると音が細くなる。6Z-DH3Aでも0.5mA程度流すと豊な音になる。トランジスタでもそれは同じで2sc1815が30mAと5mAでは音が違う。真空管を20Vや15V程度の低圧使用では音色はそれなりになる。

3、スマホを音源とした場合には、「直流+信号」で出てくるので 信号を受け取る側では工夫が必要になる。テスター計測できる電流がそこには出てきている。  dcに重畳してくる信号はVTVM実測5mV~8mV(信号受側Z=100K)ほどである。もっと出すと歪の面で不利になると思う。実測5mVなので 出力32mWだとなかなか思えないが、スマホ等2.2Vで動作するAF ICではある。 

4,スマホに機嫌よく動作してもらうには、抵抗入力にしてDCが流れこむめるようにする。この工夫の有無で音色が違う。「どの値の抵抗がベターか?」について触れたwebsiteがないのは、驚きでもある。 設計入力としては15mV input maxで考えるといいように思う。

5、tubeでの定電流化回路において見つかる古いのは  sonyからのマイクロフォンampである。昭和23年頃だった記憶だ。 これ6AU6で非常によい音が出ていた。 昨今は12AU7等が人気であるが、6AU6で良い音がでる。 これの成功により定電流回路は標準になっていく。その後に登場する半導体回路にも 技術は伝承されていく。

5、敗戦後の半導体回路でのaudio出力は 机上計算によるものだ。実測値と全く異なるので算数によるものだと判った。 実測による数値が普及しはじめた頃は よくわからん。

6、

ヘッドフォンインピーダンスによる周波数特性表が公開されている。情報元。

Distortionandimpedancegraphti

Zが高い方がFreq特性は良くなるのは、オイラの経験と整合する。op ampで軽負荷だと歪む方向になるのは波形で確認している。 yaha教の回路では意図的に33kを吊るして Freq特性改善を狙ってもいる。 良い音で聴きたきゃz=600のheadphoneを使うのがお薦め。

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おおむね yaha教の設計思想が見えてきたところで要点化する。

1, 入力Zのミスマッチは無視。

2, audio amp分野では歪大で嫌われているZERO BIASにする。

3,動作波形は原典にもない。

4、実装はone point アースにしない。渡りアースにする。

5、ノイズ発生源として知れているLM317を無選別で使う。 

6, OP AMPの出力Z とhead phoneのZミスマッチは無視。ミスマッチの悪影響低減にz=33k
 
 
 、、とオイラも one point アースをベースにして 何か作ってみよう。nagative yahaとして信号源からDC流出してくるのが近30年流行りなので、信号源がIC本来の電流を外部に出せるような受けにする。
 
 

X5 2nd generation -  ミドルクラス・ポータブル・ハイレゾプレイヤー

この商品はZ=16~150とされている

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これは技術として身につけておきたい。

2022年9月12日 (月)

電源電圧は12V(9~18V可)。電流は15mAから音量に応じて増加。

なかなか凄いんだが、電圧9Vと18Vではアイドル電流がちがって、結果 SPからの音が違ってくるんだが、どうあわせりゃいい???

op ampで信号受けならばZ=10K程度になる。音源がDC流出タイプなら どうころんでも動作は変わる。入り口にCを入れてそのCによる漏れ電流を利用したOP AMP式HEADPHONE AMPは少ないと思うぞ。Cを変えりゃ動作が変わるぞ。

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トランジスタでsepp.

4個+4個なので、 4個で15mAからスタートってことはA級ではないわけね。1個あたり30mAていどは流さないと音が貧弱なんですが、、、。

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信号受けのCレスで設計するのが半導体ampの近25年では王道。信号源からdcが50uAも出てくりゃ大事。

設計思想として 

1, 出力にはDCも出す思想

2, 出力には信号だけ出す思想。

入力の思想として

1、入力は信号だけもらう思想。(コンデンサーいれて、それの漏れ電流を利用する回路。同一同ロットのコンデンサーで再現性あり)

2 , 入力はDCも貰う思想。 (動作点に及ぼす影響検討は不明)

Input Bias Currentが要求されているので、入力にCを入れてIC側に微小電流が流れないのはナンセンス。FET受けの下記図面は正しい。

Amp02

Amp01

スピーカーにDCを流すとどうなりますか?。 

DCを50uA流下している入力させるとどうなりますか?           型番に依存するが少なくとも50nA手程度は流すこと。 コンデンサーの漏れ電流を使うのも手立て(もれが大きいコンデンサーが推奨される)

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出力のエネルギーとして 電圧がゼロであれば電流との乗算した積は、ゼロ。 つまりエネルギーはゼロ。  電圧x電流が仕事W。 どちらかがゼロならば ゼロ。

入力エネルギーに対して 出力がどの程度でるかが、効率。   自作AMP系では効率数値はないねえ。SEPPは効率が意外によくない。実測すると30%にも届かない。トランスタイプには効率劣る。

2022年9月 8日 (木)

スピーカーにDCを流した場合のムービングコイルの動きを診た。

2020年1月11日 の再掲

・audio分野におけるメーカー製半導体ampでは、 DC stopper condenserlessが主流になっている。「DC stopper condenser」 は 某巨大メーカーが商標登録済み文字列であり、安易には使えない。

・保護回路の作動下限電位は公開されており、メーカーごとに異なる。

・audio amp のpower計測は ここにも公開されておった。これが一般的がどうかはわからないが、起電力を無視しているので現実とは乖離する。 残念なのは 「JISの認定測定器を使え」となっていないことだ。 測る道具がちゃらんぽらんだと拙いのは当然であるが、ちゃらんぽらん道具を好む層もいる。 

・DCが流出するAMP(近50年)のは どう測ると真値に近くなるのか?? といま探っている。

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スピーカーにDCを流した場合のムービングコイルの動きを診た。 電位差は0.3V。 市販アンプの保護回路の作動下限より随分低いムービングコイルが動くことにより逆起電力も生じるが、アンプのパワー計測では逆起電力が生じない状態で測るのが主流だ。 現実と計測とでは乖離しているが、それでいいのか???

ミツトヨので計測して 最大1μm動く。

コーンの弾性があるので、コンタクト式では実測しにくいが何度みても最大で1μm動く。ウエイトキャンセラーを付けて測定するのが正しいが、コーン張力も数値で捉える必要がある。これをやるには装置ぽくなる。オイラの本業の世界に為る。

24

コーンのフォームで、レーザー測量は無理。 画像でも計測無理。HDDのmoving head ギャップはおよそ1μmだが、それとて画像検査はスキルが必要だ。

 
 
 
 
 
 

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VTVMの製造側である菊水では下のように明言している。音響系は Z=600との規定が戦前になされている。そこが国際規格の起点。

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TRIOも Z=600。

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THE 600 OHM AUDIO STANDARD, WHERE DID IT GO? に説明がある

Z=600を Z=1Mのオシロで観測するマヌケは少ないとおもう。

RF power分野では Z=50系をZ=75で計測するマヌケは ほぼゼロだろう。

2022年8月31日 (水)

直流で音が鳴るスピーカーってありますか?

直流で音が鳴るスピーカーってありますか?

 と知恵おくれsiteで質問があった

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・フレミングの左手?の法則から説明できる事象なんだが、 それが理解できない質問者だと判明。中学校を卒業してないんだろうと思う。

・テスターでDCを加えてやると1回は音になる。

・今流行りのダイレクトドライブはSPに直流も掛かっている。dc stopperコンデンサーのない回路の代表例としてスマホが存在する(icは1990年から流通している)。 これイヤホンに直流が掛かっていて、それの程度はテスターでも計測できる。

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だから、知恵おくれsiteと呼ばれてる。

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moving coilは dcでもacでも印加する電気に応じて動く。 このコイルのにそこそこ剛性のある紙・フィルムをダイヤフラムとして取り付けて、ダイヤフラムのもう一端を固定すると音に変換される。 和太鼓の中央が早く動くと音がでるが、非常にゆっくりだと音が出ないので、ムービングコイルの移動速度もそこそこ必要ではあり。 ダイヤフラムが動きにくい方向で信号をあたえると動きが制限されてネライの音にはなりにくい。

Q :和太鼓は皮が太鼓中央に移動する際に音になるのか、 戻る際に音になるのか?    どちらの振動が音に対しての主たる振動になるのか?

Q:和太鼓内部は閉じた空間になるので、倍音系が強くでるのか?

 

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