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トランジスタ式ミニワッター type2 Feed

2023年8月22日 (火)

ヘッドホンアンプ :トランジスタアンプ    差動入力+能動負荷

そこそこの小出力トランジスタアンプの基板を興してきた。自作半導体ラジオのAFをIC からトランジスタ化したいのが起点。 つまり10mV入力程度でフルに鳴るラジオアンプ基板からスタートしている。 5mVで100mWも出ればパワーゲインとしては上出来だ。(ラジオは低周波でのパワーゲインでは80~100dB必要だが、audio amp分野は低周波パワーゲイン 45dBもあれば足りる)

ラジオは受信端の1μV信号をSP端で0.5W程度にする増幅度が必要。

レコード再生もカートリッジ端で1mVくらいはでてくるが、ラジオほどの弱信号は扱わない。(3ケタ違う)

ここは、それなりに力のある方向けの情報site。

 
 

教えて君むけではないのでamp回路説明は、刊行本を読めば済む。 

Sepp_tr2

 
 
 

2sa1015と2sc1815でまとめた回路のRK-226。

等負荷差動回路ではないので、 差動部の半導体を流れる電流は同値でない。 つまりミラーリングの概念は通用しない。 差動対である必要はゼロ。

Rk226

 
 
 
 

dual transistorで作画すると こうなる。 「差動入力+能動負荷」。

Dual_tr

 片負荷なので差動対にしてしまうと「ミラーリングしたいが出来ない」ので、デバイス動作しにくい可能性もある。 オイラの実験では、片負荷の差動対(dual transisitor )はまだ満足に動作しない。
 
 

rk-233はbar led対応なので、下図のように表現できる。 

Ssm2220

analog deviceの SSM2210,2220はまだ流通しているので RK-233は deviceを載せ替えた基板にする。差動入力はそこで一区切り。

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DBM(ダブル差動回路)では、バイアス具合によって加算になるか乗算になるかが別れる。これの研究は されていない妙な世界。

差動入力回路を実験すると ゲイン最大値状態では、差分はさほど大きくない。 これも机上理論だけで研究が随分と甘い。

2023年6月16日 (金)

トランジスタ式ミニワッター type2 その4。表面温度

表面温度は75℃まで届かない。室内温度25度。 供給14v, 1.05A.

transistor sepp amp :2sc3422 ,2sa1359 .
YouTube:transistor sepp amp :2sc3422 ,2sa1359 .

Rk229

rk229_sepp_amp.pdfをダウンロード

2023年6月14日 (水)

トランジスタ式ミニワッター type2 その2。供給13.5V時に出力1w。

試作から部品配置を変えた領布基板(RK-229)。

差動入力トランジスタ式ミニワッターになる。1960年時の超古典なので進歩性はない。

P1010022

12v供給で出力890mW。 入力は100mV(Z=600)。このheat sinkで熱平衡は62℃くらい。

パワーゲインは試作時より上げた。R5,R25の値でゲインは可変できる。(NFB量とはほぼ無関係)

入力のWは 「0.1V x 0.1v /600」から0.0000166w(0.0166mW).

パワーゲインは 「 890 ÷0.0166」=53614.  概ね5300倍の電力増幅になる。Power gain = 37.2dB

P1010009

P1010014

供給13.5Vで出力1.05W。

アイドル電流が増えてCLASS_Aに近づいた。音に艶があるようになった。

エネルギー変換効率は10%くらい。

差動入力トランジスタ式ミニワッター :RK-229
YouTube: 差動入力トランジスタ式ミニワッター :RK-229

Rk22913

Rk29912

2023年6月 4日 (日)

トランジスタ式ミニワッター type2 その1

「トランジスタ式ミニワッター ぺるけstlye」は電流を絞った設計しているので音が細い。(12V時 に総電流0.53Aから0.6A前後)

P1010067

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ビビッドな音のでるトランジスタ式ミニワッターの基板を興してみた。

P1010070

Rk22903

超古典回路のRK-226をベースに終段をCobの小さい 2sa1359, 2sc3422にした。

1,

供給電圧は9vから15V位。 

電圧が暴れても出力変化はない。つまり増幅度は変わらずだ。 これ動画に収めた。

2,

出力は14V供給時に1W.

電源電圧を上げると「電圧の壁」も上がるので、より大きな信号でクリップするようになる。

動画のように11V位で0.75A流れるのでエネルギー変換効率は12%くらい??

3,

下側 3dB downが15Hz.

上側 3dB downが80kHz前後。

励磁段での中和Cは使っていない。


YouTube: トランジスタ式ミニワッター type2 :

総電流は0.77A前後。(12vで通電1時間すると0.85Aまでくるので、11V近傍で使うことを推奨) 

「つまりトランジスタ式ミニワッター ぺるけstlye」の1.35倍から1.5倍ほど電流が流れる(CLASS_Aの動作により近づいた)

音は生き生きしている。「音の伸びが良い」って表現ね。聴いていて楽しくなる音にまとまった。

P1010073

Rk22904

トランジスタ式ミニワッター type2:RK-229.

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