真空管+TR ハイブリッド。 自作 AMワイヤレスマイク 6BA7
朝は、なかなかの寒さになりましたね。
ある蕎麦屋さんには、観光バスが日に何台も来て「美味い」と評判です。
でもね、 機械打ちの蕎麦なんだよね。
「蕎麦打ち機」が、蕎麦屋内にあるから、まさしく打ち立てですよね。
県内の某所で、オイラ、「つなぎゼロ」の蕎麦を1度だけ食べたけど、 味は別格ですね。
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3A5を9Vで発振させたBC帯のAMワイヤレスマイクに続いて
BC帯ハイブリッドワイヤレスマイクの自作してました。AMハイブリッドの2号機ですね。
★真空管は6BA7
★充分な変調が掛かるようにする。
上の2点だけ決めて、あと製作しながら考えます。
発振コイルは、ラジオ少年で領布している「OSC-220」です。
↓真空管周りの配線を先ず仕上げて、発振確認をしますね。
平滑回路は2.2KΩ+2.2KΩの2段です。(レイアウトから制約けて2段です)
これの+Bのリップルは↓です。60~70mVあります。
先日の6AW8の+Bとは波形がやや異なりますね。
平滑のCR値が異なるので評価は難しいですが、、
真空管は、6BA7です。
BLOGに未UPですが、
この6BA7を使った「2球スーパーラジオ」って実験したことがあって、
6BE6より聞えなかったので、 「製作後、直ちに潰したラジオ」がありました。
↑6BA7のOSC波形です。何かが重畳してます。(真空管部だけしか出来ていないに、何が乗っているのか??)
ラジオで受信してみましたが、リップル音は聞えてきませんでした。
先日、6BE6の発振波形をUPしましたが、この球は6BE6より綺麗ではないです。
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6BA7の7番ピンに掛かる電圧を計測すると、マイナス4.4Vになってました。
マイクの起電圧が3mVならば、4.4Vまで増幅すれば変調は足りそうですね。
「3mV⇒4.4V」は1460倍なので、電圧ゲイン70db程度は増幅してやる必要があります。
マージン含みで「出力電圧5.5Vまで歪まない、ゲイン80dbのマイクアンプ」を造ることにします。
いままで、ワイヤレスマイクは直結2石のマイクアンプで,50dbほどとれていたので
もう1段トランジスタを追加して、3石のマイクアンプにします。
+Bラインから、36Vツェナーでトランジスタ用電源35Vをつくります。
↑出力電圧6.2V?までは、歪まないマイクアンプ部になりました。
総合ゲインを80dbくらいにまとめて、マイクアンプ部は終了です。
(直結部のNFBで目的のゲインに合わせます。NON-NFBだと90db近くになります。
このTR2石直結は、ゲイン調整しやすいのでワイヤレスマイク向きだと想います。)
↑受信中。
左が1球レフレックスラジオで受信した波形。
右がワイヤレスマイクへ入れた波形(RFの電波が入力線に重畳してます)
普通に聞えます。
ただ、受信した波形をみていると
6AW8に似たオーバーシュート波形が信号に重なってオシロに薄く映るので、
「6BA7は雑音が多い」との評判は、うなずけます。電波ノイズを放っているイメージです。
マイクアンプがそれを拾って、遠くでパリパリ?の音します。
↑回路図。2SC1959は9mAで使用中。
ダイナミックマイクだと、変調が浅いので、もう少しゲインを確保してください。
6BA7が遠慮されている理由も、まあわかりました。
↑この位のOUTまで歪まないマイクアンプ部。
FM変調のワイヤレスマイクほどは、+Bのリップルは気にせずにOKでした。
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★飛び過ぎないように、アンテナは短くしてください。
以上、BC帯のワイヤレスマイクの製作記事でした。
AM変調、FM変調のワイヤレスマイクは、
10種類以上自作しましたので、右のカテゴリーから入ってください。
↑ワイヤレスマイク群
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