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自作 ミニチュア6球スーパー 2号機 Feed

2014年2月11日 (火)

「UHF 3極管」の8334(6AN4)を使った6球スーパーラジオの製作。

雪でした♪

あなたの後を♪

なんとなくついていきたかった♪

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①IFT⇔IFTの距離を、従来よりも狭くしてスーパーラジオを造ってみた。

「回り込むかな?」の見極めがしたかった。

②検波管に6AL5を用いたので、メーカーに拠る音の聞きくらべができる。

③耳をよくするためにIFは2段の6球ラジオになっている。

④AF初段に、ナンバー管「8334」をつかってみた。

6AN4のナンバー管が「8334」

1st AFの球でラジオ音色が変るので、色々とトライ中。

いままでは 6AV6,6GK5,6N2P,6BC5,6HA5,6LM8(TRI),6DK6などで音色の確認をしてきた。

⑤もちろん、低ブーン音をねらう。

真空管アンプだと少なくとも1mVより低いのが普通。

ラジオだとIFの感度を上げていくと増えていくのも普通。

1mVなら受信時のラジオノイズに消されて聴こえないのも普通。

040 左が、8334。

右は6AL5

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左が、今日の製作ラジオ。

右は過日の6球ラジオ。

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SGから信号を飛ばして、波形確認。

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VRを絞って、SP端の波形。VTVMの読みだと0.7mV

昨年末~最近製作したものは、コンスタントに1mVを割り込むようになった。

波形は、ヒーター起因のバースト波形。

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IFTの中身。 2次側のピークが巧くとれないので中身を見た。

コイルの巻き数は、1次<2次。

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6AL5と6AN4が明るいラジオ。

球構成

ヘテロダイン検波   6BY6

1st IF                6BD6

2nd  IF               6BD6

DET                   6AL5(倍電圧)

1st AF               8334   (6AN4)

2nd AF               6AQ5

音は普通。 6AV6よりは音が良い。

この6AN4(8334)は、良い球だと想う。もっと評価されてよいはず。

「6AL5で検波後、1st AFは3極管」のほうが音がよい。

6AN4は, FOR UHF TV SERVICEとあるからノイズが少ないと想う。

平滑回路は、従来同様の低抵抗の多段式。(電源断、5秒も立てば触れるのが特徴)

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通常は、OUTトランスに発振防止のコンデンサー(102 or103)を配線させて、

音域特性まで変化させることが一般的です。

 このラジオは、レイアウトに注意してありますので、発振防止コンデンサーは不要になってます。

 素直にOUTトランスの特性の音になってます。

ブーン音は、SPに耳を密着させると、遠くで聴こえます。

★メーカー製トランス式真空管ラジオは、

スイッチONすると磁束モレでブーン音がSPからSW ONと同時にしっかり出ますね。

耳もハム音もこの自作品の方がGOODです。

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mt_6tube_6al5_6an4.pdfをダウンロード

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2014年3月 6日 (木)

「UHF 3極管」の8334ラジオ。 今のところSP端での残留ノイズは0.3mV。

先日の「UHF 3極管」の8334(6AN4)を使った6球スーパーラジオ」のその後です。

IFTの結合に「コメント」があったので、

IFTの結合量を増加させた。もちろん磁界による結合。

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結果、ゲインが取れてIFが発振するようになってしまった。

そこで、耳を維持しつつ発振しないようにした。

①OSCの6BY6は6BE6に変更。

②6BE6のSG電圧は下げた。

③IF 初段は6BA6⇒6BD6に変更

 SG電圧も下げた。カソードのバイパスコンも撤去。

④2nd IFもゲインを下げた。

★ついでに、残留ノイズも減らした。

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VTVMの1mVレンジで計測した。0.3mVより低いノイズになった。

SPに耳を密着させると0.3mVでもハム音が遠くで聴こえる。

ヒトの耳のダイナミックレンジは120dBもあるそうなので、0.1mVのノイズも常人には聴こえますね。

★ご存知のように

ヘテロダインラジオでIFが未調整だと、残留ノイズは小さいが

IFを調整して、残留ノイズが増え

アンテナコイルも感度ピーク合わせをすると、さらに残留ノイズが増えますね。

★耳はいままでのIF2段と同じで、よく聞こえる。

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GT管での6球スーパー。⇒記事

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2014年4月27日 (日)

330Ω6段の平滑回路のリップル波形

以前から、折りに触れて多段式低抵抗平滑回路の良さを記事にしてきましたが

改めてupしておく。

★6球スーパー 2号機の+Bのリップル具合をオシロで観測した。

電源トランスからは170V弱のOUT。

★計測点は、下の写真の位置。 局発球は抜いておく。

局発球が動作していると局発のモレが+Bに重畳してくるので

「何を計測しているのか?」が判らなくなる。

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下の写真のようになった。P-Pで0.6mVの何かがあるらしい。

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で、下の写真のように周波数軸を引いてみた。

シリコンブリッジなので60x2=120Hzの波形が+Bのリップル。

しかし、120Hzに該当するものは見えない。

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それでは、もうひとつ。プローブの先端を短絡した状態でのオシロ波形。

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このラジオで計測されているノイズらしいものは、

プローブ単体で拾っているノイズ」と同じレベル。

オイラの環境では、この程度のノイズが充満しているのがわかる。

環境ノイズが邪魔をしていて、計測は困難です。

+Bのリップルはこの程度(1mV??)でよろしいでしょうか?

以上、330Ωの6段の平滑回路の実力でした。(通常は5段で足ります)

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2016年10月 4日 (火)

ラジオの調整の基本。  標準信号発生器からの信号。

SSGからの信号を電波で飛ばす方法についてお問い合わせをいただいたのでご紹介しておく。あちこちのwebを見ると修理する側のクオリティが落ちているようなので、基本すぎるがあえてupしておく。

昭和35年の雑誌広告を撮像した。概ね56年前のことので当時10代のラジオ少年だったならば当然知っている内容だ。 現在30代ならば覚えておいたほうがよい。

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①まず、三和無線測器研究所の広告。昭和35年の雑誌から。

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標準信号発生器(SSG)とセットでループアンテナを使う。これは往時のラジオ技術者の基本。オイラも20代時代に教えられて使ってきた。(業務でラジオ修理)

「何故セットなのか?」は、画像の説明文を読めば理解できると想う。

50KC~なので455KCを飛ばせる。

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と説明通りにSSG値を直読できる。無線電波を受信する機器に有線で信号を入れるのは不自然だよね。

オイラのは、目黒。商品名「テストループ」の文字が読める。

「ラジオ調整 テストループ」で検索すると、オイラのように「業務用テストループ」を所有するsiteが2人だけ見つかる。お一人はエンジニアだった方。もう一人は現プロ。他は無さそうだ。やはり、修理する側のクオリティがかなり落ちている。

ラジオ修理をしてyahoo出品する圧倒的大部分が「業務用テストループの所有はない」ようだな。

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75ΩなのでNコネクター。 この頃は測定器VTVMもNコネクター。(現代はBNCだが)

3つ上の先輩のM氏も同僚のS氏も テストループで時折ラジオ調整しているといまも聞く。

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「テストループを所有し使っているか?」 or 「持っていない」が、修理業務経験者と素人との違いだろう。

現在の入手方法は、年1回ていどみかけるYAHOO出品をgetするしかない。

見様見真似でラジオ修理を始めるのは当人の勝手だが、修理業務経験者なら半導体ラジオで1万台程度は軽く修理しているので、修理経験の桁が大幅に違うだろう。(2桁?3桁?)これだけの台数を趣味では治せない。(趣味では総時間が不足。)

「プロとアマチュアとは決定的に違う。どこが違うか?」 。プロは数をこなしているので、仕事が安定している。

これとか これも参考になるだろう。追加でこれ

ラジオ修理業務では、「標準信号発生器+テストループ」はmust。

②不幸にして「標準信号発生器+テストループ」でない場合にはJISC6102-2に準拠のこと。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている。

1部記載の擬似アンテナ回路網を見ると開放線の長さが、5m と10mでは 擬似アンテナが異なる。また受信周波数帯によって 回路定数も違う。 磁気アンテナのラジオだとテストループで調整するので擬似アンテナ回路網の組みなおしは不要だ。

「長さ5m程度の室内開放線アンテナのための100kHzから1.7MHzまでの周波数範囲の擬似アンテナ回路」では図示のようにCは無い。この場合はCが存在するとJISから離れた「自己流の好き勝手な調整方法」になってしまうので注意。

この「好き勝手な調整を行なう」のは知識不足に加えて民度も低い証になるので、ご注意されたし。

JISはここから読める。

開放線アンテナのない「市販ラジオ」では、標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることになる。 このためにテストループは必須であり、プロエンジニアはそれを使っている。受信機の磁気アンテナに誘起させることがポイント。

yahooで「ラジオ調整します」のようなものが出品されているが、それがJISにどのくらい準拠しているのは知りえない。プロエンジニアがJISを知らぬとは考えにくい。自称「プロ」の可能性もある。

③おまけに、松下電器からFMラジオキットが販売されていた写真。

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ラジオ工作派なら、手に入れてみたいものだ。⇒半年後だが手に入れることができた

2017年6月5日 追記

雑誌で、春日二郎OMが「模擬回路の さらなるダミー回路」に言及されていた。

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2016年10月16日 (日)

5球スーパーでの 「同調コイルとOSCコイル」。

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ラジオの同調コイルは、「空芯タイプ」と「フェライトコアに巻いたタイプ」がある。外観的には中心材の有無で判断できる。 TDKもアンテナコイルと称しているので、アンテナコイルの名で普及している。

1、「空芯タイプ」

 「ソレノイド」と呼ばれているが、もともと3次元形状のCOILを欧州系言葉で表現したものようだ。「ソレノイド」の意味には巻き線形状も含まれるので、「ソレノイドコイル」では「いにしえの昔の武士の侍が~」のように同じ意味の言葉を連するので、「ソレノイドコイル」の表現は避けたい。

    コイルとしての容量合わせには巻き線を増減する手立てしかないので、ラジオの感度調整は面倒。 巻き線を増減して感度合わせする事例はWEBでは見つけられない。巻き線増減せずに3点の感度調整は無理すぎる。 日本人が発明したフェライトが実用化されるに至り、フェライトを中心材にした棒状アンテナが、空芯アンテナに代わって普及する。 戦前にもμ同調式は製造された。

余談だが、機構部品では、「プッシュプルソレノイド」の名称は新電元が使っている。

 新品での販売品は,「NPOラジオ少年」と「あさひ通信」になる。

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2,フェライトコアに巻いたタイプ

 上記の経緯のように、空芯コイルの後続で普及した。バー(棒状)のフェライトに巻き線したものを、「バーアンテナ」と呼んでいる。フェライトは磁性があることはご存知だろう。

 コイル容量の増減は、コイル位置の変化により行なえるので、ラジオ感度の調整が至って簡便になった。 JISでは、「磁気アンテナ」と呼んでいる。 参照。ワイヤレスマイクが、法的には「ラジオマイク」と呼称されていると同じように、民間用語とのギャップがある。

 

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上のは、オイラの手巻き。

 

感度は空芯タイプより良い。10dB以上よい。

3、OSCコイル

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 バリコンの容量に応じてインダクタンスを決める。短波帯などのように市販品が見つからない場合は、自作する。

BC帯の市販品は、「NPOラジオ少年」と「祐徳電子」。 製造元は同じ。

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上のはオイラの自作品。

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