kp-12の基板換装: 完了。
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b
kp-12のケースに収納できた。
線材が剥き出しだがブーン音は来ない。kp-12の基板がngな方向けです。
RK-95v2.
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もとの基板回路はこれ。RK-95.
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b
kp-12のケースに収納できた。
線材が剥き出しだがブーン音は来ない。kp-12の基板がngな方向けです。
RK-95v2.
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もとの基板回路はこれ。RK-95.
先日のこれの続き。
「kenpro スピーチプロセッサー KP-12の不動品」を入手したのが2018年1月14日のこと。
銅板接着剤が経年劣化にてピーリング強度がほぼ無いので、補修するには手間がかかる。RFスピーチプロセッサー基板はRK-84とRK-95の2種類あるので、基板丸ごと換装してみたい。
crystal filter lessのrk-95の取り付け穴位置をkp-12に合わせた。そして前回はKP-12に基板が載ることを確認した。
前回はここまで。
載せる基板rk-95は こんな感じの効き方ですね。
YouTube: 自作RFスピーチプロセッサー :ta7061 クリスタルフィルターレス
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今日は机上で 動作確認した。
上写真のようにMIC-GAIN VRを50%開にして0.6mV入力時にスピーチプロセッサー作動する設定にしてみた。
今日はここまで、
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一通り結線した。
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トヨズミの電源トランスは20mA負荷ですら電圧がグっと下がることが判った。
整流リップルを取るには150オーム前後の3段平滑が必要だが、電圧が8V超えてドロップした。仕方ないので33オームの3段平滑に変えて、平滑回路を通過した波形が写真。整流検波にシリコンブリッジを用いたので細かい波は120Hz. 大きいのは15~20Hzのもの。
オイラの環境ではこの15~20Hzノイズが強い。60Hzでなくその1/3~1/4の周波数。 これがそのまま音声信号と重畳されてきた。ソーラーパワコンの50kw x20発からみで1/3次波が出ている可能性すらあるぜ。
バラック状態ではこの低周波ノイズが無かったので、商業電源ラインから電源トランスを経由して届いていることは事実だ。
1, この電源トランスは捨てる。サイズの割に電流が取れない。
2, 15~20Hzノイズ源か不明だが、除去するしかない。減衰量は25dB位ほしい。
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1000kwパワコン起因ノイズを確認した。
オシロ右が120Hz(低周波発振器)⇒ ブリッジ整流ゆえにリップル周波数は、商用電源周波数60Hzの2倍になる。
オシロ左が 電源トランスからのacをブリッジ整流直後波形。
山の数から20Hz近傍と推定
YouTube: 1000kwパワコン起因の1/3次ノイズを確認
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試しにトラップを入れた。
オシロ右が120Hz(低周波発振器)
オシロ左が 電源トランスからのacをブリッジ整流直後波形プラス 20Hzトラップ
はい、綺麗になりました。
1000kwデジタルアンプ(ソーラーパワコンとも云う)から200mほどの距離だとこのトラップは必要だ。
このトラップ回路定数を100Hzあるいは120Hzあるいは50Hzにしてやるとリップル起因のブーン音は聞こえなくなる。
トラップの実物(RK-88の定数変更しただけ)
トラップレスだと1/3次の確認ができる。
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トヨズミトランスでも普通の環境ならば電源ノイズに負けることなく動きますね。
オイラのような高ノイズ環境向けに基板訂正をこれから行う。
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20Hztrapをいれた平滑回路pcb基板が届いた。
電源部だけ実装して、20Hz(パワコン1/3次 高調波)の除去具合を確認してみた。
・3端子レギュレータでのリップル除去能力はほぼゼロに近いことをここで確認済み。この無能さを公開したら、噛みついてきたおっさんが居た。 低周波信号を入れての評価なんぞ、現実と乖離している事が、理解できないようで、驚いた。
・オイラが3端子レギュレータを使う目的は、電圧の安定化です。リップル除去駄目、ノイズ除去も駄目な上に、ラジオノイズ源になるデバイス(3端子Reg)に多くのことを期待するのは、間違いです。
NE612を使っているので8.5V~10Vのどこかで安定して供給できるような平滑の段数にした。
120Hzと20Hzのダブルトラップ回路を配置したら、上の写真のようになった。4.3オームの1/6w抵抗を持っていなかったので1/4wでとりあえず、実装した。
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非JIS製品のデジタルテスター読みで10.2Vになっていた。
はい、trapが効いて商業(1000kwパワコン)電源起因の20Hz,60Hzそれに整流の120Hzから逃げれた。乾電池で供給しているかの波形になった。パっと見て、スピーチプロセスしているとは思えないね。
このままで良いがケミコン配置がきついので横に1mmほど広げた基板を確定版にしたい。
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基板が届いた。
平滑回路まわりはすっきりした。20Hzトラップ部品はこれから実装。
9v電池で調整した。
入力信号1mV時からスピーチプロセッサーが作動するようにMIC-VRを合わせてみた。
こののち筐体に収納して終了になる。
4回? 基板に実装したが毎回作動するので再現性はクリアしているだろう。
先日のこれの続き。
「kenpro スピーチプロセッサー KP-12の不動品」を入手したのが2018年1月14日のこと。
銅板接着剤が経年劣化にてピーリング強度がほぼ無いので、補修するには手間がかかる。RFスピーチプロセッサー基板はRK-84とRK-95の2種類あるので、基板丸ごと換装してみたい。
crystal filter lessのrk-95の取り付け穴位置をkp-12に合わせた。そして前回はKP-12に基板が載ることを確認した。
前回はここまで。
載せる基板rk-95は こんな感じの効き方ですね。
YouTube: 自作RFスピーチプロセッサー :ta7061 クリスタルフィルターレス
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今日は机上で 動作確認した。
上写真のようにMIC-GAIN VRを50%開にして0.6mV入力時にスピーチプロセッサー作動する設定にしてみた。
今日はここまで、
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一通り結線した。
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トヨズミの電源トランスは20mA負荷ですら電圧がグっと下がることが判った。
整流リップルを取るには150オーム前後の3段平滑が必要だが、電圧が8V超えてドロップした。仕方ないので33オームの3段平滑に変えて、平滑回路を通過した波形が写真。整流検波にシリコンブリッジを用いたので細かい波は120Hz. 大きいのは15~20Hzのもの。
オイラの環境ではこの15~20Hzノイズが強い。60Hzでなくその1/3~1/4の周波数。 これがそのまま音声信号と重畳されてきた。ソーラーパワコンの50kw x20発からみで1/3次波が出ている可能性すらあるぜ。
バラック状態ではこの低周波ノイズが無かったので、商業電源ラインから電源トランスを経由して届いていることは事実だ。
1, この電源トランスは捨てる。サイズの割に電流が取れない。
2, 15~20Hzノイズ源か不明だが、除去するしかない。減衰量は25dB位ほしい。
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1000kwパワコン起因ノイズを確認した。
オシロ右が120Hz(低周波発振器)⇒ ブリッジ整流ゆえにリップル周波数は、商用電源周波数60Hzの2倍になる。
オシロ左が 電源トランスからのacをブリッジ整流直後波形。
山の数から20Hz近傍と推定
YouTube: 1000kwパワコン起因の1/3次ノイズを確認
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試しにトラップを入れた。
オシロ右が120Hz(低周波発振器)
オシロ左が 電源トランスからのacをブリッジ整流直後波形プラス 20Hzトラップ
はい、綺麗になりました。
1000kwデジタルアンプ(ソーラーパワコンとも云う)から200mほどの距離だとこのトラップは必要だ。
このトラップ回路定数を100Hzあるいは120Hzあるいは50Hzにしてやるとリップル起因のブーン音は聞こえなくなる。
トラップの実物(RK-88の定数変更しただけ)
トラップレスだと1/3次の確認ができる。
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トヨズミトランスでも普通の環境ならば電源ノイズに負けることなく動きますね。
オイラのような高ノイズ環境向けに基板訂正をこれから行う。
先日の構想(RK-95 for kp-12)基づいて基板が届いた。
KP-12基板と基板孔位置は合いそうだ。ヒューズと電源トランスも載った。
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KENPRO KP-12を少し確認してみる。
① 100V側のヒューズが無い。「消費電流は50mA前後なので不要」との判断だろうが、実装ミス時には電流は1msほど無限大近く流れる。
整流回路周辺で コンデンサー短絡事故は経年が進むと一定割合で発生する。
②
「コールド側からブーン音を引き込んでいた」対策跡が診れる。
カッターで 分離されてたね。TECの表示があるが 本当にTEC????。 KP-12の2回目基板らしい。
KP-12の整流回路がコールド側を使っている。⇒ ブーン音がコールド側から侵入しやすいので配置は慎重にする必要がある。
この基板では、配置が拙くてCRYSTAL FILTERのコールド側からブーン音が入り込んでいたためだ。 パターンカットによって電子の流れ方向がそこそこ定まった。
回路図には配置情報は盛り込まれない。「回路図を読める」の意味は配置までイメージできることを示す。 「太刀筋を読む」と同じだ。 回路図内の値を見れる程度では、回路図を読めるとは云わない。
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基板単体で確認した。⇒ ここ。
収納すればリビルト終わり。
載せる基板rk-95は こんな感じの効き方ですね。
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実装部品が1つふたつ欠落しているようで、探り中。
mic ゲインのボリュームにDCが掛かる回路になっている。 ⇒ 結合コンデンサーレス。
電源が15.6Vなので 18.8になるのか?
テスターの正負を変えると数値が違う。 その理由は???
指示待ち人間には理由が判らないと思うよ。
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フローテイングアースのような回路になっている。
ベタアースをゼロボルトとすれば、VRの1番端子には5V近くDCが発生している。
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写真のkp-12は初期モデルなのでヒューズすらない。おいらのと同じ初期型の記事はないようだ。
後期kp-12はICを採用。この後期型はKP-12Aとほとんど同じ。
不動のkp-12を調べてみた。
注 :kp-12は トランジスタで構成。 リミッティングは 2sc380 + diode.
:kp-12aは dbm ic採用 。 リミッティングはta7061.
・osc強度がやや不足気味。もう2割増し欲しい。
・マイクアンプ部が活きていない。パターンと信号ラインから察するに部品が、通常回路ならばもう二つ背面にあったはずだ。現状の信号ラインだと100%動作しないだろう。 少なくとも半導体2個は寿命。
・「電源トランス2次側はセンターあり」だが、安易に設置しているので 設計が拙い。これだとブーン音を呼び込んでしまう。
・この基板はベタアースなので考えなしにパターンを決定するとハム音がしっかり乗るんだが、やはりそう為ったようだ。苦労した形跡が4箇所ある。
・トランジスタのジャケットが60年代後半品なので製作は72年頃前後か?
・銅シート固着材強度が 現在より弱いので、暖める際は注意。
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・単に部品交換で治る水準ではない、「外されている部品がCなのかRなのか?」或いはこのままで成立するのか?。 おいおいと触ってみる。
・RFスピーチプロセッサーの第1弾は、KP-12Aと同様に「クリスタルフィルターによるSSB時でのリミッティングアンプ」にしてみた。
・MC1496(DBM)が市場登場したのは1973年のことらしい。1972でなく1973のようだ。ただし軍用品は公開されることがほぼ無いので、MC1596は1973より前に流通していただろう。
・ダイオードDBMは戦時中には英語圏で実用化済。日本はスーパーリゼ時代だったが、、。
・DBM登場直後には半導体PSNによるSSB回路も登場している。「1974~1975のどこか」までは判明した。 「KENPRO KP-60の原典は欧州回路だ」は英語圏で確認した。
.ギルバート氏はDBMがMIXERで普及するとは想像だにしておらず、演算処理回路として開発した。と云うのも1966,1967とMIXERに関しての他者先行論文が公開されており、氏として通信用途向けは眼中になかった。(源の英文あり)
予備知識はここまで。
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・サトー電気での半導体扱い品で構成した「RF スピーチ プロセッサー」になるだろう。、、、半固定抵抗の生産側主流はW3296だと想う。
調整レスを狙っている。
秋までには形にしたい。⇒ 作動確認しました。
YouTube: 自作RFスピーチプロセッサー :ta7061 クリスタルフィルターレス
TA2011基板よりは小さい。サトー電気からキットで出れば面白いだろう。
サトー電気販売品の日興電子 クルスタルフィルターとジャストフィット。フィルターの値段は4400+税。 9MHzでも10.7MHzでも同じサイズなので手持ち中間トランスの周波数に合うものを用意のこと。
。
①
キャリアの周波数あわせ。
②
crystal filterの特性を確認。右が入力波形, 左が出力波形。
④
構成。 kp-12aとブロック図は同じ。
kp-12aのdsb生成TA7045回路が少し拙いので、波形が綺麗なSL1641にしてみた。
kp-12aは入力2mVでリミッテイング開始するが、本機は入力0.06mVでのリミッテイング開始設定できる。その味付けはR21に拠る。
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0.06mV入力でTA7061作動させた例。 これほど小信号から作動させることは無いので、1.2mV入力近傍から動作する設定が良い。
YouTube: RFスピーチプロセッサーの試作中:リミッターTA7061の確認
YouTube: RF スピーチプロセッサーの試作中。ICOMフィルターのキレ確認。
基板ナンバー RK-84にて領布。 シルク印刷の文字をcompressorと間違えたので、文字訂正版を製作中。領布は2週間後の20日頃から。⇒ 基板がまだ香港で足止め中。
追記
3月26日に着したのでサトー電気にて扱い。
大方の部材はサトー電気で揃う。
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問い合わせの多いRFスピーチプロセッサー の基板化。
①
ARA方式( audio - rf - audio)になる。
②
市場流通しているクリスタルフィルターは綺麗にのった。
このフィルターは結構流通している。
③
KP-12との比較。 (KP-12 と KP-12Aではデバイスも異なるし回路も違う。 結果性能も違う)
KP-12は10.7IFTは2個使用。
KP-12Aは1.7IFTを4個使用。
OSC部とクリスタルフィルターの距離が随分と離れた設計のKP-12だが、 その設計意図は何だろうか?
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年内には着手したい。
アナログでのフィードバック式制御のcompは、ssm2166,ta2011,njm2783,an829,sl6270と基板化済み.
・lm3080は今週末に確認できると思う。 そののちはフィードフォワード式制御とARA(
af -rf-af)を検討する。
・ARAでネックなのはフィルターになる。現行品は高いのでsecond handで探すとicomのが小型で都合よい。 水晶振動子をラダーで組んでも投影面積が大きくなるだけでパフォーマンスは悪化する。
・yahooにあったのでこれを利用した配置図になる。
70x 80に納まるかどうか?
dbmをKP-12のように使うと波形の質が劣るので、そこは改善してある。
追記
納まるぽい。
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FM IF ampのdatasheet.
これは国産のIC. NJMになるが、SNはこの程度らしい。SPEC表がこれなので実測では50位だろう。
、、と今まで何となくRF スピーチプロセッサーに抱いていた疑念が、確定しつつある。SNは20dB超えで劣ると、、。
ケンプロではTA7061なので「55dBμV程度でクリップ開始」とやはり微弱な信号のやり取りになる。mVで表記すると、ええっと思うほど弱信号になる。
CQ誌等の製作記事ではTA7060なので TA7061に比べて35dBほど大きい信号で扱かへる。
SSM2166等COMP-ICは、1.5mVとか2mVでCOMPスタートしているが、TA7061では55dBμVとスタートが低い、FM limiterは 結果SN面では不利。
、、とPCで見ている人向けに書いています。
次のICならばSNもまあまあ。
このSA605かTA7060の選択になるような、、 もう少し調べる。
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さて、教えて君の為に基礎を挙げておく。
1μV = 0dBμV = 1x10-6Vとなり、1V = 120dBμVですと公開されている。
日本人の1/3は 日本語が読めない。
少なくとも高校卒業程度の知識がないとこのsiteで書かれている技術系のことは、理解できないと思います。
、、と30dBμVは1mVより遥かに小さい。100MHz程度のオシロでは計測不能。
NJMでは35dBμVを超える信号はクリップされる。
SNの観点からみると70とか80dBμVでリミッターICに入れたい。その程度入れないとオシロで見れないので困る。
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KP-12Aを 7061⇒7060に換えた構成がよさそうさだ。MIC-AMPはTR1段ではやや非力になる。 オイラの都合からすればTA7061が随分と多数あるので、KP-12に何か機能をプラスしたものにしたい。
MIC-INはプロ用と同じHPFを入れようとも思う。
KP-12 と KP-12Aは異なる。 その辺りはここに紹介してある。
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RFクリッパー式のMIC COMPを作図中。limiter deviceを思案中だ。
いざ作図してみるとケンプロのKP-12は SNが悪い設計になっているようだ。 limiter device は かなり弱い信号で扱う必要があるので、sn面では不利なdeviceを採用した、、と想う。 「FM limiterは 他にもないのか?」と調査中。
・KP-12と12Aの修理記事まとめここ。
1,RFスピーチプロセッサー(フィルター)の自作記事は ここ。 基板はサトー電気にて。
2,RFスピーチプロセッサー(フィルターレス)の自作記事は ここ。 音が伸びるのでAM変調向け。
3,マイクコンプレッサー自作基板一覧はここからdl.
4, クラニシのスピーチプロセッサーはKP-12Aより高性能。
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・RFスピーチプロセッサーは英語圏で生まれて日本にきた。 日本初のRFスピーチプロセッサーはFL-101に採用された。 FT-101が1970年リリース。
・HAM jornalの創刊号が1974年11月5日発売。時代は、FL-101、FT-501(デジタル表示)
RFスピーチプロセッサーキットが欧米では存在した。
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昨年11月にケンプロ(トヨムラ)のKP-12についてふれた。回路構成からみるとトランジスタ3個でリミッターぽい。
大別して下記のように違う。
KP-12 ⇒オールトランジスタ、INの乗算はトランジスタ3個。 OUTの乗算は1N60を4本
KP-12A⇒東芝製IC+東芝製トランジスタ。 BMにはIC.
オイラより目上の方々ならばご存知の内容になるので、読み飛ばしていただいてOKだ。
KP-12Aのかなり後期になるとフロントパネル印刷文字にAが追加されている。
◇下写真は1977年のハムジャーナルの広告。KP-12の価格が載っている。1975年には市場にあったと想うが、、。
◇IC化されたKP-12Aは、1981年には市場にあったと想うが、、。
昔の記憶を引っ張りだしてきた処で、
◇中身だ。 フィルターのシリアル番号がとても若く、このKP-12はおそらく前期ロット品。のちのち判明するがトランスの容量がギリギリで麦球(40mA)を点灯させるとavrによる9vが0.1vほどふらつく傾向がある。 その対策にケンプロがケミコンを追加してある。
上写真のように、マイラーのジャケットが半ばまで割れている。メータアンプ用ダイオードが2個見える。
◇ツマミのネジ穴位置に比べてVR軸長が不足。KP-12Aの初期も同じだった記憶。初回にくらべて廉価なVRに変わっている。コストダウンされている。
◇穴加工のリーマー痕が無い。 往時はバイト仕上げなのか?
◇まとめ
オールトランジスタ構成は矢張り凄い。 2017年夏に手持ちのトランジスタでギルバートセルを真似ても加算しかできなかったので、乗算させるには色々と細かいポイントがあるだろうと想う。
リミッター部はTA7061と似たものになっていた。回路は概ね判明したので、同じ回路はおそらく書ける。残念なのはメーターアンプ回路に調整VRがないことだ。フルに動作させるとメーター指針が振り切れてしまう。指針を信じて合わせていくと、さほど掛かっていない。
概ね42~43年前の基板を見れたことは収穫だろう。
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kp-12が不動すぎて手の施しようがないので、kp-12のケースに新しくRFスピーチプロセッサー基板を入れた作例。
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b of ham radio speech compressor
取り付け穴位置は同じなのでケースへは加工レスで載る。 性能はkp-12より良く低信号から動作する。
・クリスタルフィルターレスなので、高音は伸びる。nasa,cbのようなAM波向きになる。この自作基板はRK-95v2になる。市販のRFスピーチプロセッサーの音に物足りない方向けです。
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「クリスタルフィルターを使うRFスピーチプロセッサー;RK-84」は自作用基板を2020年3月10日から領布中。
今風なデバイスを使った。KP-12Aより小信号入力で作動するが、味付けはお好みでお願いします。
写真は投稿者から届いた。 RK-84の文字が見える、
Xtal filterおよび基板はサトー電気で扱い中です。webで定価わかります。
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KP-12Aの修理記事はここ。
YouTube: 不動のspeech processor KP-12Aを直してみた。その2
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自作マイクコンプレッサーの一覧は ここ。
AN829 マイクコンプレッサー。 AFタイプのコンプレッサーを自作するならば このAN829を薦める。(中級向け)
YouTube: mic-comp using an829,panasonic
さて、my基板のmic-comp(ta2011s)をご紹介しておこう。 5dBほどのcomp状態。違和感なく聴こえていると想う。
YouTube: MIC-COMP ,useing TA2011s
◇◇小入力時にはマイクコンプレッサーがONしないように設定できる「SSM2166」.所謂バックノイズ対策ができるすぐれたICだ。専用シャックを持たない方向きのICだ。
comp開始点(1.3mV入力)の80倍である100mV入力にも追従するので COMP量は34dB?
◇◇NNJM2783.
これもCOMP量は30dB以上取れる。データシートによると「時間遅れ」に対して最も優秀なIC.
自作派向けに mic-comp基板を領布中。
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