オペアンプでSEPPをドライブする回路は uA709登場時からのboosterであり歴史は50年にはなる。1968年には μA741が登場。
op amp boosterで検索すると 超沢山の回路がでてくる。
回路としては枯れている。
1980年公開のdata sheet.
Op Amp Booster Designsと検索するとでてくる。有名なのをup(1980、1981頃に技術確立)
LF412MH-National-Semiconductor.pdfをダウンロード
High_Power_Booster_Circuits.pdfをダウンロード
linear_tech_opamp_booster_stage.pdfをダウンロード
linear_tech_opamp_booster_stage_2.pdfをダウンロード
REN_r13an0008eu-op-amps_APN_20200702.pdfをダウンロード
Diが入っているのは1970年の英語圏技術。
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上図では真空管を使っている。
黑川達夫氏はこう説明している。
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こういう回路も落ちていた。
「信号ラインにL2が入っているのでL2を通る信号は進む。 R27を通る信号は進まない」ので合算された信号は ヘボイ音にはなりさがる。 ??と思うのであれば 自分で数式表現してみれば理解できる。
「信号が LとCによって相への影響がでる」ことを知らぬ間抜けには NFBはむりだ。
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「オペアンプ カスケード接続」は 公開されている回路を真似ても動作しないことが多い。動作しないので電圧測定すると 「これじゃ動作しないわ、、、」になって痛い目にはあってきた。 「非反転+非反転」のカスケードは少し工夫が必要。
op amp boosterでは、小さい電圧ゲインでの回路が主流なので、 電圧ゲイン増を狙って今日は 「オペアンプ カスケード接続 + booster」で考えてみる。
R3とR4は電位中点になるように合わせこむ。
半導体は三菱電機からレポートが2020年に公開されているように、中性子により劣化が進む。標高1000mでは 標高ゼロメートル地帯の2.1倍劣化が進む。 福島ボカンで 劣化が早まってもいる。
これ、未使用長期保存で劣化が進む要因のひとつ。腕のよいエンジニアなら既知である。業界人で知らぬならば 会社のお荷物かもしれない。
未使用長期保存で劣化が進む主たる原因は、「ボンデイングパッドの浮き」 。物理的結合はされておらず シリコンに純金を押し付けるだけなので、「フッ酸洗浄・純水すすぎ」が悪いと浮いてくる。
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audioの初段入力に適合するdual fetの有名型番をメモしておく。国内shopでの現行販売品(500個近く在庫があるようだ。
2SK109 :2SK109.pdfをダウンロード
2SK150 :2SK150.PDFをダウンロード
2SK332 :2SK332.PDFをダウンロード
2SK333 :2SK333.pdfをダウンロード
2SK389 :2sk389.pdfをダウンロード
2SK2145 :2SK2145.pdfをダウンロード
上記製品は、 2sc1815low noise よりは高ノイズ品。2SC1815L でまとめた方が廉価で、低ノイズ アンプになる。2SC1815L.PDFをダウンロード
2SK170も低ノイズと宣伝しちゃいるが、そのノイズ1/2 なのが2SC1815L。 1972年には2SC1815Lは流通していた記憶だ。
2SK170等のノイズ強製品が好まれるのは不思議(日本人の耳は悪いかもしれん)
audioの初段入力に適合する dual transistorの有名型番をメモしておく。
SSM2220
SSM2210
今日は室内気温が18℃なので 40℃は超えないようだ。
超古典なsepp ampの回路。Nelson Jones氏の考案。
1970年3月の月刊本に公開されている。ten watt ampと紹介されている。
ご本人はclass_Aと主張。
発展形が Nelson Jones Ultra low-Distortion Class-A Amplifier のようなので、先々経緯を深くみていきたいね。
クロスオーバー対策として current dumper 技術が入りだした頃ですね。
往時のpdf :sepp2.pdfをダウンロード
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class_ABとして紹介されている 1970年7月号。
set current 次第で歪率が変わってくる。 「ダイオードを数本いれた回路よりは音色は柔らかいのが抵抗式の特徴。」。 ダイオードにするとエッジがたつ音に変わるので、音楽の嗜好によってダイオード回路 あるいは 抵抗回路に決める。
「ダイオードにするとエッジがたつ音に変わる」のは1990年代半ばから云われ続けている事実。
部品メーカーごとの音色優劣よりも簡単に判る 「diode vs resistor 」。定電流diodeが人気なので硬めの音になる半導体アンプが主流ですね。
パワーゲインは15dB. 15watt amp. 20W時には歪んでペケ。
「真空管アンプでも、ダイオード(1n4001)経由でsg電圧を掛けるとメリハリがついた音に変わる」のと同じ。
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biasを変化させた時のsepp 動作具合も公開されてた。
、、と設計時のネライ値も判ってくるね。
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1972年に公開された741の等価回路
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自己バイアスでのclass_A と紹介された1972年。deviveとしてはClass_Bであるが全体としてはABだろう。 dumpperって呼ぶことも判った。(cq出版の刊行物をみてもそんな意味での説明はないと思う)
「ネルソン氏が考案し 1970年3月にこの月刊誌上にて発表」と経緯記述がある。つまりこの月刊誌に往時トップエンジニアが寄稿していたことが判る。
発展させたのが Nelson Jones Ultra low-Distortion Class-A Amplifier のようなので、先々経緯を深くみていきたいね。
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op amp booster:1974年
novel社の製品回路。出力は30W。回路説明にはclass_Bとある。
cq出版等では回路説明されていない図は紹介されてはいるので、英語による回路説明を読むと学べる。 国内出版社の水準も伺えるね。
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SSM2210,2220と同じ思想製品が1973年には登場していたわけですね。
「有名なアンプ製品の回路」と紹介されてるね。
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これも アンプとして成立する
上のは、 Quad 405の回路(1975年月刊誌にて公開された)。
current dumper .
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纏め
1970年から1975年でガツンと回路は鮮麗になっている。
回路学習するのであれば、この発展期だろうね。海外から輸入された知識なので原典を視るのが基本ですね。
自民党の大先生は、インドの貧困層と比較して語る。
まあ、欧米並みの生活水準目指していたのに
安倍政権ではインドと比べて贅沢言うなと言われるようになってござる。それなりに日本が下がっていると理解しているんだろう。
公務員のギャラも、インド並にさげれれば世界的な平等になる可能性が大きい。
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机上でのチューナー調整時に使う「ラジオ用アンプ」を、GT管で構成してみよう。
以前のラジオアンプがAF3段でゲイン過多だったのを反省して、今回作ってみる。
電源トランスは30mAも流せればOK。
球は6F6か6AG7どちらが良いか思案中。
初段は6J5か6AQ7にする。
6E2も載るようなら面白そう。
6J5⇒6AG7にした。
6E2の表示バーが出てこないので??と想っていたら、オイラがしっかり感違いしてた。
目先で使う分には支障ないので、夏までには治そう。
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通算179作目
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