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真空管ラジオキット(COSMOS) BC帯 中2 5球スーパ ー (6BY6+6BJ6+6BJ6+6BC5+6AQ5) Feed

2017年11月10日 (金)

ラジオ工作の必需品、「標準信号発生器用テストループ」が数十年振りに販売開始された。by 祐徳電子さん。

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以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

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◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

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◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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EBAYでは往時の未使用品(日本製)が、日本円で7~10万円弱で取引されている。 往時のものを必要とするならEBAYにて調達をお薦めする。不思議なことに、テストループアンテナは日本製しかEBAYでは見たことがない。

2016年11月14日 (月)

COSMOSさんのキット

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COSMOSのおやっさんから連絡が来た。

どうもこれから先もセミキットは製作しないようだ。

おんな城主直虎は史実とかなり違うので、NHKに注文をつけているようだ。 直虎研究の第一人者からの忠告をNHKが受けるか? 史実とちがうデッチ上げにするのか? 興味深いところだな。

史実に忠実だった大河ドラマが、近年変質していく様もなかなか面白いな。

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このCOSMOS セミキットはYAHOOで落札した。2013年冬に25000円前後だったと想う。

メーター付きはこの1品だけだと想う。

印字面はアドビ イラストレーターで作図されている。 もちろん自分仕事場の印刷工房で印刷。

ええ、プロです。

2016年11月 9日 (水)

AM 放送とPre-emphasis

雪が舞って今日は寒い。

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掲示版で話題になっていた。

オイラの知っている情報はそこに上げておいた。

①Pre-emphasisは、以前から米国siteにあります。世界標準かどうかは判りかねます。


national radio systems committees (略NRSC)の
http://www.nrscstandards.org/SG/NRSC-1-B.pdf とかにあります。

 

 

ここも参考にどうぞ。

Nrsc_am_pre_emph_curve

Am_rcvr_bws

   上の特性表を見ると 「ラジオのAF部で補正」することは必要だろうな。

「どうやって補正するか?」はNHK発行の本に記述がある

まずは本を手に入れることをお薦めする。

日本国内でのAM方法のエンファシスはARIB(電波産業会)でも制定していないようです。公開資料からは見つけられませんでした。

ここに情報あり。

上のサイトにありますように、放送局(免許局)ごとの任意になっているようです。日本放送では1982年から実施のようです。

「オプチモードAM」で多々情報あります。

これも参考に。

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放送局の音声処理を担当されているプロの方々からのエンファシス技術情報がもう少しあると、中身が深まるのですが、、、。送り手が音に脚色しているので、詳細な情報を探すのは困難ですね。

★元々、家電メーカーがラジオからの音に対して設計思想が不足している故に、高域が垂れた音になっています。 データからもそれは裏づけされています。

音の送り手が、なるべく良い音(高域がフラットな音)でリスナーに聞いてもらいたいことから、80年代からエンファシスが採用されていますね。

★ さて、IFTの帯域制限を受けない高1ラジオでも、高音側は垂下り曲線ですね。これはご存じのように検波管の負荷側(+B)に 100PF程度のコンデンサーで、高周波~可聴高域を減衰させる回路になっているからですね。 音の高域に影響を与えない数値として、浅学諸兄の計算では 50PFが推奨されています。 私は通常47PFにして、高域垂を少なくしています。「配置と検波管」によっては、コンデンサーが無くても支障ない場合も あります。

アンテナから入った信号が音域特性の凸凹無く真空管ラジオのスピーカーから出てくれば良いのですが、難しい要因が下記のように幾つかありますね。(スピーカー音圧の凸凹まで言及するとラジオ向けの安価タイプは全く使えないことになるので、考慮から外します。)

1,IFTの特性

2,検波負荷差によるIFTのQの低下の違い。 

  6H6などの専用検波管と複合管6SQ7では「吊るされたIFT」のQに差が発生しますし、検波能率も10%強違うので、検波できないIF成分の大きさに差が発生します。詳細は古い本にありました。

 Qが低い方がフラットに近いので、Hi-Fiを目指す先学諸兄はQを下げるように推奨されていますね。同調回路すべてで低いQが推奨されています。

3,検波段のLPFの定数差による高域垂れの差

4,出力トランスの特性差。これがかなり曲者。

 などの要因で凸凹の無い音で鳴らすのは難しいですね。ラジオ工作派なら、それでも凸凹少ない音にしたいと思うのが当然です。

 audioのように、鉄を高周波焼き入れできる周波数(20kHzで焼入れok)までフラット特性追求するほどは必要ないですが、3kHzまではなるべくフラットにしたいですね。そう思いつつ自作しています。

任意の周波数で、ハイ・インピーダンスにして特性を持ち上げる工夫は、真空管ラジオでも使われていましたし、NHK発行の古本にも記載がありますね。先達の工夫を反映しつつ、自作ラジオ造りしてます。

ラジオ工作派でも「己の耳」を鍛えることは大切なので、JBLのEVEREST DD66000などで音を聴くようにしています。

真空管ラジオの音に注意して自作するラジオ工作派は至って少数だ。ラジオ修理にしても残留ノイズに注目して修理するサイトを幾つご存知ですか?

残留ノイズや音色に注目しないなら、「自称ラジオ工作派」に成り下がってしまうだろな。

2016年10月 4日 (火)

ラジオの調整の基本。標準信号発生器からの信号。JISに準拠して調整。

再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2  デジタル表示
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

不動のspeech processor  KP-12Aを直してみた。その2
YouTube: 不動のspeech processor KP-12Aを直してみた。その2

「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。
YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。
YouTube: スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。

P1010025

This straight radio is having  s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2
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スマホでラジオauxへ入れる
YouTube: スマホでラジオauxへ入れる

自作:ミニチュア真空管ラジオ. using  bell brand  speaker which is made in usa.
YouTube: 自作:ミニチュア真空管ラジオ. using bell brand speaker which is made in usa.

 

低周波発振器の出力インピーダンスは600オームです。この廉価品も600Ωです。

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デジタルオシロの入力インピーダンスは1Mオームです。  低周波信号の波形観測には、インピダンス600オームで観測するのが基本です。 Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けなことをしてますか?

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あなた間違っていませんか? 道具は正しく使いたいですね。

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・SSGからの信号を電波で飛ばす方法についてお問い合わせを多数いただいたのでご紹介しておく。あちこちのwebを見ると修理する側のクオリティが随分と落ちている。

この2016年時点で「ラジオの調整」と検索してtopに出るsiteでは、テストループを所有していない。つまり素人が大きな顔で、記述している。素人でも正しく記述されていれば安全ではあるが、どうかな?

・業務でラジオ/テレコ修理を経験してこない素人が、エンジニアのマネで修理しているのが大多数の時代になり、「修理技術者もどき?」が幅を利かせているので、基本すぎるがあえてupしておく。掲示板で 当該ラジオ型式の修理方法のやりとりをして、掲示板での指示通りに修理したラジオを「さも己が直したようにしyahoo出品している様」をリアルにみてその経緯を知っていると 新しい分野のパロディに充分見える。「自力で直すチカラがなく他人に頼ってでも、小銭を稼ぎたい」とは日本人としてどうなのかな ??

・掲示板の指示に従って直されたラジオを手に入れた方は、該当掲示板でのやりとりを知ってどう思うかな?

・昭和35年の雑誌広告を撮像した。概ね56年前のことので当時10代のラジオ少年だったならば当然知っている内容だ。 現在30代ならば覚えておいたほうがよい。

・webをみるとプロの修理者は2人だけ居る。後は「モドキ」だろう。

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基本をひとつ。 低周波発振器の出口は、インピーダンス600オーム。アッテネータも600オーム。VTVMも600オーム。 この詳細はJIS参照。

オシロの入口は1Mオームと云うことは低周波信号の波形を1Mオーム(オシロ)で直接観測するのは間違い。オシロ波高をインピーダンス換算して値を算出していますか?  600オームで入れた信号を1Mオームで計れますか? これ計測基本だがこれもできなくて大きい顔するのが多数派。

AF信号を計測するにはVTVMは必須。 モドキはVTVMを持っていない。低周波の計測は600オーム。 JA1AMH高田OM愛用の 「リーダーの1Mオーム オシロを持っていない」のは100% 電気エンジニアではない。直視して良否判別しやすいのでLBO-551(552)がわざわざ開発(特許)されたことを知らぬのは、公務員等文系の電気計測とは無縁な人物。

 VTVMを所有しないweb siteは間抜けと推認してもよい。LB0-551(552)を持たぬweb siteはAF観測しないweb siteと推認しても外れてはいない。

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スーパーラジオでの調整方法である「トラッキングの仕方」⇒ ここ

NHK 567kHzや594kHz 等の低い側で感度が不足する場合の対処ここに 明示してある。

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①まず、三和無線測器研究所の広告。昭和35年の雑誌から。

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標準信号発生器(SSG)とセットでループアンテナを使う。これは往時のラジオ技術者の基本。オイラも20代時代に教えられて使ってきた。(業務でラジオ修理)

「何故セットなのか?」は、画像の説明文を読めば理解できると想う。

50KC~なので455KCを飛ばせる。

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と説明通りにSSG値を直読できる。無線電波を受信する機器に有線で信号を入れるのは不自然だよね。

オイラのは、目黒。商品名「テストループ」の文字が読める。

「ラジオ調整 テストループ」で検索すると、オイラのように「業務用テストループ」を所有するsiteが2人だけ見つかる。お一人はエンジニアだった方。もう一人は現プロ。他は無さそうだ。やはり、修理する側のクオリティがかなり落ちている。

ラジオ修理をしてyahoo出品する圧倒的大部分が「業務用テストループの所有はない」ようだな。

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75ΩなのでNコネクター。 この頃は測定器VTVMもNコネクター。(現代はBNCだが)

3つ上の先輩のM氏も同僚のS氏も テストループで時折ラジオ調整しているといまも聞く。

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「テストループを所有し使っているか?」 or 「持っていない」が、修理業務経験者と素人との違いだろう。

現在の入手方法は、年1回ていどみかけるYAHOO出品をgetするしかない。

見様見真似でラジオ修理を始めるのは当人の勝手だが、修理業務経験者なら半導体ラジオで1万台程度は軽く修理しているので、修理経験の桁が大幅に違うだろう。(2桁?3桁?)これだけの台数を趣味では治せない。(趣味では総時間が不足。)

「プロとアマチュアとは決定的に違う。どこが違うか?」 。プロは数をこなしているので、仕事が安定している。

これとか これも参考になるだろう。追加でこれ

ラジオ修理業務では、「標準信号発生器+テストループ」はmust。

②不幸にして「標準信号発生器+テストループ」でない場合にはJISC6102-2に準拠のこと。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている。

1部記載の擬似アンテナ回路網を見ると開放線の長さが、5m と10mでは 擬似アンテナが異なる。また受信周波数帯によって 回路定数も違う。 磁気アンテナのラジオだとテストループで調整するので擬似アンテナ回路網の組みなおしは不要だ。

「長さ5m程度の室内開放線アンテナのための100kHzから1.7MHzまでの周波数範囲の擬似アンテナ回路」では図示のようにCは無い。この場合はCが存在するとJISから離れた「自己流の好き勝手な調整方法」になってしまうので注意。

この「好き勝手な調整を行なう」のは知識不足に加えて民度も低い証になるので、ご注意されたし。

JISはここから読める。

開放線アンテナのない「市販ラジオ」では、標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることになる。 このためにテストループは必須であり、プロエンジニアはそれを使っている。受信機の磁気アンテナに誘起させることがポイント。

yahooで「ラジオ調整します」のようなものが出品されているが、それがJISにどのくらい準拠しているのは知りえない。プロエンジニアがJISを知らぬとは考えにくい。自称「プロ」の可能性が非常に高い。

③おまけに、松下電器からFMラジオキットが販売されていた写真。

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ラジオ工作派なら、手に入れてみたいものだ。⇒半年後だが手に入れることができた

2017年6月5日 追記

雑誌で、春日二郎OMが「模擬回路の さらなるダミー回路」に言及されていた。

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2017年11月11日追記

ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)のラジオ調整にはテストループがMUSTだ。日本工業規格がそう定めている。半導体ラジオ・チューナーには必須だ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。プロエンジニアは会社の業務でラジオ調整(JIS)について教育され知識として身につけている。しかし、プロの修理業務経験のない方は、好き勝手に非JISな方法でラジオ調整する。 JISに非準拠ゆえに、自称「ラジオのプロ修理技術者」と呼ばれる。

031

◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

033

◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

032

◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

034

035

◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

036

037

◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

038

6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

039_2

祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、「数人の自称ラジオのプロ修理者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品/新品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

ある意味で、自称「ラジオのプロ修理技術者」に感謝すべきだね。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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MWでのトラッキングについてはここに列記済み

AM transmitter ,using mc1496.
YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

ロクタル管自作ラジオで youtubeを聴く
YouTube: ロクタル管自作ラジオで youtubeを聴く

周波数カウンタ付 自作6球式真空管ラジオ
YouTube: 周波数カウンタ付 自作6球式真空管ラジオ

IFT調整用の455kHz電波発振器。
YouTube: IFT調整用の455kHz電波発振器。

スマホでラジオauxへ入れる
YouTube: スマホでラジオauxへ入れる

2013年10月17日 (木)

一年振り

職場で1人入院した。過労働で体と心を壊したとの話が飛んでいる。

会社のオーナーサイドからの発表は、今のところはない。

このまま、オーナーサイドからのアナウンスがないと、

「都合が悪くて、社内発表できない」と疑われしまうな。

どうするつもりなのか、、、。

真面目にやる奴は、心の病気になって去っていく。

毎年 1人 心の病気になる。

今年は、彼のようだ。

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一年振りに、このラジオの中をみた。

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変色している部品もないので、okですね。

IF 2段目のSG抵抗は22K⇒100KΩに、換えた。

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2012年10月 6日 (土)

「COSMOSブランドのセミキット」の完成写真

ラジオのセミキットの続きです

(ブランド様から、BLOGへのUP承諾戴きました)

オイラのように「ケース造りが不器用なヒト」向けです。

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外部SPとつなげられるように、陸軍端子にしてあります。

SPはステレオ用の大きいもので鳴らすと、良い音でラジオが鳴ってくれます。

夏と冬では気温が違うので、電源トランスの抵抗値も微妙に夏冬では値が異なりますね。
で、冬は抵抗値が低いので夏よりは電圧(電流)が大きめにながれるますね。
電源トランスが熱平衡になるまでは、ゲインが多目の状態になるのは真空管のイロハですね。

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TOP PAGE

IFの球は6BJ6+6BJ6です。(COSMOSブランド)

5球スーパー(中間周波数増幅2段)の続きです。(COSMOSブランドのセミキットです)

「バーアンテナコイルの位置」は、ここに決めました。

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↑IFT-Bも90度 振リ直してあります。

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球の構成です。

変換 6BY6

IF 初段 6BJ6

IF 2段 6BJ6

検波  ダイオード(倍電圧)

AF 初段 6BC5   (カソードR  680Ω)      ⇒  カソードRは820Ωに変更。

AF 2段  6AQ5 (カソードR  1.0KΩ)   ⇒カソードR  1.2KΩに変更。

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3S-STDより、IFが1段多いのでしっかり(とっても五月蝿く)聞えます

6AQ5って聞きやすい音色ですね。

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「バリコンの回転子(ローター)と 舌接点」の接触性が

「NHK第二のポジションだけ悪かった」ので、対応策を考えました。

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対応策案

解体して、舌接点( 燐青銅?)の酸化膜を剥がす。(磨く)

  ↑予圧(プリロード)情報が不明なので、同じ接触圧を再現できるか?

        (接触圧の測定は??)

導電性のコンパウンドを軽く塗布する。

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で、上記②案のコンパウンド塗布にしました。(結果、3ケ月後の今も良好です)

NAGARAのコンパウンドのお世話になりました。

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↑6BC5の「カソード⇔アース」の電圧(R=470Ω)

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↑6AQ5の「カソード⇔アース」の電圧(R=1.0KΩ)

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6BC5のカソード抵抗は、820Ω(9月24日 現在)

6AQ5は1.2KΩ(9月24日 現在)

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↑少し間違ってますね。すみません。

2球スーパーと同じように、非同調でダイオードの倍電圧検波です。

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BY THE WAY

酸化膜が形成されないようにN2を使用する領域の仕事」の話もありますが、

「N2はあまり使いたくないなあ、、」と内心想ってます。

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「表示は、ズレていない」感じです (COSMOSブランド)

5球スーパーラジオ(IF 2段)のトラッキングを始めたら、

バンド上限はトリマーで1950Khzまでしか下がりませんでした。

下限は525kHZ.。

OSCコイルに5PFパラしたら、上限が1680Khzまでさがったので、

「ビニール線で5PF相当」をつくりました。

(見た目はコンデンサーを半田付けした方がよいですね)

1950年代の雑誌を読んで、「1cmあたり2PFらしい」ことがわかっています。

で2センチ強巻いて、コンデンサーの代わりにしました。

(安易にコンデンサーをパラ付けすると、ノイズが飛躍的に増えるので要注意です)

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↑「表示は、ズレていない」感じです。

で、バリコンがNHK第二のところだけ、バリバリ言うので、

さてどうしよう、、、。

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バーアンテナを持ち上げて、クルクル回してたり、

バリコンに近づけたりしてました。

電源トランスの上空にも 持って行ってノイズの観測をしてました。

スタッドはL=60。

「バリコン⇔アンテナの距離」で、耳が驚くほど変わりますね。

放送波を信号源にして、耳がよくなる「アンテナ配置」を探してみました。

↓実験中。

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「バリコンとバーアンテナ(アンテナコイル)間の距離」は、近い方がベターですね。

実装時のQが上がるためでしょうね。

近すぎると、金属片(バリコン)の影響を受けて耳が悪くなるのは、ごく普通です。

概ね30mm~45mm位がよい感じです。

離すと耳が悪い方向にしか行きませんね。

(バルボル読みで、最大20db弱の変化がありました)

★直接に電波をアンテナコイルで受けるレシーバーは、

「バリコンとアンテナコイルの距離」がとても重要なことがわかりました。

★今後は、これに留意して配置します。

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中二ラジオ 「変換⇒IF⇒IF⇒AF⇒AF」(COSMOSブランド)

ラジオのセミキット(COSMOS ブランド)の続きです。

5球真空管ラジオが形になりつつあります。

IFT-Bの向きがよくない感じですが、、。

後で、振りなおしますね。

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平滑回路は、段数増やしてみました。

この段数ですと、「通電後、音が聞えてくるまで40秒近く」待ちます。

で実装後、「チョークも置けた」ことに 気つきました。

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変換⇒IF⇒IF⇒Di検波⇒AF⇒AFの構成です。

2連バリコン。変換にはいつもの6BY6

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↑どこかの放送局を受信中。(NHK??)

VRをMAXにすると,SP端ではバルボル3V以上振れてました。

1WはOUTする計算になります。(5W inputのスピーカーが負けて歪んでましたが、、、。)

耳は、イスペット 6石トランジスタ ラジオ と同じ感じに聞えてます。

変換⇒IF⇒IF⇒Di検波⇒AF⇒AF」の中二ラジオです。

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IFTはチューン中です。

今日現在の球種。

IF 初段 6BA6(4300μモー)

IF 2段 6AU6(4000μモー)

AFは6AU6+6AQ5

「IFT⇒真空管のOUT」が40mmしかなくて、回りこみあります。

(もう15mmほど離してほしかった)

6DK6だとピーギーして音に成りませんでした。

モー値2000~5000μ程度の球ならokぽいですね。

(そんな低モーの球の手持ちがないので、、、、、)

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思案中 ⇒ラジオのセミキット

今日は雨ふり、、、。

「ラジオのセミキット?」を手にいれました。造っていただいた方に感謝です。

(YAHOOに時々あります。これはトランスレスラジオキットで出品されてました)

主要パーツが搭載されているので、球やCRを好みで揃えます。

ソケット数は5コ。整流にはダイドード(ブリッジ)を使うので、信号系に5球使います。

5球スーパーヘテロダインの予定。

トランス類の配置を思案中。 3S-STDよりは球数が多いで、期待中。

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「付属のOSCコイル」⇒ラジオ少年製「OSC-115」に変更。

BC帯真空管ラジオは、「先人達のおかげで回路面ではすでに充分に完成」されていますね。

オイラが出来ることは、「どの球を使おう??」しかないですね。

で、どの球を使おうと「手持ち」と相談中。(思案が長引くかな、、、。)

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この実験の時に、オイラの受信環境では、

「RFで1回増幅+AFで1回増幅+トランスで昇圧」⇒「次段のg1はバルボル読みで2V未満」でした。

★「AVCを未採用」で、「IF段のバイアスをー1V、AF初段をー1.5V(2v?)」で動作させても

「次段のg1がプラスへ振れる」ことは、オイラの環境では まずありませんね。

「シャープカット球の6JD6」 での実験で、入力信号の強弱でバイアスが振られる

「シャープカット球」があることも判っています。(規格表には、sharpの文字ありますね)。

規格表をあてにせずに、「シャープカットかどうか?」を実測するのが正しいですね。

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