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5球スーパーキット(Venek )のメンテナンス Feed

2016年12月26日 (月)

電源トランスとフィールドスピーカー

スター(STAR) 4バンド真空管受信機の未組み立て品

はそれなりのお値段になった

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統計からも上級国民様と平民とのギャップが拡大中がわかる。

「働くと負け」の意識は進むだろうな。

除夜の鐘が五月蝿いと抗議が凄いらしい。 他所から流れてきた人には五月蝿いだけだろう。幼少の思い出を持つ大人は、左様な戯言は口にしないぜ。

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フィールドスピーカーの載ったST管式ラジオを手に入れた。もちろんジャンク品。

電源トランスとフィールドスピーカーが近接しているので、今回もブーン音はしっかり確実に聴こえるはずだ。 

この場合には

①SP利用を重視してハム音には目を瞑る。

②ハム音のしないことを重視して、フィールドスピーカーは諦める。

どちらを選択するとよいだろう。貴方ならどちらを選択しますか?

飾り用ならば①になるだろうな。

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誉められない構造。 溝入れて応力を受けるか 木材ピンを叩き込んで結合させる必要があるが、往時はこの程度の造りなのかなあ?  装置設計屋のオイラからみると、構造はペケ。

構造がペケだから、ウッドケースがスピーカーの重さに負けている。

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この木ネジの締結方向は無理がある。もう1本木材が必要だが、どうクリアするか?

外装修理は不得意のうえに、作業環境が無いので、、、悩む。

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シャーシ内側の配線。

ネジ止めのペイントあり。

好感がもてるのは スプリングワッシャーを使っていないこと。ネジの締結を学んだお方なら、スプリングワッシャーの不要なことは知っている。

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6Z-DH3Aのヒーターピンが正しく接地されている。 ハム音が小さくなるようにアースされている。 正しいラジオ工作知識をお持ちのようだ。

修理品で流通している物の写真を見ると、随分とヒーター接続が間違っている。過半数を超えるんじゃないか?????。 60年前のラジオ自作者より現代では知識が落ちているらしい。

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ツマミ軸の高さが3本とも4mmほど 間違っている。 シャーシに追加工するか?

新規にシャーシ手配するか?

フィールドスピーカーは使いたいので、レイアウトを含めて思案中。

電源トランスの磁界を90度 回せれば軽減できる??

2016年12月29日 (木)

「パワートランス」vs「フィールドスピーカー」

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今日は仕事納めだった。夕刻にVEからTELが来た。 打合せしていたらどっぷり日が暮れた。

雪が少なくてスキー場は、降雪機がフルパワー運転中。

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木箱は形にした。

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シャーシーは新しくして、「パワートランス」vs「フィールドスピーカー」の距離を稼ごうと想う。

ブーン音がどこまで小さくなるかなあ?

2017年1月 5日 (木)

ST管ラジオで5段平滑回路。 ハム音の少ないラジオ。

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安倍先生のお陰で賃金は下がり続け、物価は上昇中。

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これを「わくわくする日本」と呼ぶらしい。下人のオイラからみると「溜息のでる日本」だ。上級国民だけはわくわくしているだろう。

経済用語では、「スタグフレーション」と50年前から名称が定まっているがね。

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放置しておいた「ST管ラジオ フィールドsp付き」を触りはじめた。改造修理なのか? 修理改造なのか?

バリコン位置が5mmほどずれていて修正した。

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平滑回路は 5段にした。

電源トランスからの出電圧が判っているならば従来通り3段でよい。(3段平滑でsp端の残留ノイズは0.1mVとか0.35mVとかまで下がる)。往時のトランスは、往々にして400Voutになるので100V以上下げる必要がある。

ここにも記してあると想うが、7極管やバリミュー管に250Vも印加してしまうとnoisyになる。noisyに為らずに元気よく作動してもらうようにする。(これをノウハウと呼ぶらしい)

その適正電圧にまで、低抵抗で下げていく。5w抵抗は、値を換えることを前提。低抵抗だと発熱が少なくて済むので好んで使っている。

トランジスタでリップルフィルタを昔に組んだこともあるがC+Rの平滑回路より劣る。残念なことにツエナーダイオードを使うとホワイトノイズ多々でラジオ放送がマスキングされてしまう。

「ヒーターピンの低いハム音になる側」を接地していくと勝手にハム音が減ってくれる。格段に特別なことは不要だ。知らないままヒーター配線すると、不幸にしてハム音の強いラジオに仕上がる。

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6Z-DH3Aは既報のように「ハム音の弱くなる側」ヒーターピンを接地する。

まだまだ、ハム音を強くするように配線されるラジオ工作者が居られるが、YOU TUBEで聴くと実際にハム音へは無頓着だね。60年前のラジオ工作者が身に備えていた技術がいま伝承されないなあ。

「技術を途絶えさせる」のも、「ハム音がするラジオを聴く」のも心持次第だ。

ハム音が強くなるように配線してyahoo出品する方々を見るが、これは邪道だろうな。

2017年1月15日 (日)

ST管ラジオにOSCコイル。

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外食産業は食べ物から餌に換わってきていて中々ですな。

オイラの田舎じゃ、美味い食堂は流行らない。相場の価格なのに客足が遠い。しかし餌には多数群がっている。

味覚発達度が違うようだ。

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ST管ラジオ(往時のキット)の続きです。

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OSCコイルがやや珍しい。 標準のE,KにGLとGVの2位置ある。

ラジオの感度はOSC具合に大きく依存するので、タップドコイルではタップ位置が重要。メーカー製ラジオを何台か調整したことがあるが、BCバンドの下側で感度が出ない傾向があった。

ラジオ工作はその過程で技術が身につく。答えだけを暗記して卒業してきた方には不向きだ。

「ああ、そうなんだ」と想うのは「答え暗記派」。

「自分でもそれを確認してみよう」と想うのが「技術向上派」。

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以下「技術向上派」向け記事

①実際にテスト電波を受信する方法。

 室内開放線アンテナつきラジオでは、「JIS規定の擬似アンテナ回路網」を使うこと。

ご存知のように、室内開放線アンテナの長さで擬似アンテナ回路網が異なるので注意。

②HEPTODE管の作動点から推測する方法。

heptode管の 「感度よい作動範囲を表した図」が書籍中にある。現行本にも載っていた記憶だ。

それを見つつ、実際の真空管ラジオで値をみる。

2017年1月16日 (月)

UZ-42を真空管ラジオにつかいたい。

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形になったので通電した。

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詳細不明の電源トランスなので、いつものようにテスターで+Bの電圧を確認しながら、電源投入。

う~ん、、、、突入時DCで470Vまで数値が上がったので、慌てて電源OFF.

これは42用電源トランスじゃないかなあ、350Vは出力されそうだ。電解コンデンサーを1KV耐圧に換えるのは避けたい。

この穴に取り付くのはこれしか手持ちがない。臥型は皆+Bが350V用なので、電解コンデンサーの耐圧が足らない。

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NPOラジオ少年の電源トランスは、使い勝手のよい電圧だと常々想う。

このBT-1Vだと、ヒーター容量から6Z-P1に為ってしまう。音質面ではUZ-42だからUZ-42を使いたい。

+Bが200V近傍だとUZ-42のIPは10mAも流れない。ST管ラジオは12台自作したが、 データシートにあるような数十mA流そうとしても、流すことはオイラのような装置設計屋では遠い世界だ。250Vや300V印加ならばデータシートに近くなるのだろうな。

6WC5,6D6,6D6,6Z-DH3A,42の5本で+B=190Vなら40mAトランス(NPOラジオ少年)で丁度良い。

ヒーターの総容量がBT-1Vを超えるので、BT-2Vにする。

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電源トランスは手配することにした。

2017年2月27日 (月)

セミリモートカットオフ球、リモートカットオフ球

宅急便の送り状すら7年間保管させる税務当局の親分が契約と同時に破棄しました。

これは法令違反。 

加えて、分割払いですべての払込も終わってないのに書類廃棄はできない。直ちに税務署が飛んでくる案件や。

会計検査院の監査は、仲間にはとても甘いことが判った。

法令遵守する公務員様が、「率先して法令違反をしています」と予算委員会で判明した。

公務員様が 違反するならば、平民もそれを見習って法令違反をする。

上級国民全体で腐敗している。自己浄化作用は皆無だ。

これで 上級国民は消費税10%実現に向けて組織一丸となることが出来る。


YouTube: 最期の総統閣下 ~桜 散る ~

誰が作ったのか?  

 


YouTube: 総統閣下は国有地の格安払い下げにお怒りです

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AM真空管ラジオのIF(中間周波数増幅)には、セミリモートカットオフ球、リモートカットオフ球を使いますね。

1、ミニチュア管

バリアブルミューでよく知られた球たちです。(7ピン)

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6BJ6も6JH6も過去BLOGにあるように、使ってます。6GM6,6DC6,6JL6.6HR6,6CG6。

6BA6,6BD6,6BZ6は有名。

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★9ピンで有名なのが、6JC6,6JD6,6KT6 ,6EH7,6HT6,

実測すると動作がバリミュー挙動なのが、6BX6, 6EJ7。

★複合管で 5極部がバリミューなのは、

6AZ8,6LM8,EBF80。6CR6。

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2、GT管

6SK7,6SD7,6SG7,6SS7,6AB7

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3,ロクタル管

7A7,7B7,7B7E.

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2017年4月24日 (月)

5球スーパー。

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1月16日 以来です。

電源トランスを載せた。臥型の適容量が発見でき無かった。

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VRを上げるとラジオノイズが聴こえてくる。 配線は良さそうだ。

2017年4月30日 (日)

標準信号発生器にテストループで調整。ST管スーパー。

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往時にラジオキットを組み上げたラジオをメンテナンス中だ。

整流管は使わずにシリコンブリッジを使う。これにより音は程よいメリハリのある音になる。もっと硬めの音が好みなら6z-p1のsgラインに整流ダイオードを入れると、それが出切る。

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指針が折れたのでポリカで製作しようと想う。墨入の溝加工をアクリル加工業者がやるかどうかだな。彫刻屋に持っていくとささっと仕事してくれるが、このご時世、機械彫刻屋さんは随分と減った。イイダの加工機なんぞ見なくなった。

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ST管スーパーだが、「室内線つきラジオ」ではなく磁気アンテナタイプにした。JIS規定のように磁気アンテナに誘起されるようにテストループで信号を飛ばす。リッツ線で手巻きのアンテナコイルだ。 

「えっ日本工業規格で定まっているの?」と不勉強のお方のためにJIS関連をあげておく。おや?知らなぬなら、貴殿のラジオ工作はもっと下流から始めることをお勧めする。

「メーカー製ラジオの修理はしないのか?」との問い合わせがあったが、頼まれれば受ける。


YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

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2017年11月11日追記

以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

031

◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

033

◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

032

◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

038

6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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2017年5月25日 (木)

Venekの真空管ラジオキット品をメンテ中。

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現日本国で上記に非該当なものは、ゼロだ.

ファシズムが吹き荒れて、非国民と よばれる昔。

いまはファシズムが吹き荒れて 朝鮮人と呼ばれる。

悪いがオイラの家は500年前の墓が寺に残っている。 日本で500年しか歴史がないが、何か支障あるかなあ1000年前の墓の所在は判らん。法隆寺だと棟梁は申すが、掛かる気配がない。1000年昔の気配を看るのは難しい。 150年程度ならわかる。

 500年程度の墓歴史は貴殿にもあるだろう.

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5球スーパーのメンテナンスの続きです。12月スタートだから150日は掛かっている。

ハンドメイド中心ゆえに、リペア或いはリビルトの台数は少ない。

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IFTは463kc. これを455に合わせると伝達ロス増にして増幅度が下がった。それゆえ463にあわせなおした。

マジックアイのON/OFF スイッチ。 「外部入力⇔ラジオ」の切替SWはつけた。SPは所謂audio用に変えた。

ダイヤル指針は製作した。バリコンが右手側にもう2.5mm寄るとセンターが合う。

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5ケ月前はこの雰囲気だった。

入手時には箱が崩れていた。

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プーリー溝と摘み軸溝を同一平面にあわせこむために、摘み軸を5mm背面側に送った。結果パネルから凸量が5mmほどで、セットスクリュー留めが苦しい。 何か方策を考える。

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今日は磨いてみた。Venekのlogoがある。

すでにトラッキング済みだが、明日、通電しマジックアイ確認する。

2017年5月29日 (月)

Venekの真空管ラジオキットを通電。

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通電時。

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spラインからRFがやや戻る。軽微な発振状態になった。 IFゲインをやや下げよう、、。

あとは摘み軸が短いことの対応だ。

2017年6月10日 (土)

Venekの真空管ラジオキット。磨いたよ。

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ウッドケースは磨いた。 基本、再塗装など無粋なことは駄目だ。65年前塗装で艶がこの程度あればよいと想うが、、。

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指針はオーダーメイド品。

パイロットランプの灯りが映りこむので、工夫が必要らしい。

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肝心の感度は、かなり優秀。 IF球が一直線上に置いてあるからだろう。SPも大きいしaudio用なので音が前に出てくる。少し低域をカットしたいね。製作のノウハウはここにupしてある。これも参考になるかな?、、。

これで終了。 後は鳴らしながら、触る。

2017年11月10日 (金)

ラジオ工作の必需品、「標準信号発生器用テストループ」が数十年振りに販売開始された。by 祐徳電子さん。

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以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

033

◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

032

◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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2017年11月12日 (日)

バリコンの絶縁度、イオン化傾向。エアバリコンのプリロード管理。Qの大小。バリコンQと感度。

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1,「イオン化傾向」は高校でテキストで習う。 実験まで行なう学校はどの程度あるだろうか?

金属と金属をネジで締結する際に、異なる材質の金属であればイオン勾配(イオン化傾向)により接触面は必ず侵食される。時が経過すると目視で確認できるほど進んでいることが分かる。

水溶液環境にあると、さらに分かりやすい。 このイオン化傾向は「普通高校」で習う。

オイラは機械設計屋ゆえに、 イオン勾配差が少なくなるように材質を選んで使うことも時折ある。左様な分野の設計もする。強度・コスト・経年変化まで考慮しつつまとめるのが設計屋。イオン勾配を無考慮すると、室内環境においても致命傷も発生する。オイラは田舎住まいのエンジニアだが、致命傷になった装置をみたことは幾度かある。機械設計屋は雑多な知識を有する職業ではある。

2,さて、ラジオ系掲示版にて「とあるバリコンにテスターを当てると電圧値(起電力)が読み取れる。」 これが話題になっていたが、これは驚くことでもなく、ただ単に絶縁度が不足しているから、イオン勾配の差により起電力が発生しているだけのことだ。ケミカルな反応だ。これは高等学校で学んだ内容だ。或いは耄碌して忘れ去ったか?

 材質が異なる2つの金属が接触していると起電力は発生する。起電力の大小をみる目安としても「イオン化傾向」は使える。エアバリコンにおいて絶縁度が不足しているとテスターで起電力の数値が読み取れる。 高等学校できちんと学んでいなければ、起電力に驚く場合もあるが、普通高校で学ぶ範囲である。最終学歴が中学校ならば知らなくて当然である。

バリコン絶縁度は恐らく10の10乗Ωm程度は必要だろうと想う。バリコンの絶縁材についても往時は深く研究されていた。低品質から高品質まで幅広くあるようだ。まあ廉価なテスターで測定できる領域ではない。「テスターの抵抗計測で測定不能ゆえにOKだ」などと云う低い次元のお話ではない。ゼロが3つほど足らない.

日々吸湿する材料を絶縁材として採用したメーカーも往時あったので、バリコンの絶縁度には注意だ。

3,バリコンは感度と選択度に影響のある重要な部品だ。 「何故、感度と選択度に影響があるのか?」は基礎知識なので、オイラが云うほどのことはない。

経年し薄っすらと羽に汚れが見えるバリコンは感度が取れないので、可能であれば超音波洗浄した方がよい。軸受けへグリス塗布は必要になるだろうが、同じものを使わないと固着要因になる。グリスの同等品ではケミカル反応するのでダメだ。軸受けモノでは、同一メーカーの同じグリス型番で注油することは、エンンジニアの常識である。注意書きさえ貼られている商品もある。同等品では添加剤が異なり、これがケミカル反応するから、注油は無理だ。掛かるケミカル反応はいたってゆっくりなことが多いので時が経つと固着がわかる。 高音にさらされる場合、ケミカル反応の後押しをしてくれる。 グリス材が同一だとケミカル反応が起こらないので、軸受けへのグリス型式の情報を探している。

軸受けのプリロード量(予圧数値)の資料を持っていないので、回転時の正規な負荷は分かりかねる。メーカーによってプリロードが異なることだけは、オイラでもわかる程の差異がある。

また、エアバリコンサイズによってQが異なる。これもラジオ工作の基本常識だが、これに言及したSITEは少ない。大型VS中型ではQが3.5~4倍違う。 絶縁材料にもQは依存する。油脂まみれとドライでは全くQが違う。

エアバリコン Qで検索すると深い情報が身につく。

ポリバリコン採用自作ラジオで感度が不足するならば、エアバリコンを採用すれば大幅に感度改善される。 自作の真空管ラジオにおいてポリバリコンが使われているのを見ると、「感度は度外視」だと簡単に判る。

追記

ALI を見ると「ハンディテスターのレンジに20MΩの文字」が見れる。 廉価ゆえに精度はまったく不明だが、もう20年も経過すればエアバリコンの絶縁具合が判るハンディテスターが市場に現れる希望が繋がる。

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