ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

エレキジャック 短波スーパーラジオ Feed

2018年4月13日 (金)

作動確認中なのがこの5桁LED表示機。三菱のIIL M54821Pを使った周波数カウンター。

***********************************

今、作動確認中なのがこの5桁LED表示機。三菱のIIL。亜土電子からもキットが出ていたらしいが、その頃はオイラは電子工作に興味がゼロだったので、「キットがあった」程度の記憶。

周波数カウンター向けのIILなので、外部にプリスケーラICを必要とする。「57MHzまでのプリスケラー」と「50~250MHzまでのプリスケラー」をそれぞれオン ボードさせると、「廉価な周波数カウンターの完成」になる。

データシート指定のプリスケラー M54408Pをのせてみた。

004

一応表示は出たので、細部を確認中だ。感度はLC7265やJH4ABZ式と同じく0.2VRFで表示してくる。

M54821Pは国内に300個以上あった。 IILで表示器作成したい方には朗報だ。電流計によれば160mAほど流れる。

① 上写真でも判るが、一桁上でも薄く点灯するので、そういう仕様かどうかを確認。

P1010001

P1010004

P1010006

オシロを使うと正確な比率で確認できるが、桁上へダイナミック点灯信号が出ているのがわかる。

2桁上には出ていないこともわかる。

「三菱さんがどう工夫をしていたのか?」に興味を持った。

P1010011

LED輝度を下げていくと判かりにくくは為るが、本質的な解決策ではない。

余計なON信号が出ている。

② 電波ノイズはやや強力だ。

LEDを無にすると無ノイズになるので、「LEDをONさせる強さ」に関連して工夫が必要。ノイズを弱くしていくと表示に影響があったので、いま立ち止まっている。

表示が 0⇒1に変わるとノイズ音も変わるので、10文字x5桁分のリフレッシュ作動で固有音があるらしい。

************************

データシート指定のプリスケラー M54408Pを使うと上のようになる。廉価な周波数カウンターとしては使えるが、ラジオ組み込み用には難がある。

しかし、「亜土のキット」はM54408Pを使っていない。 このM54408Pレスだと点灯は良好らしい写真が多数見つかる。 確かにM54821Pの製作記事(本)が3本あるが、どれもM54408Pレスだ。ここらに解決策があるようにも思う。

PIC式しか知らない方には、「既存ICでの周波数カウンター製作」は珍しいかも知れないが、技術史をトレースしているオイラだ。

今年中にはまとめたいな。

このM54821Pは、ラジオのIF周波数455と10.7をオフセットできる。オフセットゼロにすれば実周波数を計測できる。ラジオ組み込み用にしてはノイズ数値が大きいので、「ラジオ調整用」が主たる用途かもしれん。

2017年11月10日 (金)

ラジオ工作の必需品、「標準信号発生器用テストループ」が数十年振りに販売開始された。by 祐徳電子さん。

*********************************

以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

031

◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

033

◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

032

◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

034

035

◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

036

037

◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

038

6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

039_2

祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

***************************

EBAYでは往時の未使用品(日本製)が、日本円で7~10万円弱で取引されている。 往時のものを必要とするならEBAYにて調達をお薦めする。不思議なことに、テストループアンテナは日本製しかEBAYでは見たことがない。

2016年1月31日 (日)

エーユーエックス端子  TONE  AUX alternate switch

AUX端子を「エーユーエックス」端子と読むのが主流になってきているようだ。

上記ルールのように、アルファベット直読みならば、

TONEを「トネ」或いは「テーオーエヌイー」と呼んでいるはず。

「テーオーエヌイー」

でヒットしてこないが、 TONEは中学生の英語水準だからか、、。

auxをエーユーエックスと呼んでいる方は、

ぜひ同じ呼称ルールに基づいて「TONE⇒テーオーエヌイー」と呼ぶようにお願いします。 

お馬鹿なオイラは、 AUXはオックスとしか読めない。

alternate switchをアルテネートスイッチと読むと御里が知れる.

オルタネート‐スイッチと読むように。

間違って読みblogに上げていると「御馬鹿宣言」している状態だ。

オイラのように不器用、御馬鹿宣言している仲間かな?

まあ、オイラが世話になっている会社では、基準点を「origin」でなく 「base hole」と表記させるからね。そのルールに従うとbase ballは「基準球」になるね。

エーユーエックス端子と呼称する貴方に、問う。

CATをどう呼称します?

CATをシーエーテと呼んでこそ呼称ルールが一致します。

一つの頭脳にルール2通りは無理ですよ。

******************************

12月29日朝追記

youtubeに 「aux meaning」があった。


YouTube: Aux Meaning

ポピュラーな読み順に発声していると想うが、

英語圏の方は、「△△」と読むようだ。

仕事で米国人と接触した折には、「エーユーエックス」とは呼称していなかったナ。

AUX (for AUXiliary)


YouTube: EOB Meaning

***********************************

国の調査では、

高3対象の英語力調査公表

 7~9割が中学卒業レベル以下

とのことでまともな力を有するのは2割り前後らしい。

そりゃ、基準点をbase holl と呼ぶわな。

auxは読めないし発音できないわけだ。 

そもそも中学卒業レベル以下ってのは、中学1年生レベルなのか? そんれより低いのか?

2014年7月24日 (木)

エレキジャックNO,4のキット 短波ラジオ LA1050 SANYO その2

オークションでFM,SW,BCの3バンド真空管ラジオが出ていたので、

少し質問したのだが、3日経つのにいまだに回答がない。

 田舎住まいのオイラの質問には回答してくれない。仕方ないなあ、、、。

このラジオ、オイラも持っているが、意外にハム音が強いので要改造。

**********************************

その1の続きです。

通電してみた。波形は出たが綺麗でない。音も軽微な発振ぎみな音。

101

いつものLA1050ラジオと違うので、 ???状態。

症状は、

SP線をバーアンテナに近づけると発振する。

VTVMの測定ケーブル線をSP端に接続すると、ピーギャーする。

これは、「検波しきれない高周波がそのままAF 段で増幅されている」イメージ

改めて、LM386の規格表を見た。

眺めてみたら、このICはBC帯でも そこそこゲインがありますね。

オーディオアンプICなのに500Khzで20dB。1Mhzでも10dB取れる。

そりゃ、SP線をアンテナに近つけたらピーピー言うわな、。

LA1050(LMF501)のOUT側には、検波しきれなかった高周波をグランドに逃がすように小容量Cが通常は入っていますね。

103

上の写真のように、発振あり。

102

バリキャップの向きを間違えていたので、修正。

★推奨のCRだとBC帯の可変範囲が900Khzしかとれなかったので、あと200Khzを確保する必要がある。

バリキャップ印加用の定電圧ダイオードは7.5Vにした。

最低印加電圧が1.5vくらいになるように VR下流の4.7kΩを減らす。

BC帯用の470pfも330PF+22PFに減らし、⊿Fの範囲を広げた。

あとはバーアンテナのLと, それにCをパラ付けでBC帯にあわせる。

104

LA1050のOUTに102を吊り下げて、見慣れた波形にした。

これでLA1050らしい音で聴くことができる。

★次に短波を確認する。

バンド下限は、5.25Mhz。

105

バンド上限は8.94Mhz。

106

あとは、普通にIFTを合わせて、雑誌のように耳も合わせる。

107

108

手軽に短波が聴こえるラジオを作れるので、お薦めできる。

前記のように本はまだ手に入るようなので、本だけでも入手しておいたほうが良い。

*************************

以上、第103目(完成)の製作記事でした。

TOP PAGE

2014年7月15日 (火)

エレキジャックNO,4のキット 短波ラジオ LA1050 SANYO その1

半導体モノをつくらないと、足の読み方を忘れてしまいそうなので、そろそろトライ。

さて健忘とは、日本語としてとても不自然な文字だと想うのだが、、、、

「健」を「すこやか」と読むのは小学校で習う範囲。

「すこやかにわすれる」とは日本語として、どう理解すればよいのだろう?

もちろん反意語として「すこやかでないわすれかた」が存在しなければならない。

おばかなオイラは、反意語をまだ知らない。

それとも、「わすれてすこやか」の意味ならば、

多くのヒトは苦い思い出を「忘れて健やかに」なるように

もともと頭脳がそのようにできている。

**********************************

基板もので、短波帯が聴こえるものを探していたら、

昔にリリースされていたのを思い出した。

当時は全く興味がなかったので、「誰が買んや?」とスルーした。

年月が流れて、いま入手しようとしたら絶版。

WEBでたたくと千石電商さんには在庫がまだある。

051

 

052

主たる部品で、バリキャップは秋月さんにしかないようだ。

ラジオ用のバリキャップは製造終了だと想うので、在庫があるうちに手にいれたほうがよい。

主要部品はつけた。

定電圧Diがなかったので、手配した。

068

LA1050はまだ流通在庫があるようだ。手持ちだったのでOK.

070

互換品もあるが、製造現場での作りこみ技術(熟練度)が異なるのだろうな、、。

経験上、ICの性能としてはSANYOのLA1050が良い。

LA1050は、見つけたら買い。

で、半導体の製造プロセスの詳細は知らないが、

LA1050当時のウエハーサイズは4インチじゃないか?

オイラは、J300の話は沢山聴いたが、今は450mmになっているようですね。

「アナログICは中小が製造していることも意外に多かったが、かなり淘汰された」と聞く。

半導体製造向け露光用レンズは田舎の小さな町工場で造っていたりするのは、秘密です。

ピンポイントで社名がわかる方は、業界の方ですね。

プローバで有名なのは、やはりここですね。

ルネサンスさんに工程がUPされています

そういえば、

中真空の環境で,貼り合せする装置」を昔に設計したが、

お客さんの統合で装置がどこに行ったか判らない。

展示会で出品しているメーカーより、性能良く出来上がったのに、、、。

*****************************

その2に続きます。

TOP PAGE

ウェブページ

カテゴリ