メタル管 ワイヤレスマイク 6AC7+6AC7+6SA7 その1
メタル管が4本。
AM変調のワイヤレスマイクを造りたくなったので、球箱を見ていたら
6SA7のメタルがでてきた。
それじゃね、マイクアンプ部もメタルにした。
マイクアンプ部のゲインは70~80db必要なのですが、
6AC7の3段じゃゲイン足らないけど、メタル球4個のワイヤレスマイクにトライですね。
以前のGT管ワイヤレスマイクは、トランジスタを使ったハイブリッドでしたが、
今回は、メタル管の予定です。
メタル管が4本。
AM変調のワイヤレスマイクを造りたくなったので、球箱を見ていたら
6SA7のメタルがでてきた。
それじゃね、マイクアンプ部もメタルにした。
マイクアンプ部のゲインは70~80db必要なのですが、
6AC7の3段じゃゲイン足らないけど、メタル球4個のワイヤレスマイクにトライですね。
以前のGT管ワイヤレスマイクは、トランジスタを使ったハイブリッドでしたが、
今回は、メタル管の予定です。
肩がこるというのか、首がこって中々つらい。
そういや、
耐薬品の真空レギュレーターってMADE IN USAで2社あったけど、
その会社の日本法人に質問しても、まともな答えが返ってこない。
通常は、真空ポンプ側をフルパワーで引くから、
今回のような仕様はイレギュラーすぎるよね。
国産品じゃ耐えられないので、米国製なんだけど
田舎のおじさんの質問には答えてもらいたいなあ、、。
この続きです。
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平滑回路は平ラグに載せる。
シャーシ外で半田したほうが楽なので、一度外した。
パーツ箱を覗くと、 脚の短いコンデンサーが3個あった。
抵抗も3個あった。
シリコンブリッジは、いつもの600V耐圧。 新電元 S2VB60。
おじさんは、新電元さんに、ソレノイドでお世話になっています。
ソレノイドに感謝してます。
ヒーターの配線。
今回はシャーシには落さないで、結線してみた。
このラジオの際は、ヒーターラインがハム源になってしまって、最後は片側をアースしたが、
今回は上手くいくか????
OSCには、このバーアンテナ(PA-63R)を使った。
理由は、安価なのと
「心棒をラグに半田付けすれば固定できる簡便さ」が気にいっているからだ。
半田付け一点で固定できるのが、具合よい。
今回は、緑色のタップ線は使わないので、カットした。
信号のアース側も少し気をつかってみた。
6AC7ではアース母線を使わなかった。
実際に6SA7を発振させたら、従来通りに戻す必要があるかもしれない。
GT管の脚が埃だらけなので、綿棒で綺麗にしなきゃね。
確認後、通電予定。
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え~と、バーアンテナで切った緑線。
半田上げするの忘れてました。
発振波形。アンテナ端子での波形。
バリコンをまわした上限の発振周波数。↓
可変範囲が550~1620Khzなので、 とてもよい感じのfreqになった。
★6AC7を1球だけ挿してゲイン測定したら15dbしか取れなかった。
プレート負荷を47k⇒240kに換えたがゲインは減った。
球に掛かるエネルギーが減ったので音も細くなった。
★ヒーターラインはツイストだったので、局発の信号を受けてハムが増大していた。
ツイスト線に載ったエネルギーの逃げ場がなくて、
6AC7のプレートにそのまま出てくるイメージ。
波高値としては、オシロで見た局発の波高値とほぼ同じだった。
GT管ラジオと同じ現象だった。「ハム音だけ聞える」同調ハムのような症状になった。
ヒーターラインに載ったエネルギーを逃がすために、片側を近くのアース母線に落した。
その途端に、見慣れた普通の波形になった。 やはり先達の知恵は凄い。
6BE6や6SA7のようにヘテロダインさせるラジオは、ヒーターラインに局発信号が載ることがオシロからも分った。 ツイスト線はアカン。
★ヒーターラインをやり直してから、単球レフレックス6GX7で、電波を受けてみた。↓
ワイヤレスマイクへの入力線でハムを軽く拾っている。
聴感上は聞えてこない。
メタル管が4つ。 マイクアンプ部のゲインは50db弱なので、まだ20~25db不足。
6n2なら1球で60db強とれるし音も良いがミニチュア管。 本機の飛びは2.5m。
メタル管のシェル端子ピンは、「グランドに落した方が良い」程度だった。
必ず落す必要はない。 このラジオアンプは未結線。
結局、カソード抵抗などは、近くのアース母線に落としなおした。この方がリップルが減った。
従来通りが一番よかったことを体験した一日だった。
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マイクゲインがあまりにも足らないので、1TRを加える予定。
新規に制作される方には、マイク部に4球配置することを薦めます。
3球では、マイクゲインが不足していたワイヤレスマイクの続きです。
過去のTX-1ワイヤレスマイクには、↓の回路を追加してあった。
この+B(15V)で丁度30dB取れていたので、
メタル管ワイヤレスマイクにも追加してみた。
「TRを置くスペースがあるか?」の確認写真
トランジスタを追加してみた。+Bは36Vチェナーで確保。
エミッターのケミコンは不要。
27dBほど電圧ゲインが取れた。
この状態でエミッターにケミコンを入れるとゲイン過多なので注意。
さいごはこのような形になった。
6AC7のバイアスは1.5Vほどにした方が良い。
3段目の6AC7はバイアス2.3Vにしてある。
VRをMAXにして3mVインプットで 6SA7のグリッドには5V近く掛かるので
マイクアンプのゲインとしてはOK.
メタルの6SA7はほとんど見かけないので
6SA7をガラス管にした。
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①トランスミッターも吸い込みの良いアンテナにすると飛びすぎて、NGだが、
吸い込みが悪いアンテナだと、アンテナから放出されずに戻ってくる電力が悪さをするので
ラジオマイクはアンテナ加減が難しい。 「どのように悪さをするのか?」は体験者のみ知る。
P-G発振だと強すぎて電波法的にNGなのでG-K発振にしているが、シャーシからのブーン音流入を完全には防ぎきれない。発振の切っ掛け用Cを減らして、ギリギリに発振する容量にすると至ってクリアな音になるが、如何せん弱すぎる。
とラジオマイクのポイントを上げておく。
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