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ハム音のなぞ Feed

2014年2月 1日 (土)

ハム音のなぞ(真空管ラジオ)    そして対策

もう何年前から公開されている情報だが、ラジオ工作派(ラジオ整備派)でも知らぬお方があまりにも多い。基礎知識不足のままだと「自称ラジオ整備者」に為ってしまうだろう。

ST管の6Z-DH3Aの「ヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか?」が
先達によって書籍化されていますので、ご一読をお薦めします。

「球から出るハムの対策」⇒ここ

市販品ですら間違っているのが、そのままに今も多数流通しているので、往時の技術水準は高くない。真空管ラジオを手に入れたら、まずヒーターピンの確認してみることを推奨する。

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yahoo等ではハム音のしっかりと聴こえるラジオが取引されている上に、ラジオ修理者らもハム音に無頓着ぽいお方が非常に多い。Webで拾った。

代用マジックフィンガ
YouTube: 代用マジックフィンガ

まあしっかりブーン音が聴こえくる。これは電源トランス式だが、かなり聴こえてくる。トランスレス?と想ってしまった。ラジオノイズだと想って聴いていたら全域で聴こえてくるので、ラジオノイズではないことが判る。このくらいのハム音ラジオが取引平均点。 配線ルートに注意すれば、これよりハム音が 下がるが、そこまで深く技術追及している修理者はweb上では見かけない。(測定器も持たないお方も多いので、煙も出ずに音が出ればOKのようだ)

オイラもハム音が小さくなるように追い込んだ修理ラジオを出していたが、「ハム音の聴こえないメーカー製ラジオ」の市場ニーズが無いので辞めた。

さて、オイラの自作ラジオこの程度までブーン音は小さくなる。 ブーン音聴こえますか? これが残留ノイズ0.7mVの世界。上と同じく6WC5,6D6,6Z-DH3A,42。 6D6を2本載せているので上記ラジオより20dBほど感度良い。「感度良くて、ハム音が小さい」。これが技術の差。メタル管ならこの半分のノイズ値。

真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

このレベルまで静かになると3端子レギュレータIC起因ノイズの有無がわかる。


YouTube: ハム音の比較にどうぞ

ラ ジオの残留ノイズは0.3mVまでは比較的簡単に下がる。ソレノイドアンテナ仕様だと雑多なノイズを多々拾うが、バーアンテナではそうならぬ。結果SNが 良い。 1KW中継局から35Km離れた鉄筋住居でラジオ放送を受信している。SPは「3wayのオーディオ用」を使っているので、60Hzや120Hzは  「安価なラジオ用SP」よりもしっかりと音が出る。

往時の16cmスピーカならばもっと低域は聴こえない。

audio用3way SPで聴いて、このレベルのハム音だ。

出品中の商品はこちら

電源トランス搭載ラジオで、無受信時にハム音がそこそこ聴こえるのは基本ペケ。通常はラジオノイズに隠れて聴こえない。

トランスレスラジオなら、ハム音がそこそこ聴こえるのはまあ普通。 ハム音の大小は測って数値でみること。ハム音が大きい或いは小さい等の表現は感性によるものゆえに、少しも科学的ではない。科学的な電気品を評価するには、測定値での優劣評価が普通。

ラジオ修理しているのが素人多数だから、カスを掴むことも多々あるだろう。残留ノイズ値に言及しないのが素人。(言及出来ないからダンマリ状態)

★「中間周波数増幅が2段のロクタル管ラジオ」の残留ノイズが、0.3mV程度。

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通常、デジタル表示器はノイズ源に充分なるが、この表示器はノイズ源に成らない稀有なタイプ。

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ハム音を減らすための基礎情報を中心に記してあります。

性急に答えだけを探す方には不向きです。ラジオ工作は、経験を積んで会得する世界ですので、悪しからず。「教えて君」向けには記述していません。

経験上、ラジオのSNはバーアンテナ >> ソレノイドコイルなので、電波雑音少なく聴きたいかたはバーアンテナ化してください。

ブーン音の大小の目安にどうぞ!

12Z-E8  マジックアイ RE-860
YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

トランスレスラジオのブーン音は上の動画程度。これより大きかったら「技術のあるプロにお任せ」を推奨します。

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真空管ラジオのハム音を減らす方法としては幾つかの方法がありますが、

★ハム音は、ラジオメーカの実装技術に依存する処が大きいですね。

(局所集中アースになっていない実装が目につく⇒それゆえ、手直しした方が良いですね)

整備品と称して高ハム音になるようにヒーター配線してあるラジオもyahoo出品されていますので看る側の知識と技能が必要な時代です。出品者に残留ノイズ値を問いて確認すれば早い。(オイラはお尋ねしたことがある。回答が得らねぬまま、ブラックリスト入りしてしまった。)

★加えて、12AV6(6AV6)を使うとVRを絞っても球内部の結合により音が絞りきれないので、その対策に7ピンに100PF~200PF程度を吊るしてある。これがLPFを形成して高域が弱まり低域が強調されてブーン音が耳につく回路になっている。この100PFをつけたり外したりしてラジオを聴くと,結構高域の違いが分る。(機種によっては1000PFがついていた)

また、AVC定数と音声負荷が同じ経路なので、時定数のCRが信号ラインに吊り下がる。

もっとフラットな音域特性に改善した方が好ましいとオイラは想う。(そこまでこだわる製作者はweb上では皆無に近い)

フラットな音を望む方は、手を入れた方がよい。(高域が垂れ下った音が好みならばそのままでok.   鳴ればokとするuserが多いのが実態らしい)

ラジオで使う小型OUTトランスは特性がフラットでなく山谷があることが多い。それも含めて200Hz~3kHzで3dB以内にはまとめたいと想う。

音の歪み面からみると、AVCと音声出力が同じ回路だと不利。 音質的には別回路が好ましい。(50年前の先達の記事にも書いてある)

(オイラの6AV6、6SQ7を使った自作ラジオは、AVCと音声出力は別回路)

★トランスレスラジオであれば、+Bのリップルをオシロで実測して対応を考えます。無闇に+Bのコンデンサーを増やすことは薦めません。トランスレスラジオの+Bリップルが200mV程度であれば配線の引き直しで、ハム音がかなり下がります。

「分る方には分る」文面で申し訳ないです。ブーン音を下げるにはオシロとVTVMは必須です。(測定器の示す数値を見ながら追い込む)。低周波増幅初段の真空管のヒーターピンの2本中、接地すべきピンが接地されているかを確認する。メーカー製でも誤っているのを入手した経験をオイラにはある。

電源トランス搭載の真空管ラジオ(メーカー製)で、出力トランスと電源トランスが接近していてブーン音がでてくるラジオも体験した。

メーカーでも、ブーン音対策完璧と言う訳ではない。

★真空管ラジオの+Bラインを印加せずに、 ヒーターラインだけ生きている状態にさせてみたことありますか? その時にスピーカーからブーンがどの程度聴こえますか? 

その音量が、現部品レイアウトでの到達可能な最少ブーン音であろう。

なぜなら 球の増幅度はゼロであるから、、、、、純粋なブーン音を聞くことができる。

 

 配線だけ手を加えても、ブーン音はこの状態(ヒーターラインだけ)より小さくは成らない。「電源トランス⇔出力トランスの配置」を換えると増えたり減ったりするので、レイアウトに依存している。

★VRを絞ってのsp端でのVTVM読み。(パワートランス式の所謂、残留ノイズ)

これは、オイラの自作ラジオ(IF2段)だと0.3mVくらいのVTVM値になる。(自作当初は1mVを下回らなかったが、20台超えたあたりから数値が低くなった).

2バンドにしてバリコン周辺の配線長が長くなると0.6mVくらい。稀に2バンドタイプでも0.3mVに納まる。 高一レフレックスだと0.1mV.

IFが1段しかないラジオだと0.3mVより少なくて普通。0.7mV超えるようなら実装が下手だろう。(稀に球がノイジーなこともある)

自作したラジオでは、80年代のステレオ用の3waySPを鳴らしているので球種による音の違いも聞き比べています。

トランスレスラジオでは12AV6のヒーターピンを確認。接地しているピンNOを確認する。

12AV6の低ハム側ヒーターピンが接地されていればOK.

(差があるのは当然ご存知ですよね,知らぬなら学習されたし)

平滑回路の段数を3段にする。⇒RADIO.ERX氏に記事あり。tnx to radio.erx.

5~10段平滑も実験したが、電源トランス搭載ラジオでは3段で充分。トランスレスラジオは3~4段。(+Bが下がるので様子を見ながら決める)

TR式リップルフィルターは教科書通りには成らず。⇒メリットは薄い。

配線ルートを直す。(局所1点接地化)。VR外装の接地はnoisyになる傾向が多い。

★「ブーン音を減少化したメーカー製ラジオ」を時々出品していましたが、ニーズが無いので止めました。(yahoo上では、ハム音の聴こえないメーカー製ラジオを求めていないのが判った)。  減ブーン音化することなくメーカー製ラジオ整備出品します。悪しからず。 

出品中の商品はこちら

ブーン音で手に負えないようでしたら、ご相談ください。代わって治します。

メール

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スイッチング電源はノイズを周囲に電波で撒き散らすので、当然使えない。(撒き散らしても気に留めないお方はどうぞご自由に)。100vラインにもがんがんと重畳して行くので何十m先で減衰するのかは実測してくださいな。

ハムのブーン音も定量に測ると面白いですね。

メーカー製トランスレスラジオのSP端では、ハム音が6mV~30mV出てますね。

基板タイプの真空管ラジオは概ねハムノイズが高めですね。

下の写真は、VRを絞ってSP端で計測してます。

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上の写真は、メーカーさんの市販ラジオを測ったもの。

SP端でVRを絞っての、波形。VTVM読みで8mV程度ありますね。

みごとにACの波形。

AC100Vの波形によく似てますね。

ヒーター起因のリップルが僅かですが見ることができます。

メーカー製のトランスレスラジオは、だいたいこんな具合です。

配線ルートがよくない場合には30mVくらいのブーン音がしてますし、そういうラジオも修理済み良品として流通してます。

配線ルートを変えて4mV程度まで下がるラジオも、実際にあります

②トランスレスでメーカー製真空管ラジオに手を加えて2.5mV~3mVに下げたラジオ。

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下げる意志があれば、ご自分の努力でブーン音レベルは下がります。

対策方法は本site上にはupされています。お調べください。

下の写真はオイラの自作MT管ラジオ。0.7mVくらいです。(電源トランス搭載)

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ヒーター起因のバースト波形です。

「メーカー製ラジオ」と「オイラの自作ラジオ」では、

波形が異なるのが判りますね。

これもオイラのMT管ラジオ。(電源トランス搭載)

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0.35mVくらいです。

電源トランス搭載の自作ラジオを製作し始めた2011年頃は、1.5mVくらいありましたが

最近は1mVを軽く切るように実装できてます。

★真空管のラジオやアンプを造っていると、いろいろな波形に遭遇して面白いものがありますね。

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↑非通電時の電源トランスの2次側です。

ACコンセントにプラグを挿すだけで、この程度のリップルがトランスの2次側に出てきますね。

電源SWはONしてありませんよ。AC100Vは、もっと綺麗な波形ですね。

この波形はバーストしてますね。そこそこの電圧になっているのが、オシロから読めます。

長らく真空管に携わっている方は、この事象にみんな気づいているはずですね。

皆さん、どう対策されているのでしょうか、、。気になりますね。

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このバースト波形の対策をした自作品は、今のところは、これこれだけです。

「非通電状態でのバースト波形」の理由は、判りますよね。


★下の写真は、

ヒーター電圧をシリコンブリッジでDC化を狙ったのものです。

6.3Vにたいして、リップルが0.1VもあってDCとは言えませんが、

平滑回路の定数は、標準的なものです。⇒記事

リップル率は、0.1/6.3x100%=1.6%もあります。(実際には、0.1V/5.1Vx100%なので2%です)

AC6.3Vを整流しても、平滑抵抗の値が高く取れないのでヒーター波形はこんな波形になります。

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整流回路では、 整流ダイオード相当分の電圧が下がるのは、ご存知ですね。

シリコンブリッジだと0.6x2=1.2vほど低下しますね。

半波整流でも0.6V低下するので、ヒーター電圧6.3Vのトランスに整流ダイオードを入れてしまうと6.3ー0.6=5.7Vになります。6.3V球を5.7V駆動させると動作が弱くなって全体の耳が大幅に悪くなります。 耳を大幅に犠牲にできるならば、採用できます。

6.3V端子にシリコンブリッジを入れて6.3ー1.2=5.1Vにするとで5V球で構成できて具合がよくなりますが、真空管に5BD6や5BE6がないので ヒーター端子6.3Vに整流素子を入れるのはかなり困難です。

それゆえに、「10Vとか12Vとかの電圧を掛けて、6.3Vまで下げて使う」ならヒーターDC化もよさそうですね。

★もう一つ、AFに6AW8を用いて,

オシロでの波形をUPします。⇒過去記事

0 RCAの6AW8を挿した波形↑

012 シャープの6AW8を挿した波形。↑ 上と時間軸は同じです。

015 RCAの6LF8を挿した波形↑

突き詰めると、「球に起因する」ってことですね。

OUT側にリップルを出しにくい球を使うことがベストですが、

これは実測するしかありません。

+Bの低リップルもそれなりに効果あります。

下の写真は自作6球ラジオの+Bラインのオシロ実測です。

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シリコンブリッジ整流の120Hzが見えません。 

この程度まで低リップルするとSP端でのハム音は静かになります。⇒記事

「どの程度までリップルを下げるか?」は、「どのていどの残留ノイズにしたいのか?」に関係してますが、自作ラジオであれば+Bリップル2~3mV程度には下げておいたほうがよいですね。

★0.1mVの残留ノイズでも

スピーカーに耳を密着させてると聴こえるので、ヒトの耳は凄いですね。

★概ねラジオではSP端で1mVを割れば、受信ノイズに消されるのでOKだと思います。

オーディオだと0.3とか0.2mVあたりまで下げないと苦しいだろうと思います。

★市販のトランスレスラジオのハム音を下げる方法は、この記事中にあります。

★電子の移動方向は「マイナス⇒プラス」なのはご存知だと思います。

 経験上、ハム音は、マイナス側の微小電位差に起因していることが推測できます。

「その微小電位差が測定器で測れるか?」は、全くの謎です。

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で、真空管のゲイン測定をしてました。

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↑6EW6です。この球で、この回路だと25dbでした。

別の球で、別の回路では33db取れてました。

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↑6DK6です。この球で、この回路だと28dbでした。

球のIpが少ないと後段にゲインを吸われてしまいますね。

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6BA6は、6DK6よりゲイン取れませんね。 バルボルの読み通りです。

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半田工作の実装基本だけど上げておく。

①6Z-DH3A(6AV6)のヒーターピンはどちらを接地するか

②平滑回路のCOLD側とブーン音。いわゆるハム音。

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2015年10月27日 (火)

ラジオ 6Z-DH3A「検波+3極の複合管」 ヒーターはどのピンを接地するか?

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今日は、トグルスイッチが届いた。

ここが恐らく一番安価だと想う。

豆コイルno,88も安価。

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ST管の6Z-DH3Aのヒーターピンには、前記のように接地しては拙い側もある。

逆接地だと 論理上ハム音が増える。3倍ほど違う。この3倍を気にするか?しないか?



もちろん ミニチュアの6AV6のヒーターピンにも、接地しては拙い側がある。6AV6も逆接地だとハム音が論理上、増える。

オイラより年配の方なら、知っていて当然の基礎知識。考えれば判りますね。




WEB上にその情報があるので、考えて判らない方はWEB サーフィンすれば答えは見つかる。

「苦労してこそ知識は深まる」と常々想う。

答えを書かないのは、

己で解決しないできないタイプの「教えて君」が増えると日本は困るからだ。

しかしYAHOOではブーン音が強くなるようにヒーター配線された「修理済ラジオ」がそこそこ出品されているから、知識を持たない御仁がかなり多いな。web上にある配線具合をみると家電メーカー製ラジオでも驚くほど高割合で間違っている。 市場の半分以上は配線が間違っているようにしか見えない。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」に通ずるものが 垣間見れる。

ブーン音に留意せず製作している証左だね。不幸にして間違った配線ラジオを手に入れた方には、修正することを推奨する。

電源トランス搭載ヘテロダインラジオのヒーターラインは、 片側は接地する。その理由は古書に記述がある。

先ずは学べ、そして実装して確認せよ。

ツイスト線で浮かした配線も4度トライしたが、局発信号がしっかりヒーター線に重畳してきてよく無い。

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過去記事でも確認したが、一貫してオイラは正しい側を接地していた。

2015年11月23日 (月)

ラジオと音質


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

さてグリッド再生式の音は如何でしたでしょうか?

デジタル表示する再生式ラジオです。私以外の製作例はまだ見つかりません。道筋は付けましたので、後発の製作例を待っています。

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音質の考え方は

 ①再生音の特性が山や谷の無いフラットなこと。

②歪みの少ないこと。

の2点は誰も否定できまい。

yahooを見ていたら、「音質重視の真空管ラジオ」が出品されていた。

①そのラジオは、outトランスの1次側に マイラー?が吊り下がっていたので、高域は確実に垂れている。IFTありだと帯域制限されるので、AF部で高域を垂らしても判別しにくい。IFTなしの高一ラジオだとCの有り無しは音を聴けば判るので、「う~ん??音質重視??」。

音質重視を謳うならばoutトランスの1次側のコンデンサーは無い方が素のトランス特性になる。また、ラジオで使う「小型出力トランス」の周波数特性を測った方なら、面白い処にピークがあるのを知っていると想う。 

outトランスの1次側に少容量コンデンサーをパラ付けするのは、検波しきれない高周波成分がspから出てきて面倒なことになるのを防ぐのが主目的。副次ではoutトランスの周波数特性の補正も同時にする。

検波に専用検波管(6H6,6AL5など)を使うと少容量コンデンサーのパラ付は経験上必要ない。(引き回しがヘタだとどうなんだろう?)

ダイオード検波では、パラ付けは必要。 (体験上、結構漏れる。TR式ラジオでも漏れる)

⇒ラジオでは専用検波管使用をオイラは推奨するが、世間では高周波漏れする6AV6,6SQ7が人気なので全く不思議ですな。ヒトの耳は個体差があるが6AQ7,6H6の音と聴き比べをお薦めする。

「outトランスにC付き」は、「専用検波管を採用していません」の表示とも受け取れる。6Z-DH3Aラジオでは、結構漏れて面倒なことになるので大きめなCをつける。

音質に言及しはじめると、

「コイル系のQと歪み」のfactorにも着手する必要があるので、オイラは深入りしない。

音に注意するなら、信号検波とavcは別回路が基本。(先人達が申すように歪みが違う).別回路のメーカー市販品には未だ遭遇していない。オイラの自作品は別回路が基本。

④6AV6,6Z-DH3Aなど1st AF段では、ハム音の少ない側のヒーターピンを接地するのが基本。実体配線図で間違えている図を雑誌上でけっこう見かけた。メーカー製でも間違っているのが流通中ゆえに 入手したら必ず確認すること。

⑤NFBは、時間軸で捕らえると時間遅延信号でオーバーライトしている。遅延信号を歓迎するのも妙なものですね。NFBは2dBも掛けると音が確実に変わるので、本当に軽くて十分。

⑥AF部にはバリミュー球は使わない。コンプレッションが掛かるので音の直線性が皆無。測定方法によるが少なくとも4dB程度は圧縮されている。忠実な音とはかけ離れてしまう。

 だからレフレックスラジオ球にバリミュー球は採用しない。(エレキギターではバリミュー管コンプレッサーを積極的に使う)。 ゲルマラジオでガンガン聴こえる処では、バリミュー管採用で飽和から逃げる場合もある。

バリミュー管のアンプ製作記事があったので、エレキギターアンプだと想っていたら、audio ampだった。たまげた驚いた。WEB上には真贋入り乱れておるので心して看ることをお薦めする。

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歪んだ音より、澄んだ音が良いとオイラも想う。音域特性はなるべくフラットにする。或いは小型outトランスの特性まで加味して考える。

spの特性も極めて重要だが、コストとの相談になる。出品ラジオに「SP無しタイプ」が多いのは音を考慮してのこと。安価なSPだと 音域もまずいし、音圧もまずい。聴こえればOKのSPは避けたい。

オイラのラジオ工作室のSPは、PIONEERの30cm?の3way。これでブーン音を確認している。コーンで26cmあった。

音の良いラジオは奥が深いので、「ブーン音がせずに感度良く聴こえるラジオ」を目指す。

★余談だが、再生式ラジオのRF負荷によく採用される高周波チョークは1段では甘い。少なくとも2段、できれば3段ほしい。 理由は,己で波形を見比べれば判る。

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2016年1月17日 (日)

毎日、年金砲を撃って 2016年1月5日~16日までに7兆円 年金が溶けたらしい。

溶けたのは30兆円とかの情報もあるが、 平民は溶かす権限もない。 もちろん溶かすことができる立場の人間は責任は取らない。

民間なら責任を責められるが、7兆円溶かしてもOKな商売もあるようだ。

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リフトはRIFT

何のこっちゃ?

「持ち上げるのは、LIFT」と中学で教わるが、オイラが世話になっている会社ではRIFTと表記する。

LIFTなどと表記するものなら「馬鹿、アホ」と罵られる。

加工基準は、BASE HOLEと表記する。originと表記して苛められた奴もいた。 

高卒程度の教養があると,色々と不都合があるらしい。

苛められたくはないので、現実にあわせる。 社会通念からズレても気にしちゃいけない。

RIFT表記のFA装置は10年前の製作だが、某大手の協力工場で今も稼動中だ。(初めてみた時は 腰が抜けた)

BASE HOLE図面は納入先でおそらくPDF⇒保存されている。 

2016年2月22日 (月)

ハム ノイズ  ブーン音。 コンセント極性による差。

GDPが330兆円の30年前よりも 可処分所得が下がっている。

たこやき8個100円、チロルチョコ1個10円、バイト時給500円の時代だったね。

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今GDPは500兆円ほどだから、経済政策がただしいものなら可処分所得は増えているはずだがね。世界平均でも300%以上の成長ゆえに、政策のお粗末具合が統計からもわかる。

以下、転用

>中間層を消滅させて
>一割の富裕層と9割貧乏人から構成される
>発展途上国型の社会にシフトしようとしてるんだから
>均したら貧しいに決まってんだろ

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このSITEを訪れる方は、オイラよりも製作経験が豊富だと想う。

オイラは不器用でお馬鹿ゆえ、試行錯誤が多いのだ。

FMワイヤレスマイク5号機でハム(ブーン音)の確認をしていた。

入力のケーブルはクリップ間で短絡。 計測点は次段入り口のVR。電源OFF。3mVレンジで計測。

①まず、電源OFF。コンセントへも挿さず。 

 

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波形はAC100Vでよく見られる波型。数値は3mVレンジで0.5mVより小さい。

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②電源OFFのまま。コンセントへは挿した。

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数値は上がった。0.7mV程度。上がった理由は判りますよね。

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③電源OFFのまま。コンセントへ差し換えた。(極性を換えた)

写真のように 波形が変った。

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数値は下がった。0.3mVより低い。 挿さない状態より低い。コンセントの極性でノイズレベルは変る。オーディオ愛好家なら無音時に違いに気ついても不思議ではない。

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③電源OFFのまま。同軸ケーブルのラインを左に振った。

TRIOのVTVMは40年以上昔なので同軸タイプ。

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手をかざすと数値が上がる。

くれぐれも「ハンドパワーがある」と勘違いしないように。

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と言う事で、雑音だらけですね。

2016年4月22日 (金)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その1 デジタル表示

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ラジオ工作で苦労するのは、シャーシ加工と周波数表示。

シャーシ加工は体力があれば時間が解決してくれる。

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周波数表示は、ラジオ専用LCDを使うのがもっとも安価。35年前のカーオーディオもLCD表示。バックライトなしの頃なのでムギ球で光を当てていたナショナルカーオーデイオ。デジタルで表示。

①一昨年から LEDカウンターモジュールが安価に市場にでてきている。それでもラジオ専用LCDの2.5倍ほどのお値段。0.1kHz単位で表示されてもラジオとしては困る。局発の揺らぎもバレてしまう。

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さて、上のLEDモジュール(PLJ-6LED-A3)はつかえるのか?

2000円程度で購入できる。 クロックの漏れはどうなのか??? 

電波発生器になっていないのだろうか?

②実績のあるJH4ABZ氏の周波数表示ユニットを購入した。多謝。

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これをST管ラジオにつける。昨年使ってかなり明るいのをオイラ知っている。

実験して確認した。続きます。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2016年4月23日 (土)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その2

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baby metal は 狐さん。

Babymetal

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ラジオの周波数表示させる方法の

続きです。

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さて載せてみた。

外部から006Pで9V印加した。

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おお、綺麗だぜ。

100Hzの処もふらつきなく表示された。

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周波数表示はOK。

ラジオの音さえ聞かなければ使える。

クロックノイズ?がだだ漏れでSNが30dBほど悪くなった。乾電池駆動でこの様だから3端子ICから供給するなんて無謀すぎる。

6Vまでモジュールの+Bを下げてくるとノイズがやや弱まってくるが、ジャミングの中で放送を聴いているような状態や。

①20cm強 離した状態。 9V駆動

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②近い状態。9V駆動。 見事にVTVMが振り切れているぜ。

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近づけて強烈になったので、電波ノイズとして飛んでいることは想像できる。

③さて電池を外す。 静かになった。

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と30dBほどノイズが増えることが観測できてしまった。

耳で聞いても増加具合は、楽にわかる。

★ラジオに使えないものに2000円も投資してしまった。

バリコン類から30cmほど離せば 程度は軽減させるが、このレベルでOKを出すお方はいないだろう。

大型なケースで細工するか??

或いは、シールド被せてもコールド側からノイズが入るので、本来のラジオ技術と無縁なことに注力するのは、オイラはあまり気乗りしない。

と言うことで、中華製LEDカウンターモジュールはラジオ向きではありませんでした。

結論として、中華製LEDカウンターモジュールを使ったラジオ工作品は、そのままではSNがかなり悪いので疑うこと。

手を加えてみるぞナ。⇒続きます

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オイラの工作実績からは、発光式は「JH4ABZ氏の表示ユニット」を推奨します。

従来の「ラジオ専用LCD」と「JH4ABZ氏の表示ユニット」のお世話になるオイラです。

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推奨「 JH4ABZ氏製作表示器」 を搭載したST管ラジオの記事

2016年4月24日 (日)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その3

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前述のようにノイズが増えるメリットがある「LEDカウンターモジュール」の続実験です。

「PLJ-6LED」が製造メーカー型式。続番として色指定番号がー△△で表記されます。

SPECを見ていると

「外部からレギュレートされた5Vをいれてね」と書いてある。

基板上の3端子ICを破壊し確実に外部5Vだけで動作させた。

(良い子はICの破壊までしないように)

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電池はまだ接続していない。

OSCバリコンの既存ラインを半田こてで外して、LEDカウンターモジュールをつないだ。

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さて 1.5Vx4=6Vを掛ける。 基準クロックTCXOが5V規格だが、あとで検討する。

(実測したらお疲れ電池らしい、5.2Vだった)

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おお、ノイズ増えた。 5~6dB増えた。

3端子ICがないので、その分だけは少ない。

ピーンって1kHz位の音が明確に聴こえる。 JH4ABZ氏のユニットは異音しないぜ。

おそらくTCXOからの音だと想う。音が聴こえちゃ拙いね。3端子ICのノイズに隠れていたのが露見しちゃったな。

ラジオ専用LCDと比べるとあからさまに感度が悪い。

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黄色と緑のツイスト線が2組みあるのは、

★バリコンから外れているライン⇒ラジオ専用LCD(公称入力0.3~0.6V)⇔通常0.4Vくらいで使っている。

★バリコンに繋がっているライン⇒LEDカウンターモジュール(公称0.06V min)

LEDカウンターモジュールの方が入力大きいにも係らず、ゼロ表示。(過入力かも知れん。)

ノイジーなものを採用する勇気はオイラにはない。

(ブーン音が聴こえないように実装しているのが、ノイズ源の増加で逆戻りになるのは避けたい)

まあ、ここまでノイズが増加するアイテムを好んでラジオに載せるのは、御馬鹿の部類になってしまいそうだ。あるいはノイズも拾えない程度の感度ならば、このアイテムを使うだろうな。

まとめ

①LEDカウンターモジュールは、3端子ICからのノイズが大きい。30dBほどノイズ増

(元来、3端子ICはノイズ源なのでラジオ向きではない)

②LEDカウンターモジュールはTCXOからのノイズも大きい。音が聴こえる。6dBほどノイズ増

③感度悪い?。(入力レベル管理が必要?)

結論

現段階では、ラジオや受信機に使える水準ではない。

3端子ICなし、TCXOなしのモジュールならOK。

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改めて、3端子ICがノイズ発生源なのが判明した。数値も取れた。

ツェナーダイオードもノイズ発生源なので 注意。⇒ホワイトノイズ源で検索のこと。

2016年8月 3日 (水)

真空管ラジオのパワートランスの温度(発熱、放熱)

パワートランスの表面温度が掲示板で話題になっていたので、加筆しこのblogでもUPしました。

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真空管ラジオや無線機では、パワートランスを通電しますとやや暖まってきます。

①「発熱と放熱のバランス」が取れた温度で安定した温度になります。部屋の片隅や背直面に壁では通気性が劣るので、放熱は苦しくなります。(熱が篭る)

夏と冬ではあからさまに表面温度が違うので、夏のこの時期は空気が上手に流れて自然空冷しやすいような処に置いてあげないと熱が篭るので注意ですね。


②「パワートランス使用時はどの程度の温度までokなのか?」は、絶縁物ごとに違いますのでご理解ください。豊澄のPDFに絶縁物ごとの使用上限温度が明記されています。富士電機でも同じでしたのでJISで定めがあると想います
http://www.toyozumi.co.jp/notice/notice.pdf

サーボモーターなど巻き線物には保護用に70℃のバイメタルで温度過昇時には通電断する回路を入れてますので、余裕をみて60℃を判断基準にすれば安心だろうと想います

通気性がまずくない環境で、「目安としての60℃」を超えるならパワートランスのレアショート、供給容量不足や各部所配線間違いなどの要因がないかを疑うことになってきます。

温水器でも60℃の湯は出せるので、熱いですが触って感覚を確かめることもありです。

③もしも、とても気になるようなら坂口電熱の「サーモスタッド」を貼り付けて温度過昇時の保護回路にしてください。
http://sakaguchi-dennetsu.co.jp/lineup/ondo/thermostat/bimetal_ip105a.html

保護回路ですので、当然A接点、B接点があります。オイラのblogに来られる方は意味がわかると想います。

坂口の先代社長には特注品で幾度も御世話になりました。御礼申し上げます。仕事柄、具合良い量産品がない分野での設計がオイラの本業。


④発熱量が多くてパワートランスを疑うのであれば、UZ-42を6Z-P1に差し換えて様子をみます。(ヒーター消費の小さい球に差し換えて確認)

+Bの容量不足ならばVRを上げても音量が追従してこないので判り易いですが、ヒーター系は定格の小さい球に差し替えて発熱具合を確認することが多いです。

⑤パワートランス以外の熱発生では
1)平滑回路の抵抗のワット数を上げて発熱を抑える。

平滑回路の抵抗では、2W 2KΩよりも「2W 1KΩ+2W 1KΩ」或いは「並列で2KΩにする」の方が表面積が多く放熱性があがりますので、発熱に対しての工夫のひとつです。オイラも時々採用しています。発熱面とハム音から平滑回路では「低抵抗多段式」を推奨します。


2)AF段のUZ-42(6Z-P1)の動作を軽くして+Bの消費電流を抑える。メーカー製真空管ラジオではAF2段目の6Z-P1や6AQ5の動作点が浅目のようです。もっと深くてOKのように想います。オイラは-8V~-12Vになるようにしています。

 これはVRを上げていった折に「AF段の1段目、或いは2段目どちらで最初に歪ませるか?」と音に対しての設計思想も入ってきます。VRを上げて聴きくらべて、自分でどちらかを選びます。

 余談ですがトランスレスでは30A5(35C5)の動作点は浅すぎるので、必ず手を加えています。(データシートから推奨動作点を読み取れるチカラを皆様お持ちだろうと想います)

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YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

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2016年8月 6日 (土)

yahoo オークッション で見かける 「真空管ラジオのレストア品、整備品」の謎

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yahoo オークッショを眺めていると「レストア品」、「整備品」「整備済み」の真空管ラジオに遭遇する。

まあ外観は時間と労力を掛ければ充分に美品に仕上がる。あえて歳月の重みを好むことも重要だがね。

さて謎を幾つか発見した。

★VRを上げて音量を大きくすると音が割れます。

 ⇒奇怪しいね。バイアスを見直してレベル配分見直しが普通の手順。

★重要なので調整は丁寧にやりました。 

 ⇒おいおい当たり前だぞ。当たり前のことを主張しなきゃならないなんてどういう水準かな?

★真空管ラジオ特有のハム音があります。

 ⇒ブーン音が聴こえてこない真空管ラジオも世間にはあるぞ。知らないのかな?

   VTVMが写真に映っているので数字で示せるはずだが、数値表記できないほど強いハム音かな?   測定器があるのにあえて測定しない意図は何かな?

 ⇒メーカー製ラジオでもハム音が強くなるようにヒーター配線されたものを時折見かけるので、必ず確認すること。 安易に信じては駄目。

 

★配線はやり直しました。

 ⇒ハム音が強くなるように配線改悪されているが、どうしてかな?

  ⇒局所集中アースにしないのは何故? もっとブーン音減るのにね

★長いアンテナ線にすると発振します。

 ⇒「検波できないRF成分の廻込み」を理解していない水準。もっと古書を読むように。

 ⇒相が廻りにくいようにIFTの向きを並び替えること。AVCラインからの輻射(電波放射?)を含めて対策すること。

★其々のヒーターピンの片側が単独接地されていない。(audioのようにツイスト線で引き回し)

 ⇒色々と不具合が発生するのだが、経験が乏しくて未体験かな?

  単独接地する理由が古書に記述あるよ。

★ヒーターラインを3端子レギュレータでDC化。

 ⇒6.3Vを5Vに落して働きを悪くしてどうしたいのだろう?

  3端子レギュレータは強力なノイズ源になり電波で撒き散らすのだが、SNを悪くしてどうしたいのだろう?

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もっと水準を上げないと多分恥ずかしいね。朽ちた部品を新品に換装することは中学生でもできる。

ST管ラジオ時代は電解コンデンサーが高価だったので、回路設計も電解コンデンサーの数量が少なくなるようにまとめられている。 +Bのリップル200mV以下になるような平滑回路に改良することをお薦めする。(ブーン音がするラジオで聴いても楽しくないと想う)

手に入れる側も「見る目」が求められる。真贋入り乱れる古美術品と同じや。

2016年8月 8日 (月)

平滑回路のCOLD側とブーン音。いわゆるハム音。

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WEBを眺めていたが パワートランス(センターあり)と平滑用ブロックコンデンサーのCOLD側結線がまずい真空管ラジオが幾つか目についた。

①ブーン音が強くてもOKな方はそのままでも良い。

②ブーン音が聴こえないラジオを目指すなら手を加える必要がある。

上記の①或いは②を選ぶのは好みによる。何故ならそれを拘束する法規はないからだ。

オイラは②の「ブーン音が聴こえないラジオ派」なので、手に入れた真空管ラジオは極力ブーン音をへらしてきた。

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COLD側の処理だけは注意すること。パワートランスの2次側+BのCOLD側は、近傍接地はせずに平滑回路の上流まで配線をつれていくこと。そして最下流で接地のこと。

パワートランスの2次側+BのCOLD側をトランス脇で接地してしまい「ブーン音が強いのは部品配置が悪い」などと、文句を垂れている御仁も世間には居る。

メーカー製ラジオの部品配置は上手くない。自作のお手本になるような配置はレアだ。IFTの向きも上手くない。+Bのリップルも高いのがメーカー製ラジオだ。

低抵抗多段式の平滑回路は、もう5年近くオイラが推奨しているだけのようで他サイトにはちょっと看ない。 RADIO KITS式平滑回路と呼んででもしまおうか?

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discharge 用の高抵抗(1MΩ)は感電対策として必要。

RADIO KITS式平滑回路の特徴は、電源OFF後の放電が速いので5秒後くらいしたら手で触れる+Bになっていることだ。 加えて低抵抗値なので2W程度の抵抗でも発熱が判らないことだ。

+Bのリップルは段数に大きく依存しているので、パワートランス式でも3段はほしい。リップルは0.2V以下にしたい。 欲を望むなら5mV以下にしたいが、聴感では両差がわからない。

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上の写真のようにディスチャージ抵抗は、平滑回路の末端にいる。 平滑回路末端のCOLD側から黒線で接地。その接地点にはヒータライン(黄色)が接地されている。

これでSNは70dB近くとれる。

このような平滑回路実装だとIF2段ラジオで、VRを絞ってのSP端でVTVM値は0.5mV~1mVになる。入力をAUXにして測るとVTVM値は0.3mV程度になるので、平滑回路実装としては上出来だと想う。

平滑回路の引き回し写真は140回以上UPしているが、注意深くながめていたのかどうか?

この記事は、今宵から9日宵まではUPしておく。

2016年8月28日 (日)

真空管ラジオのパワートランス。  経年による絶縁度劣化考。

真空管ラジオに使われているカップリングコンデンサーの劣化具合を、「おんにょの真空管オーディオ」さんが実測されてweb上公開してくださった。 tnx to web master。

全数交換が正解だ。 「ケミカル品が50年も品質保持できるか?」と考えれば至極当然のこと。

車のエンジンオイルもケミカル品だが、「開封されたオイル缶で10年後も同じ品質か?」は多くの方が経験しているはず。ソリッドなコンデンサーは50年後も同じクオリティだろうが、ウェットなコンデンサーは現代品でも恐らく50年後は苦しいだろう。

オイラは「コンデンサーを製造する装置」を設計・製作する側だったので、経験上そこそこ知っている。いま業界では日本に5社もないと想う。

さて、トランスの絶縁度を加速劣化試験した情報は今のところ、web上で発見できない。そもそも加速劣化試験が唱えられてから20年程度なので中小のトランス屋さんでは無理かも知れない。

オイラが今手掛けているテーマ(Hi volt)では3σをどう捉えるかにもよるが、概ね25年~30年でコイルは巻きなおす必要があることが、富士電機のサイトから判った。

ラジオのように200~250v程度では50年経過したパワートランスが熱くもならず使えるので気にせずとも良いだろうが、その根拠となる情報を調査中である。往時のパワートランスの絶縁度評価は、「ラジオ修理します」をsiteに掲げる方々が先頭にたつべき項目ではある。

まあオイラはなるべく現行トランス(新品)でラジオを自作しましょうの立場ではある。

2016年10月 9日 (日)

真空管アンプ ハムが出る。

「真空管アンプ ハムが出る」 「真空管ラジオ ハム音」で検索されて訪問される方へ。

3端子レギュレータはノイズ源になるので、ラジオではまず使えません。記事

ツェナーダイオード使用によるAVR回路も、ノイズ源になるのでラジオには不向きです。

共に電波として撒き散らすので、シールドで20dBほど減衰させてラジオに実装してください。

「ホワイトノイズの発生回路」で検索するとその理由が判ります。

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「ラジオ温故知新」殿が 重要な情報をかなり前から公開されて居られます。 正統情報ですので一読を推奨いたします。

①まずは、「ハム退治のトラの巻き」。これ

②「球から出るハムの対策」。これ

 これを読んでも理解できないならば、自分の力での対策は無理です。何方かに依頼してみてください。

知識と実践は全く異なるので、知識オタクに成らぬように実装技術のupもお願い申しあげます。

5球スーパー(パワートランス式)で、上手に配線するとハム音(残留ノイズ)は0.1mV~0.7mVになります。

トランスレスラジオでは、2~3mVくらいまでは下がります。

0.1mVと低減ハムの真空管ラジオはこれです。

2016年10月10日 (月)

GT管の6SQ7。ノイズの差異について。  5球スーパー。

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GT管の袴部分は、base sleeve と呼称することは前回記事にした。例えばこれ

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上に上げたように日本語でも ベーススリーブと往時(50年前)から呼ばれていた。sleeveは形状を指し示すことは中学生でも理解できる。

★6SQ7を3本 用意した。さてどの球が一番ノイズが少なくてSNが良いだろうか?

基本中の基本なので知っている方は読み飛ばしてください。

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まずはメタル管6SQ7で測る。

VRを絞ってのSP端でVTVM値を読む。0.5mVと読める。

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次に真中のガラス管。

 0.6mVくらい。メタル管よりノイジー。

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左のガラス管。

0.8mVくらい。もっともノイジーだ。

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メタル管はshell構造ゆえにノイズに強い。ガラス管は構造差もあるし個体差もある。audioならばノイズが少ない球を選別して採用することも重要だが、ラジオではラジオノイズより小さければ聞き分けられないので支障ない。

 

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とGT管スーパーを今日1台自作した。

6SA7,6SK7,6SD7,6SQ7,6K6,6E2の構成。

信号発生器からの電波の飛ばし方はこれを参照

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通算201作目。

2016年11月 3日 (木)

「ラジオのノイズ」考

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「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

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間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

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  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

2016年11月 6日 (日)

再生検波 電源 ハム

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再生検波では「1:3」段間トランス 或いはチョークを検波負荷にする。その理由は検波された信号が増電圧されるからだ。抵抗負荷に比べると圧倒的によい。

①チョーク負荷

「抵抗負荷 VS チョーク負荷」の利得の差が判る。電圧比なのでデシベル換算では16dBになる。これが大きいか小さいかはお分かりになると想う。

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②「1:3」段間トランスでの増電圧は、「150KΩ負荷⇒段間トランス」で40dBほどUPしている

チョーク負荷(段間トランス負荷)では、電源トランスからの磁束の漏れの影響を受けないように配置することは至極当たり前だが、実装が下手で抵抗負荷に逃げるならば、出来るまでTRYしないと上達はない。

配置が下手だと、電源トランスからの磁束漏れを拾って、AF段で増幅してくれる。 結果、使い物にならない工作品ができる。

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「チョーク(段間トランス)は、電源トランスから物理的に何cm離せばokか?」は、

「どの程度漏れるか?」と「どの程度引きこむか?」に依存することは自明だ。

オイラがよく採用する「NPOラジオ少年のBT-1V(2V)」と「INT-1」であれば5cm空間離せばokだ。安全を見て7~10cmにする。  他種の場合は不明。

2016年12月26日 (月)

真空管ラジオの外部入力の使い方(PUまたはPHONO)

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ラジオの外部入力の使い方

1,電蓄(電気蓄音)は蓄音器式スタイルがスタンダードであったが、ラジオ(真空管)の登場により蓄音式電気再生方式(電気蓄音)にシフトしていった。

電気の力により音を再現する(再生する)のはラジオが最初の大衆道具だろう。

これによれば「ラジオ放送開始の5年後の1925年から電気録音、真空管増幅器とスピーカによる再生の歴史が本格的に始まった」と記述がある。岡部館長殿多謝です。

電蓄、現在ならアンプなどの音響機器の回路原点はラジオになるだろう。

さて、真空管ラジオには外部入力がついていることが多い。これは電蓄対応ゆえにPUと表記されていることが多い。PUの意味は中学生英語の範囲。輸入品だった電蓄が国産化され、LPレコードの普及した1955年ころから一般家庭にも電蓄が普及していく。

真空管ラジオの回路図を見れば入力インピーダンスは検討がつく。どうみても数オームにはならない。100~500KΩ程度になる。

歴史上、後に登場してくる真空管式プリアンプの入力インピーダンス具合は このサイトが参考になる。Web master殿に感謝いたします。

いま流行のiphoneの出力インピーダンスは情報が錯綜してはいるが、1~4Ω程度とスピーカーと同じかそれよりも低い。 試しにFMラジオのイヤホンジャックからの音を 真空管ラジオにつなぐとどうなるか?

インピーダンスが1万倍以上は違うので,???の音になる。 この音を聞くとインピーダンス整合がどうしても必要になることが体感できる。

オーディオマニアならFMチューナーからの信号をアンプにつなぎ王道に沿って音出してしてくるが、「真空管ラジオをお持ちの方の場合、FMラジオのイヤホンジャックから入力端子へ接続するする 或いはiphoneの低インピーダンス出力を入力端に接続する」と常道を超えた使い方をしてくるのを見聞きする。

仮にiphoneの出力が100mWで4Ωインピーダンスとすれば、E=IR,W=EIによりiphoneの負荷側には5mA流れ込むことになる。 6石トランジスタラジオでも500mW程度は音声出すのでiphoneも500mW近くは出るだろう。

「iphone⇒真空管ラジオの外部入力」と結線してしまう場合、ラジオ側の初段球(3極管)のグリッドに5mAが流れても不思議ではない。まだ実測したことがないので近々にトライしてみよう。う~ん、電圧増幅の3極管グリッド電流を5mA流してよいのかどうか?

真空管の動作説明をよく読めば、グリッド電流5mAが流れることの事の良し悪しが理解できると想う。

2,インピーダンス整合は、「昇圧トランス」あるいは「ヘッドアンプ」による。MCカートリッジのようにインピダンスが数十オームのものを昇圧させることはaudio系では普通である。「mc カートリッジ ヘッドアンプで検索すると回路は多数あるので自作は難しくない。

また、「1000円程度で手に入る周波数特性が良好な小型トランスは残念ながら市場に無い」。ST-14などは低域がスカスカ。特性を測らずとも音出してすぐ判る。数千円出費して特性が良いものを入手することを推奨する。そのトランスがラジオ内に格納できるかどうかも検討する必要がある。磁束漏れを拾うpick upに成らぬように留意することは当然のこと。「音質に目を瞑りトランジスタ用トランスを使う」ことは至極アマチュア的である。オイラはトランジスタ用小型トランス方式はお薦めしない。

上記2通りの対応策があるが、選択権は己にあるので熟慮するように。

3. これは真空管ラジオの常識だが、出力トランスの1次側にコンデンサーが付いている。この理由は、ラジオ工作者ならば知っているので改めては記さない。3極管のプレートの100pFも音域特性に結構効いている。

このコンデンサーのお陰で4kHzや8kHzなど高域ではラジオの出力特性がかなり垂れ下がっている。また隣接放送波の耳障りなシャリシャリ音を減らすためにもラジオでは、AF部で積極的にHi-cutにし、通信向けの音にする。 audio系の音域特性とは全く異なる。

測れば一目瞭然だが、測定器なしで外部入力で鳴らせば高域の伸びがないのですぐに判る。高域の垂れに無頓着ならば、真空管ラジオで外部入力を鳴らせばよいだろう。大半の電気工作者はHi-cutの通信向けの音よりhi-fiを好むと想う。

  「SP端から、音が出れば満足」の水準で支障なければ真空管ラジオの高域垂れ特性に依存して、音を楽しむこともある。

音が判るお方は、外部入力を真空管で楽しむ為にラジオでなく真空管アンプに移行していると想う。

◇「スマホ⇒真空管ラジオ」のように接続できる回路を基板化した。

チープなトランスは使っていないので周波数特性は良好だ.基板(kit)が必要ならここに問い合わせのこと。

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まあ、オイラ的にはラジオとaudioでは音域特性の設計思想が異なるゆえ、目的に合うもので音を楽しむが王道だ。

「ラジオでは、あえて高音伸びないように工夫がされている」(通信向けの音)と繰り返し申し上げておく。

音の聞き分けができるならば、真空管ラジオの外部入力で音を楽しむことは困難なことに気つくと想うが、近年は聞き分けが出来ないuserが多いらしい。

1月3日追記

実験をした。続きます

真空管ラジオの外部入力(PU,PHONO)への音源考。 ちょっと粗い実験。真空管を痛めないために一読をお薦めする。

5月27日追記

ipod等のdirect drive speakersで、電流が次段に流れ込む機器に接続する方法はこれだろう

スマホから入力してみた。普通に鳴るよ。これでOKのようだ。

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YouTube: ST管スーパーに、スマホ専用入力回路(aux)。トーンコントロール付き。

ipod 系は100mWも出ないようだ。えっと想うほどドライブパワーがないことも判ってきた。 オイラは所有していないので情報収集中だ。思い切ってin-take ampのバイアス0.05Vにして実験するのも一考だ。

2017年2月18日 (土)

3端子レギュレータの実力を波形で確認。整流リップルは減少するか?

elecrowも正月明けで忙しいようだ。

さて、有名になった振込み用紙だ。

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ここで、ヒーターAC6.3V倍電圧整流の波形をご紹介した。

オイラは御馬鹿なので3端子レギュレータの実力を疑うことにした。

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平滑回路4段にしてみた。

3端子レギュレータよりgood波形が確認できる? or 出来ない?

どうだろう?

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本ラジオに載せる「デジタル周波数表示器」は「供給ラインへのノイズ流出」のほぼゼロのこれ。0.01mVほど漏れる

①以前の写真をもう1度up

ヒータ6.3Vを倍電圧整流したあとに3端子レギュレータ(9V)を入れている。負荷は2sc1815が2個なので5mAも流れない。

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発振はしていないが、この3端子レギュレーターは230kHzで発振していた型式の1Aタイプ。あの時は乾電池駆動だった。

今回は発振なし。あの時は発振。同じ型版シリーズで流れる容量がちがうだけなのに、、、。

等価回路が同じでもウエハーに形成されたランド幅が異なると浮遊C?も異なってくる。回路図だけでは性能を評価しにくい分野でもあると想うよ。

②3端子レギュレータ無しの「平滑回路39Ωの4段」では?

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VTVMでの数値は下がっている。レギュレータ無使用で3割ほど改善されている。スパイク形状のピークは同じようだ。

スパイク形状対策はオイラが中学生の頃から雑誌に掲載されていたので、公知の方法である。オイラがいまさら書くほどの事はない。

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負荷次第だが、この位の電圧になった。今は2SC1815が2個。

③330Ωの3段+680Ω1段。 

ここまで改善された。

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VTVMの針が映っていないので0.5mVより小さいようだ。

CとRで構成した方が、3端子レギュレーターより20円程度安くつく。 

廉価で効果ありなら、3端子レギュレータの出番は遠い。カタログでは「55dBほどリップル改善されるのが3端子レギュレータの性能」らしいが、オイラの実験では ほぼ無能に近い。

実験室で行なわれるデータ取りは実環境と異なるので「チャンピオンデータ」と呼ばれている。この用語は、エンジニアなら聞きなれた言葉だ。この3端子レギレータは残念ながら日本メーカーである。 

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③9V出力にする抵抗を少し探ろう

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68Ωの4段にした。 これで初期(3端子レギュレータ使用)よりはリップルが確実に低い。負荷は2SC1815が2個ととても軽い。

10.7Vなので 正規な負荷をつけて追い込めばよいだろう。

3端子レギュレータは整流後のリップル減少にはほぼ効果がないようだ。材料費では3端子レギュレータ使用が高コストになる。

上の写真たちでは、VTVMは3mVレンジ。

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公開されているSPECには上のような表がついていることが多い。本レギュレータのは表なしだったので表は借りてきた。

表からはそこそこリップル除去できるらしいことが載っている。実際にはこの実験のようになった。

SPEC表と現実とはかけ離れている。これは明らかに乖離だね。

2017年4月 1日 (土)

pic式ラジオカウンターの「周期ノイズ漏れ対策」。PCB基板が到着。

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PIC式LED表示器からの「周期ノイズ流出阻止の基板」が届いた。

6P平ラグとコンパチブルにしたつもりなので、取り付け穴の確認。

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基板穴が横一線よりも1mm程ずれている。 オイラが間違えようだ。一応取り付くのでok.

データは修正した。

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コンデンサーの2200uは載る。3300uも載ると想う。

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オイラは周期ノイズが阻止できれば充分だが、たまたまそれは100Hzだった。100⇒50とか60にするとどうなるかな?

高校の算数を学んできた方ならどうすれば良いかわかっただろう。

整流素子による電圧降下を考慮にいれて ヒーター5V球なら最も具合よい。

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オイラが興した基板の一覧

2017年11月10日 (金)

ラジオ工作の必需品、「標準信号発生器用テストループ」が数十年振りに販売開始された。by 祐徳電子さん。

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以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

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◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

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◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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