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ツートーンジュネレータ(tx調整用) Feed

2021年11月20日 (土)

ツートーンジュネレータ tx調整用 :type2

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audio系においても「サイン波で計測するのは可笑しい」との意見が浸透してきているようで、少しは科学的な方向にむかうだろ。

「ヒトの声波形はスパイク形状の連続なので、スイッチングされた信号を入れて調整するべきだ」を大人の表現で過去ham journalにも掲載されたことがある。あの時からおよそ47年経過して、「サイン波での計測神話」から より現実に整合する形になるようであれば、それは進歩だ。

ヒトの声波形に非常に近いモノを造るには「エレキギターの歪の概念」も持ってくる必要がある。ここによれば1971年時点では録音エンジニア達は「歪の概念」を知らないことが公開されている。 

YAMAHAさんが、その技術を生かして従来とは異なる 「送信機調整用機器(民生専用)」を出すべきだろうが、価格性と市場規模からみて手を広げてくるとは思えない。 

【 西部警察Ⅱ ワンダフル・ガイズ 】エレクトーン演奏
YouTube: 【 西部警察Ⅱ ワンダフル・ガイズ 】エレクトーン演奏

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今日は、two toneジュネレータ基板 type2の続になる。

1,到達点の確認。


YouTube: 正弦波発振器 R4=2*R3 で合わせ

op ampで低周波発振させたのが上動画。抵抗値比が2.00でないと波形が汚いあるいは発振しないが、 発振させるのが簡単である。

下流側の負荷によって比2.0が、 2.02あたりまで変わる必要が生じるが、そんな実践的なことは教科書には記述ない。

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ここから今日進んだことを記す。

Rk14901

Rk14907

まず低周波発振部だけ実装して、波形確認した。

Rk14902

Rk14903

2つの周波数で波形確認した。

・lowerとupperのosc強度は違っていてok. その為に調整用半固定vrが配置してある。
・hi側のcはlowに比べて1/10にしてある。 そうしないとosc強度が低くて バランスが取れない。

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Rk14906

マルチプライ部も実装した。デバイスにはne612を持ってきた。 6番ピンには0.5v(vtvm読み)ぐらいがよいと思う。

・加算波形。

Rk14904

lowerとupperの加算バランスは半固定vrで合わせる。

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・乗算波形

Rk14905


YouTube: checking two tone-gene : multiplication circuit

動画は乗算波形。

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無事動作確認した。

op amp使用の発振回路は、半田ミスがなければ動くので 難しいところはないと思う。

通算407作目。基板ナンバーRK-149. 

Rk14910

2021年11月11日 (木)

正弦波発振器 :op amp 続。 R4=2*R3 とある

前回の続きになる。

0101

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低い側のosc周波数。 エクセルでの机上計算では370Hz近傍になるはずだが、、10%ほど高い。10月31日の実験では380Hzだった。(過去記事参照)

osc強度が出過ぎ。

0102

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高い側のosc周波数。机上計算では2.341kHz。

10月31日の実験では2.496kHzだった。(過去記事参照)

0103

CRによる発振回路での実測周波数はエクセル計算値の±10%に入る程度の誤差になる。

SSBのcrystal filterの通過帯域が 300Hz~2700HzであればこのCR値でよいと思う。

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加算回路の結果。

0104

0105

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osc強度が出過ぎなので 少し見直す。

2021年10月31日 (日)

正弦波発振器 :op amp   R4=2*R3 とある

ヒトの音声波形は正弦波でもなく矩形波でもなく、ランダムな周波数でスイッチングされたような波形になっている。 と云うことは正弦波の加算回路でのツートーンは現実と乖離するんだろう。

正弦波を乗算(スイッチング)させたツートーン波形もつくれる基板を2018年に興した。その波形はこうなった。

2e3389b711234af727d9194f3332da3d

上のは 「ツートーン信号発生基板」RK-24。 乗算と加算の2通りのツートーン信号が造れる。低周波発振部はトランジスタ構成の位相発振回路なので、ビギナーにはハードルが高いらしい。

もっとeasyにして中学生でも作れるものを検討中。

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op amp 4558を使った正弦波発振器の実験中。

022

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出力pin端で計測できた。

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電圧の壁でクリップしている。 増幅度が過剰なのでこうなる。

ここまでが9月の実験。

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今日の実験。

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今日は、出力pin端で計測できなかったので、(-)端で計測中。 前回と違うのはどうしてですか??

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周波数カンターケーブルを外したら、波形は改善された。

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こっち側は周波数が低いので発振強度が倍になっている。

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正弦波発振器で調べると R4=2*R3 とある。 1%精度抵抗で実装したが、固定値決め打ちでは駄目だった。2は1.99でなく2.000にする必要がある。


YouTube: 正弦波発振器 R4=2*R3 で合わせ

Cを一桁小さくしたら波形出てきた。Cで吸収してしまうぽいね。C=102

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