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マイクコンプレッサー基板(自作)  SSM2166 Feed

2019年6月 9日 (日)

マイクコンプレッサー基板が完成しました。AN829 for amateur radio.

大人のマイクコンプレッサー AN829をキットにしました。

comp音を聴くと、mic-comp用ICとは違いがあります。

AN829前段には2石直結アンプを入れ,NFBを掛け低歪化している。この前段アンプのゲイン小だとCOMPレンジが増えるが、使いにくくなるのでサジ加減が必要。

An82921

An82922

◇◇

「ジャパ~ン」と叫びたい方には、SSM2166,TA2011,NJM2783をお薦めします。

深くて良い変調でQSOを楽しむならば、このAN829をお薦めします。

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この位のMIC信号でCOMPスタートにしてみた。

An82911

入力が30dB増えても出力はそのまま。 13番ピン電圧は2V前後。

COMP量は30dB近い。

COMP量はマイクゲインとのトレードオフになる。

An82912

・9V乾電池駆動だと、13番PIN電圧が2V辺りでAN829が歪み出すので注意。12V駆動の方がよいように想う。

・an829前段の増幅度は24~27dBくらいがよさそうだ。 

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YouTube: mic-comp using an829,panasonic

落ち着いてphoneの音を楽しむ方向けです。 comp作動時の違和感が弱く随分と自然な感じです

Ans01

・パイルアップを突きぬけるには、音が尖っていることが重要です。歪が耳に付くので識別しやすいです。常時音としては全く駄目ですが、突き抜けるには歪も考慮します。

・本コンプレッサーはNFBが20dB以上掛かるので、パイルアップ用途ではありません。

2019年2月10日 (日)

MFJ-653 , MFJ-655 スピーチプロセッサー。using SSM2166.

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MFJ-653.

中身はSSM2166.

Mfj653 *********

MFJ-655

MFJ brings Pro Audio to ham radio。

Mfj655b

中身はSSM-2166.

EQが乗って高級タイプ。crによるpeakを8系統in.

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オイラのssm2166 comp基板は、基板ナンバー RK-05にて基板化ずみ。

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イコライザー付きcomp 基板は、 「ta2011+eq 」で開発済み。guiter用のeq周波数にしてある。試作品は放出済み。EQはこれを使った。

音声のフォルマント・音声エネルギーからみると100~300Hzは重要だが、SSBでは捨ててしまう。音声情報の1/7程度を捨てたのがSSBだ。

2018年5月25日 (金)

マイクコンプレッサー基板 SSM2166」が無事完成したとのご連絡を頂いた。

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先月27日に、基板の購入希望が寄せられておおくりした「マイクコンプレッサー基板 SSM2166」(基板ナンバー RK-05)が無事完成したとのご連絡を埼玉のお方から頂いた。

実に涼しげに仕上がっているので、ここにご紹介いたし候。

Photoコネクターにすると作業性がよいとオイラも思う。

計測された特性。オイラが計るのと同じ傾向だ。

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いままでNJM2783,TA2011,SSM2166の3種を基板化してきた。 コンプ具合ではSSM2166がお薦めです。

ssm2166.pdfをダウンロード

2018年4月 8日 (日)

マイクコンプレッサーキット(自作派むけ)。AN829,SSM2166,NJM2783,TDA1054,SSM2165   それにTA2011

マイクコンプレッサーを大別すると

1,「FL101で国内初採用されたと同様なRFタイプ」(自作基板はRK-84,RK-95) :市販品はKP-12,KP-12A、KP-60、KP-121 等 

2, 「audio周波数で制御したもの」。

・上記2の自作キットについて記する。 使用デバイスで音色が異なるので、「パイルアップ用と 通常用」の2つは用意したいですね。

◇性能を重視するならば SSM2165,SSM2166 .

◇性能が最下位でよければTA2011.

◇音が判る方にはAN829 。部品数がややあるので上級向け。

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mic-compキット。

 
 

1 ,AN829キット。

「1978年には使用レポートがJA1BLV関根OMから公開されていた」歴史の古いデバイスです。性能は非常によい。SSM2166やNIM2783のような軽薄な音にはならない。デバイスが異なると音色も違う一例。 「音が判る方向け」の基板です。 調整しだいで30dB超えでCOMPできるが、それはやりすぎ。

 

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YouTube: mic-comp using an829,panasonic

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2, SSM2166キット。

「次のSSOP14(NJM2783)の半田付けはちょっとレベルが高いなあ」と想う方々には、SSM2166.

性能はこちらの方がよい。 「ICが1200円する」のがやや難点。 高い為りに性能はかなり優秀。 

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 このキット品は終了ですが、基板ならまだ数枚あります。現在も製造しているコンプレッサICでは一番良好な性能。米国ではメ-カーから「SSM2166+イコライザー」の製品が3万円~5万円程度でいまも製造販売中。自作ならその1/10程度で済む。

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3, NJM2783キット

日本製デバイスにしては応答は速いが、SSMシリーズにくらべて100倍近く遅い。

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 半田実装はやや技術が求められるが 0402よりは楽だ。 アマチュア無線技士で半田実装できる人は数人??だろう。アマチュア無線通信士が主流だ。

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4, TA2011Sキット。

造り易さで人気があるが、性能はそれなり(最下位)。 どのように工夫してもアタックの遅れによるスパイク波形が確認できる。 

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共にyahooに出品中。

基板はサトー電気にもある・

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5,   TDA1054 kit 

テレコICを利用した基板。 増幅した信号をNFBとして戻しゲインを自動で下げるIC。日本製テレコICとはコンセプトが異なる。 NFBによってCOMP時の歪は随分と減る。

RK-158.    造り易い

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YouTube: tda1054 today state.

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6,active clipper (4558 +diode)

RK-162

造り易さ重視。

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YouTube: mic amp using diode clipper . Sounds naturally.

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7,  AFスピーチプロセッサー(アクティブリミッター)

RK-110。 音声信号をシンプルにTA7061でリミッティングしています。(KP-12AのAF版イメージです)

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8, SSM2165 KIT


YouTube: DIY :mic-comp using SSM2165

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Ssm2165

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Ssm2165attack

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KITでない基板は、

RF スピーチプロセッサー基板も開発済み。クリスタルフィルタを使わないので、高域カットもないので ずばりAM向き。入力3mVでフルコンプになる。

rf speech processor. using ta7061. filter-less
YouTube: rf speech processor. using ta7061. filter-less


YouTube: DIY :mic-comp using SSM2165

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KP-12の基板不動だったのを入手したので、置き換えた例。フィルタレスなので音は良い。

AM向け。入力3mVでフルコンプになる。


YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b

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KP-12Aの不動品を入手して修理した例。入力3mVでフルコンプになる。フイルタにより音域が狭くAMには不向き、SSB用になっている。


YouTube: 不動のspeech processor KP-12Aを直してみた。その2

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マイクコンプレッサー一覧はここ

2018年2月 2日 (金)

「基板ナンバーRK-05」を10枚 用意しました。

アナログデバイスのIC'SSM2166'を採用した基板の復活ご要望をかなり頂いたので、「基板ナンバーRK-05」を10枚だけ製作した。

KITは今のYAHOO品がラストワン。 なにせICが高い。製造終了品らしいので高いようだ。約1000円/1個+送料と高いので、今後のKIT化は無理ぽい。マルツさんで600円台で取り扱っていたのが終了して,結構な価格になっている。、、、と、製造終了の話は事実のように想う。

バックノイズ対策としては、現行ICではこのSSM2166だろう。テレコ用ICも多数市場にあるが、スレショッドレベルを触れるICの種類は限られている。

とあるテレコICのアタック時間が1mSとか0.5mSなのだが、この1mSは割と長い時間で、 精米機での異物吹き飛ばしで採用されている電磁弁(空圧制御弁)の応答時間だ。 それも30年前の製造技術で現在も大きな変化はない。往時は廉価なラインセンサーで画像判定させていたが、今はデジタルカメラのデータ通信規格も2001年頃にUSAを中心に定まっているので、通信速度が出て楽だろう。

チップ部品のテーピング機では、19年前は1サイクル20ms前後であったが、今は1サイクル10msになった。6000個/分が日本製装置の平均らしい。センサーの応答時間も0.5msものが多数あり良い時代だ。

0.5mSで応答する空圧制御弁(電磁弁)はまだまだ先のようだ。

 

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このアクセス数は間違いだろうと想うんだが、どうなの?

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オイラがテレコを触っていたころは、トランジスタガバナーだった。まだ2SAで駆動させていた時代だ。そうこうしている内に、ガバナーICが登場してきた。

応答時間1msの話をしたが、オイラの機械設計による装置を「windows搭載pcで制御」してもらったが、1サイクル運転中にPCから無反応な時間が2~3ms必ずオシロで観測されるので、USAのエンジニアに「こりゃ何?」と聞いたら、 「英語OS上に日本語バッチで走らせているのがWINDOWSだから、そのオーバーヘッドタイムだ」と米国人は真顔で答えてきた。あれから20年経つ。

まあその頃は、オムロン・三菱等の市販のシーケンサーの処理時間が遅くて、マシーンのボトルネックになっていた。次は自前で’トロン’を載せるような話題もちらちらとはあった。

2017年12月19日 (火)

SSM2166  マイクコンプレッサー基板。製作写真のご紹介。

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基板が完成し領布開始をここでお伝えしたコンプレッサー基板がある。

5名のお方に領布済み。制作写真が届いたのでご紹介したい。

Download

「自分の声を入れて、出力をイヤホンにて聞くとコンプレッションが判る」と連絡を頂いた。「眠っていたICを評価できた」と喜んでおられた。信号を入れるとSSM2166から0.1V近くは出てくるのでイヤホンをドライブするには足りるだろう。

オイラは、「イヤホンでモニターする発想は無かった」ので、「眼から鱗」状態だ。測定器でコンプレッション具合を確認していたが、モニタリングの術があったんだなあ、、と。

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もう少しだけ基板は手元にある。

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出品中の商品はこちら

2017年11月 4日 (土)

スピーチプロセッサー 考。「KP-12等 クリッパー方式」 VS「自動ゲインコントロール方式」

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スタンバイビーの基板はこれ。アポロのような音になる。RK-112.

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前鳴りを追加したのがRK-133.

「前鳴り+後鳴り」スタンバイビー。

スタンバイビー :前鳴り 確認
YouTube: スタンバイビー :前鳴り 確認

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スピーチプロセッサー、マイクコンプレッサー等で呼称されているが、商品登録上から呼称が派生しているのもあるので、大まかに整理してみる。通信向け限定で考える。

業務用では過変調による電波質低下を防ぐことが主眼とされている。AM/FM放送では音声周波数を帯域ごとに分離して処理されている。察するに幾つかつの帯域に分けているらしい。amラジオ放送局では東芝、三菱が良いと聞く。 FMラジオ放送局では海外製品だけが使用されている。

ここではHAM RADIO向けに考察する。 プロ仕様との差異及び本内容を掘り下げたピークカット等の考察はここにて更新中

1,制御方式

①フィードバック式 :市販品のほぼ100%はこの方式。時間遅れの制御ゆえに応答時間の長短が話題になる。有名な放送局仕様品もこの方式。

②フィードフォアード式:自作記事として日本では1作例のみ公知されている。それはJA1BLV氏の寄稿によるham journal誌。オイラもここで実験済み。リードタイムは概ね確定した。

      他者の手による自称フィードフォアード式の記事はCQ誌に記載あるが、作品中ダイオードの時間遅れの考察もなく奇怪だ。

2,圧縮方式

①出力上限有方式 :ダイオードリミッターにみられるように上限あり。

   Ⅰ、ダイオードによるリミッター  ⇒クリップ波形の除去をどうするのか?

  Ⅱ、自動ゲインコントロール   ⇒綺麗な波形で上限制限できるicが多い。SL6270,SSM2215,SM2166、NJ2783.

②出力上限無方式 :コンパイダーIC採用では上限なし。過変調を防止できないので通信向けではない。また現瞬間流通しているコンパンダーICはSN50~60dB(SPEC上)と見事に低いので、コンパンダー方式であればOP-AMPで構成する必要がある。

 

3,処理周波数

①AF :プロ仕様はこれ。

②RF  :ケンプロKP-12等。国産機初ではFL-101に搭載された。これを見て後発のトリオが頑張ったことは有名。

4、使用デバイス

①プロ仕様品は、 オペアンプで構成。 専用ICは不使用。

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アマチュア無線局向けにコンプレッサーの基本を解説した書として、「1976-11 臨時増刊」は読んでおくべきだ。詳細に書かれており後続でもこれを超えるものはないだろう。455メカフィルタでのARA回路も紹介されている。

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一番左の(A)が望まれるSSB波形。 右に行くほど質が劣る。

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SSBではこの程度の波形が要求される。

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実際に製作するにあたり回路参考として、スピーチプロセッサーの製作記事の掲載本(入手しやすい)として、以下2冊は持っていたほうがよいだろう。

左のは「JA7SSB氏製作のハーモニックスピーチプロセッサー」の記事があり、これが日本で初めてのエンベロープ成分を考慮した製作記事だ。刺激を受けて高校の先輩に頼んでプリント基板製作会社にプリント基板を3枚興してもらい、その内1枚でオイラも自作した。往時は大町市内に1社・松川村に1社、計2社のプリント基板製作会社が大町・北安曇があった。エルナーが元気だった頃のお話。

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FL-101のスピーチプロセッサーは別途、紹介記事がある。

①クリッパー方式

クリッパー方式は真空管全盛期でも充分に採用されており、「2極管をつかったクリッパー(制限増幅器でない方式)搭載したAM送信機製作記事」はCQ誌に掲載ある。AFでのクリッパー製作は簡単なので、現代風には「トランジスタ2個+ダイオード2個」で自作できる。音声500Hzの2次・3次・4次・5次の歪はSSBの音声帯域内にしっかりと残る。正確に述べると帯域内歪の除去方法(簡便)はない。 音声周波数の歪除去に サンスイ等の小型トランスを用いると心持改善される。

ケンプロのKP-12はこのクリッピング方式をRFで行なっている。ダイオードでクリップさせているので、スピーチプロセッサーでは無く 「RFクリッパー」だろうと、、。広告には「クリッピング開始入力は2mVrms以下」と明示されている。

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KP-12は上記のように24,000円だった。クリッパーなので波形は綺麗ではない。副次の歪も発生する。高次歪は水晶フィルターで遮断する方式。群遅延特性を考慮するとフィルターレスのRFタイプに軍配があがる。

「入力0.02mVあたりからの特性が載っているが、この微小をどうやって測ったのか?」ってがオイラの興味。

「ハム局アクセサリー製作」には、AFクリッパーの製作が載っている。高次歪はAFのLPFで減衰させる。このAF方式では500Hz等の低めの音声信号の2次、3次歪等は音声帯域内に残り無線機を通じて放出される。

積極的に歪んで使う前提ゆえに音質を気にしてはダメだ。 音声帯域内の残った「高次歪み」プラス「歪んだやや耳障りな音質」によってパイルUPを抜け出すのも手立ての一つである。

KP-12はダイオード利用であったが、後継種KP-12Aでは、FM-IFリミッター用ICで作動させている。

自動ゲインコントロール方式

放送局においては、 クリッパー方式でなく、「自動ゲインコントロール方式」が採用されていた。 おそらく現行もそのままだと想う。 幾つかのメーカー製品がWEB上でも見つかる。値段もわかるんじゃないかな? 。放送局向けのプロ製品は簡単には検索で見つからない。

メーカー製品の心臓部中身がトランジスタ構成とは思えないので、量産型ICが載っているだろう。その量産型ICの型式を探るのも手立ての一つだ。市場が狭いので10万個とか50万個のIC製造で終わりのようにも思う。 業界では制限増幅器とよばれ、応答時間が数ms程度で設定されているようだ。 その辺りは放送局の音声担当プロにお聴きするのが正しい。放送局と云えば東芝のテレトリーだ。FM局では日本製はマイナーだと某放送局の役員から直聴きした。

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 以下、9作例 マイクコンプレッサー(自動ゲインコントロール式)とスピーチプロセッサーを自作した。皆、KP-12同様に2mV入力以下でCOMP開始する。COMP開始点より大きな入力はすべてCOMPされるので、計測上COMP100%も可能だ。 程よく「上手な使い方」でお願いします。

 お薦めとして、ジャパーンと叫びたい方にはSSM2165、SSM2166。落ち着いた大人向けにはAN829。半田つけ初心者向にはTA2011.

製作順に

①SSM2166(アナログデバイス)  基板キット。 2017年10月  製作記事

comp開始点(1.3mV入力)の80倍である100mV入力にも追従するので COMP量は34dB?

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②NJM2783(JRC)  2018年3月25日 製作 

秋月でMJM2753を扱い出したのは2019年10月29日。 オイラの基板を入手したおっさんが泣きついて取り扱うようになった。以後製作記事が急増した。

これもCOMP量は30dB以上取れる。データシートによると「時間遅れ」に対してまあ平均的なIC.

SSM2165,SSM2166が最高速で応答するので、 njm2783はその性能にまで到達していない。

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③TA2011S(東芝)  2018年3月29日  製作

DIP7なので最も半田しやすいし、最も廉価だ。

WEB上で云われるほどは悪くない。おそらく時定数を的確に選べないことをICのせいにしている可能性が強い。 動画のように違和感を感じ難い。概ね5dBほどCOMP動作させたのがこの動画。

MIC-COMP ,useing TA2011s
YouTube: MIC-COMP ,useing TA2011s

COMP量は30dB以上とれる。

④ 軍用IC   [voice operated gain adjusting device]の SL6270.

英国海軍での実績評価が高い SL6270。 軍用で開発され現在も入手しやすいICだ。

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性能は優秀。

⑤ スピーチプロセッサ : AF。 RK-47

日米英のamature radio でスピーチプロセッサと呼ばれるが、回路はactive clipperそのもの。ダイオードリミッター。

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制御回路レスにて 応答時間はデバイス性能に依存し現行ICでは1μ秒と高速だ。clipperなのでcomp動作はしない。

⑥ AN829  RK-56

非常に良い。 自然な感じでCOMPする。

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mic-comp    using an829,panasonic
YouTube: mic-comp using an829,panasonic

⑦ 

 RF式スピーチプロセッサー。製作記事はこれ

KP-12Aと同様にTA7061でプロセッシングさせている。KENPROよりも小信号から作動する。

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RFスピーチプロセッサーの試作中:COMP具合の確認
YouTube: RFスピーチプロセッサーの試作中:COMP具合の確認

基板ナンバー RK-84。

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RFスピーチプロセッサー:自作の音。

基板はサトー電気にて。RK-95

rf speech processor. using ta7061. filter-less
YouTube: rf speech processor. using ta7061. filter-less

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上述RK-95をKENPRO KP-12に置換してみた。

Rf  speech processor:   kp-12 is  rebuilt .  one make p.c.b
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b

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AF スピーチプロセッサー。RK-110

AFでリミッターICを使ったもの。 初心者向け。

TDA1054.

抑え込みは優秀。 テレコICであるがTA2011より優れている。COMP上限は30dBほど。

tda1054  today state.
YouTube: tda1054 today state.

アタックタイムが非常に優秀なSSM2165. DIP品なのでSSM2166に比べて自作しやすい。

COMP上限は30dBほど。NJM2783の応答遅れが判る方向け。

DIY :mic-comp using SSM2165
YouTube: DIY :mic-comp using SSM2165

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2017年10月29日 (日)

半田工作キット。  マイクコンプレッサー(アナログデバイス SSM2166)  領布中。

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先日、作動確認できたマイクコンプレッサー基板をキットにしてみた

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このICが単価600円程度で流通している。

「ケンプロのKP-12より良い」のが使用実感。

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もう32年前になるが、JA7SSB氏がHAM ジャーナルに発表した スピーチプロセッサーもオイラは基板で自作した。まあ記事で謳われているほどの効果は確認できなかった。

それに比べるとSSM2166は良好だ。

KP-12と比べても特性は良い。 と体験に基づき記しておく。

2017年10月13日 (金)

 マイクコンプレッサー 基板が完成しました。SSM2166使用の自作用基板。for amateur radio.特性図

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前記のようにopアンプを使えない田舎のおっさんです。

実験のようにトランジスタでプリント基板化しました。今日届きました。

ただちに実装しました。

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左がopアンプでしくじった基板。 右が今回の基板です。 IC回りに少し余裕を持たせてみました。

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◇まずSNを確認。

3mV入力時に80mV程度出ているのを、

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低周波発振器の電源を断してみた。 VTVMの1mVレンジで0.1mVも振れていない。0.02mVと読める?

コンプレッションが掛かっているがものすごく大雑把に捉えると80:0.02⇒4000:1程度の比になる。70dBはあるらしい。 信号レベルが低くてオイラの測定器類では困難だ。

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電源をONして、基板OUTをラジオAUXに入れてみたがブーン音は無い。 至って澄んだ音で聴こえる。

◇LPFの特性。

3kHzで3dB落ちになっていた。 これは前回実験通り。

◇コンプ具合

GATE抵抗=51KΩ時に、入力3mV位で軽く頭打ちにはなる。 これはマルツさんの計測特性と同じ。

基板上には2個のGATE 抵抗を載せて、ジャンパーソケットで切替る方式にした。 もちろん外置きVRで可変させてもよい。

100mV入れても波形がクリップしないのは驚いた。

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ICのSNを考えると信号のコールド側は写真のシルク文字GLに入れるのが良い。 または OUT端に入れててほしい。 微小電圧すぎて両者の差が分からないのは残念だ。

◇まとめ

オイラの測定器では計測困難な微小電圧領域だが、マルツさんと同じ傾向になるのでOKだろう。

聴感上、ブーン音は聴こえてこない。測定器上ではそこそこSNが確保されている。コールド側はなるべく一筆書きにまとまてみた結果が良好らしい。「ノイズ源になる3端子レギュレータ型式を不採用」なのは前提条件だ。VRを絞るとOUTはゼロになる。

あとは実践。

基板化にあたり、既報のようにマルツさんにはご挨拶をすませてある。 マルツさん、多謝です。

ここで、領布中。ECM用に電圧供給回路も載せてある。KITはYAHOOに出品中。

出品中の商品はこちら

実測データをexcel97でグラフにしてみた。 コンプレッションが掛かるのが分かる

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入力で3mV近傍から頭打ちになっている。

◇14日22:15追記

直線いれてみた。 入力1.3mV(-60dBv)近傍からCOMPされているのが分かる。

かなり効いてます。

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通算229作例目。

2017年9月29日 (金)

多重帰還型ローパスフィルタ

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マイクコンプレッサー基板(改)をまとめてみたが、 どうも奇怪しい。

オペアンプ部の多重帰還型ローパスフィルタの挙動が奇怪。

しかたなく

バラックにて多重帰還型ローパスフィルタの波形確認した。

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◆30mV入力。 良好。

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◇基板での変な波形がバラックだと再現しないので、トントンしたり部品を抜いて戻したりしたら、ようやく出た。 入力18mVでこれ。

上より弱い入力でこの状態。いちど奇怪になると、もうダメ。

たまたま「初回基板は配置もランドルートもよかった」らしい。

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正帰還型3次ローパスに組替えてみた。 やはり歪む。 OUT 10mVで歪む。 あれ、こんなに低出力だっけ??

input 0.1vで使うゆえに、LPFをオペアンプで組むのはオイラにとって難しいことが分かった。

◇解決までに時間が掛かりそうなので、トランジスタLPFにした。 入力の半分も出てくればよいので、エミッターフォロア。

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0.15V inでも歪まない。 実際にはVR最大で0.1v前後なので、この回路で行けるでしょう。

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2017年9月 9日 (土)

9月9日も苦戦中。

実装した。

上が前回の試作。

下が届いたばかりの基板。

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opアンプ周辺の配置を変更し3mmほど小さくした.

通電すると下側が反転増幅になっている。 オイラの持つ教科書にはこの要因が見当たらない。

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前回基板との違いは 配置だけだ。 囲んで移動させただけでこの結果になった。

下のは前回基板の動作具合。正常作動したものをレイアウト変更しただけだが、 挙動が違う。

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ICは「ポイントマーキング有り」なら正常作動することがわかった。

前回基板では文字(抵抗数値)をオイラが間違えたので、正規数字にて今日手配した。ゴールは遠い。

2017年9月 6日 (水)

SSM2166 基板。

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・コンプレッサー基板がさきほど川崎税関を通過した。明日届くだろう。

飛行機貨物に載るまで国内で8日間掛かっていた。早い時間は中1日で飛行機貨物に為っている.

・AMトランスミッター基板は、「離陸はした」ようだ。

2017年8月20日 (日)

mic-compressor board. 確定版

「獣医学部のBSL3が負圧になっていない」と素人設計が判明した「建設中の建物」がある。

「負圧の数字を幾つにするのか?」が重要なのだが、 圧力勾配・真空度勾配を検討していない設計図になっていて、機械設計屋のオイラがみても???の建物だ。

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基板はこれで確定版。 次は手配。

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2017年8月16日 (水)

マイクコンプレッサー。新基板で通電した。試作基板は良好。

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作動が上手くいかなかったマイクコンプレッサーの続きです。

「ICが不良?」と思える動作をしていたので、基盤は変えてみた。 ICは印刷が違うものを購入した。基板回路では同じで部品レイアウトは変更した。

1,

comp-IC回路だけ半田つけ。

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2, 

通電すると波形が出てきた。まずは安心。と云うことは IC不良だったわけだ。

コンプレッション作動時に入力を増減させると、一旦出力が減って0.2秒?程度で、元の出力に上がってくる(戻る)。 これでOUTが一定になる。 え~と、この時定数はどこで変えられた?

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3、 comp-ICが作動するので、後段も載せた。後段は、OPアンプのLPFだ。cut offし始めるのが7kHzくらいなので、数値計算を間違えたな。

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LPF通過後は300mVほどあるので、出力としては足りている。 オペアンプの1/2でボルテージフォロアにしたかったが、パターンを間違えた。 抵抗2本を後つけしたフォロアーにしたが、+Bから信号が回り込むので止めた。

ボリューム直後から信号を取り出したのが上の波形。

4, 試しにamトランスミッターにコンプレッション信号を入れて、トランジスタラジオで聴いてみた。 ハム音は無し。SNで70dB程度は取れている。 これは使えるだろう。cold側は一筆書きぽくパターンしてあるのが効果あるようだ。

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5,

最終基板はこのようなイメージにしたい。 これで手配しよう。基板化にあたり「マルツ」さんにはご挨拶ずみだ。

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と、cold側は「閉じた輪」にせずに、「一筆書き」ぽくする。「0V注入(電子注入)を下流側にするか? or 上流側にするか?」もSNに寄与するので慎重に考える。

試作基板が数枚あるので実験されたい方は、MAILください。費用は無料。

2017年7月 5日 (水)

ソースフォロワ

D4e10577

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苦戦中のコンプレッサー基板だ。タンポ印刷?が異なるからセカンドソース品? 或は初期製造ラインとは違うライン製造の可能性もあるICだ。タンポの版は幾つかverがあるだろう。

power down 方向がdata sheet と異なる。吊り上げて通常動作。吊り下げてpower downだ。概ね-20dB.

入力Zもdata sheetよりはるかに低い挙動をしめす。

youtube上の挙動とは似付かないなあ。

と思いつつ 回路を眺めていた。 ここにあった。

そうだよなあ、こうなるようなあ、、と同感したおっさんだ。

first use ICと2個目のICとも挙動が同じ。連続して共に壊れている可能性は宝くじよりはあるぞ。

2017年7月 2日 (日)

マイクコンプレッサー。苦戦中。

data sheetとは挙動がやや違うようなICだが、0.3V出力までは歪まずにOUTできた。上下同時に歪始めるのが設計基本だが、このICはこのままではそう為らない。 動作点が上或は下にずれている。

NO,7に信号入れてNO,13を見ている。

VTVMが示すように増幅度は◇◇dB。ここで既に違う。さて何を間違えているか、、。

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data sheetではもう3~4倍outするような記述があるが、ちょっと、、、。入力を1mVから上げていったがOUTはリニアに追従してきた。 こういう計測じゃ拙いか、、。

10mV入れて70mV位は出るらしいが、、。 もう少し触ってみよう。

欧州のsiteでは前段にトランジスタ増幅を入れてあるのも見た。入力インピーダンスからすれば、そりゃ正解だろうと、、。 答えはまだまだ先だ。

ノイズ流出しない3端子レギュレーターはこれだった。

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ノイズ源に為らないgoodな3端子レギュレータはここの情報通り。50時間ほどの間に150アクセスほどあったのでもう充分だろう。恐らく一人50個も購入すれば終了しそうな程度しかないと想うので、むやみに公開時間は長くできない。他力本願ではラジオ工作成就は無理だと想う。

さて、?状態だったコンプレッサー基板は、改めて半田つけした。

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まあまあ良くはなった。3mV 出力で歪む。推奨回路と同じにはしたはず。 昨日のはbuffer側が機能していないかんじだった。

このICは5Vじゃまずいようだ。OUTでみて上下の伸びが同じでない。 data sheetにはそんな記載はないが、「mic系に使えるか? 」はこれから確認していく。

data sheetでは入力zは高い数字にはなっているが、低周波発信器を繋ぐと「いやいや違うね」状態だ。かなり入力インピーダンンスは低いようで、600ΩのATTから入れてググッと下がる。50Ωもないような挙動だ。これも謎の部分だ。

003

2017年7月 1日 (土)

マイクコンプレッサー。通電した。

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触っているが、奇怪しい。

回路を間違えた?

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NO,10端でもこれだけ見えるが、NO,13端にはこない。

どうもICが壊れてるぽいな。

2017年6月25日 (日)

mic-compressor. Useing 2 IC to be easy.。コンプレッサーの製作開始。

「粉飾と下請けいじめはジャップのお家芸」とも云われる国になったんだが、変節は何時頃からだろうか?

アヘン、満州、財力で検索すると不思議に「岸元首相」が上位にくる。ご存知、安倍先生の爺様であらせられる。 ここから先は自力で調べてください。

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この続きです。

icとランドが丁度合うのでokだ

116 いくつかのCRが無いのでこれから手配する。

2017年6月16日 (金)

マイクコンプレッサー基板 届いていたよ。ICも来たよ。

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SSM2166を購入した。このICは1個1000円前後する。

このICは良く知られているので、そういう用途のICだ。

Dsc_00031

この基板は既報のように製作済みであった。

Dsc_00051

半田付できそうだ。寸法面ではOKのようだ。 プリント基板化にあたり「マルツさん(福井市)」には4月中にご相談申し上げた。 アドバイスも受け基板化した。多謝。

my 基板にて、アドバイスの返礼申し上げたことは上げておこう。

Dsc_00082

プロト基板ゆえに、まあ何かあるだろう。全く未確認状態だが、手を挙げる強者が居れば送付もok.

そうそう、in-take amp 基板は試作基板で製作中だ。

スマホなどでは真空管ラジオを鳴らすには非力なので、in-take ampを入れてある。

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