マイクコンプレッサー 基板が完成しました。SSM2166使用の自作用基板。for amateur radio.特性図
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前記のようにopアンプを使えない田舎のおっさんです。
実験のようにトランジスタでプリント基板化しました。今日届きました。
ただちに実装しました。
左がopアンプでしくじった基板。 右が今回の基板です。 IC回りに少し余裕を持たせてみました。
◇まずSNを確認。
3mV入力時に80mV程度出ているのを、
低周波発振器の電源を断してみた。 VTVMの1mVレンジで0.1mVも振れていない。0.02mVと読める?
コンプレッションが掛かっているがものすごく大雑把に捉えると80:0.02⇒4000:1程度の比になる。70dBはあるらしい。 信号レベルが低くてオイラの測定器類では困難だ。
電源をONして、基板OUTをラジオAUXに入れてみたがブーン音は無い。 至って澄んだ音で聴こえる。
◇LPFの特性。
3kHzで3dB落ちになっていた。 これは前回実験通り。
◇コンプ具合
GATE抵抗=51KΩ時に、入力3mV位で軽く頭打ちにはなる。 これはマルツさんの計測特性と同じ。
基板上には2個のGATE 抵抗を載せて、ジャンパーソケットで切替る方式にした。 もちろん外置きVRで可変させてもよい。
100mV入れても波形がクリップしないのは驚いた。
ICのSNを考えると信号のコールド側は写真のシルク文字GLに入れるのが良い。 または OUT端に入れててほしい。 微小電圧すぎて両者の差が分からないのは残念だ。
◇まとめ
オイラの測定器では計測困難な微小電圧領域だが、マルツさんと同じ傾向になるのでOKだろう。
聴感上、ブーン音は聴こえてこない。測定器上ではそこそこSNが確保されている。コールド側はなるべく一筆書きにまとまてみた結果が良好らしい。「ノイズ源になる3端子レギュレータ型式を不採用」なのは前提条件だ。VRを絞るとOUTはゼロになる。
あとは実践。
基板化にあたり、既報のようにマルツさんにはご挨拶をすませてある。 マルツさん、多謝です。
ここで、領布中。ECM用に電圧供給回路も載せてある。KITはYAHOOに出品中。
実測データをexcel97でグラフにしてみた。 コンプレッションが掛かるのが分かる
入力で3mV近傍から頭打ちになっている。
◇14日22:15追記
直線いれてみた。 入力1.3mV(-60dBv)近傍からCOMPされているのが分かる。
かなり効いてます。
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通算229作例目。
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