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2017年10月10日 (火)

セラミックフィルター使用時の表示周波数考

疑惑隠しで切れたらしいです。安倍先生

山口4区選挙事案。face bookで友達申請すると、部外者が脅迫文を送りつけているようだ。

そのうちに、其のスクリーンショットも公開されるだろ。 弾圧したい側があるのは事実。

まあ戦争をしたがる安倍先生を支持する方々は、「戦になったら名乗り出て真っ先に戦に行くのが大人としての責任。それを逃げる奴は卑怯者だ」。 貴殿が支持した勢力から赤紙が届けば本懐だろうね。

 

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ラジオのIF段で目的外信号を除去する手段として昔はメカニカルフィルター。 今はセラミックフィルター。

セラミックフィルターはカタログ明記(SFU)のように中心周波数のブレが±2kHzになっている。仮に455kHz製品ならば453~457kHzの範囲のどこかに特性センターがくる。

実測したのがここ。455用だがセンターは456.5だ。 十分に出荷合格品だ。SSGからの信号を入れているので入力インピーダンスはメーカー指定より低い。OUTインピダンスも低い。 低いインピーダンスでの計測状態ゆえに、正規インピーダンス時での中心周波数はこの456.5よりも上のはずだ。

製造工程上、レーザートリミングしてプローバーで確認検査していると想う。そのような製造詳細はプロエンジニアに尋ねてほしい。オイラはFA装置設計屋(機械設計)だが、レーザートリミング装置の設計は未体験だ。トリミングについては ここに概念があがっている。ご存知のように微小サイズのアナログ部品はトリミングされたものが多い。レーザー発生源も技術革新で変移している。リレー接点製造にレーザーを載せた技術は往時としては革新的なことも設計してきた「田舎のおっさん」だ。

トリミングが100Hz単位で出来るならばレンジで4000Hzほどは必要ない。2000Hzもあれば20段階で調整できる。

 レンジで4000Hzなのでトリミングは500Hzステップなら8段階。1000Hzステップなら4段階。まあどちらかのステップだろう。

P1010010

中波~短波ラジオにおいて、中間周波数は455kHzを使うことが多い。すべて455ではない。日本製のラジオICでは中間周波数に450kHzも採用されている。450用セラミックフィルターも当然、市場に多数ある。

◇セラミックフィルター付きラジオ調整では、 中間周波数をセラミックフィルターのセンターに持っていくことがmustになる。特性が2kHzもずれたら受信音で分かる。それゆえにセラミックフィルターのセンターに合わせるしかない。 結果455の数字にはならない。

デジタル表示させている折には、「OSC-455」にせず、例えば上記フィルターなら「OSC-456.5」で表示させねばならない。 少数点が発生するので繰り上げ/繰り下げの処理を演算にさせて任意のIFで表示させる。これにはPIC式表示器が簡便である。SANYOのICで出来なくはないが市場にはLC7265ほどの量はない。

セラミックフィルターを1000個購入して選別すれば455ズバリが幾つかとれるだろう。製造ロットによる偏差を考慮すると1000個では不足だろう。

表示側でも工夫が必要。455ズバリ品は選別対応と費用が大きくなる。逆説的思考すれば、「セラミックフィルター内蔵ラジオはデジタル表示するな」ってことに成りかねない。

時折セラミックフィルター内臓ラジオでIF=455に合わせる方が居られるようだが、そりゃ考え方から誤っている。

既存のセラミックフィルターの入力・出力インピーダンスをあえて規定値(メーカー設計値)とズラして455に合わせるテクニックもあるが、帯域特性のリップル(アバレ)が増加するらしいことまではオイラも知っている。

◇IF段で目的外信号を除去するのでなく AF部での除去パーツとしてこれも市場にあった。


YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

左様な次第で目的外信号の除去について考えこんでいるオッサンだ。有機EL業界へ納品したオイラの装置は稼動中だ。

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