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まずまずの感度のダブルスーパー基板。
①基板
②TDA1072
③NE612
④455kHz セラミックフィルター(村田) :W55H。 w55h.pdfをダウンロード
の4点を1SETにて Yahooにて 領布中。 W55Hは国内shop販売がないデバイスゆえに、オイラの手持ち(現瞬間5個)が終了すれば自然終息。
W55Hは、「 6dB幅が 455 ±3kHz 」とAM専用。 ラジオ専用であればW55Fあたりがお薦め。
1st OSCは手持ちのcrystal都合で決定のこと。
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色々と触っていたら感度はこの程度になった。 (S+N)/N=10dBになるSSG値は14.0とかつて無く弱い信号が聴こえた。 TDA1072で50MHz受信させた場合よりも、SNが良いことが波形からも判る。
単位はdBμなので、開放端での値だった記憶だ。 実負荷をSSG端とインピーダンス整合させる道具を持っていないので、真の感度は不明だがこの1/2とか1/4の値でダブルスーパー基板に信号印加されていると想う。
RFアンプのゲインを稼ぎすぎるとしくじるのでほどほどに。今は455kHzのフィルターだが、tda1072にしてみれば470とか465kHzが良い結果がでる。 市場入手性は不明だが、470kHzのcfwm(村田)があればベストだ。
市場流通品では「W55H」のタンポ印字になっている製品を入手のこと。
mixerへの注入はこの位は必要(3v超え)。弱いと感度が低い。
以上、第276目の作例。 基板ナンバー RK-41になる。この10日からここで領布します。
リスト表(基板ナンバーRK 表)のPDFです。
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「120~130MHz、エアバンドで作動するのか?」
手持ち2台SSG上限が110MHzなので基準信号源がない。感度確認が出来ない環境ではある。
mixerに100MHzを入れると, 130-100=30MHzなのでTDA1072にとっては楽作動の範囲になる。仮にmixerへ75MHzいれると130-75=55MHzになり66MHz作動実績のあるtda1072には支障ない。 100MHz水晶振動子はRPC市場で頻繁に見かける。
AGCレンジからみると、エアバンドではRF AMPは軽作動にした方が良いはず。
下のは公開済みの内容だが、SR-7の実測値も明示してある。そのSR-7と比べるとかなり優れた感度に今回は至った。
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2ndOSCを波形で確認した。TDA1072による自励式になる。
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RFアンプ無しのままで、(S+N)/N =10dBになるSSG値はこれ。
セラミックフィルターが455なので、TDA1072から見ると不得手の中間周波数になる。
「基板ナンバー RK-20」に比べるとやや感度が出ていないが、フィルターW55H(村田製作所)のサイドのキレは良好だ。
ダブルスーパーで50MHzを聴くと、周波数が安定していることに今更気つく。
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RFアンプを載せた。
支障なく作動した。 1stOSCからMIXERへのベストな注入量をこれから探る。
回路結線上では間違いはないようだ。 あとはベターな時定数に追い込む作業が残っている。
自作派むけに数種類のダブルスーパー基板を興してある。 ⇒ ここ。
1, LA1600を採用したもの。AM/SSB/CW
ダブルスーパー (親LA1600): bfo注入式 ⇒am.ssb,cw 対応
RJX-601並みの感度
2, TDA1072を採用したもの。 AM only.
ダブルスーパー (親TDA1072): ⇒am 対応、Sメーター対応。
1st IFにはCA3028.
ARDF向け。エアバンド向け。RJX-601並みの感度。
3, TDA1083を採用したもの ⇒ ここ。AM/SSB/CW
プロダクト検波でssbで復調。
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以下、オイラにとって初のダブルダブルスーパー基板のお話。
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初めてダブルスーパー基板にトライしてみた。
ダブルスーパーのプロト基板に少し実装した。 「tda1072ラジオ基板 RK-20」の延長になる。tda1072は66MHzでも自励作動するので、1st oscを80MHzにすればARDFでも使えると想う。
mixer NE612(SA612)は200MHzでも作動するとデータシートにある。sa612でオーバートーン作動させても周波数がフラフラするので、sa612はファンダosc向き。つまり25MHz辺りから上のoscは外部oscになる。
1st OSCはトランジスタ式発振回路: オーバートーンもファンデも対応の優れもの。
水晶振動子は今回48.00MHz.
程よい強さでoscしてきた。 この当りの定数はdsb-trxから持ってきている。
ne612には0.7~1.4v程度の注入が良いようだ。 注入量の大小による感度差異も今回データが取れるはずだ。
大方実装できたので、続きは明日。
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ne612はオーバートーン不向きな等価回路ゆえに、外部oscにて作動させている。
VKのメンバーに云わせれば、S042P > NE612(SA612) らしい。 実際、波形を見るとS042Pが優れている。今回はRK-20の配置をモデファイしているのでS042Pは置けなかった。
おいおいとS042P仕様のダブルスーパーも検討する。
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