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7MHzダイレクトコンバージョン(MC1496) Feed

2018年6月19日 (火)

プロダクト検波の確認ツール。

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ダイレクトコンバージョン受信機 あるいはプロダクト検波によるSSB受信具合の確認用ツールです。

云わば「基板ナンバーRK-16」の延長線上にあると想う。「移相発振による低周波信号をMC1496に入れてbufferで飛ばす」だけの基板です。受信確認に、SSB-TXから信号を入れるわけにはいかないので擬似電波が必要だろう。

前回、AF波形が拙かったので少しR値を見直した。赤ペンの値にした。トランジスタのhfeにも左右されるので、基本は波形を見ながらの合わせになると想う。

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オイラの環境では7ヘルツのノイズが常時ある。 60ヘルツならばわかるが「7ヘルツ」はどこから来るのか?

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、、と 使えそうな波形になってきた。

此れは、「基板ナンバー RK-19」として領布中。

2018年6月 9日 (土)

MC1496ダイレクトコンバージョン受信基板の作動確認はOKです。 DSB波発生基板も役立ちます。

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MC1496のDC受信機のブロック図。 AF部は300~500mWで鳴らす機会が多いと想う。TDA2611は100mW~800mW近傍で鳴らすと歪み率が低くい。TA7368は200mWから300mWで鳴らすIC.小型SPでは低能率品が大勢なので40年前に比べるとちょっと余計にSP入力させる時代です。低能率品の方が製作が楽になる。 「高能率品を製造する技術は継承されているか?」と想う。

水は低きに流れる。技術継承も同じ様だろう。

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OSCの確認。概ね0.3VほどをMC1496へ注入。 この時,R73=51オーム、R28=1Kオーム。3端子レギュレータは8Vタイプ。

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◇ RFアンプは未実装で、DSB波を確認する。 RFアンプありだとDSB波が強いので梃子摺る。DSB発生基板は、先日のこれ。周波数は7.181MHz固定。

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◇ 無事受信OK.

右がDSBへのAF信号。

左が、MC1496 DC受信機の受信波形。

OSC部については、電源周波数のノイズはのっていない。 いたって普通の受信音。

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 、、とオイラも無事に作動確認できた。 DSB発生機は重宝する。(やや電波が強い)

実装時の参考に。

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 基板ナンバー RK-18です。通算250作目。ここで領布中

サトー電気さんのダイレクトコンバージョン受信機キットを製作したのが2011年。7年経過して 基板を興す側に立てた。 

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真空管工作派でしたら トライしてみてください。再生式ラジオでデジタルに周波数表示。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

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2018年6月 7日 (木)

「MC1496ダイレクトコンバージョン受信基板」 製作記事 (埼玉在住のラジオ工作者からの寄稿紹介)

先日、MC1496ダイレクトコンバージョン基板の作動確認を埼玉県のblog読者にお願いしました。

先ほど、以下のように製作レポートが届きましたので公開します。

ヒースキットの4バンドトランシーバー 「 HW-8 」では、本基板と同じMC1496でダイレクトコンバージョンさせている。 、、とキットメーカーから1976には公開されている クラシカルな回路だ。 一世を風靡したHW-7の後継機種がHW-8.

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お世話になっております。

ダイレクトコンバージョン受信機(1496)を組み立でましたので結果/感想をお送りします。

ローカルオシレータは、技量不足で失敗しましたが受信確認はできました。
想像していたより良く聞こえたので驚きです。
詳細は、添付ファイルをご覧ください。

・ローカルオシレータの50Hzハム成分除去
・Tノッチの確認
など課題が残っていますので、この基板でまだまだ遊べそうです。

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001_2 osc.pdfをダウンロード

af.pdfをダウンロード

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トロイダルコア T37を利用されていますね。トロイダルコアでも周波数可変できるように同調用Cが2個載る基板にしてあります。

本基板ではシャリシャリ音を取るようにTノッチを入れています。これはJA1AYO丹羽OMがとても昔に公開している手法です。往時はTノッチ2段ですが、本基板はLPF+Tノッチにしています。Tノッチは定数次第ですがシュミレーシュン上65dB減衰させることも可能です。周波数はLCに依存します。合わせこみが必要ですので、可変インダクターがgoodです。しかし可変インダクターの流通性が弱いので固定インダクターにしてあります。 可変インダクターはまだyahooにはありました。減衰のシャープ具合では、CRは随分と劣るのでLCRにしています。

昨年10月のTノッチ実験では、45dBの減衰量を確認しています。確かpeak 3.5kHzでの値をそのまま図面化した記憶です。 、、と実験に基づいて数値化しています。 7ケ月前の実験がここで基板化できました。

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・周波数可変にバリキャップを利用されていますね。デモジュレータとしてのMC1496へのOSC適正注入量は恐らく0.3V前後になると思います。1V入れると確実に歪みます。

◇◇

この「MC1496は3.0μV(9MHz)の信号入力からプロダクト検波する」とデータシートにあるので、RF部を1段回路にいれました。10倍のアンプをつけてやればまずまずの感度になると想います。この基板では2SK192にしました。

ダイナミックレンジ90dBとあるので,これは約31622倍率に相当します。仮に入力0.32μVから10Vまでだとすれば概ね整合します。12V駆動で入力10V対応は苦しいはずなので印加可能最大の30Vならば、データシートの数字になると思います。、、

回路間違いは無いようなので、6月11日から領布開始したいと想います。基板ナンバー RK-18です。

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上記のように、各ブロック間の+Bには信号が漏れ出て他ブロックに影響するのを極力少なくするように「抵抗+C」が入っている。これは基本でMUST。 量産化でここを省略しコストダウンする際には、アイソレーションがどうなのか?を波形確認してから行なう。

MC1496とTDA2611に30Vを掛けれるような回路にはなっている。 3端子レギュレータはOSC石に繋がっている。 もし30V駆動ならば、MC1496のとある点の電圧に留意しその抵抗値を換えてほしい。

この「RK-18基板」と「RK-16基板」で、送受ともMC1496の簡易RIG化(DSB)できます。

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真空管ラジオの音もなかなかですね。オイラの作例です。


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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2018年4月15日 (日)

MC1496を使う。CQ出版 MAM journalに学ぶ。

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すでにBC帯のMC1496トランスミッターは基板化済みだ。

しかし、amature radio用にたまたまDBMデバイスMC1496を 使う基板をいま試作中だ。

受信側(direct cover) と 送信側(AM EXCITER)の2種類を基板試作中。

「高校の頃に、CQ誌あるいはMAM journalでMC1496を紹介していた記事を読んだ」記憶が残っていたので、 探してみた。

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、、と見つけた。

性能面では、MC1496>>SN76514 なこともさっと書かれている。

そりゃそうだ。データシートを読めば、MC1496の優秀具合が判る。

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、、とP.C.B化にあたり ポイントも載っている。 SSBでバラモジ検討しているなら、この本を既読だろう。この本は今日もyahoo ac にある。 ここ半年ほど見かけつづけている。必要な方へ、今なら入手は楽だ。

この記事中に「リンクで取り出したとしても水晶振動子の発振強度は1v,2vはすぐ出てしまう」とあるが、その通りで、供給電圧程度の発振強度はあるので9v供給ならば8v位はでてしまう。 この強さを1v程度に絞ってmc1496に入れてやるようにする。

mc1496の電圧ゲインについても実測値が載っている。

AMのトランスレス変調」を追いかけていたら「MC1496」に辿り着いてしまった。変調波形は綺麗だ。 真空管をトランス変調したのとは、波形が違うように見える。

以上、古書の紹介でした。

2018年4月18日 追記

問い合わせがあったが、 「HAM journal  NO,13」に記事があるので、還暦過ぎならば既読のはずである。オイラですら記憶から記事を見つけてきた。

WEB上の情報より確実に記事内容は上である。


YouTube: AM変調項1。 「MC1496での加算動作?? 乗算動作??」


YouTube: AM transmitter ,useing mc1496.

2018年4月14日 (土)

MC1496を受信に使う。(3.5MHz, 7MHz ダイレクトコンバージョン受信機 製作案)

ダイレクトコンバージョン受信機 でのトライ。

heath kit HW-8ではMC1496によるDCに為っている。 このことは往時自作していたならば知っている。

43年前発売のHW-8と同様にMC1496を使ってみよう。

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AM変調(DSB変調もOK)にMC1496を使った トランスミッター基板(BC帯)を先日興した。(基板ナンバー RK-13。 )

では受信側でつかってみよう、、と試作基板で実験中。データシート通りにしてみた。 おそらく6番ピンと12番ピンは波形が綺麗になる値にすることが必要なはずだが、データシートでは固定抵抗推奨だ、、。

外付け部品がややあるのでamatureには不人気だが、巧い動作点を見つけるためには「動作点をIC内部抵抗に依存」するICでは非常に困る。 

JRCからセカンドソース品が出ているように、プロユースで非常に好まれているんじゃないかなあ、、。

外付け部品(主に抵抗)の数量を減らす際に注意しなけばならないのは、「等価回路上でのトランジスタ相互間のアイソレーション低下がないこと」が前提になる。オイラが所有する測定器ごときではそんなものは計測できない。それゆえにメーカー推奨の回路にして、ベストな抵抗値を探すことになる。

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OSCは1Vも入れればOK.

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「受信時MC1496ゲインとしては6dBも取れればOKじゃないか?」と予想中。

ta7358は受信側で使うとマイナスゲインなことを昨年春に確認している。概ねマイナス6dBであった。

TA7320はややプラスゲインだった。

「 MC1496の場合、数dBもゲイン取れれば由」だろう。外部抵抗でゲインは可変できる。

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、、と 小出力のSSB(DSB)試験電波発信器(HF)が無いことに気ついた。 本基板確認の為に△△△Wも不要なので10mW程度の 試験電波発信器が欲しい。

MC1496のAMトランスミッター基板(中波)で「OSCコイル⇒水晶」に換えたものを昨日手配した。これで試験電波発信器が揃うだろう、 その後に「DSBをいれて受信実験の予定(5月上旬」

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