Powered by Six Apart

AMワイヤレスマイク (NE612) Feed

2018年9月13日 (木)

半田工作。 AMワイヤレスマイクの製作。 デバイスはNE612.

**************************

AM変調 :  波形の綺麗さではMC1496が優れている。MC1496の波形を下記に上げておく。

綺麗な電波を好む方むけには、MC1496 中波 トランスミッターがある。

004

波形には片目を瞑って簡便さで検討すると NE612が手頃なデバイスになる。NE612などでは動作点が内部抵抗で決め撃ちになるので、波形を気にしてはいけないデバイスのひとつだ。

022

主たるデバイスはNE612とLM386. OSCコイルは「トランジスタラジオ用の赤」。

023

OSCはこのようになった。

024

キャリバランスVRを配置しキュリアバランスを崩して片側によせた変調波形。 AM変調になる。等価回路上のトランジスタ動作点が電位的にセンターにないことが判る。MC1496ならば下側が綺麗になるように負荷抵抗(VR)で合わせていけるが、このICは内部抵抗で固定ゆえに手も足もでない。

025

次にキャリアバランスを追い込んでみた。DSB波形だ。DSBならばまあまあな波形になる。DSB専用ならば使えるIC.クリコンもOK. キャリアバランス調整しないDSB使用が多数紹介されているが、波形をみるとキャリアバランス調整抵抗はMUSTになる。

026

中波のワイヤレスマイクなのでAM変調にもどして、受信確認した。

50cmアンテナ線で1.6m飛んだ。 もう1段追加し出力を上げると アンテナ線の吸い込みがよくないので、回り込む。アンテナマッチング回路はナシにした。

ありそうで無かった「ne612のamワイヤレスマイク基板」になった。

028

調整する処はキャリアバランスVRを全閉 あるいは 全開どちらかにすることだけだ。 

MIC-AMPは LM386にした。  MIC-IN 3mVで100%変調になることを確認してある。

NE612の1番ピンに信号が掛かりにくい側にキャリアVRをあわせて、120mVほど1番ピンに掛かるとNE612は歪みはじめる。 「バランスVRあり」ではこうなった。  

027

 

この時、前段には信号0.7V印加になっていた。

回路図上の特徴は無い。水晶振動子も選択できる工夫はした。 NE612は80MHzも発振するので中波~80MHzのAMワイヤレスマイクとして遊べると想う。 「AM ⇔ DSB 」を狙った基板。 波形的にはDSB使用優先。

「キャリアバランスVRあり」での回路を上げておく。

033

 

 通算260作目を実験中。

031

OSC強度はオシロ読みで1.2Vほど。NE612に掛かるAF信号は高い側で0.3Vほど。 概ね4:1になる。

NE612を選別すれば 歪み程度が軽いデバイスを選べると想う。波形が劣るので本格的なAM送信ものとしては無理だが、「乗算回路による変調」のお手軽デバイスとしてなら良いだろう。

「MC1496の調整が面倒だ」との声があったので、今回は無調整でのAM送信ものを目指している。

***************************************

「キャリアバランスVRなし」で実験してみた。

◇AMモード波形。

随分と綺麗になった。それでもまだ下側がクリップしている。

034

◇ DSBモード

MC1496と比べると「あと少し感」はあるが、調整レスでここまでならば良いだろう。 上と入力は同一だが波高は下がる(これがDSB)。 この波形をラジオで受信すると倍音できこえる。

035

、、と実験結果をうけて 回路定数を換えた。⇒記事

上記記事にあるように 良好な作動を確認したのでここで基板領布します。

2018年9月22日 (土)

AMワイヤレスマイクの製作基板完成しました。 領布します。 HAM RADIO

キノコと云えば「ホクト」なのだが、大町市にその工場が出来ておよそ30年経つ。

先日、大町市役所に居る友人に確認したが、 ベトナム人が派遣社員として働いている。工場幹部は日本人だ。

もっとも工場が進出してきた当初は、大町地域での雇用が増えて喜んでいたが、胸をやられて退職する人が多数おり その意味では評判はよくない。 いまやベトナムから出稼ぎにくるほど、日本は中国に負けている。

 菌が飛ぶ環境で呼吸すれば胸はやられてしまう。

この春に電子部品会社もほぼ中国から撤退してベトナムに移行した。「松下は1工場だけ中国に残してある」と聞こえてきた。

***************************

先日、プロトで確認し訂正した基板が届いた。

特徴として

①VRによるキャリアバランス調整は止めて、固定抵抗によりバランス崩しした。結果AM変調になる。

②上記固定抵抗を外すと バランス取れるのでDSB変調になる。

③「水晶発振 or LC発振」はジャンパーピンで選択。 水晶発振はオーバートーン非対応。

055

「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だと中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くのでCを換えて目的周波数に合わせる。

◇AM変調波形。

Ne612tx02_2

飛ばしてラジオで確認した。

右が注入信号。左がラジオでの受信波形。 1mは飛ぶ。 mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

057

過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。

058

サイズ確認。

056

Ne612tx03

主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

NE612はイーエレで@320. LM386は@70.

赤のOSCコイルは@160~@200で流通している。 LC定数は中波帯なので目的周波数に合わせてLC定数は変更。

Ne612tx01

変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整は放送局のない処でoscさせること。

スマホ等の入力ok。 スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

通算260作目になった。

◇◇中波帯でのAMトランスミッターは

①動作点の調整が行なえるMC1496基板(基板ナンバー RK-13)。

②無調整なNE612基板(基板ナンバー RK-26)

の2種類。

◇◇HAM RADIO 用の水晶発振

① MC1496基板(基板ナンバー RK-16)   AM/DSB

②  NE612基板(基板ナンバー  RK-26)   AM/DSB

、、、とQRP TX向け。

075

**************************

ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

060

061

今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。

ウェブページ

カテゴリ