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KIT-10  中波ラジオ 1IC+2TR Feed

2016年10月14日 (金)

菊水 テストループ SA100。 JISに準拠。 ラジオ調整の基本。

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 菊水 テストループ SA100.

JIS C6102-1998準拠。

菊水さんから写真はお借りした。

Ksgoption

先日、ラジオ調整の基本としてテストループで電波を飛ばすことを記した。

バーアンテナで受信するラジオのために、テストループのインダクタンスもJISで定められている。JISの文面にあるようにトランジスタラジオ調整ではmustの設備になる。これを所有するのが、プロ。

家電メーカーでは、JISに準拠してラジオ調整を行なう。オイラも使ってきた。

修理業務の未経験者は、テストループの存在そのものを知らないね。

テストループを用いてラジオ調整することができるのは、国内では4人もいないようだ。ラジオ整備品を出品する大多数は測定器が無いようだね。文面がそうなっている。 修理する側の技術水準がだんだんと低くなっているので、修理済み品を入手するときは慎重に。ヘタレ品を掴むのはご自由に。

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オイラのは目黒のテストループ。磁気アンテナでのラジオ調整用にJISで定めている道具。

014

2011年8月 6日 (土)

KIT-10 中波ラジオ 1IC+2TR キット

ラジオ少年のKIT-10です。

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ラジオ少年の「1IC+2TR」ラジオキットの
組み立て中です。


熱に強い部品から取り付けてます。
フロントエンドがAN414の回路図です。

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記憶では1982年頃に発売されたワンチップICのZN414ですね。

サンヨーがLA1050で生産してましたが、、
今はミツミが501型式で販売してます。

当時「初歩のラジオ」などに、LA1050の製作記事が載っていました。

その頃の会社で、「1000円ラジオ」として製造・販売しましたが、
沢山は売れませんでしたね。

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SGで測ると、「受信周波数は550Khz~1700Khz」でした。
1pFでも足して、下げたいとこなのですが、
セラコンが手元にありません。


10μF16Vのケミコンの背が高いので、ケースに擦れます。
20年以上昔のサイズです。


それに 通電中にイヤホンが熱くなります。(手では触れます)
回路図を落ち着いて見たら、 熱くなるのは納得しました。

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のっぽさんは、10μFと100μFです。
今日、普通の高さのケミコンに差し替えしました。


イヤホンが熱くなるのは、電源の9Vー0.6V≒8.4V 印加するからです。

安定化電源で外部からこのラジオに、

3.2Vも供給すると動作するので
「イヤホンが熱くならない程度」の供給電圧にします。

5V供給でも 9V供給でも1dBのOUT差も無かったので
+線にドロッパ抵抗(100Ω)を入れました。
(+ドライバー先端の抵抗)
220Ωでも51Ωでもokです。

感度UP

「中波局から遠い田舎住まい」なので、
このままではガンガンは鳴りません。


おじさんは、
TR1のE抵抗にバイパスコンを付けました。
(ー)ドライバ先端のケミコンです。
抵抗は裏づけです。これで4dBアップ。
E抵抗100Ω⇒22Ωにさげて さらに0.3dbほど稼ぎます。

これで、VRをmaxだと五月蝿いほどの音量になりました。
20cmほどの細線を隠しアンテナ線としていれてあります。

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