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RFspeech processor KP-12 と12Aメンテナンス Feed

2024年3月 9日 (土)

freq=10.7265MHz. speech processor :KP-12A

入手時には5.6kHz信号をいれてもガツンと出てくる。この動作はNG.

フィルターで上限カットしているので3kHzあたりからドンドン減衰しないきゃ 駄目。

P1010053

OSCはこの周波数。

P1010067

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osc周波数が10.7239なので、水晶振動子表示の10.7265MHzにした。

電源on/off しても50Hzはズレない。

freq=10.7265MHz.  speech processor under repairing;  KP-12A
YouTube: freq=10.7265MHz. speech processor under repairing; KP-12A

動画のように3kHzで出量が減る。

初期のKP-12A(フィルターは 10.7B)より このフィルター10.7BNでは帯域幅ある。

基本動作はok.

こわれたVR.

P1010033

付け替え中。

P1010031

信号1mVからTA7061が動作した。 これは標準。


YouTube: kp-12a sound

、、と治った。

今回の 「NDK 10.7BN filterは center 10.75MHzらしい」。kenpro KP-12A

この続きです。


YouTube: checking kp-12a crystal filter center freq:

P1010012

10.7242MHzがセンターらしい。 下側の通過量> 上側通過量 なことが判った。

銘板は10.7だが現実は10.7242 ぽい。

P1010004

水晶振動子は10.7265MHz。 0.0015MHzひくと10.7250MHzがフィルターセンター。計測では10.7242なので 整合するだろう。 つまりフィルターは10.7BNであるが現実は10.725用。

P1010029P1010013***************************************

KP-12A は7台? 8台?触ったが 一貫して銘板は10.7BN。 今回のようにセンターがデカく違うのは初めて。

方向性を考えるが、フィルターの通過幅が従来より100Hz????広い。

2024年3月 7日 (木)

KENPRO KP-12 スピーチプロセッサー :修理してみる。

KP-12Aの修理。 修理台数としては6台目らしい。

Photo

とのことで これを入手した。

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OSC周波数がズレている??。 この周波数ではもっと減衰されるはず。

P1010053

OSCが上にズレているにしては低域がそこそこ出てくる。 「crystal filterが駄目」な感じもある。コア位置が 10.7からズレている????

P1010059

これ 出口側VRのカーボンが減っていて摺動舌と接触してない。結果信号はでてこない。

P1010062

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osc周波数を確認すると10.7239MHz.

crystal filter centerが10.7000MHz。

P1010008

ssbなので水晶振動子は10.6985MHz。あるいは10.7015MHzを使う。

osc周波数が妖しい。

P1010067

10.7265が実装されている。

10

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過去修理は

P1013122水晶振動子は10.6985MHz

P1010004_2

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10.7265MHz水晶を 同調用LCで離調させつつ10.7015に無理くりもっていったようだ。

波形上では、結果 高音は伸びているらしい。低域も伸びているらしい。裏面に信号用Cがついているとギャクになる。

フィルター10.7MHz  には下の水晶振動子。

1070

2022年11月 3日 (木)

今回 修理中のはRF speech processor KP-60

まず、前回の修理品はKP-60


YouTube: speech processor repaired. This is kenpro KP-60.

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ボリュームが少し難ある。

KENPRO KP-60 : comp-VR がガリガリ君。RF speech processorメンテナンス
YouTube: KENPRO KP-60 : comp-VR がガリガリ君。RF speech processorメンテナンス

KP-12,60のメンテンナンスは ここ

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ガリガリ君に機嫌を直してもらった。

RF speech processor KP-60
YouTube: RF speech processor KP-60

2022年4月22日 (金)

speech processor repaired.  ケンプロ kp-60を修理した。回路図も復元してみた。

日曜日に記事にしたkp-60は 修理した。赤指針が入力。黒指針が出力。ふたつの指針の差が動作量になる。


YouTube: speech processor repaired. This is kenpro KP-60.

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10時方向近傍で使うのがベター。 6dB程度のピークカット(clipping)。

 オシロ比較で判るようにピークカット(clipping)が上手にされている。 LRで映すオシロだから差異が判る。現行主流の上下表示だとヒトの脳の理解が追いつかない。目の筋肉と脳理解は上下動より左右動に軍配が上がる。

 だからリーダー社がステレオラジカセ、ステレオアンプ用にこのオシロを開発した。

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KP-60のメーター部を除く箇所の回路図(復元)はあります。基板とWEBで見つかる情報から復元してみました。 インダクターのコイル詳細は不明ですが、設計周波数から割戻しでインダクター値はでますね。

2022年4月 3日 (日)

ケンプロ KP-60 :スピーチプロセッサー 修理。

修理????対象の「KP-60  3号機」が届いた。

P1010044

P1010047

 

P1010043

フルコンプに至る入力信号は8mV~9mV。動作はするが工場出荷時ほどの性能はない。劣化した半導体があるね。 こういうのも正常動作と称して流通している。

・PSNでのズレは無い様だ。

・1st op ampはバンドパス回路。 設計は1970年頃?。72年には回路は広く知られていたようで、オイラもそれを入手した。入手した回路+2SC1000で信号の流れは判明する。  qst 1972,1973には記事がないぽい。

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・KENPRO スピーチプロセッサーで「初段に使われているトランジスタ」は動作劣化が目につく。6台触ったが3台は寿命になっていた。

・東芝としてはaudioプリアンプ等の低雑音ニーズには2SC1815 他を推奨しているが、2sc1000は推奨されていない。2sc1815のノイズ選別品 2SC1815Lを使うのが設計思想上、正当だと思う。

・水漏れコンデンサー時代の製品ぽい。開放あるいは短絡してしまった電解コンデンサーが2つあった。

・初段の2sc1000を撤去したら 1st op-amp 741の3番ピン電圧が0.5v上昇した。つまりトランスからの電流が細い。これを誤魔化すために2sc1000周辺の抵抗を加減して、電流は0.2mA程度も2sc1000に流れる。「電源トランスの容量が不足」は KP-12、KP-60の共通。audioだと入力信号に応じて+Bが暴れるのを嫌がる。へたすりゃモーターボデイングになるから、嫌う。

 KP-60は外部DCで動作させた方が良い音するはず。

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