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フィリプス IC NE5532でスピーカーを鳴らす。 Feed

2024年8月24日 (土)

philips製ne5532でスピーカーを駆動する : 50mW

ピークで50mW計測できる NE5532 アンプ。 

ノウハウ

1.  39k抵抗入っている。 これがないとSP鳴らすのが苦しい。

2.  VRは50K。 内部インピーダンスが300Kなので、上流はZ=50Kくらいにしたい。

3、 セパレーションを考えると1/2Vccは LR独立を推奨。 

回路は

Rk312_2


YouTube: NE5532 single amp for speakers : 50mW output

3rd party ICだと動作しない。nxp とtexasのICでは動作確認できている。opa2134も鳴る。

NE5532は ここに紹介したように1979年から販売中。 philipsロゴ ic と teas ロゴICは動作する。 ロゴ無 5532は動作しない。

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philipsロゴ 5532でキットにした。 ICは2002年の製造らしい。VRはAカーブ。 AITENDOではAカーブ品は売り切れ中。

P1010025

2024年8月19日 (月)

オペアンプを使ったスピーカーアンプ。35mW

有名なNE5532はSignetics Corporationから1979年リリース。 等価回路を診ると深く考えられているのが判る。Signetics Corporationは、Fairchild Semiconductorからdrop outしたエンジニア達が1961年に興した会社。

 優秀だったのでdrop out した。 経営は技術屋には無理なことが多い。まれに成功した例は効く。

op amp で40mAも流せる商品がNE5532.  「OP AMPをaudioに使う」との思想で設計された。


YouTube: NE5532 amp can drive speakers like this. max50

実測するとpeakでは 9v時 50mWになる。 スピーカーはしっかり鳴る。RK-312で検索。

2024年8月17日 (土)

オペアンプでスピーカーを鳴らす。 30mW程度はでてきた。(オーディパワー計. RK-152で計測)

 オーディパワー計. RK-152.(2022年3月リリース)。
3mW, 7mW, 12mW, 25mW, 50mW, 100mW と測れる。ICの性能上 peak値で反応する。 

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YouTube: NE5532 amp can drive speakers like this.

audio power計( RK-152 )で計測してみた。 「パワー計 RK-152  RADIO KITS 」で検索。

VRを上げると50mW超えで歪。 供給9Vではここらが限界。

2023年に比べて、フィリップスne5532の価格が上昇していた。 1個3ドル前後だ。

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ne5532は シグネティクス(Signetics Corporation)による1979年製造品。 工業用op ampの標準としての位置つけ。出てくる波形は push pull回路そのもの。 等価回路では pp回路になっている。

英文では

Due to low noise and very low distortion, the 5532 became the industry standard for professional audio

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NE5534とは初段の差動回路が違う。NE5534は 調整用PINがあるので NE5534は高性能なイメージだ。

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JF1OZL氏の名言のひとつ

「測定器は自分の手でつくるものです。」

2024年8月16日 (金)

フィリプス IC NE5532でスピーカーを鳴らす。鳴り具合はyoutubeで確認。

基板を興して鳴らしてみた。  

秋月電子のOPA2134キットとは回路が異なる。結果、市販品コピーでは無い。

 

30mW程度はでてきた。(TDA8559並みの音量になった)

10mA程度は流れている。(秋月キットは5mAらしい。説明書にその数字がある)

P1010031

 


YouTube: philips NE5532 single amp can drive speakers :  d.i.y     32mW amp

ユニティ ゲインで使ってしまうと、単なる「アクティブインピーダンス変換器」になってしまう。 オイラは それじゃ拙いと思っている。

OP AMPは入力インピーダンスが高い。概ね3Mオームはある。音量可変で上流にVRを入れるのならば100K程度はほしい。 10KのVRだとインピーダンス不整合でのロスが効いてきて 音量が小さくなる。  過去のOP AMP実験から診れば50K~500Kが適正。

NE5532は入力インピーダンス 公称300K。 in側 VRは50Kがよさそうだ。

出口端にR(32オーム)をつなげてvtvm計測(z=600)するとインピーダンス不整合でまともに観測できない。 data sheetでは600Ωだが、これは眉唾。もっと数値はあるだろう(通常のop ampと同じだろう)

スマホ等の信号源ではインピーダンスは100もない。PCのサウンドボードから信号を貰うのを薦める。

通算563作目。RK-312.

回路図はここにて公開。

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「入力jackがVRに近くて事故る」ので、寸法を広げて量産。 手配はした。

opa2134.ne5532ともに20mA程度は流せる。 写真のように9V供給で片側5mAながれると供給エネルギーは9  x 0.005= 45mW . 等価回路をみると終段はSEPPなので変換効率(メーカー公開数字)は0.7程度ある。効率50%として出力20mW程度はでてくる。 

アンプ自作サイトでの作品を見ると変換効率は1%~16%程度だ。頑張ってみたがオイラも効率20%は無理だ。 メーカーは50%~70%としているが、どうすりゃそうなるか???不思議だ。

mono_ic_amp.pdfをダウンロード

2ch_ic_amp.pdfをダウンロード

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