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自作 真空管+TR AMワイヤレスマイク(トランス変調12DW8) Feed

2016年4月24日 (日)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その3

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前述のようにノイズが増えるメリットがある「LEDカウンターモジュール」の続実験です。

「PLJ-6LED」が製造メーカー型式。続番として色指定番号がー△△で表記されます。

SPECを見ていると

「外部からレギュレートされた5Vをいれてね」と書いてある。

基板上の3端子ICを破壊し確実に外部5Vだけで動作させた。

(良い子はICの破壊までしないように)

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電池はまだ接続していない。

OSCバリコンの既存ラインを半田こてで外して、LEDカウンターモジュールをつないだ。

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さて 1.5Vx4=6Vを掛ける。 基準クロックTCXOが5V規格だが、あとで検討する。

(実測したらお疲れ電池らしい、5.2Vだった)

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おお、ノイズ増えた。 5~6dB増えた。

3端子ICがないので、その分だけは少ない。

ピーンって1kHz位の音が明確に聴こえる。 JH4ABZ氏のユニットは異音しないぜ。

おそらくTCXOからの音だと想う。音が聴こえちゃ拙いね。3端子ICのノイズに隠れていたのが露見しちゃったな。

ラジオ専用LCDと比べるとあからさまに感度が悪い。

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黄色と緑のツイスト線が2組みあるのは、

★バリコンから外れているライン⇒ラジオ専用LCD(公称入力0.3~0.6V)⇔通常0.4Vくらいで使っている。

★バリコンに繋がっているライン⇒LEDカウンターモジュール(公称0.06V min)

LEDカウンターモジュールの方が入力大きいにも係らず、ゼロ表示。(過入力かも知れん。)

ノイジーなものを採用する勇気はオイラにはない。

(ブーン音が聴こえないように実装しているのが、ノイズ源の増加で逆戻りになるのは避けたい)

まあ、ここまでノイズが増加するアイテムを好んでラジオに載せるのは、御馬鹿の部類になってしまいそうだ。あるいはノイズも拾えない程度の感度ならば、このアイテムを使うだろうな。

まとめ

①LEDカウンターモジュールは、3端子ICからのノイズが大きい。30dBほどノイズ増

(元来、3端子ICはノイズ源なのでラジオ向きではない)

②LEDカウンターモジュールはTCXOからのノイズも大きい。音が聴こえる。6dBほどノイズ増

③感度悪い?。(入力レベル管理が必要?)

結論

現段階では、ラジオや受信機に使える水準ではない。

3端子ICなし、TCXOなしのモジュールならOK。

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改めて、3端子ICがノイズ発生源なのが判明した。数値も取れた。

ツェナーダイオードもノイズ発生源なので 注意。⇒ホワイトノイズ源で検索のこと。

2013年7月20日 (土)

感電しない真空管で、ワイヤレスマイク製作 その3

12DW8の発振具合をオシロを観て、期待より弱かったですが、間違えてました。

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電波を飛ばしてみました。

いつものヘロヘロアンテナで、80cmほど飛びました。

単球レフレックスラジオ(6GX7)で、受信してみました。
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↑いつものように、 左が受信した波形。
 右がワイヤレスマイクへ入れた波形。fは1.5khzくらい。

普通に飛んでますね。

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↑入力のFreqを上げてみた。2.5Khzくらいだったかな、、。

しっかりと高域がだれていますね。 これは変調トランスの仕業です。
「トランジスタ用の小型タイプで、f特性がフラット」に遭遇したことがないです。
一応10k:10kのものを使ってはいますが、音質的にはまだ ST-17の方がましです。

で、今回はマイクゲインを取りすぎました。 40~45dbもあればokです。

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双3極管なので、遊んでいる方で増幅させてみました。

増幅部は非同調負荷(チョーク)にしてあります。

飛距離は2.5mになりました。

これで、12Vで遊べる真空管ワイヤレスマイクがまとまりました。

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↑感電しない真空管を使ったワイヤレスマイク。

感電の不安がありませんので

「真空管のワイヤレスを初めてトライされる方」にお薦めできると想います。

12Vで20Aも流れれば、一撃をもらいますね。、

本機は0.5A程度ですので、質の良い電源を接続してあげてください。

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以上、12DW8を使ったワイヤレスマイクの自作記事でした。

ダミーの「メーター」の使い方は、未だ定まらず。

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2013年7月 8日 (月)

感電しない真空管で、ワイヤレスマイク製作 その2

進めてみました。

P⇔G間での発振にしました。 この発振方法は電池管3A5で2度ほど使っています。

中間タップのある発振コイルを、まず造ります。

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↑トランジスタ用OSCコイルを利用して、タップドセンターコイルを造ります。
線材を外します。

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↑新たに、70~75cmを巻きます。外した線材を再利用してもokです。


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↑この位の値になります。 コアを被せると+100~140増えます。
後はバリコン側で調整します。必要ならコンデンサーを追加して、目的の周波数範囲に落ち着かせます。


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↑発振波形。 「ええ??」って位に弱いです。
「間違い?」と想って確認しました。はい 間違えてました。

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↑変調トランスは、写真の通りです。

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2013年7月 7日 (日)

感電しない真空管で、ワイヤレスマイク製作 その1

電源トランスがレアショート状態?のスーパーラジオは、トランスが来るまでお預けです。

で、気を取り直して、ワイヤレスマイクロフォンの製作を始めます。

自動車用真空管をつかってみます。12Vで動作する真空管ですので、扱い易いですね。

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↑ BC帯のAM,ワイヤレスマイクロフォンにする予定です。
球は、自動車専用の真空管の12DW8。 規格表を見ると同一性能でない双三極管です。
マイクアンプのゲインとして60~70db必要なので、いままでの技術蓄積でわかっています。

この12DW8は1球で20db+10db=30db程度は取れそうなので、3球構成にすれば何とかなりそうですが、AF段はトランジスタでまとめます。(3球だとヒーターだけで1.3A食うので ちょっとパスです)

この球は、12AX7など12Vの双三極管に比べて発振させにくいことが、ここに挿してわかっています。 50Mhzでは発振してくれませんでした。

BC帯では、OSCすると想うのですが、、。

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↑ メーターがあれば見栄えが良さそうなので、ダミーでメーターを配置します。

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↑マイクアンプだけは配線終了。

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