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2022年9月21日 (水)

電圧駆動 vs  電流駆動。電流帰還アンプ?

・電圧Eがゼロであれば、電流Iが無限大であっても、エネルギーとしては ExI=ゼロ。 これがユークリッド幾何学での答え。方眼紙に書き込んでみれば一目瞭然。

・駆動っては文字意味ではタイヤ付な構造体に対して使われる用語であるが、電気系でも使われるようにはなったきた。

・「 電位差ゼロ 」では電子移動はない。 電位差ゼロ時の電流は数式で表現できない。 移動している可能性はあるが「電流値として検出されて、それを考慮した基板設計しろ」との概念はまだない。 つまり電位差(電圧)に追従して電流は流れるので、「音声信号を扱う程度の低周波数で 電流駆動」との用語は 拙い。      もっとも「電流駆動」は1989年に "Moving-Coil Loudspeaker Systems Using Current-Drive Technology" の論文に起因する。カレントドライブを直日本語すりゃ 電流駆動になると凡人は思うわな。 

 「drive イコール 駆動」は機械体の分野。 driving power for liner amp とされりゃ 駆動パワー とは そうそう云わんね。リニア製作本みても、カタカナでドライビングパワーってのは見掛けるが 駆動パワーとは活字になってないと思う。  ドライビングパワーで検索しないでください。

電気信号を over driveした例としては NFBが存在する。帰還量によってゲインが変化するのでdriveしている状態。    同相でなく信号を180度遅延させて信号質をさげるアナログ技術だ。信号の質についての思考が弱い分野である。     これをデジタルでやってみると面白い結果が待っている。強力にoverdriveすると さらに面白い。

下のが落ちていたが、 ???かどうかをいま考えている。応答速度評価が抜けている?? 停止精度考察がないのは、移動体としてぜんぜん駄目??。

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・スピーカーは電磁石技術利用なので電圧の大小でムービングコイルの動きが違う。電流の大小でも動きが違う。したがってムービングコイルの応答速度を速くしたい場合には高い電圧を印加させる。これ電流値を増やしても応答速度上昇は芳しくない。1990年代には公知だった記憶だ。

 その場合にはアンペアターンもちらっと頭の中を横切る。

・スピーカーは機械体の固有振動を有するので その固有振動に近い周波数ではインピーダンスは高い。これは常識。知らないならば学習したほうが良い。

・エネルギー印加時のムービングコイル停止精度についてはデジタルccdが普及した1999年から、廉価に高速カメラによる動画観測できるようになった。オイラも観測してみたが、 停止精度つまり加えたエネルギーに呼応する動きをするかどうかは、電圧に軍配が上がった。   電流増してもピタっとはとまらずにふにゅふにゅする。結果、音が揺らぐ。ふにゅふにゅ音を好むかどうかは、感性に依存する。

・論文をみたら空気移動についての概念が抜けている。 これを抜かしているので非科学状態。

・運動のベクトル方向が変わるので、単純なバネモデルでの説明は思慮不足。

 
 

まとめ

・web上で散見されるsp駆動案は、機械体の実働を確認していない議論(仮想モデル式はある)と判明。もっと科学的な考察を希望する。

・日本人論文のバネ定数が固定値であるが、「移動量に呼応しベクトル方向が変わるので関数表現される内容?」のように思っている。「ムービングコイル移動速度が大きいと空気抵抗系は上がるが、弾性系は下がる取付位置」ので係数の固定値ではカバーできないように思う。 オイラのオツム程度ではそんなイメージ。      通電後1ms程度ではムービングコイルは動きだない。平衡状態を崩すに充分なエネルギーを蓄積中だ。平衡状態を崩すに足りるエネルギーに達して、ポンといきなり動くのが電磁石。

・振動体が前進時の空気圧縮はファクターに入っているが前進によって生じる背面圧(box内負圧)が抜けているが、これ記載せずの科学的根拠がない。概ね閉じた空間にて生じる負圧なので大気圧に戻るまで3ms程度は必要だとは思う。音の伝搬は振動エネルギーの伝達であるので、大気の移動とは違う。

 空気の圧縮係数を考慮しているということは、コーン紙の移動よりも空気移動が遅いからである。両者がイコールであれば空気圧縮にはならぬ。「空気移動がコーン紙移動より遅いことを前提な式」なので、「コーン紙前進し空いた空間への移動起因のbox内空気係数を無視」しているのは 超不味い。

・論文から推測するとコーン紙の弾性がムービングコイルに供給されるエネルギーに対して随分と不足していることも示唆している。 

・電子移動によるエネルギーの置換対象としては、電磁石を選定した場合には電圧の大小が電流より支配する。

・錆はイオン化による電位勾配に起因するが、電流勾配に起因するとの概念はまだない。

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・電流帰還op ampについては、このsiteが正しく説明している。

・電流帰還op ampは「精度が出る差動回路を捨ててプッシュプル入力」になっている。、、と云うことは 「 audio高評価回路は差動入力回路でなくともよい 」ので、差動入力信仰者は困ると思う。 差動入力が主流なaudio界も改善されるかな、、。

・トランジスタによる差動回路としては1963年に特許出願されており、製品はLM3028(CA3028)等である。MC1496が登場するよりも6年前の昔のことだ。

 

 
 
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ダイオードを使った簡単な回路をLTspiceシミレーションすると上図になった。 現実とは異なることが示された。 
 
オイラ、田舎の機械屋のおっさんです。

2022年6月12日 (日)

ta7368での波形歪開始を調べてみた

ta7368での波形歪開始を調べてみた。6v供給時。


YouTube: ta7368での波形歪開始を調べてみた。6v供給時。

入力1.5mV前後を超えると過入力で出力波形の歪がオシロでも判る。 lm3915使用の自作audiob power計から出力25mW~50mWだと判る。(交流に対してオームの公式が成立しているのか???との疑念は生じている)。50mWでも大きい音聞こえる。

思い切り歪んで出力させても380mWには届かない。LM3915使用のaudio power計(メーカー完成品)は欧米でバンバンと売られているので、LM3915を疑いだすとそれらメーカー品を疑うのが正しい。

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ここで覚えておきたいのは「入力2mVだとTA7368は過入力状態に至る」。          人気のLM386だと「立ち上がり急峻な信号が4mVも係るとカットオフ状態に陥り無音になる」ことは2020年に確認してある。 TA7368,LM386では入力上限は2mV近傍になる。

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さらに検討すると、ダイレクトコンバージョン受信機での復調出力は0.35~1.2mVで充分なことも推測できる。アンテナ端で0.5mV信号であれば復調ゲインゼロでもspから音が出る。

アンテナ端1uV信号をガンガンと大きい音で聴きたい場合には「受信+復調」ゲインとして45~60dBが必要になる。

マルツが販売していたダイレクトコンバージョン受信機(MRD-7X)はRX部で13dB,復調直後に40dBの増幅回路になっており、考えられているキットだ。 

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ltspice教では、「 af信号を整流したらマイナスボルトが出現します」とのお告げです。

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教によれば、出力端(図中の OUT点)ではマイナス0.6Vが出現する。「指針式であれば逆ブレと 正規振れと交互に表現する」との教祖様からのお告げです。入信するかどうかは自由です。  

2021年12月30日 (木)

トランジスタラジオ IFT 調整 :  OSCコイル種類

トランジスタラジオ ift 調整。コイルコアにはペイントされている。このペイント色についてのJIS規定はない。業界ルールの有無は不明。赤色でないOSCコイルも流通している。

・OSCコイルでは、赤ペイント品が多く日本で流通している。欧州向け中国製OSCコイルだと色が全く違うので注意。

・OSCコイルは製造元が数社あり、巻線機から異なる。巻線機メーカー的には5社はあるはず。「巻き数が違う、タップ位置が違う」ので電気特性上の共通性はゼロ。したがって回路図には販社あるいは製造メーカーを指定する必要がある。「発振強度」 と 「バンド内の発振強度安定性」がまったく違う(oscさせてosc強度分布表をつくれば理解できると思う)。 IC DATAには巻き数比の指定がされており、IC毎に微妙に巻き数比が異なる。

・日本ではOSCコイル種としては少なくとも4つは流通している。

  サトー電気のもの  ⇒ タップ点がよくバンド下側での感度低下がすくない。トランジスタOSCには程よいのでTR式にはこれを推奨。ICラジオには少しOSC強い。

  千石のもの     ⇒C01とタンポ印刷されている。入手は楽。タップ点が外側なのでややバンド下側での感度劣化が確実にわかる。ICラジオではOSC強度面で程よいのでこれを推奨。

  マルツのもの   ⇒未だ採用せず。

  AITENDOのもの  ⇒未だ採用せず。

・欧州向けラジオ用のLが多いOSCがWEB流通しているので、これを調達してしまうと後々苦しくなる。「OSC不発時にはコイルが回路定数と合っていない」こともある。OSCコイルを変えると感度も変わるので必ず注意。

・セラミックフィルターは455表示品でも、村田データシートが示すように455.0ではない。慣れてきたら、SGで信号をいれてIFT調整しはじめるとセラミックフィルター周波数センターが判るようになる。

・これらはラジオ工作の基礎知識だが、これを知らずにいるweb master も存在している。そういうsiteが割合に人気でもあり、彼らは技術低下・知識低下に貢献している。

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半導体式ラジオ(am) でのIFTの周波数について確認をしておこう。

1,日本の1945年~1980年初頭  f=455kHz

1980年半ば~現在。 f=450kHzが主流。 455kHzは自作者に採用されている。ICデータシートには中間周波数の数値も公開されているのが多いので必ず見ること。

2, 海外では450,455,460,463,465,470,475kHzも流通している。オイラは475kHzのセラミックフィルターは持っていないが、他はある。村田製作所のものは村田ロゴマークが必ずある。マークのないSFUは廉価で流通している。475は買いそびれた。470はebayでも見かけなくなった。

 村田も京セラもレゾネータ共振点はレーザー照射であわせてある。50コ/1バッチだった時代の京セラものならオイラも装置はわかる。その技術はオイラの知人が設計・製作していたので詳しい。 

金石舎は技術力が高い会社だ。京セラに取り込まれてしまったが、金石舎のフィリピン工場へ装置納入した際に、京セラ側が技術が低く金石側が技術が高いことも体験した。会社規模と技術は無関係である。

、、、と本業は装置設計屋です。顧客側が経験浅く知識も乏しいことが多い。そのまま設計すると役立たずになるので気を利かして設計するとトラブルなく仕上がる。

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IFTの調整は、

1, 目的となる周波数信号を入れて、検波後の波形が最大になるようにコア位置を合わせる。

 LC共振特性はセンター値に対して対称なこと少ないので、上側あるいは下側の特性が劣る。その劣り具合の補正も行う。 実際には目的周波数プラス5kHzとマイナス5kHzでの出力とIFセンターでの出力のバランスを見ながら、最大出力近傍になるようにコアを合わせる。

2, テストループから電波で調整した受信したIFTセンターと、信号線経由で調整したIFTセンターが整合しない( 結合C起因でズレル)ことが多いので、電波で受信し調整することをお薦めする。

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455kHz信号源として基板実装(RK-26、 RK-72)した場合には、「455kHzで発振しているか?」の確認にラジオカウンターRK-03(祐徳電子 販売)は使える。

: LC7265表示器で、IF用455kHz発振器の確認中。

2021年12月29日 (水)

スピーカー ラジオ 自作

スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。
YouTube: スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。

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「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。
YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

自作:ミニチュア真空管ラジオ. using  bell brand  speaker which is made in usa.
YouTube: 自作:ミニチュア真空管ラジオ. using bell brand speaker which is made in usa.

再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2  デジタル表示
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

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スピーカー ラジオ 自作例

 同期検波の自作例

1 :RK-118

tda4001 :自作ラジオの入感 1月30日
YouTube: tda4001 :自作ラジオの入感 1月30日

2, RK-128

one ic radio using ta7641 。this morning  :mar 13th.
YouTube: one ic radio using ta7641 。this morning :mar 13th.

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ヘテロダイン式: トランジスタ検波・包絡線検波の自作例

自作 2SC1815スーパーラジオ基板をケースに入れてみた。
YouTube: 自作 2SC1815スーパーラジオ基板をケースに入れてみた。

LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。
YouTube: LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。

TA7642をIF段に使った自作スーパー
YouTube: TA7642をIF段に使った自作スーパー

今宵のTA2003ラジオ
YouTube: 今宵のTA2003ラジオ

using TDA1572 , homebrew radio.
YouTube: using TDA1572 , homebrew radio.

SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.
YouTube: SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.

all  transistor radio: using 9transistors
YouTube: all transistor radio: using 9transistors

自作中波ラジオ: tda1072+12au7
YouTube: 自作中波ラジオ: tda1072+12au7


YouTube: sanyo LA1247 handmade radio

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ストレートラジオの自作例

This straight radio is having  s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2
YouTube: This straight radio is having s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2

レフレックスラジオ 2sc1815+ta7368   :  RK-80
YouTube: レフレックスラジオ 2sc1815+ta7368 : RK-80

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聴きくらべした。


YouTube: tda4001ラジオ  と la1600 ラジオ


YouTube: TA7642,LA1600,TDA4001を聞き比べ。 TX側はDSB-SC.(MC1496)  

検波デバイスとして、TDA4001(同期検波)が優れているのが音で判る。

音が判るのであれば、自作ラジオはTDA4001をお薦めする。

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2021年12月16日 (木)

偽物のOP AMPが溢れている?

・外観で半導体性能を透視できる方であれば、この記事は役にたちません。お帰りください。

・スマホからのアクセスが主流ですが、pcを触れませんか? 。その知的水準(pcを使えない素養)では理解できない長文ですので、お帰りください。

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IC 1つを開発する際のイニシャルコストは1億円~30億円。 オイラが知っているのものはEPSONが受注した音声ICのイニシャルコストは1.4億円(1991年当時)。

オイラが使うラジオICの開発費は1億円以下だとは思うが、、、。

・露光装置の心臓とも言うべき重要な要素はレンズです。レンズの性能が露光装置の優劣を決定し、生産する半導体の性能が左右されます。30億円の露光装置であれば、そのうち10億円はレンズの価格だとも言われています。

キヤノンやニコンが露光装置を手掛けているのは、代表的なレンズメーカーであり、レンズを作る技術に長けているからです。

カメラやプリンターとは事業部が異なり直接関係ありませんし、キヤノンはそれら以外にもたくさんの事業を持っています。

・2000年までは露光装置のシェアの大部分はキヤノンとニコンで締めていましたが、ご質問の通り近年ASMLに押されています。ASMLの装置の光学系はカール・ツァイスが供給しています。カールツァイスはカメラ好きには良く知られたレンズメーカーで、世界トップの技術を持っています。ICの微細化が進むにつれ、キヤノンやニコンよりもカールツァイスのレンズが優位に立った結果と言えます。ArFエキシマレーザーが用いられる液浸露光技術でもASMLが一足早く開発を進めた経緯もあります。

・現在の最先端で売上1位は、ASMLです。ArF(レーザーの種類)+液浸(表面に水膜を作り水の屈折率を利用しレーザー単体で露光した場合より、細かい部分まで解像度を上げて露光できる技術)をいち早く製品化して独走しています。2位がニコンです。こちらも液浸を行なっていますが、本家よりも性能が劣ると言われています。3位がキヤノンです。キヤノンは液浸の問題点を解決した時には、日本の半導体がジリ貧な状態でタイミングを逸した感が否めません。出遅れました。

・CANONのは露光機器で 35億円前後。 CANONのレンズは made in nagano.オイラもその建物を知っている。

・カール・ツァイスはいいレンズだ。オイラも使うが、虫眼鏡もやや高いが収差がわからずによい製品。金型図面は長野県内で多数みたが、欧州標準の一角法で書いてある。

・おそらくICは「50万個~ 100万個製造で開発費回収」だと思う。3端子レギュレータは1960年代(後半)の開発品なので10個で0.1円~2円の工場出荷だと思う。 それが流通に載り10円くらいに化けてくる。オイラが世話になっていた小企業では、「ラジカセ製造ライン・10万個出荷で開発費を回収」していた。

・製造ラインでは安定した品質を狙って製造するが、ケミカル剤濃度の許容内バラツキにより電気性能が規格内で上下する。 所謂当たりのlotが存在する理由はそこになる。フッ酸濃度の自動一定化は2005年頃からの技術。1980年代では半田槽の液体粘性は手作業で合わせていた。

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「偽物 とは何を指すか?」についてまず検討したいが、製造側からの情報を少し公開。「メーカーの下請けで製造させてメーカー名で出荷」の業界でもあるので、100%メーカーが製造してはいない。 場合によってはメーカーが管理できていない。4インチウエハー時代からある8pin icやセンサーicは下請け製造が主流。だからタンポ印刷品(旧式)でもある。

ICの製造ライン。

例えば muses03と仮定した場合 一日86400秒でいくつ生産できるか?。3秒/1個として28800個/1日。30日稼働で86万個。

1、金型考

 これ、リードフレームの金型メンテナンスが必要になるショット数になると思う。型寿命は製造品ごとに違うし、製造会社ごと管理回数が異なるが50万ショット前後でメンテナンスしていると思う。リードフレームの順送300RPMは出た記憶。

☆外装品だが、sonyのvaioでは あのケース金型は100万ショットで交換していた。パンチもダイもとある処理(日本、いや世界でその1社しかできない高度な処理)を施して100万ショットも打てるようにしていると聞かされた。通常はそこまでのライフは全く無理。でもsonyの外注では出来たんだね。

 どうしてオイラが知っているのか?? vaioが初めて市場にでた時のケース金型も、それ以前の試作金型もチラっと見ているんですね。logo金型はまじかでみせてもらった。

ショット数がまだ少ない製造状態と概ねライフに達した時では、リードフレーム切断面の綺麗具合が違う。発注サイドでは、1号型と2号型を同じ金型屋に出すわけでなく入札(見積)で勝ったとこが製造するので、破断面形状、折り曲げ痕は型番号ごとに違う。型メンテしてダイ・パンチも補修すると折り曲げ痕のバリエーションはもっと増える。

・モールディング金型のイジェクターpinに情報を載せた製品もある。現地裁量で型をつくることもあるので、ピン位置が従来と同じにはならぬこともある。

・外観からは真偽の情報は取れない。 同一商品の外観写真が100枚ほどあれば真品の傾向がつかめるようには思う。N=100は必要だと思う。

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2、印刷文字

・LOGOが入れられる表面積があればLOGOはある。製造工場(下請け)、製造ロットの情報は最低入れる。工場で同時に複数ラインで製造していたならばそのライン特定できる情報もいれる。

・セラミックフィルター分野では、村田純正品にはlogoがある。logoレス品は他社製。

・モールド材はケミカル剤と母剤から練ってつくるので、昨日の出来と今日の出来では実際に違う。うどん・蕎麦の練りが日々違うように微妙に違う。オイラの従弟んとこでも20PIN程度のIC製造していたので、あの匂いには覚えがある。 気ついたら、従弟は会社を閉めてこのSITEにも名前が10年ほど載る立場になっていた。オイラと机を並べてたエンジニアもいまじゃそのsiteに載っている。

・ウエハーの酸化を嫌うので、原則はモールド後に真空脱泡する。 真空脱泡しないものが主流??。

・タンポ印刷

・摩耗して文字が不鮮明になっていくので、版は都度新品になる。判は全く同じものは出来てこないので微妙に違ってくる。 ましてや下請け会社で製造したものであれば、版管理は日本人が思うほどはされていないに近い。

・印刷時にスキージーは使わないので、シルク印刷と呼ぶのは随分と検討違い。

・レーザーマーカー 

・1995年ころからの技術になる。 マーキングされた文字をみるとレーザーメーカー名を云い当てられるので、結構メーカーごとの違いがある。

・logo入れ時のビーム方向は、ライン担当者ごとに違うこともあったので、「縦線での構成或いは横線での構成」では真偽は決定しない。

LOGOなしは基本妖しむこと。タンポ印刷時代のものは経年劣化により性能がおとる新古品(不良品??)が10%程度はあると思う。(経験上、47年経過品の良品率は40%だった N=46)

3、性能

・洗浄に使う純水の純度によって製品劣化(寿命)が違う。世界初のトランジスタラジオ発売(1954年)には「寿命が有限である真空管とは異なり半永久に使える」と謳って登場したトランジスタは、製造後20年も経過すると寿命がきてしまう事態に至り、「半導体・トランジタは半永久的に使えます」なんて宣伝するところは今はない。

オイラの資料では1960年時点では半永久に使えるとの文句があった。当時は「劣化が緩慢」だと信じられたいた時代。 現実には突然に劣化(故障)する。デバイス評価の科学性が弱く経年劣化は予想でしかない時代。トランジスタアンプの試作品がようやく春日(TRIO)から発表された直後。トランジスタアンプはまだ生産数ゼロ台のタイミング。

 1960年時点でOTL、SEPP回路は既に広く知られておりトランジスタアンプの登場を待っていた。

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・沖??のICが純水純度が低くオムロンシーケンサーが丸ごと2LOT回収されたのが1995年だった記憶だ。(恐らくは4万個)

・ICの経年品(新古品) で100%動作するものがあれば幸運だ。 TDA1572は1973年頃の製造だが、46個引っ張ったら「局発だけ作動せず、検波だけ作動せず、全く動作せず」で 良品は18個。 47年経過したら大半は駄目になっている。 

・コンプレッサーICの最上位品: SSM2166 は2000年頃の製造品だが、20年経過したこれも不良率が10%前後ある。

・未使用で経年変化せずに性能がでるのは、寧ろ真空管。

・オイラ的にはモールド材がケミカル分離してウエハー劣化が加速しているんじゃないのか? と思っている。あるいはモールド時の脱泡技術がまだまだ未熟なことに起因する。

・N2パージも甘いと思う。

4、つくり込み品質

・オイラ設計の製造ラインを2009年英国に持っていた。 その時に判ったのが、中間管理職でも「製品の質を向上させる意識はほぼ無い」「製造SPECを満足していればOK」

・彼ら基準では、文字、ラベルは読めれば合格品になる。 文字が斜めにまがっていても「読めるのに、どうして良品ではないのですか?。製品性能が劣るんですか?」との質問に遭遇した。

 文字の整列具合には無頓着なのがアジア欧米で主流。文字整列に留意するのは、日本人くらいだよ。

 

5, 考察

・「偽物の規定がどうなっているのか?」は どのSITEにもない。

・「NE567を購入したら動作はLM3080だった」であれば、銘板と中身が整合しないので偽物である。

・ICの版下費用でそれなりにゼニが必要なので、性能を落としたコピー品ではコピー側の儲けは、まったくない。

・製造している下請けが横に流す場合もあるが、正規製造プロセスを経ておる。「正規流通品でない」商品と呼べるだろう。 下請けが正規製造品をバイヤーと結託して流す場合もある。 これは何と呼ぶかねえ??? 結構日本に上陸しているぽい。これ儲かる。

・他の方法で、偽物にて確実に儲けを出すならば、表面文字の入れ替えだ。低性能品を高性能品ネームに換えることを狙う。

・「2回路OP ICが他種の2回路OPにすり替わっていた」 との情報があるが、それであれば計測項の公開と計測比較を公開してもらわんと情報としては弱い。計測線の持つLCRをキャンセルする手法についての知見がそのsiteには見られない。     ICのデータはチャンピンデータなので「その通りの性能が出ている」と信じるのは宗教に通じるところがある。(オツムが弱い者ほど、曖昧なものに縋る傾向がある)

・20年超えて性能劣化した正規品との違いを見極めできる計測器群を、IC購入者側が所有しているかどうか? 「少なくとも製造ラインとおなじく計測線のLCRをキャンセルする手法」で計測してこそ比較データとして使えてくる。ラインと同じくケルビンコンタクトのアジレント計測する必要がある。

「性能劣化した新古品を、性能が出ないから偽物と呼ぶ」のは、相当にオツムが弱い。半導体の性能劣化曲線は製造元の品管で持っていると思う。基本技術のそこに投資しない会社は淘汰される。    40年前の購入時と比較して性能が出ないのは、経年劣化の証。だらだらと性能が下がるのは通電ものの宿命。「劣化が緩慢」(現実には突然劣化もする)こそ半導体の長点である。 「全く動作しないのは性能劣化の最終到達点」だろう。

・市販計測器で測定できない項目は、ハンドラー屋が基板を興して計測する。久しぶりに伊那のテセックを視たらは商品ライナップが変わっていた。オイラが仕事で訪れた東芝四日市工場の某フロアには テセック製専用測定器がばんばんと並んでいた。ハンドラーメーカーではオリジナルの計測器を設計製作して業界平均値だ。

・「文字面を研磨して、新に文字入れした商品(power -tr)」が1度だけ届いたことがある。これは充分に妖しい。

・1950年代~1960年代と同様に「半導体の性能が1000年継続する」と信仰するのは自由である。オイラは信仰しないね。

・ 文系のオツムでも、半導体品の生存率を統計処理すりゃ寿命予測はできるね。

・経年劣化中の新古品の性能を計測するには100万円程度の投資では無理なので、オイラには偽物???と経年劣化中新古品の比較は無理。外来ノイズが存在する環境ではその計測は困難。

・正規製造品でも正規流通でないのもあるので、これ真偽どうしますか? 製造時におけるIC不良率は3/1000(日本の概念)とされているが、2021年時点では高度なICでの歩留まりは50%だ。

6, まとめ

経年劣化中の新古品を偽物と信じる行為は、自由である。「偽物だ!!!」と公開するのであれば 計測結果等で比較できうる内容のデータを公開する必要が生じる。

・外観で判断するのであれば、統計学上では n=100のサンプルは必要。

・正常動作しない場合には 動作具合が詳細にわかる情報をもって公開。 客観的データレスで騒ぐのは 「店内でみんなに聞こえるような大声でクレーム言ってるのと変わりません」。

・証拠(性能 比較)もないまま騒ぐのは隣国人の十八番です。

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ベースになるシリコン。それにモールド材が枯渇して封止できないのでIC生産できないのが 2021年の実態。

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「インフルエンザワクチンは、効果がない」と東京大学から論文が2021年にでたので、その位は一読しても罰はあたらん。

 ワクチンによる効果はない。製造元が公開してるデータでは接種後200日も経過すると 発症モードになる傾向がみられる。これは阪大の論文がそうなると示唆している。   「データをどうみるか?」はオツム具合に依存する。

日本人が公開した論文を信ずに、異国データを信じるのであれば日本国籍を捨てるべきだ。同胞を信ぜないのは、ヒトとしてどうだろうね。

 

2021年12月 6日 (月)

AGC電圧利用のSメーター :インクリメントAGC とデクリメントAGC

AGCには 

1.「受信信号が強くなると電圧が下がる方式」(decrement agc)

2,「受信信号が強くなると電圧が上がる方式」(increment agc)

との2つがある。

歴史的には、「受信信号が強くなるとAVC電圧が下がる方式」が最初であり、     のちのちに「受信信号が強くなるとAVC電圧が上がる方式」が公開された。真空管も半導体も2通り回路で流通している。真空管では「信号が強くなると電圧が下がる方式」がAM放送では席巻している。

歴史での事実は上記の通りなので、仮に「本来のAGC」と云いだすと デクリメントAGCがのみ該当する。インクリメントAGCは亜種あるいは派生種との位置づけにおちてしまうので、「本来の2文字はオイラは使わない」。

・真空管時代のマジックアイを起点として「受信具合を目で確認できる道具」として進化してきた。

 同調指示器で有名な6E5は1938年刊行本(日本語)で紹介されておるので、前身の2E5は1937年には流通していただろう。6E5は測定器として用いられておったのでそこは覚えておくように。時系列では「同調指示器普及より遅れてVUメーターは定義された。」と覚えておくとよい。

マジックアイ 6E5は「信号が強いほどAVC電圧が下がる回路特性を利用し目が閉じる」商品であり、デクリメントAGC対応。

・実験的FM帯放送の頃に6AL7が普及してきた。これは6E5とは逆動作の「信号が強いほどAVC電圧が上がる回路特性を利用し目が閉じる」。                 vuメーター出現は1939年であり音響機器の測定器として規格公開された。

088

上の表示器が、6AL7. 

 

昭和37年刊行 :1962年。JA1AR 木賀OM執筆。

1, 検波出力を測定する回路

2,AGC動作による回路

3, 低周波出力による回路

196201

196202

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・JISでは、「受信機が同調指示器を備えていれば,その受信機は,同調指示器の使用についての製造業者の指定に従って同調させる。これは,受信機の使用時の同調方法に相当するとJIS C6102で規定されている。 ここ参照。

・指針の振れ具合は製造者のお好みになる。、、とJISが宣言している。ITU規格はその対象地域から日本は外れておるのでITUの効力も及ばない。ITUにしてみれば 「この田舎者め」の扱いのように思う。 技術力を失った今になっては、ITUは先見の眼があった、、てことだろう。

sメーター振れ具合の世界標準はないが、当時販売力のあった企業の採用した社内ルールを有り難く信仰する者も多い。従って「どの宗派に帰依するかで、振れ具合に対してのアプローチが異なる」のが事実である。

、、と同調指示器の歴史も確認した。

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pdf版の回路図は公開中。 このsiteにきてpdfをみる割合は0.07%ほどなことも統計上判明しているので、pdf版はさきざき必要ないと思っている。

解像度が荒いもので納得する方が99.93%と超主流なので、下にて公開中。

Rk109

・デクリメントAGC:

 「2SK19(192)を利用したSメーター回路(RK-109)」 を TA7642ラジオ回路にのせたRK-94v2. 500uAまでのメーターに対応。RK-109 基板はサトー電気にて扱い中。pdf版回路図

s meter unit for TA7642 straight radio like RK -94
YouTube: s meter unit for TA7642 straight radio like RK -94

94v2

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・インクリメントAGC:

インクリメントAGC用S メーターユニット type2の半固定vr位置は こんな感じになった。


YouTube: checkig s-meter unit for la1600 radio IC.

・調整がややシビアなので「この基板(RK-151)の領布は、どうしよう???」。動画のは実測400uAメーター。pdf版 回路図

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・インクリメントAGC用S メーターユニット type1はメーターを選ぶ。100uAならばスイングできる。これが部品点数が少ないインクリメントAGC用Sメーター。つまりRK-109のNPN版。

まだNPNの具合よい型番を探しきれていない状態。 M28だと100uAメータはOK 。トライ中にて型番未定。 「500uAまで振らせる具合よいNPN型番の情報」をおよせください。 それで基板化します。FET1への抵抗は値増減必要。

Agcs

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btw

秋月さんのところの2石プリアンプ

K04102

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2石プリアンプ(RK-40)。真空管ラジオのAUX用だが、抵抗2本実装をやめると秋月同様にプリアンプになる。

P1010022

 

2021年11月20日 (土)

AGC電圧利用のSメーター :インクリメントAGC とデクリメントAGC

AGCには 「信号が強くなると電圧が上がる方式」と「信号が強くなると電圧が下がる方式」の2つがある。

・歴史的には 真空管時代のマジックアイを起点として「受信具合を目で確認できる道具」として進化してきた。 マジックアイ 6E5が有名でありこれは「信号が強いほどAVC電圧が下がり、目が閉じる」商品であり、デクリメントAGCに対応している。

・実験的FM帯放送の頃に6AL7が普及してきた。これは6E5とは逆動作の「信号が強いほどAVC電圧が上がり、目が閉じる」。

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インクリメントAGC対応商品。

・vuメーターの出現は同調指示器出現のずっと後になる。

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・JISでは、「受信機が同調指示器を備えていれば,その受信機は,同調指示器の使用についての製造業者の指定に従って同調させる。これは,受信機の使用時の同調方法に相当する」とJIS C6102で規定されている。 ここ参照。

・指針の振れ具合は製造者のお好みになる。、、とJISが宣言している。ITU規格はその対象地域から日本は外れておるのでITUの効力も及ばない。ITUにしてみれば 「この田舎者め」の扱いのように思う。 技術力を失った今になっては、ITUは先見の眼があった、、てことだろう。

・sメーター振れ具合の世界標準はないが、当時販売力のあった企業の採用した社内ルールを有り難く信仰することも多い。

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、、と同調指示器の歴史も確認した。

1970年代から今も対数関数的な指針振れが好まれている。対数関数的な作動デバイスとして2SK19を利用した作例が1969年~72年にかけて散見できる。2SK30でなく2SK19が好まれたのはその特性に起因する。 2SK19によるオートボリューム回路も頻繁に見かけた。

カツミのコンプレッサーでの制御デバイスとして2SK19が採用された回路はCQ誌にていまも確認できる。日本では2SK19が多用された時代もあった。

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94v2

・デクリメントAGC:

 「2SK19(192)を利用したSメーター回路(RK-109)」 を TA7642ラジオ回路にのせたRK-94v2. 500uAまでのメーターに対応。

・インクリメントAGC:

  100uAメーターに対応した回路(RK-115)

  500uAメーターに対応した回路(RK-151) の2通りの現状だ。 これをひとつにまとめたくて 踠いている。

  3915を使った回路(RK-127)もある。  

2021年7月30日 (金)

if段用IC : MC1350P。振幅信号を扱えるICなのか?(再掲)⇒ 記憶通りに無理でした。

MC1350と云うICについて。

・回路網が同一ICとしてMC1590,MC1490がある。MC1590は有名であるので皆既知だろう。 

・差異としてMC1590はCAN。MC1490はDIP。1973年刊行誌には動作データが載っているので1970年から1972年ころの市場投入品。

・等価回路上ではシリコン生成によるR値が2点異なる。結果作動ゲインが違うようなデータシート表記だ。

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MC1350は FM専用ICのはずだが、、、との思いで基本項を確認はじめた。 振幅信号での使用は非推奨だった記憶がある。

あえて振幅信号を扱いMIC-COMPを造ろう、、と。天邪鬼的思考、。mc1350の後段に真空管を入れよう、、と。

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繰り返すが、MC1350は FM専用ICのはずだが、、、との思いで基本項を確認はじめた。 振幅信号での使用は非推奨だった記憶がある。

電源電圧と動作点の関係を確認する。 5mVくらいの振幅信号を入れてみる。AGCピンは開放。

直線性(リニア性)が振幅信号では要求される。 音の良いAMPはA級動作だ。 わざわざAB1、AB2にするのはセラミック球くらいだ。

右側が印加信号。左側が出力。

メーカー推奨電源電圧が12Vだ。 しかしこの12Vでは、動作点が良くない。 上側が伸びすぎている。シート上ほどのゲインにはならないので飽和にはまだ遠い。真空管でもここまで酷い波形は出ない。

・メーカー推奨電源電圧では振幅信号は扱えない。FM専用ICだろう。

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電源電圧9V位。

今度は逆に下側が伸びている。 電源電圧をさげたら増幅度が増えた。、、と12Vはベターな動作点でないこともわかった。

電源電圧を0.1V単位で決めてやる必要があるICだ。

この電圧だとFM信号しか扱えない。

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7Vに落としてみたが、駄目だ。

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電圧を戻してみた。8.5V位。

こりゃもっと駄目。 電源電圧によって動作点がフラつくことを確認した。 ラジオICではこういう動作をするICにまだ遭遇していない。

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電源電圧は6Vくらい。

上とはまたまた違う。 

、、と云うことは振幅信号を扱うのであれば、ベターな動作する電圧を抵抗可変式で決定する必要があるICだ。 やはりFM信号用ICだ。この後段にリミッターを入れてFM用に使うのが正しいだろう。

データシートではクワチャドラ検波前段のIFとして扱っているので、メーカー推奨としてはやはりFM専用だろうね。「このIC登場時に45MHzや60MHzでリニア増幅IFが必要だったのか?」の背景も考慮する必要がある。

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この電圧近傍でベター点がある。VTVMの差を12V時と比較すると、この電圧は推奨できる。

振幅信号を扱うのであれば4.9V前後で0.01Vステップで追い込む必要がある。

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20分通電しながら観測していたら、1点???だ。

不幸なことに、電圧一定でも出力が2dBほどゆっくりと増減する。 電源が安定していても動作点は揺れていることが判った。 正直に云うと、SSB,AM用途には不向きなICだ。

「振幅信号では怖くて使えない」のがオイラの感想。

・製作例が誌上にもあるが、基礎実験していないようである。

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考察

・例えば電源電圧12V時には5番ピンに約6V出現。

・制御電圧を5番ピンにかけて0.2mA弱注入できる回路がAGC回路になる。

・制御電圧が逆流すると苦しくなる

・無信号時にはAGCモードに為らない制御電圧

・波形と増幅度では5V近傍で動作させるICなことは事実。

・動作点がゆらぐ特徴があるので 製造時にオンライン分類選別しているだろう。上等品なのがMC1590.次がMC1490あるいはMC1350だろうな。そうでなきゃ「等価回路が同じだが。3種型番存在する謎」の説明ができない。

・メーカー公開の等価回路: 

4

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・電源電圧で動作点がフラつくICだ。

・オイラの記憶通りに振幅信号向きでなく、fm用デバイスだ。

・仮にssb/amなど振幅信号を扱うならば作動電圧を充分管理するように、、。外部抵抗でアジャストする必要がある。6Voutくらいで分圧するのが投影面積上有利だろう。

・動作点のゆらぎへの対応は、強いAGCしか浮かばない。常時AGCが掛かる使い方しかできないな、、、。

そこまで深く考えた製作記事は近年無いことも分かった。もともとFM only だからね、、。

このデバイスを使った製作例があれば、まずは疑うことをお薦めする。

イーエレさんではFM用ICに分類されている。 よく判っていますね。




・繰り返すが、適正電圧ゾーンがかなり狭いので、そのゾーンで使うように。動作点の揺らぎ対応を検討すること。

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特異な条件下なら振幅信号(ssb/am)が扱えることが判明したので、どう制御するか?を思案したが、、、無理??。

もっとも常時AGCだとMIC-COMPには使えない。小信号入力時には、制限なし状態の必要がある。

「FM用IFしか 使い道がない」なあ。MC1490が届いたら再挑戦だね。

・最後に、455kcでの増幅度はカタログデータほどは無いことを確認した。 やはり、チャンピンデータだった。

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オイラは、機械設計屋なので デバイスの挙動についてはメーカーデータを妄信しない。妄信しないことが良い装置をつくれるかの分岐点になる。 

基礎実験せずにic使用して下手した最近例では、LM567がある。ever599のあれである。マルチショットに為りやすいicなことは後実験で分かった。入力側にダイオードクリッパを入れるのは悪手である。2次高調、3次高調の信号が急にでてきておかしくなる。

2021年6月21日 (月)

真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた実験1 と実験2


YouTube: 真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた実験。

decrement agc用sメーター回路をもってきた。振れることは出来た。今日の設定ではfeelingは同じにならなかった。

 ⇒ 実験3で まずまずになった。

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ヒーターからdc化する際に、ケミコンが大きいとラッシュ電流でメーターが振りきれるかどうかも確認した、

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330uF多数にしてみた。

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定数を変えてみた。


YouTube: 真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた実験 2

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実験3へ続く

2021年6月19日 (土)

NE612と455kHz.

455 レゾネーターを使ってのRFスピーチプロセッサーを実験中。

人気のNE612で自励させたら62mV程度の自励強度だった。

NE612は国際電話回線網の周波数コンバーター用デバイスなので、45MHzが設計中心になる。

10.7MHzでは使えるが、1MHzより下側だとマイナスゲインになるデバイスだ。

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「MIC 1mV ⇒ 2SK170で10mVに増幅 ⇒ NE612出力側0.2mV ⇒ TA7061出力200mV」の配分想定で基板化した。

NE612起因のマイナスゲインは20dBに納まるかな?? との実験。 過去プロダクト検波(455kHz)に使ったらマイナス30dBであるが、計測ミスもありうるので再度トライ。

P1010011

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50mVほど低周波信号発生器でいれた。

P1010010

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TA7061通過後の波形。

通過前だと弱すぎてオシロ1mVレンジでは見れない。

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どうやら今回もマイナス30dBでは済まない。 

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2021年6月13日 (日)

短波ラジオ自作:


YouTube: My tube radio ,using radio counter as JH4ABZ type.


YouTube: ta7642 :自作ラジオ


YouTube: COSMOS ブランドKIT :2バンドラジオ


YouTube: Mono band qrp am transceiver : this is on 50MHz( model RK-89) : tx-sound


YouTube: TA7642ラジオ基板にSメータ。RK-94v2


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

2021年6月11日 (金)

元の定数に戻ってきてしまった。

元の定数に戻ってきてしまった。


YouTube: sメーター実験 6月11日

2021年6月 8日 (火)

2SC1959 :トロイダルコア。 常用出力は150mW(7MHz) .

先日の実験はFB401-43をつかってみた。

今日はトロイダルコア百科に沿ってFT50-61でトライ。13回巻きだと2.1MHzでピーク出力になったので11回巻きにした。

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バイアス抵抗はそのままで、負荷を変えた。

11回巻き時の出力ピークのバンドは4.1MHz。

10MHz超えると出力はゼロになる。トロイダルコア活用百科とは挙動がかなり違う。

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 IN=2.5mWなのでパワーゲインとしては丁度40倍。 入力側の整合はない方が吸い込んでくれる。

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テスターの値は目安程度だが、能率は7%程度しかない。ミズホ通信ではもっと浅いベース電流でキットにしているので、後半はベース電流を減らしてみる。

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2SC1959は熱くならずにこの程度(150mW)は出力する。

P1010014

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ミズホ通信と同じベース抵抗値にしてみた。ベース電流はかなり絞られた。

出力インピーダンスが変化したので、出力ピークのバンドは8.2MHzに上がった。この巻き数で7MHz向けになる。

しかし14MHzを超えると出力ゼロになる。全く出力されない。

トロイダル百科の記述通りにはならない。

P1010019

エミッター抵抗に掛る電圧から割り返すと38mA前後。電波を増幅しているので電流計測が真値からズレている。 IN=25mWなのでパワーゲインは4倍に落ちた。トランジスタは電流増幅デバイスだと今日も痛感した。

100mW出力時に、コレクターには450mW入っているので能率は22%程度。実験から、パワーゲインを出すためには、ベース電流値を大きくしてコレクター電流値も引き上げる必要があることも確認できた。つまりパワーゲインを下げると能率は改善される結果になった。

・エネルギーの変換効率(能率)の上限は定まっている。molで表現できる分子の運動に寄るものでは70.7%が能率理論最大値でそれは超えられない。これは高校で習う内容である。オイラの年代では期末試験に出てきたので、今も覚えている。

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FCZ研から、「IN=50mW 2SC1959の2パラで出力300mW」の回路も公開されてるらしいが、パワーゲインと能率のバランスから その辺りの動作点に落ち着くだろう。

QRP パワー計は ここに紹介済み。

2SC1959でこのFT50-61コアだと14MHzから上では出力になってこない。 トロイダルコア百科とは挙動がすでに違ってきている。巻き数を減らしてインダクタンスを下げる(軽負荷)だと出力は減る。200~300mWものはLC共振でOUTさせるのがいいのか???とも思う。

本は当てにならないことも判明した。50MHz用にベターなものは ちょっと無いようだ。

2021年6月 5日 (土)

今日の実験

先日、FCZコイルを負荷とした増幅回路での能率が小さかったので、トロイダルコアを負荷にしてみた。

2SC1959を使った。教科書には、トロイダルコア活用百科。

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がちゃがちゃやったが出てこない。 電流15mAだと出力計測が苦しい。

001

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トロイダルコアの巻き数を1巻き減らして3turnにしてみた。

入力端でのメーター振れ

002

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出力端での振れ具合。出力してきた。電流は120mAも流して概ね4倍増幅。

ゲインピークは8MHz。能率は10%未満。

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巻き数をさらに減らしたら悪くなった。

web上に「入力側にトロイダルコア使用例があったので、実験したら、コールド側に吸われて出力してこない」。そりゃそうだ、入力できるとは思えないし、現実は吸われておわり。

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・増幅することは確認とれたが、webで見れるような能率には届かない。⇒ 今、ここ。

・負荷能率では FCZコイル >トロイダルコア なので、何をしくじっているのか????。・少し考えてみる。

単相全波倍電圧整流波:実験 . 「マジックアイをSメーター化したいね」

CQ出版の「パワーサプライ設計と製作」には下のように公開されている。

単相全波倍電圧整流波

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電子の流れ方向がサイクルごとに変わることを利用した全波倍電圧回路と紹介されている。

ご丁寧にもamature radio stationの 国家試験問題にもでてきている。 コンデンサー容量が少ないと倍電圧になれないので注意。 10uFではだめ、47uFでようやく。安定な回路には100uF超え。大きいと電源ON時のラッシュが来て3秒ほど過電流ぽくなるので ほどほどな容量になる。

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真空管ラジオのヒーター6.3vを利用して直流10V程度ほどがほしかった。

+V,-V,そして中点(E)を備えた。

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+V とーV 間の電圧は、4.77V(4.78V)。

ヒーター電圧より低いので?????状態。

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中点から電位の高い側の確認。

+V と中点(E)では8.12V 。   6.3Vの1.4倍弱

011

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中点 と ーV 間では、ー3.29V . 

中点側が低い。(教科書と違ってきた)。 ②の電圧+③の電圧 は、①の電圧になるね。

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充電方向が違うので コンデンサー向き変えたら、中点 と ーV 間では電圧が0.5Vしかでてこない。コンデンサーの向きは教科書があっていそうだ。

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まとめると、こうなった。

中点からーV間で、 ネライと逆向きに電圧が貯まる。

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と 机上エンジニアが云うようには実際には為らない。 

「なぜ倍電圧にならないか?」は電子の気持ちになれば判る。

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上の回路のダイオード向きを逆にしてみた。

+V と ーV間で 8.16Vもでてきた。極性は反転している。

逆向きに電圧が掛かるので、25V耐圧コンデンサーがプシューと悲鳴をあげた。

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ラジオから信号を貰うので中点は必須だ。 

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充電方向を明確にするためのダイオードを入れた。ひとつでよいが見た目もあるので2個にした。

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6.3v x2 x1.41=17.76V なので そこそこ良い。

平滑回路のRはもっと大きくてよい。

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訂正して手配。

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マジックアイをSメーター化したいね

・回路 :  

  領布中のSメーター回路(RKー109)に ヒーター電源から直流をつくる回路が載っている。コンデンサー多数だと突入電流でメーターが振れた。

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*メーターは振れたので。定数の追い込み中。


YouTube: 実験中 :定数追い込みはこれから。

POINT

・真空管ラジオのavcラインから信号(電圧変化)をもらってsメーターを振らしてみた。半導体ラジオのagc電圧変化とavc電圧変化は結構違う。 

・作業机上にラジオを置いてAVC変化はちょうど2V。受信状況が劣るのでこの位の値だが測定器前におくと4V位の変化量になる。

・RK-109は0.5V程度の変化に対応しているので、上述変化量を減らしてやる必要がある。変化量コンバート用にICを載せてある。

2021年5月11日 (火)

yaha amp考:12vで真空管を使う ⇒ JF1OZL氏の1992年CQ誌投稿(カソードバイアス)


YouTube: Today's westinghouse tube radio


YouTube: 6AQ8+6BE6 : tube pcb for wireless mic.


YouTube: 自作中波ラジオ: tda1072+12au7


YouTube: 6E5 ワイヤレスマイク 作動確認中

JF1OZL氏のWEBからの抜粋を紹介する。

CQ誌での話ですが、(12Vのプレート電圧の例として、私自身の発表で)1992 年12月号は,6BM8 * 2球の 7MHz スーパーヘテロダインラジオを紹介しました.1993年9月には,12AU7の0 V-1ラジオを示しました.1996 /5月号で6AJ8 DC ラジオを示しました

オイラの記憶では1999年にはJF1OZL氏のWEBは存在していた。

◇◇◇◇時系列的には、

・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年JA CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が日本内外で多数みられるようになった。

・約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニア及び 執筆者すら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。低圧駆動だと音の伸びが欠けるのでやや注意が必要だが、これを聞き分けできる聴感よい人間はyama教に入信していない。

「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。 JF1OZL氏に感謝候。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

1。音の大分類として歪の観点からすれば、

・歪んだ音 (自然界に存在)

・歪ませた音(人為による)

・歪の無い音

2、時間軸からみて

・揺らぐ音

・時間遅れ信号を加算した音(nfbと呼ばれる)

・etc

3,電圧の観点から

・スマホからの「信号+dc」を直接に真空管グリッドに掛けて、スマホ側のインピーダンス変化をどうとらえますか? 

下のICはポピュラーなICのひとつでメーカーも0.4V以上のDCが出力されることを公開している。これをyaha側をどう対応させているのか?

Direct_drive

Direct_drive2

・データシートを見るチカラがあれば、yaha回路に疑問を持つだろう。

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・片端閉・片端開放の楽器は奇数倍で共鳴している。高校物理で説明できる現象であるが、なかなかそれを認めない大人が多い。広義の反知性である。

・オイラ、本業で産総研/自衛隊へシールドboxを設計製作して納品もしてきたんだが、一般家庭ではノイズが飛び回っているんで概ねSN70dBが測定上限。 それより上は目張りしたシールド小屋の世話にならなきゃ無理。 WEB上でSN90dBなんて数字が見られるが、それは換算値だろうと捉えている。3端子レギュレータを実装搭載した時点で、測定すりゃバレるような波形が満載なんだもんだから100KC以下に限定して計測しちゃうわけ。

・1970年代後半のfm ステレオ チューナーicでのセパレーションは45bB。        それから40年後の今 スマホのadioICクロストークがmax30dBしかないが、耳大丈夫ですか?。  40年経過した割にはかなり性能が低い。スマホは音源として使えますかね? 昔の機器の方が性能いいですね。

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YAHA が人気になりだしたのは2008年頃からである。本家によれば2005年5月だ。

・ヒーターの定電流は、日本のSONYでも1960年代に普通に見られたことで、回路も見つかる。着眼点進歩性は少ない。寧ろ音にこだわるaudio界であればヒーター定電流は常識だ。 lm317はノイズ源になりノイズ波形観測できるデバイスの一つなので、ノイズに為らないメーカーのもの或いは選別することが必要になる。 オイラはセカンドソース品を使っている(ノイズ源に為らないことを確認できたのは、このセカンドメーカーだけ)。yama本家をみるとそこの考察がないようなので偶々ノイズにならないものと遭遇したようである。

・「3端子レギュレーターはノイズ源になります」と製造側は公開している。

 低ノイズと謳う製品のは1.1MHzでのスイッチング制御になっているので人の可聴域ではノイズが低いが、ラジオ向けにはベストなノイズ源になっている。ラジオ向けノイズ低減に4MHzトラップをCRで構成し、誤魔化している。これデータシートの特性から読み取れる。

・カソードバイアスでは無いので、歪まない信号レベルはもの凄く低い。この部分のレポートは見つからなかった。 「グリッドリークによるバイアスで、リニア動作領域外で真空管を使うのがyahaの特徴」ゆえに内外での研究が進んでいない。audioマニアからの公開情報に期待したい。恐らくは10mVも入れると歪むはずだ。

・「信号源デバイスとして ICメーカー設計のネライ電流が出力されているか?」の考察がないのは、不自然すぎる。「スマホはDCも共に出してくるのでそれを受け流す回路になっているのか?」と常々思う。

・グリッドリーク抵抗値はここでもさらっと触れている。yama教ではCUT OFF動作になり易い。あえて、リニア動作範囲から外れたところで使っているので、音の判るヒトはyama教に入信していない。カソードバイアス採用はyama教では無い。

・「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。(議論された事実を忘れた年寄が多い)。親父さんの真空管アンプ作例も数回は月間誌に載ったので、相応の感性は持っている。

・球の選別。 高圧印加を想定しているデバイスなので12vでは ゲインが出てこない球が3割ほどある。中国球で20本実測したが50%はゲインが出なかったので必ず選別すること。

・グリッド抵抗値。この回路では音色に影響するので、好みに合わせること。12V駆動だと270K~390Kのどこかで良い音になった経験が多い。

追記予定。

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・ampものは奥が深いので、ラジオものが落ちついたら考えてみたい。

・audio投資1000万円超えでJAZZ鳴らしていた喫茶店も オーナーが昨年鬼籍にはいったので、安曇野で良い音が聴ける喫茶店は皆無になった。脚色されていない素直な音が聴こえきていた。Everestが置いてあった。JAZZにはEverestが合う。オープン当時に、audio システムで1500万円とも聞こえてきた。

・通過デバイスにより音色が変化するのがaudioの世界。故にスピーカー線、半田材、真空管、コンデンサー、抵抗、トランス それぞれの音色がある。脚色されていない音を聴けるのは稀だ。ゼロバイアスによる歪領域作動の音を有難く聞いているんじゃ、耳が奇怪しすぎる。

・リニアアンプから出たエネルギーが負荷側で消費されずに反射してくることもある。高周波ものは計測しやすいが、可聴帯域のものも測れる時代になった。パワコンなんぞその反射を見て制御している。既にスピーカーへの吸い込み具合を数値確認できる時代に入っている。既存技術で構成できるので市場に廉価で出回るのも近いと思う。(chineseがその気になるかどうかだ)

・松本のjbl4343は閉店した。

・有明のあそこもclosedして久しい。薪ストーブの季節になると思いだす。

・リニアアンプのab1,ab2,b級の音は違うが、それが聞き分けできるか耳かどうか? ソース源にd級動作デバイスを使ってa級、ab1級の差が判るか? 等の疑念がある。

・△△kwの放送局で真空管txと半導体txでは 音が違う。50年前にラジオから聞こえてきた音と半田工作カムバック後に聴くam放送では音が違う。 何でだろうね??

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pioneer EXCLUSIVE in ariake,hotaka,japan.

ピアノの旋律を聴くにはベストなスピーカーだとオイラは思う。

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YouTube: 自作真空管ラジオ。 AUXにFMチューナーからの信号

2020年12月30日 (水)

la1600にsメーター。   ラジオインジケーター

指針式Sメーターキット  la1600用 :RK-151で検索 (500uAメーター対応)

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デジタルでSメーター表示:「agc電圧でインジケータバー作動」の基板キット :RK-127キット。

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歴史的には受信信号が強いほどavc電圧が下がる(デクリメント動作)ことを利用したのがスタート。 本来は、、とい云いだすと「avc電圧のデクリメント動作」を利用した回路を指す。

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① TA7642ストレートラジオでメーターを振らすラジオ基板

AGC用の端子がないTA7642でメーターを振らせてみた。電圧変化をデバイスで受けている。decremental agc用回路化したラジオ基板:RK-94v2 になる。ビギナー向けラジオデバイスTA7642を使った基板。町田のサトー電気に並んでいる。

TA7642ラジオ基板にSメータ。RK-94v2
YouTube: TA7642ラジオ基板にSメータ。RK-94v2

ダイレクトコンバージョン受信機でも電圧変化が計測できれば回路流用できる。このSメーター回路基板はRK-109になる。

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② la1600ラジオをsメーター化する回路検討

Q:LA1600にSメーターを付けるにはどうしたらよいでしょうか?

A: AGC電圧本来の動作に影響が及ばないことは当然ですね。

 ・AGC電圧端子に100Kオームを吊り下げてしまうと感度が著しく低下します。330Kオームでも感度劣化しました。感度劣化を無視するのであればトランジスタ経由で電流計を振らせますね。 感度低下を考慮していないweb siteもそこそこありますのでご注意ください。

Q:リニア回路(差動回路)は使えますか?

A: 真空管による差動回路(指針式メーター)が日本で公開されたのは1954年です。飽和領域を上手に使っています。 つまり直線性だけでは苦しいです。先達からの公開記事にもそれは触れられています。半導体による差動式Sメータ回路が飽和領域を使っているかは、製作していないのでわかりません。

 

・OP AMP(FET)で受けてみましたが、よい出来になりませんでした。WEBで見つかる回路(日本語回路と英語回路)を真似て実験しました。しかしOP AMP経由で電圧がLA1600に流下してきてしまいます。結果AGC電圧の上昇がテスターでも楽に確認できます。AGCが高電圧になるのでゲインが下がり感度が悪くなりました。

・increment AGCですのでそれを受けるデバイスによる感度への影響は確認できますが、FETはOP AMP(FET)よりは格段によいです。FETで受けるのが安全です。この場合、曲線具合がネックになるので2SK30では駄目です。ham journalでは別な型番が推奨されていました。たまたま、「カツミ コンプレッサー」もham journalと同じ型番ですので、それは特性が非常によいようです。

Q:Sメーターについて知識を深めるにはどうしたらよいでしょうか?

A:深く理解しているsiteがひとつだけあります。電気エンジニアOBでしょうね。そのsiteで学習してください。オイラはFA機械設計屋ですので、電気回路・シーケンサは不得意分野です。深く探らないと見つけにくいと思います。

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③ AGC基準電圧が2Vほどあれば使える回路。100uAメータ用のSメータ回路。FETはシンプルに使用する。AGC電圧変位量によっては500uAも振らせられる。

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上の回路を載せてみたLA1260+Sメーター基板: 

LA1260 middle wave radio : testing indicator . Model name as RK-81v2.
YouTube: LA1260 middle wave radio : testing indicator . Model name as RK-81v2.

200uAのメーターを使った。⇒ 100uA,200uAのメーターは触れる。

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④ TA2003のAGC電圧ピンに電圧受けFETを配置してみた作例。

500uAメーターを振れた。このTA2003では、AGC電圧がそこそこ出てくるので助かった例。

TA2003自作ラジオにSメーターつけてみた
YouTube: TA2003自作ラジオにSメーターつけてみた

この基板RK-38v2はyahooにて。

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⑤ LA1600用500uAメーター回路工夫中。これがかなり難しいね。

500uA用は下のように実験中。


YouTube: testing s-meter for LA1600 radio. connecting no6 pin of LA1600


YouTube: s-meter : la1600 has increment agc , so fitting to la1600. sメータ基板 実験中

半年後に再び部品実装し基板をつくってみた。 再現よく動作した。 ⇒ 記事

このsメーター基板はRK-151.

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下動画は2SK30でないFETを使ってLA1260でLEDバーで受信具合表示しています。(LA1600にも対応)。sメーターよりは合わせが楽です。

trial  LED meter :for radio of increment agc
YouTube: trial LED meter :for radio of increment agc

la1260ラジオでのledラジオインジケーター。ledラジオインジケーターで検索のこと。LA1260(LA1600)のAGC電圧変化ではインジケーターICをドライブできないので、1段半導体を入れてある。     AGC電圧変化をSメータ表示化させる際には、電圧変化を受けるデバイスがTRとFETではスムーズ差が発生する。これはham journal にも載っている内容だ。        JAでは1973年ころからTR⇒FETに置き換わっている。

「la1600はla1260のam部だけを切り出した」とIC製造責任者がSITEに書き込んでくれた。つまり歴史面ではla1260が古い。

性能面では la1260 > la1600である。 しかし高性能のla1260は人気がない。「良い物を広める努力」を先人が行ってこない結果だね。

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・「la1600 sメーター」で検索すると 差動回路のものがweb上で見つかるが、これすべて原型(原形)回路の2次・3次・4次・5次の使用になる。 昭和の古い製作記事には謝辞にて権利関係について触れたものがあった。誰が考案しても同じ回路になるものは、残念ながら著作権は生じない。

・今回「著作権上でどうなのか?」では、さらっと調べてみたがJA1AYO氏公開以前には半導体での差動sメーター回路は無いようだ。国会図書館にまでは調査に通っていない。おそらくは原型回路公開したと推測できるJA1AYO氏からの許諾が必要である。

 許諾を得た記述がどの記事にもないので、おそらくはアウトだ。JA1AYO氏と異なる差動回路はまだない。オリジナルは1980年8月1日の刊行日(cq出版)である。従って翌1980年8月2日以降に公開されている差動回路(Sメーター)はJA1AYO氏公開物の2次派生品である。インターネット時代に入り「転用したもの勝ち」のような、パクリ愛好家が出現するに至った。著作権についての意識が薄い国民だと充分に判る。

・「使用デバイスが異なる程度」だけでは新規性がなく接続が変わらないので、著作権上でアウトになる。 原型回路に手を加えて応答性の向上あるいは簡易な調整等の質改善に至るのであれば、著作権上ではグレーゾーンになる。

・刊行物等でJA1AYO氏から公開された回路利用する折には、オイラは都度JA1AYO氏から許諾を得ている。

・刊行物をpdf化して公開するには「出版社から頒布権あるいは譲渡権」を得る必要がある。ラジオ系技術での pdfは 非合法ぽいのが多い。 文末に同意を得た記述が見当たらないpdfがバンバン歩いている。漫画の違法アップロードに近いね。

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・LA1600のAGC回路から電圧あるいは電流を受け渡ししてもらう折には、少なくとも220Kオーム程度のインピーダンスで受ける必要がある。その程度のインピーダンスがないと追加回路によりAGC電圧が降下することがテスターでも計測できる。IC規定の電圧よりAGC電圧が下がってしまうとゲインが絞られて耳が悪くなる挙動に遭遇する。それだけシビアに動作点設定されたICのようだ。 

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TA7358はFM用デバイスであるので、識者ではAMあるいはSSBに採用しないデバイスだ。TA7358の挙動は、ja qrpの会報に数値入りで紹介されている。実測すると会報で紹介された挙動になる。DBM作動させるのは0.3V超えの搬送波を入れる必要があるので、結果振幅信号とは思えないほど歪んだ波形で生成される。(紹介済み画像) ゆえに、識者はTA7358をAM用には使わないし使っていない。

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・左様なTA7358を有り難くDSB,AMに使うのも相当にオツムが悪い。論理的思考が全く出来ないのは、ゆとり世代への教育結果でもあろう。加えてTA7358通過後の波形公開がないので、「使えました」証明が存在しない。TA7358をDSB/AMに使っている様を診るとある意味では、「地球は平らだと信じるお馬鹿」同様に「TA7358はお馬鹿発見用のデバイス」としても役立っている。己の頭で思考しない程度の知力者なら無謀にDSB用に使うことは今後も予想される。

・ところで昭和40年代~60年の技術系本には波形写真が載っていた。しかし平成半ばからは、コストダウンのためか?? 波形公開がない。 つまり動作している証左が決定的に不存在な刊行物が多い。

「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版
YouTube: 「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版

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再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2  デジタル表示
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2020年12月 6日 (日)

整流リップルについて (再々掲)。平滑回路の出口に於いてのリップル率。

本稿は2018年5月の再掲になる。

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問 : 整流リップルでは、減衰量で考えるのか? それとも リップル率で考えるのか? どちらですか?





トランジスタによるリップルフィルターの実力は、ここで2012年には公開してある。 リップル考察の他にも、雑多な項目で確認してはある。

真空管用電源トランスからのAC180Vを整流した波形について記述済みだ。

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◇観測点①でこのくらい. 180v上のリップルが3Vだ。仮にDC18Vとすれば0.3Vになると推測される。

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◇トランジスタによるフィルターを通過させた波形。

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リップル率は実効値計算なのでルートがでてくる。

リップル率=リップル電圧/定格電圧 x100(%) = 0.070v/165v  x100(%)= 0.04%

減衰量としては3v⇒0.1vなので 29.5dBほどになる。

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一方、オイラが推奨する低抵抗の平滑回路の出口では、この程度になる。

100MHz程度のオシロでは計測不能のリップルまで下がる。トランジスタ式フィルターではここまでの性能はでない。しかし刊行本ではトランジスタ式フィルターを推奨しているのは、机上エンジニオアの声が大きいからだ。

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現実には、アナログオシロでは計測不可だ。

049

仮に1.2mVだとしたら,実効値0.84mV

リップル率=リップル電圧/定格電圧x100(%)=0.00084/90x100(%)=0.000013x100(%)=0.00093%になる。

減衰量とすれば68dBだ。

現実は測定不能な減衰量にはなる。

繰り返すが、この実験は2012年7月28日にUPしてある。基礎実験のまとめ 4

この時はFMワイヤレスマイクの発振回路によっては、商用電源リップル起因のノイズを拾いそれがFMラジオ側で聞こえるので、原因調査していった。

 刊行本には載っていない情報の一つに、接地側を利用した発振回路(共振LCの片側が接地)利用したものは、音が濁るのが常識。基板あるいはシャーシで捕獲したノイズを引き連れて発振する回路だ。FM帯ではそれが判ってしまうほどノイズを引き連れてきた。

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次は、比較的最近の実測。電源の平滑回路最下流で計測している。

これは2017年4月にUPしてある。

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バーとバー間でおよそ1秒なので 7ヘルツのノイズがどこからか来ている。その上の細かいのがリップルだ。ひとつの舛目で2mvなので0.5とか1mV程度だろう。雑多なノイズが飛んでいるのが判る水準ゆえに、本来ならばシールド小屋で測るべき内容になる。

1mVとすれば実効値0.70mV

リップル率=リップル電圧/定格電圧x 100(%)= 0.0007/195 x100(%)=0.00035%になる。3端子レギュレータやWEBで見られる定電圧回路では到達しえない数値になる。

自作真空管ラジオでも、この位の数字にはなるので、真空管ラジオ電源平滑回路の最下流ではリップル電圧は1mVとか2mVとかがネライになるだろう。

もしも ハム音に苦しんでいるならば オイラのマネで平滑することも手立てのひとつだ。

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NJM7800シリーズのデータシートをみたが、入力Maxは35Vあるいは40Vだ。ノイズを45~120uVも流出させる。これSSGだと30dBuV近傍になるのでラジオでガツンガツンと聞こえる。実際に電波で飛んで飛んでラジオ電波をマスクする。

ノイズ周波数は、制御周波数とイコールだが100kcから上はデータ公開されていない。しかし他メーカーは公開しているので、「公開できない日本人特有の理由がある会社」と推測されてしまうね。

リップル除去で60dB取れると仮定し、 3端子レギュレータ出口で1mVppならば3端子レギュレータ入口では1Vppリップルがあることになる。 データシートでは2Vppを入れて計測しているが、其の波形は実際によく遭遇するノコギリ波形との相関係数は不明である。測定回路は明示あるが入力波形形状についての情報はここにはないようだ。尖り部が後々にノイズ値に効いてくる。

「現実には整流素子直後では、トランスのAC電圧とほぼ同じ電圧のノコギリ波形がある。、DC電圧が30Vppなら30Vppのノコギリがある。」ノコギリ波形をその意味でリップルと呼ぶならばリップル(pp)は30Vppになる。一段抵抗を噛まして3端子レギュレータに入れるか? 入れないか? 

◇例えばAC180V出力時の整流素子直後の波形では、

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下のようにノコギリ波形になる。これと相似あるいは近似波形を生成して計測するのがより客観的根拠が強いだろうと、、。この辺りは「プロエンジニアが現実に近いもので計測するか、かけ離れたもので計測するか?」。ここは、エンジニアの良心が試されている。 

日本では現実とかけ離れた波形を入れてニヤニヤしているのが実態だ。

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真空管ラジオでのシリコンブリッジ通過時点の波形。メーカーはこういう波形を入れて計測すべきだが、行わない。

「仮にこれが30Vppだとしてダイレクトに3端子レギュレータにいれたならば、30Vppが3端子レギュレータを経過して幾つまで下がったのか?」のデータはメーカー側からは非公開である。

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上のような波形で213Vほど出てくる。シリコンブリッジにて整流しているので電源周波数の2倍の周波数(周期は1/2)になる。

これは直流とは呼びつらいが、負側がないので直流ではある。綺麗ではない直流である。減衰量(リップル除去比)として考えた場合に、「213Vpp⇒いくつに減ったのか?」で考えるのが正しいのか?

減衰量60dBならば 213Vpp⇒0.21Vpp

減衰量80dBなら   213Vpp⇒0.021Vpp(21mVpp)

減衰量100dBなら  213Vpp⇒0.0021Vpp(2.1mVpp).

たまたま2mV以下のリップルになるので低抵抗による平滑回路での減衰量80~100dBはあるように思える。整流波形に対してはリップル率で考えるのが好ましいように思える。CR回路でこの程度取れればよいように想う。

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領布中の「5球スーパーラジオ用 3段平滑回路基板キット」を使えば真空管ラジオでは、オイラと同じ程度のブーン音が判らないラジオをつくれる。シリコンブリッジはノイズにならない新電元のものを使っている(これが最も重要)。

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「アナログオシロでは捉えれるが、デジタルオシロでは捉えれない波形がある」ことは、精密部品搬送機を設計してきた折に確認もでき、その会社全体での共通認識であった。その会社は業界第1位で年500億円程度の売り上げはある。その環境で液晶のテクトロオシロも触って来たが、ブラウン管映像とはやや差がある。

また、オイラは「FFTは小野測器」と思っている古い人間でもある。日産自動車が立ち合いに来たときも小野測器FFTを持参してきた。

2020年11月 6日 (金)

syncrodyne : synchronous detection (同期検波と呼ばれる検波方式)


YouTube: 【小仙若】 Violeta✿

ラジオの技術は日本発祥ではない。

syncrodyneとネーミングされた検波方式で私たちが見ることの出来る資料にひとつに

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がある。1948年印刷物のpdf版になる。 これはここで紹介済み

日本語では「同期検波」でまとめられているが、同期検波においては幾つか方式が分かれている。同期検波で4つの方式は存在しているんで、電機プロエンジニアが解説本等で基礎技術について執筆してくれると助かるんだがね。欧州の学会では種類わけができているようだが、日本で調べるにはどうしたらよい??

あいにく日本では基礎学問に時間を掛けない薄ぺらい似非技術がもてはやされるので、本質を求めるユーザーは1%もいない。もう5年経過すればノーベル賞も取れないほど日本では基礎技術が衰退するので、ずばり政治家のネライ通りになる。菅首相が基礎技術研究に圧力をかけ衰退させようと頑張る様が2020年10月~11月に報道中ですね。 日本衰退して徳をする国は、某国ですね。

IRでゼニ貰っちゃったんで、自民党は中国の指示通りに技術を捨てることを実践中。

1951年にはsynchronous detectionで特許済みのものが公開特許では一番古い。tv colorでmustな為だ。TV放送のRGBの位相差の数値を理解するによい資料のひとつだ。

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同期検波を基板化した。IF=455を想定しているでCA3028を使う。NE612だとでかくロスるので455kcには不向きだ。

mc1496のデータシートに同期検波回路公開されているので、455kcでゲインが取れるIC(CA3028)を使ってみた。 前段はMC13△△なはずだが、データシートを発見できなかったので手元ICを使った。 明日、試作手配したい。手配した。

Syn

・S041P (TBA120)でも検波できるが信号強度強弱にOSCが引っ張られるので実用化には少し工夫が必要。

・もっともTBA120でのssb検波回路が20年以上web公開され続けているので、「fm デバイスでプロダクト検波できる」こと知らん奴はいないはずだ。FM専用と信じられているTDA7000でプロダクト検波させた作例。


YouTube: checking tda7000 for direct conversion RX.

・DBMでスイッチングさせる為には、RF=0.7Vは必要。この数字は電波で飛ぶに充分ゆえにIFTに飛び込んでしまう。結果、帰還発振するので実装上部品距離を8cmくらい離す必要がある。市販の同期検波ラジオはダブルスーパーあるいはトリプルスーパーで帰還発振を回避している。

・中間周波数は455kHz,10.7MHz,21.4MHz,45MHz  と使われているが 電話回線からの要求でその周波数が世界標準と使われるに至っている。性能良い455kHzメカニカルフィルターを考案したのはjapaneseらしい。ne612等は45MHzで特性公開されている理由は電話回線用に開発されたものだからだ。

・音叉型水晶振動子の出現は1997年頃らしい、オイラがその製造装置設計したのが1998年なので第一世代の装置になる。

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このicを使えば同期検波してsメーターも振れるラジオができる。幸運にも現行流通品だ。

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オイラは田舎住まいの機械設計屋のおっさんです。電解コンデンサー製造装置、水晶振動子製造装置、インク製造ラインを設計・製作・納入する会社で図面書いてます。

2020年11月 4日 (水)

3石ラジオAF部 :ST-32の音域特性と音質は駄目駄目だ。第1フォルマントが再生されない特性。(再掲)

2019年12月27日の再掲

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・3石ラジオの肝は、SPを1石で鳴らすことだ。 

・ST-32でSPを鳴らす回路にしたが、ヒトの音声域で音がかなり出ないトランス特性だ。非常に参った。これでは笑われてしまうね。

・ST-32の音域特性が蝙蝠向きに為っている。

・1次側にマイラー334をパラ付けしてAMラジオ音域(1.2kHz)に特性ピークをもってきた。 ST32の2次側電圧と印加信号との電圧ゲインはほぼゼロdB.

・およそ10mV入力は必要な状態。 

・電源3Vにしてトランジスタには70mA流している。hfeは600ほど。

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もともとのST32の特性 :4KHz・

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。40kHzだとST32の2次側で電圧ゲイン30dBも取れるが、400hz時はわずか10dB。

・つまり40KHz時は 400Hzより20dBほど音が大きい。(vtvm読み)。ヒトの可聴域から上で効率よく出力される。

・「蝙蝠さん寄ってらっしゃい」の特性だ。電流を10倍流して700mAにすれば負荷Zは下がるので、ほどよい特性になる可能性もある。

・蝙蝠相手ではなくヒトが使うラジオなので、冒頭のようにAMラジオの音域内にピークを持ってきた。

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恐らくはSPを振動させれるが、充分ではないだろう。ST32の特性がまともであれば充分に鳴るが、、。

ヒトの音声フォルマントでは低域が重要。残念ながらst32では低域の音はぜんぜん出ない。

コウモリ相手に開発されたトランス ST-32を採用すると笑らわれるね。

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曲がりないにも「st-32の音は良い」とは云えぬ。 「このトランスを使うには、電流を500mA程度流してください。」の判断が正しいようにおもう。

オイラとしては、「Cをパラ付しても特性が尖がる割には第一フォルマントが再生されないので、使いたくないデバイス」のひとつ。

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①、cパラ付特性のまま鳴らす。

②、st-32を止めて、ダイレクトドライブにする。

③、st32を止めて IC で鳴らす。⇒ 2石+1 ICラジオ

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自作ラジオ群


YouTube: レフレックスラジオ 2sc1815+ta7368


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

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