元の定数に戻ってきてしまった。
元の定数に戻ってきてしまった。
元の定数に戻ってきてしまった。
先日の実験はFB401-43をつかってみた。
今日はトロイダルコア百科に沿ってFT50-61でトライ。13回巻きだと2.1MHzでピーク出力になったので11回巻きにした。
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バイアス抵抗はそのままで、負荷を変えた。
11回巻き時の出力ピークのバンドは4.1MHz。
10MHz超えると出力はゼロになる。トロイダルコア活用百科とは挙動がかなり違う。
IN=2.5mWなのでパワーゲインとしては丁度40倍。 入力側の整合はない方が吸い込んでくれる。
テスターの値は目安程度だが、能率は7%程度しかない。ミズホ通信ではもっと浅いベース電流でキットにしているので、後半はベース電流を減らしてみる。
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2SC1959は熱くならずにこの程度(150mW)は出力する。
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ミズホ通信と同じベース抵抗値にしてみた。ベース電流はかなり絞られた。
出力インピーダンスが変化したので、出力ピークのバンドは8.2MHzに上がった。この巻き数で7MHz向けになる。
しかし14MHzを超えると出力ゼロになる。全く出力されない。
トロイダル百科の記述通りにはならない。
エミッター抵抗に掛る電圧から割り返すと38mA前後。電波を増幅しているので電流計測が真値からズレている。 IN=25mWなのでパワーゲインは4倍に落ちた。トランジスタは電流増幅デバイスだと今日も痛感した。
100mW出力時に、コレクターには450mW入っているので能率は22%程度。実験から、パワーゲインを出すためには、ベース電流値を大きくしてコレクター電流値も引き上げる必要があることも確認できた。つまりパワーゲインを下げると能率は改善される結果になった。
・エネルギーの変換効率(能率)の上限は定まっている。molで表現できる分子の運動に寄るものでは70.7%が能率理論最大値でそれは超えられない。これは高校で習う内容である。オイラの年代では期末試験に出てきたので、今も覚えている。
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FCZ研から、「IN=50mW 2SC1959の2パラで出力300mW」の回路も公開されてるらしいが、パワーゲインと能率のバランスから その辺りの動作点に落ち着くだろう。
QRP パワー計は ここに紹介済み。
2SC1959でこのFT50-61コアだと14MHzから上では出力になってこない。 トロイダルコア百科とは挙動がすでに違ってきている。巻き数を減らしてインダクタンスを下げる(軽負荷)だと出力は減る。200~300mWものはLC共振でOUTさせるのがいいのか???とも思う。
本は当てにならないことも判明した。50MHz用にベターなものは ちょっと無いようだ。
先日、FCZコイルを負荷とした増幅回路での能率が小さかったので、トロイダルコアを負荷にしてみた。
2SC1959を使った。教科書には、トロイダルコア活用百科。
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がちゃがちゃやったが出てこない。 電流15mAだと出力計測が苦しい。
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トロイダルコアの巻き数を1巻き減らして3turnにしてみた。
入力端でのメーター振れ
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出力端での振れ具合。出力してきた。電流は120mAも流して概ね4倍増幅。
ゲインピークは8MHz。能率は10%未満。
巻き数をさらに減らしたら悪くなった。
web上に「入力側にトロイダルコア使用例があったので、実験したら、コールド側に吸われて出力してこない」。そりゃそうだ、入力できるとは思えないし、現実は吸われておわり。
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・増幅することは確認とれたが、webで見れるような能率には届かない。⇒ 今、ここ。
・負荷能率では FCZコイル >トロイダルコア なので、何をしくじっているのか????。・少し考えてみる。
CQ出版の「パワーサプライ設計と製作」には下のように公開されている。
単相全波倍電圧整流波
電子の流れ方向がサイクルごとに変わることを利用した全波倍電圧回路と紹介されている。
ご丁寧にもamature radio stationの 国家試験問題にもでてきている。 コンデンサー容量が少ないと倍電圧になれないので注意。 10uFではだめ、47uFでようやく。安定な回路には100uF超え。大きいと電源ON時のラッシュが来て3秒ほど過電流ぽくなるので ほどほどな容量になる。
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真空管ラジオのヒーター6.3vを利用して直流10V程度ほどがほしかった。
+V,-V,そして中点(E)を備えた。
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①
+V とーV 間の電圧は、4.77V(4.78V)。
ヒーター電圧より低いので?????状態。
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②
中点から電位の高い側の確認。
+V と中点(E)では8.12V 。 6.3Vの1.4倍弱
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③
中点 と ーV 間では、ー3.29V .
中点側が低い。(教科書と違ってきた)。 ②の電圧+③の電圧 は、①の電圧になるね。
充電方向が違うので コンデンサー向き変えたら、中点 と ーV 間では電圧が0.5Vしかでてこない。コンデンサーの向きは教科書があっていそうだ。
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まとめると、こうなった。
中点からーV間で、 ネライと逆向きに電圧が貯まる。
と 机上エンジニアが云うようには実際には為らない。
「なぜ倍電圧にならないか?」は電子の気持ちになれば判る。
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上の回路のダイオード向きを逆にしてみた。
+V と ーV間で 8.16Vもでてきた。極性は反転している。
逆向きに電圧が掛かるので、25V耐圧コンデンサーがプシューと悲鳴をあげた。
ラジオから信号を貰うので中点は必須だ。
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充電方向を明確にするためのダイオードを入れた。ひとつでよいが見た目もあるので2個にした。
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6.3v x2 x1.41=17.76V なので そこそこ良い。
平滑回路のRはもっと大きくてよい。
訂正して手配。
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マジックアイをSメーター化したいね
・回路 :
領布中のSメーター回路(RKー109)に ヒーター電源から直流をつくる回路が載っている。コンデンサー多数だと突入電流でメーターが振れた。
*メーターは振れたので。定数の追い込み中。
POINT
・真空管ラジオのavcラインから信号(電圧変化)をもらってsメーターを振らしてみた。半導体ラジオのagc電圧変化とavc電圧変化は結構違う。
・作業机上にラジオを置いてAVC変化はちょうど2V。受信状況が劣るのでこの位の値だが測定器前におくと4V位の変化量になる。
・RK-109は0.5V程度の変化に対応しているので、上述変化量を減らしてやる必要がある。変化量コンバート用にICを載せてある。
YouTube: Today's westinghouse tube radio
YouTube: 6AQ8+6BE6 : tube pcb for wireless mic.
YouTube: 自作中波ラジオ: tda1072+12au7
JF1OZL氏のWEBからの抜粋を紹介する。
CQ誌での話ですが、(12Vのプレート電圧の例として、私自身の発表で)1992 年12月号は,6BM8 * 2球の 7MHz スーパーヘテロダインラジオを紹介しました.1993年9月には,12AU7の0 V-1ラジオを示しました.1996 /5月号で6AJ8 DC ラジオを示しました.
オイラの記憶では1999年にはJF1OZL氏のWEBは存在していた。
◇◇◇◇時系列的には、
・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年JA CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が日本内外で多数みられるようになった。
・約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニア及び 執筆者すら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。低圧駆動だと音の伸びが欠けるのでやや注意が必要だが、これを聞き分けできる聴感よい人間はyama教に入信していない。
「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。 JF1OZL氏に感謝候。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
1。音の大分類として歪の観点からすれば、
・歪んだ音 (自然界に存在)
・歪ませた音(人為による)
・歪の無い音
2、時間軸からみて
・揺らぐ音
・時間遅れ信号を加算した音(nfbと呼ばれる)
・etc
3,電圧の観点から
・スマホからの「信号+dc」を直接に真空管グリッドに掛けて、スマホ側のインピーダンス変化をどうとらえますか?
下のICはポピュラーなICのひとつでメーカーも0.4V以上のDCが出力されることを公開している。これをyaha側をどう対応させているのか?
・データシートを見るチカラがあれば、yaha回路に疑問を持つだろう。
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・片端閉・片端開放の楽器は奇数倍で共鳴している。高校物理で説明できる現象であるが、なかなかそれを認めない大人が多い。広義の反知性である。
・オイラ、本業で産総研/自衛隊へシールドboxを設計製作して納品もしてきたんだが、一般家庭ではノイズが飛び回っているんで概ねSN70dBが測定上限。 それより上は目張りしたシールド小屋の世話にならなきゃ無理。 WEB上でSN90dBなんて数字が見られるが、それは換算値だろうと捉えている。3端子レギュレータを実装搭載した時点で、測定すりゃバレるような波形が満載なんだもんだから100KC以下に限定して計測しちゃうわけ。
・1970年代後半のfm ステレオ チューナーicでのセパレーションは45bB。 それから40年後の今 スマホのadioICはクロストークがmax30dBしかないが、耳大丈夫ですか?。 40年経過した割にはかなり性能が低い。スマホは音源として使えますかね? 昔の機器の方が性能いいですね。
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YAHA が人気になりだしたのは2008年頃からである。本家によれば2005年5月だ。
・ヒーターの定電流は、日本のSONYでも1960年代に普通に見られたことで、回路も見つかる。着眼点進歩性は少ない。寧ろ音にこだわるaudio界であればヒーター定電流は常識だ。 lm317はノイズ源になりノイズ波形観測できるデバイスの一つなので、ノイズに為らないメーカーのもの或いは選別することが必要になる。 オイラはセカンドソース品を使っている(ノイズ源に為らないことを確認できたのは、このセカンドメーカーだけ)。yama本家をみるとそこの考察がないようなので偶々ノイズにならないものと遭遇したようである。
・「3端子レギュレーターはノイズ源になります」と製造側は公開している。
低ノイズと謳う製品のは1.1MHzでのスイッチング制御になっているので人の可聴域ではノイズが低いが、ラジオ向けにはベストなノイズ源になっている。ラジオ向けノイズ低減に4MHzトラップをCRで構成し、誤魔化している。これデータシートの特性から読み取れる。
・カソードバイアスでは無いので、歪まない信号レベルはもの凄く低い。この部分のレポートは見つからなかった。 「グリッドリークによるバイアスで、リニア動作領域外で真空管を使うのがyahaの特徴」ゆえに内外での研究が進んでいない。audioマニアからの公開情報に期待したい。恐らくは10mVも入れると歪むはずだ。
・「信号源デバイスとして ICメーカー設計のネライ電流が出力されているか?」の考察がないのは、不自然すぎる。「スマホはDCも共に出してくるのでそれを受け流す回路になっているのか?」と常々思う。
・グリッドリーク抵抗値はここでもさらっと触れている。yama教ではCUT OFF動作になり易い。あえて、リニア動作範囲から外れたところで使っているので、音の判るヒトはyama教に入信していない。カソードバイアス採用はyama教では無い。
・「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。(議論された事実を忘れた年寄が多い)。親父さんの真空管アンプ作例も数回は月間誌に載ったので、相応の感性は持っている。
・球の選別。 高圧印加を想定しているデバイスなので12vでは ゲインが出てこない球が3割ほどある。中国球で20本実測したが50%はゲインが出なかったので必ず選別すること。
・グリッド抵抗値。この回路では音色に影響するので、好みに合わせること。12V駆動だと270K~390Kのどこかで良い音になった経験が多い。
追記予定。
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・ampものは奥が深いので、ラジオものが落ちついたら考えてみたい。
・audio投資1000万円超えでJAZZ鳴らしていた喫茶店も オーナーが昨年鬼籍にはいったので、安曇野で良い音が聴ける喫茶店は皆無になった。脚色されていない素直な音が聴こえきていた。Everestが置いてあった。JAZZにはEverestが合う。オープン当時に、audio システムで1500万円とも聞こえてきた。
・通過デバイスにより音色が変化するのがaudioの世界。故にスピーカー線、半田材、真空管、コンデンサー、抵抗、トランス それぞれの音色がある。脚色されていない音を聴けるのは稀だ。ゼロバイアスによる歪領域作動の音を有難く聞いているんじゃ、耳が奇怪しすぎる。
・リニアアンプから出たエネルギーが負荷側で消費されずに反射してくることもある。高周波ものは計測しやすいが、可聴帯域のものも測れる時代になった。パワコンなんぞその反射を見て制御している。既にスピーカーへの吸い込み具合を数値確認できる時代に入っている。既存技術で構成できるので市場に廉価で出回るのも近いと思う。(chineseがその気になるかどうかだ)
・松本のjbl4343は閉店した。
・有明のあそこもclosedして久しい。薪ストーブの季節になると思いだす。
・リニアアンプのab1,ab2,b級の音は違うが、それが聞き分けできるか耳かどうか? ソース源にd級動作デバイスを使ってa級、ab1級の差が判るか? 等の疑念がある。
・△△kwの放送局で真空管txと半導体txでは 音が違う。50年前にラジオから聞こえてきた音と半田工作カムバック後に聴くam放送では音が違う。 何でだろうね??
pioneer EXCLUSIVE in ariake,hotaka,japan.
ピアノの旋律を聴くにはベストなスピーカーだとオイラは思う。
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指針式Sメーターキット la1600用 :RK-151で検索 (500uAメーター対応)
デジタルでSメーター表示:「agc電圧でインジケータバー作動」の基板キット :RK-127キット。
歴史的には受信信号が強いほどavc電圧が下がる(デクリメント動作)ことを利用したのがスタート。 本来は、、とい云いだすと「avc電圧のデクリメント動作」を利用した回路を指す。
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① TA7642ストレートラジオでメーターを振らすラジオ基板
AGC用の端子がないTA7642でメーターを振らせてみた。電圧変化をデバイスで受けている。decremental agc用回路化したラジオ基板:RK-94v2 になる。ビギナー向けラジオデバイスTA7642を使った基板。町田のサトー電気に並んでいる。
YouTube: TA7642ラジオ基板にSメータ。RK-94v2
ダイレクトコンバージョン受信機でも電圧変化が計測できれば回路流用できる。このSメーター回路基板はRK-109になる。
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② la1600ラジオをsメーター化する回路検討
Q:LA1600にSメーターを付けるにはどうしたらよいでしょうか?
A: AGC電圧本来の動作に影響が及ばないことは当然ですね。
・AGC電圧端に100Kオームを吊り下げてしまうと感度が著しく低下します。 330Kオームでも感度劣化しました。
Q:リニア回路(差動回路)は使えますか?
A: 真空管による差動回路(指針式メーター)が日本で公開されたのは1954年です。飽和領域を上手に使っています。 つまり直線性だけでは苦しいです。先達からの公開記事にもそれは触れられています。半導体による差動式Sメータ回路が飽和領域を使っているかは、製作していないのでわかりません。
・OP AMP(FET)で受けてみましたが、よい出来になりませんでした。WEBで見つかる回路(日本語回路と英語回路)を真似て実験しました。しかしOP AMP経由で電圧がLA1600に流下してきてしまいます。結果AGC電圧の上昇がテスターでも楽に確認できます。AGCが高電圧になるのでゲインが下がり感度が悪くなりました。
・increment AGCですのでそれを受けるデバイスによる感度への影響は確認できますが、FETはOP AMP(FET)よりは格段によいです。FETで受けるのが安全です。この場合、曲線具合がネックになるので2SK30では駄目です。ham journalでは別な型番が推奨されていました。たまたま、「カツミ コンプレッサー」もham journalと同じ型番ですので、それは特性が非常によいようです。
Q:Sメーターについて知識を深めるにはどうしたらよいでしょうか?
A:深く理解しているsiteがひとつだけあります。電気エンジニアOBでしょうね。そのsiteで学習してください。オイラはFA機械設計屋ですので、電気回路・シーケンサは不得意分野です。深く探らないと見つけにくいと思います。
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③ AGC基準電圧が2Vほどあれば使える回路。100uAメータ用のSメータ回路。FETはシンプルに使用する。AGC電圧変位量によっては500uAも振らせられる。
上の回路を載せてみたLA1260+Sメーター基板:
YouTube: LA1260 middle wave radio : testing indicator . Model name as RK-81v2.
200uAのメーターを使った。⇒ 100uA,200uAのメーターは触れる。
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④ TA2003のAGC電圧ピンに電圧受けFETを配置してみた作例。
500uAメーターを振れた。このTA2003では、AGC電圧がそこそこ出てくるので助かった例。
YouTube: TA2003自作ラジオにSメーターつけてみた
この基板RK-38v2はyahooにて。
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⑤ LA1600用500uAメーター回路工夫中。これがかなり難しいね。
500uA用は下のように実験中。
YouTube: testing s-meter for LA1600 radio. connecting no6 pin of LA1600
YouTube: s-meter : la1600 has increment agc , so fitting to la1600. sメータ基板 実験中
半年後に再び部品実装し基板をつくってみた。 再現よく動作した。 ⇒ 記事
このsメーター基板はRK-151.
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下動画は2SK30でないFETを使ってLA1260でLEDバーで受信具合表示しています。(LA1600にも対応)。sメーターよりは合わせが楽です。
YouTube: trial LED meter :for radio of increment agc
la1260ラジオでのledラジオインジケーター。ledラジオインジケーターで検索のこと。LA1260(LA1600)のAGC電圧変化ではインジケーターICをドライブできないので、1段半導体を入れてある。 AGC電圧変化をSメータ表示化させる際には、電圧変化を受けるデバイスがTRとFETではスムーズ差が発生する。これはham journal にも載っている内容だ。 JAでは1973年ころからTR⇒FETに置き換わっている。
「la1600はla1260のam部だけを切り出した」とIC製造責任者がSITEに書き込んでくれた。つまり歴史面ではla1260が古い。
性能面では la1260 > la1600である。 しかし高性能のla1260は人気がない。「良い物を広める努力」を先人が行ってこない結果だね。
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・「la1600 sメーター」で検索すると 差動回路のものがweb上で見つかるが、これすべて原型(原形)回路の2次・3次・4次・5次の使用になる。 昭和の古い製作記事には謝辞にて権利関係について触れたものがあった。誰が考案しても同じ回路になるものは、残念ながら著作権は生じない。
・今回「著作権上でどうなのか?」では、さらっと調べてみたがJA1AYO氏公開以前には半導体での差動sメーター回路は無いようだ。国会図書館にまでは調査に通っていない。おそらくは原型回路公開したと推測できるJA1AYO氏からの許諾が必要である。
許諾を得た記述がどの記事にもないので、おそらくはアウトだ。JA1AYO氏と異なる差動回路はまだない。オリジナルは1980年8月1日の刊行日(cq出版)である。従って翌1980年8月2日以降に公開されている差動回路(Sメーター)はJA1AYO氏公開物の2次派生品である。インターネット時代に入り「転用したもの勝ち」のような、パクリ愛好家が出現するに至った。著作権についての意識が薄い国民だと充分に判る。
・「使用デバイスが異なる程度」だけでは新規性がなく接続が変わらないので、著作権上でアウトになる。 原型回路に手を加えて応答性の向上あるいは簡易な調整等の質改善に至るのであれば、著作権上ではグレーゾーンになる。
・刊行物等でJA1AYO氏から公開された回路利用する折には、オイラは都度JA1AYO氏から許諾を得ている。
・刊行物をpdf化して公開するには「出版社から頒布権あるいは譲渡権」を得る必要がある。ラジオ系技術での pdfは 非合法ぽいのが多い。 文末に同意を得た記述が見当たらないpdfがバンバン歩いている。漫画の違法アップロードに近いね。
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・LA1600のAGC回路から電圧あるいは電流を受け渡ししてもらう折には、少なくとも220Kオーム程度のインピーダンスで受ける必要がある。その程度のインピーダンスがないと追加回路によりAGC電圧が降下することがテスターでも計測できる。IC規定の電圧よりAGC電圧が下がってしまうとゲインが絞られて耳が悪くなる挙動に遭遇する。それだけシビアに動作点設定されたICのようだ。
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・TA7358はFM用デバイスであるので、識者ではAMあるいはSSBに採用しないデバイスだ。TA7358の挙動は、ja qrpの会報に数値入りで紹介されている。実測すると会報で紹介された挙動になる。DBM作動させるのは0.3V超えの搬送波を入れる必要があるので、結果振幅信号とは思えないほど歪んだ波形で生成される。(紹介済み画像) ゆえに、識者はTA7358をAM用には使わないし使っていない。
・左様なTA7358を有り難くDSB,AMに使うのも相当にオツムが悪い。論理的思考が全く出来ないのは、ゆとり世代への教育結果でもあろう。加えてTA7358通過後の波形公開がないので、「使えました」証明が存在しない。TA7358をDSB/AMに使っている様を診るとある意味では、「地球は平らだと信じるお馬鹿」同様に「TA7358はお馬鹿発見用のデバイス」としても役立っている。己の頭で思考しない程度の知力者なら無謀にDSB用に使うことは今後も予想される。
・ところで昭和40年代~60年の技術系本には波形写真が載っていた。しかし平成半ばからは、コストダウンのためか?? 波形公開がない。 つまり動作している証左が決定的に不存在な刊行物が多い。
YouTube: 「真空管ラジオAVC電圧でSメータ振らせてみた」:基板確定版
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本稿は2018年5月の再掲になる。
「リップル率 0.00001%」の真空管用電源(自作例)を公開している。
真空管電源の自作技術としては リップル率 0.001% はクリアしてほしい。そうすれば製作ノウハウが会得できる。
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問 : 整流リップルでは、減衰量で考えるのか? それとも リップル率で考えるのか? どちらですか?
トランジスタによるリップルフィルターの実力は、ここで2012年には公開してある。 リップル考察の他にも、雑多な項目で確認してはある。
真空管用電源トランスからのAC180Vを整流した波形について記述済みだ。
◇観測点①でこのくらい. 180v上のリップルが3Vだ。仮にDC18Vとすれば0.3Vになると推測される。
◇トランジスタによるフィルターを通過させた波形。
リップル率は実効値計算なのでルートがでてくる。
リップル率=リップル電圧/定格電圧 x100(%) = 0.070v/165v x100(%)= 0.04%
減衰量としては3v⇒0.1vなので 29.5dBほどになる。
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一方、オイラが推奨する低抵抗の平滑回路の出口では、この程度になる。
100MHz程度のオシロでは計測不能のリップルまで下がる。トランジスタ式フィルターではここまでの性能はでない。しかし刊行本ではトランジスタ式フィルターを推奨しているのは、机上エンジニオアの声が大きいからだ。
現実には、アナログオシロでは計測不可だ。
仮に1.2mVだとしたら,実効値0.84mV
リップル率=リップル電圧/定格電圧x100(%)=0.00084/90x100(%)=0.000013x100(%)=0.00093%になる。
減衰量とすれば68dBだ。
現実は測定不能な減衰量にはなる。
繰り返すが、この実験は2012年7月28日にUPしてある。基礎実験のまとめ 4
この時はFMワイヤレスマイクの発振回路によっては、商用電源リップル起因のノイズを拾いそれがFMラジオ側で聞こえるので、原因調査していった。
刊行本には載っていない情報の一つに、接地側を利用した発振回路(共振LCの片側が接地)利用したものは、音が濁るのが常識。基板あるいはシャーシで捕獲したノイズを引き連れて発振する回路だ。FM帯ではそれが判ってしまうほどノイズを引き連れてきた。
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次は、比較的最近の実測。電源の平滑回路最下流で計測している。
これは2017年4月にUPしてある。
バーとバー間でおよそ1秒なので 7ヘルツのノイズがどこからか来ている。その上の細かいのがリップルだ。ひとつの舛目で2mvなので0.5とか1mV程度だろう。雑多なノイズが飛んでいるのが判る水準ゆえに、本来ならばシールド小屋で測るべき内容になる。
1mVとすれば実効値0.70mV
リップル率=リップル電圧/定格電圧x 100(%)= 0.0007/195 x100(%)=0.00035%になる。3端子レギュレータやWEBで見られる定電圧回路では到達しえない数値になる。
自作真空管ラジオでも、この位の数字にはなるので、真空管ラジオ電源平滑回路の最下流ではリップル電圧は1mVとか2mVとかがネライになるだろう。
もしも ハム音に苦しんでいるならば オイラのマネで平滑することも手立てのひとつだ。
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NJM7800シリーズのデータシートをみたが、入力Maxは35Vあるいは40Vだ。ノイズを45~120uVも流出させる。これSSGだと30dBuV近傍になるのでラジオでガツンガツンと聞こえる。実際に電波で飛んで飛んでラジオ電波をマスクする。
ノイズ周波数は、制御周波数とイコールだが100kcから上はデータ公開されていない。しかし他メーカーは公開しているので、「公開できない日本人特有の理由がある会社」と推測されてしまうね。
リップル除去で60dB取れると仮定し、 3端子レギュレータ出口で1mVppならば3端子レギュレータ入口では1Vppリップルがあることになる。 データシートでは2Vppを入れて計測しているが、其の波形は実際によく遭遇するノコギリ波形との相関係数は不明である。測定回路は明示あるが入力波形形状についての情報はここにはないようだ。尖り部が後々にノイズ値に効いてくる。
「現実には整流素子直後では、トランスのAC電圧とほぼ同じ電圧のノコギリ波形がある。、DC電圧が30Vppなら30Vppのノコギリがある。」ノコギリ波形をその意味でリップルと呼ぶならばリップル(pp)は30Vppになる。一段抵抗を噛まして3端子レギュレータに入れるか? 入れないか?
◇例えばAC180V出力時の整流素子直後の波形では、
下のようにノコギリ波形になる。これと相似あるいは近似波形を生成して計測するのがより客観的根拠が強いだろうと、、。この辺りは「プロエンジニアが現実に近いもので計測するか、かけ離れたもので計測するか?」。ここは、エンジニアの良心が試されている。
日本では現実とかけ離れた波形を入れてニヤニヤしているのが実態だ。
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真空管ラジオでのシリコンブリッジ通過時点の波形。メーカーはこういう波形を入れて計測すべきだが、行わない。
「仮にこれが30Vppだとしてダイレクトに3端子レギュレータにいれたならば、30Vppが3端子レギュレータを経過して幾つまで下がったのか?」のデータはメーカー側からは非公開である。
上のような波形で213Vほど出てくる。シリコンブリッジにて整流しているので電源周波数の2倍の周波数(周期は1/2)になる。
これは直流とは呼びつらいが、負側がないので直流ではある。綺麗ではない直流である。減衰量(リップル除去比)として考えた場合に、「213Vpp⇒いくつに減ったのか?」で考えるのが正しいのか?
減衰量60dBならば 213Vpp⇒0.21Vpp
減衰量80dBなら 213Vpp⇒0.021Vpp(21mVpp)
減衰量100dBなら 213Vpp⇒0.0021Vpp(2.1mVpp).
たまたま2mV以下のリップルになるので低抵抗による平滑回路での減衰量80~100dBはあるように思える。整流波形に対してはリップル率で考えるのが好ましいように思える。CR回路でこの程度取れればよいように想う。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
領布中の「5球スーパーラジオ用 3段平滑回路基板キット」を使えば真空管ラジオでは、オイラと同じ程度のブーン音が判らないラジオをつくれる。シリコンブリッジはノイズにならない新電元のものを使っている(これが最も重要)。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「アナログオシロでは捉えれるが、デジタルオシロでは捉えれない波形がある」ことは、精密部品搬送機を設計してきた折に確認もでき、その会社全体での共通認識であった。その会社は業界第1位で年500億円程度の売り上げはある。その環境で液晶のテクトロオシロも触って来たが、ブラウン管映像とはやや差がある。
また、オイラは「FFTは小野測器」と思っている古い人間でもある。日産自動車が立ち合いに来たときも小野測器FFTを持参してきた。
ラジオの技術は日本発祥ではない。
syncrodyneとネーミングされた検波方式で私たちが見ることの出来る資料にひとつに
がある。1948年印刷物のpdf版になる。 これはここで紹介済み。
日本語では「同期検波」でまとめられているが、同期検波においては幾つか方式が分かれている。同期検波で4つの方式は存在しているんで、電機プロエンジニアが解説本等で基礎技術について執筆してくれると助かるんだがね。欧州の学会では種類わけができているようだが、日本で調べるにはどうしたらよい??
あいにく日本では基礎学問に時間を掛けない薄ぺらい似非技術がもてはやされるので、本質を求めるユーザーは1%もいない。もう5年経過すればノーベル賞も取れないほど日本では基礎技術が衰退するので、ずばり政治家のネライ通りになる。菅首相が基礎技術研究に圧力をかけ衰退させようと頑張る様が2020年10月~11月に報道中ですね。 日本衰退して徳をする国は、某国ですね。
IRでゼニ貰っちゃったんで、自民党は中国の指示通りに技術を捨てることを実践中。
1951年にはsynchronous detectionで特許済みのものが公開特許では一番古い。tv colorでmustな為だ。TV放送のRGBの位相差の数値を理解するによい資料のひとつだ。
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同期検波を基板化した。IF=455を想定しているでCA3028を使う。NE612だとでかくロスるので455kcには不向きだ。
mc1496のデータシートに同期検波回路公開されているので、455kcでゲインが取れるIC(CA3028)を使ってみた。 前段はMC13△△なはずだが、データシートを発見できなかったので手元ICを使った。 明日、試作手配したい。手配した。
・S041P (TBA120)でも検波できるが信号強度強弱にOSCが引っ張られるので実用化には少し工夫が必要。
・もっともTBA120でのssb検波回路が20年以上web公開され続けているので、「fm デバイスでプロダクト検波できる」こと知らん奴はいないはずだ。FM専用と信じられているTDA7000でプロダクト検波させた作例。
YouTube: checking tda7000 for direct conversion RX.
・DBMでスイッチングさせる為には、RF=0.7Vは必要。この数字は電波で飛ぶに充分ゆえにIFTに飛び込んでしまう。結果、帰還発振するので実装上部品距離を8cmくらい離す必要がある。市販の同期検波ラジオはダブルスーパーあるいはトリプルスーパーで帰還発振を回避している。
・中間周波数は455kHz,10.7MHz,21.4MHz,45MHz と使われているが 電話回線からの要求でその周波数が世界標準と使われるに至っている。性能良い455kHzメカニカルフィルターを考案したのはjapaneseらしい。ne612等は45MHzで特性公開されている理由は電話回線用に開発されたものだからだ。
・音叉型水晶振動子の出現は1997年頃らしい、オイラがその製造装置設計したのが1998年なので第一世代の装置になる。
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このicを使えば同期検波してsメーターも振れるラジオができる。幸運にも現行流通品だ。
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オイラは田舎住まいの機械設計屋のおっさんです。電解コンデンサー製造装置、水晶振動子製造装置、インク製造ラインを設計・製作・納入する会社で図面書いてます。
2019年12月27日の再掲
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・3石ラジオの肝は、SPを1石で鳴らすことだ。
・ST-32でSPを鳴らす回路にしたが、ヒトの音声域で音がかなり出ないトランス特性だ。非常に参った。これでは笑われてしまうね。
・ST-32の音域特性が蝙蝠向きに為っている。
・1次側にマイラー334をパラ付けしてAMラジオ音域(1.2kHz)に特性ピークをもってきた。 ST32の2次側電圧と印加信号との電圧ゲインはほぼゼロdB.
・およそ10mV入力は必要な状態。
・電源3Vにしてトランジスタには70mA流している。hfeは600ほど。
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もともとのST32の特性 :4KHz・
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。40kHzだとST32の2次側で電圧ゲイン30dBも取れるが、400hz時はわずか10dB。
・つまり40KHz時は 400Hzより20dBほど音が大きい。(vtvm読み)。ヒトの可聴域から上で効率よく出力される。
・「蝙蝠さん寄ってらっしゃい」の特性だ。電流を10倍流して700mAにすれば負荷Zは下がるので、ほどよい特性になる可能性もある。
・蝙蝠相手ではなくヒトが使うラジオなので、冒頭のようにAMラジオの音域内にピークを持ってきた。
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恐らくはSPを振動させれるが、充分ではないだろう。ST32の特性がまともであれば充分に鳴るが、、。
ヒトの音声フォルマントでは低域が重要。残念ながらst32では低域の音はぜんぜん出ない。
コウモリ相手に開発されたトランス ST-32を採用すると笑らわれるね。
曲がりないにも「st-32の音は良い」とは云えぬ。 「このトランスを使うには、電流を500mA程度流してください。」の判断が正しいようにおもう。
オイラとしては、「Cをパラ付しても特性が尖がる割には第一フォルマントが再生されないので、使いたくないデバイス」のひとつ。
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①、cパラ付特性のまま鳴らす。
②、st-32を止めて、ダイレクトドライブにする。
③、st32を止めて IC で鳴らす。⇒ 2石+1 ICラジオ
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自作ラジオ群
こんな感じでいいのかどうか?
400uAのメーターを使用したので100uAだとガバガバ振れてしまう。
1970年代日本製トランジスタ式通信型受信機(trio r-599)と非常によくにた回路になった。少し工夫はしている。
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YouTube: 真空管式トーン付 ストレートラジオ (6ak5)
ラジオ少年がclosedしたので、バリコン入手性が悪くなりますね。
自作真空管ラジオの通算124台目を製作中。 1~100まで 。101~ 。
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通算124台目で 「真空管 ラジオ 局部 発振 確認 」で説明文を公開。
1,
まずは6wc5の発振強度を確認する。これは少々強めな感じのosc具合だと判る。測定点は、nhkの教科書に記されている。WEB検索なんて安易なことをするんじゃ、その知識は薄れる。必ず本を読むこと。
アースポイントすら知らない知識レス者が増加中ゆえに、真の技術を継承していくには文字と映像で記憶にいれること。
rf成分が重畳しているので実値よりは大きい数字になる。 デジタルテスターではrf成分によスケールアウトして測れないので、必ず針式テスターで確認のこと。
2,
6wc5のsg電圧は、この数字。 もう10vほど低いのがベターなので、一通り測ったら抵抗は交換する。
3,
IFTに掛かる電圧値。 この数値前後が6WC5のSN良い。
4,
2nd IFのSG電圧はこの数字。
球が元気であれば感度過多になる。 お疲れな球であれば丁度よい。
5,
トラッキングはこれからだが、入感するのでバリコンを回してみた。
、、、と 感度が出すぎなので これから感度を落としていく。 6WC5のSG電圧は マイナス10Vさせる必要がある。 2nd IFのSG電圧は30V近傍まで落す必要がある。
1, スマホは直流+信号を流下させるデバイスだ。「audio ICデータ表にはどのくらいの電圧がヘッドホンに掛かるのか」まで数値で公開されている。 ICメーカ設計値電流が流れない場合には 音はやや????になる。 鈍感でそれが判らない大人が多くいることも事実ではある。
2, 真空管ラジオのPUは直流が掛かるように設計はされていない。真空管アンプも直流を受ける回路にはなっていない。
さて、 どうしたら、スマホから信号を受けれるのか?。 当事者間のdc差がゼロであれば工夫する必要がないが、IC メーカーによれば少なくとも0.4Vを超えるdc差がある。
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オイラはラジオ組み込みに下写真のものを使っている。
・スマホのaudio ICはmax出力32mW~100mWなので、オームの法則で換算値を自解すれば判るが、受ける側には3mV~5mV程度しか掛からない。 この数値ではラジオのPUに入れてガンガン鳴らすは無理だ。 だから単純に接続しただけでは音が小さいままだ。
・「その辺りを理解できない大人が直接続して音が小さい」と騒ぐのを頻繁に見かける。
・この基板(RK-40)でガンガン鳴るように増幅してやる。100倍程度には増幅するので、写真のように300mV程度は後段に掛けれる。
この基板は、サトー電気の店頭に並んでいる。電源基板はRK-88、ヒーターラインからエネルギーを貰う。
LTspiceは 使えないソフトです。 ⇒ここに駄目具合を公開済み。
己の頭で思考できないヒトはかなり騙されています。ここ。
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同調指示にマジックアイが使われたのが起点だろう。
1目盛り6dBと云うのはham journal no2??でレポートが上がっておるように、米国から舶来品がそうなっていたのをjapaneseがコピーしたのが定着している。
sメーターとvuメーターの差異はここに公開済み。
もっともJISでは、「受信機が同調指示器を備えていれば,その受信機は,同調指示器の使用についての製造業者の指定に従って同調させる。これは,受信機の使用時の同調方法に相当する」とJIS C6102に定められおる。
従ってフルスケールで500dB分表示させても60dB分表示させても、それは製造業者の指定に従うことになる。
製造業者では製品毎に調整方法を公開している場合があるが、それは製造業者の指定に従うので業者間の差異、機種毎の差異を考慮して深く考えること。
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LA1260ラジオをSメーター化してみよう・
1, まず、此れ。
シュミレーションソフトでゼロ点あわせができることを確認して、その抵抗値をカバーするようにvr化した。
・結果は、ゼロ点取れず。 トランジスタゆえに、メーターゼロ点近傍で電流がジャンプして逆向きになった。ソフトではそろりそろりとあわせられることを確認したのにねえ。
・実際には yes or no の挙動だ。
JF1OZL氏が「トランジスタはスイッチングデバイスだ」と云う意味は、この挙動で体験した。
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第二案:
1975年に公開済みの古典的回路をもってきた。日本人の発案ではないがね。ソフトでは1mAは流れることを確認して基板化。
まとめ
・このメーターは400uAなので振れが弱い。設計者指定のように100uAが必要だ。 ソフト解より実際は流れない。この経験は4回目。
・このラジオICでは逆振れなので論理反転のTRが必要。ラジオICではAGC電圧のベクトル方向が正負両方あるんでややこしい。
、、、、、、と改善してみる。半導体を2~3個追加する形になる。
現状は 真空管ラジオのavcベクトルと合うので、電位中央をFITさせると真空管ラジオのSメ-ター化にもOK。 賢い方はどうすりゃいいか分かったと思う。
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・「LA1600 Sメーター」で検索して見つかる回路も原型は真空管を使った回路。真空管なんで成立していた。「webで多数発見できる回路が動作するか?」は、agc定数への影響(被害?)考察が抜けているので、「どうでしょうか?」。6pin+抵抗+トランジスタでは感度抑圧生じる。
6pin+fetでも粗い回路では、感度抑圧が生じる。webで見掛ける記事は感度考察されていないね。
・ 差動トランジスタタイプは動作中ジャンプするので難しい。 トランジスタで差動させたのはJA1AYO氏の回路のが現行回路では一番よい。氏のsiteで公開があったかどうか????
両負荷の差動入力回路にして、 inputとの電位差がほぼゼロにするとそこそこ動くが、メーター回路内蔵のICを使った方が 省スペースでベターなことは事実だ。
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追記:
200uAメーターでこの程度は振れた。 差動回路は使わない。
YouTube: LA1260 middle wave radio : testing indicator . trial.
200uAでそこそこだったので、500uAメーターをドライブするように定数を換えたら、トランジスタ特性のおいしいところが使えなかった。 この200uA用回路で暫定リリース。 RK-81v2になる。
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追記。
ストレートラジオにsメーター回路を反映してみた。
YouTube: testing indicator movement: ta7642
上述のSメーター対応ラジオ基板はRK-94V2。 ⇒ サトー電気での扱いを予定。
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このsメーター基板はRK-109.
ワンショット・マルチバイブレーター回路。
この回路をつかった製品で有名なのは、マーカー回路。 trioの510,520のマーカーはワンショット・マルチバイブレーターの回路で基板化されている。必要であれば作れば済むが、半田コテを持てない大人が主流じゃ作れないようだ。 中華人民共和国のホビィストならすぐに作るが、、日本人はそこまでの力量がない。日本では、アマチュア無線ライセンスを取得してわざわざと通信オペレータに成り下がるのがトレンドだ。
技術的には1960年~65年頃の雑誌でちらちら見かける。動作原理も誌上で詳しく公開されている。
1970年代にはic化されてTR回路は見かけなくなった。
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・trio の無線機には余剰空間があるので、5桁から6桁表示器を組み込んだほうが使い易いと思う。製品として出回っていた記憶だ。
・任意のoffsetで設定できるラジオカウンターはキット品が80年代から90年代に流通していたが、いまは見かけない。
オイラは、リバイバルで作図中だが1/4ほど書けたところで止まっている。rk-03の6倍ほど体積が必要なので作図停止中。
テストループの必要性はここで公開済み。
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「磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ」とオイラが公開したのが2015年。
それを読んで焦った「ラジオ修理にて収入を得ているweb siteから、 祐徳さんに 造れ!!!」って電話が入った。 それが再販の切っ掛けだ。 「どなたが焦ったかのか?」は概ね わかりますね。
それから遅れること4年後の2019年に PDFで公開した法人SITEがある。
テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。
目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。深く検索すると、米国では新品10万円で売っているshopがある。田舎の電気店ぽかった。
さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。
自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。
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・オイラのとこには1号機??と思えるテストループ(祐徳製)がある。
・オイラは機械加工屋あがりの金型設計屋、機械設計屋なので、工作機械と呼ばれる分野では旋盤、フライス盤はできそれで飯が食える。マシンニングも出来る。funacはニキシー管表示のn3000から触っている。 平研磨は下手なので納品レベルは無理。
・BNCコネクターは2体構造だが圧入が甘くてbnc部だけ抜けたので、半田を外して圧入しなおした。 通常この径だと70Kgf前後での圧入になる。
・ボディ側はヘリサート2dにしてほしかった。 ネジは4点~6点止めでないと苦しい。
・ベンダー加工後、もうワンプレスして残留応力を多少は開放してほしかった。あるいは5時間のドライアイス漬けでも良い。
このあたりが工夫されてくると助かる。
コロナ禍にて 材料費は2017年時にくらべて、ほぼ倍になった。大陸では2021年7月の2連台風で港が使いものにならなくなったので、港再開まで1.5年は必要だ。次回販売時には8万円前後になるだろう。それなら30年前からの新品を米国から引っ張ってもよい。
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大松や目黒のをyahooで見掛けたら買いでしょう。1年に1つは出てこないので5年ほどは待ちぽい。
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低周波発振器の出力インピーダンスは600オームです。この廉価品も600Ωです。
デジタルオシロの入力インピーダンスは1Mオームです。 低周波信号の波形観測には、インピダンス600オームのオシロでみるのが基本です。 Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けなことをしてますか?
あなた間違っていませんか? 道具は正しく使いたいですね。
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ラジオ修理のpdfをcdにして売っているsiteがあるが、あれ単独者でない。深くよめば文系の方が中心になってまとめているぽい。
長野県北信生まれの技術スタッフが支援している。 ま、そういうことはオイラにも聞こえてくる。
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パワコンのスイッチング周波数は4.3kHz前後で運用されている。 質が非常に悪い電力だが、人気ではある。 電力の質を考えたことがない人間が政策を薦めるので、低質なものが出来上がる。
・その質の悪さを体験中だ。
・パワコンが50m先にあり、電波として測定ラインに重畳する。50kwのパワコンが20台ほどある。
・細かいヒゲのようなスパイクノイズがガンガン飛んでいる。 長野県松本地域ではパワコン高周波(123次)とnhk第1が重なりラジオ受信不能になる。概ね230次高調波まで確認できる。ラジオを聴こえなくする道具が普及して、体への影響は確実にある。
・50kw電波が体に良いわけがない。オーム真理教のあれも50kwほどの出力は無かったはず。
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tone400hzのssgを受信したら、細かいものが重畳している。
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11発数えられる。⇒ 400 x 11=4.4kcなので 波形からも4.3kcのスイチングノイズ確認できた。
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重畳波形なので、トリガー次第でこのツートーン波形になる。
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無信号時にもパルス性ノイズを観測できる。
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写真では判り辛いが パワコンノイズにトリガーが反応して輝線が重なり太く見える。
幸いにターゲット周波数は判っている。
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狐の鳴き声が五月蝿い田舎で、質の悪い電力と戦う羽目になった。
世界最大のパワコンメーカーの取説(日本語版)には、pwn制御のよるAC波形が記載されていた。
50Hzベースで86発ほど見えるので4.3kHzでのスイッチングになる。
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穴明き基板でtrap(減衰量40dB)をつくり、vtvm上流に入れた。
随分と影響が減ったが、受信感度測定にはまだノイズが強すぎる。 前の環境とは、まだ20dBノイズが強い。
TRAPは10枚基板化しました。太陽光発電ノイズで計測苦労しているようであれば連絡ください。
2014年3月12日 (水)の再掲。
6年前の記事を再掲した。
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IFTについてすこし考えてみる。
切っ掛けは、先日完成させた「4球スーパー2号機」
★先ず、手持ちのIFTの中をみて、「1次側コイル(P-B表記)が天側or地側」の確認をする
この↑cosmos IFTは ,1次側コイル(P-B表記)は天側。
この↑FUJIのIFTは、1次側コイル(P-B表記)は天側。
タマディンも1次側は天側。
この↑ナショナルのIFTは、1次側コイル(P-B表記)は地側。
三菱も1次側コイル(P-B表記)は地側。
1次側コイル(P-B表記)の向きは、上記のように天と地と2通りあることがわかった。
統一ルールは無かったようだ。
★ 4球スーパーでIFTからのリークで発振した時は、
上のように結線して、トラブルにあった。
★IFTをふりかえてトラブルから回避した。↓
★では、下のような場合、IFTのリークによる影響はないのか?
いままでは、真空管ラジオでIF段のゲインを上げると回り込むのは、配線からのIF漏れだと想ってきた。
しかし、「IFTからのリークの方が大きいのでは???」と??状態。
少なくとも、上に調整用穴が開いているタイプはモレ(リーク)に注意したほうが良いことを今回経験した。利得限界まで追い込むには、孔は塞ぐしかないね。
真空管ヘテロダインでは、「1st IFTと2nd IFTは 相を揃えない使い方」のほうが良さそうな気配。上記のように「4球スーパー2号機は、相を揃えない」で鳴らしている。以降122号機まで相を揃えない方式で自作。
まあ、松下、東芝などメーカー製真空管ラジオは1st IFTで帰還発振させるようになっているので、あまりゲイン(感度)が上げられないことも判明した。「アンテナ線を伸ばしすぎと発振する」ラジオもYAHOOでは整備済みで見つけることができる。
ただ、山中電機だけは正しく「相を揃えない」配線だった。おそらく、一番ラジオのことを理解していたメーカーだね。
IFT取付は山中方式を推奨。
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ご存知のように、トランジスタ式ヘテロダインでは、「IFTからの信号がバーアンテナに回りこむことが多い」。
IFTとバーアンテナが近いラジオは、回り込みのためにIF段のゲインを上げられない ⇒耳のよくないラジオになる。
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日立のIFTもUPした。⇒記事
YouTube: ハム音の比較にどうぞ。 ヒーター片側接地してもこの位のノイズ。
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・開放線(アンテナ線)なしの磁気アンテナ(バーアンテナ)の調整に、テストループが必要だとJISの紹介しつつ記事にしたのは、オイラ。
・それを見て焦った「某オッサンが祐徳電子に製作依頼を掛けた」のが、テストループの復活生産になった。 復活品を診て自作記事を上げたのが「2019年RFワールド 」って雑誌。
某オッサン様へ、 色々と聞こえてきますが、自己研鑽してくださいませ。修理業ご苦労さまです。
キーボード打てない、携帯電話の入力しか出来ない者には知識面で無理ですのでお帰りください。・データシートを読む力のある方は、本稿を読み飛ばしてください。
2020年2月8日の再掲
アナログラジオの原点は真空管ラジオ。 単球でもspで鳴らせる基板を領布中。
YouTube: single tube radio :reflex and genny using 6GH8
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「SNが悪いDSPラジオ」をよく聞こえるラジオと誉める大人が多い。しかしデータシートでは「DSPラジオはSNが悪い」ことが公開されている。
中波帯でのsnはこの程度。原典。
データを読めるならば、腰が抜けるほど驚きますね。
・近年に近いデバイスは多少改善されている。価格相応のSNだと理解して支障ない。
・SPECで60dB取れれば実測45dB近傍になるので、ようやく自作対象デバイスにはなるだろう。オツムの良い人ならDSP IC、PIC等を使わずに出来る道があるのをうすうす感づいているはずだ。
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・データシートを理解できない方むけに、「市販DSPラジオ」と 「自作LA1260アナログラジオ」でのSNについて確認しよう。
・データシートを読む力のある方ならば、SNが悪い原因も理解しているだろう。その原因をオイラが説明するほどのことは無いね。
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数値確認対象DSPラジオはYK-901. Amazonのsiteで 性能/価格 での評価がよい。
ここでの評価もたかい。感度良いとの書き込みがかなり目につくが、さて実態は????
・SP端でのVTVM値を列記。
廉価なdspラジオ(YK-01)で、放送局が入感しない時に、10mVレンジで4.8mV位。
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0.3Vレンジで 放送局を受信してみた。100mV位。
・(S+N)/N は28dBくらい。 忖度して30dBってところか。室内loopアンテナの同調cを回してもアナログラジオのようなきびきびした入感レスポンスがないね。(そりゃそうだ)
・とあるチャンピオンデータ(メーカー公開データ)では SN=40dBなので、現実はそこまでは到達しない。この程度。この数字じゃ、dsp音質の評価はかなり低くなる。amazonでの評価がよいのが不自然。 よほど酷い音を常時聞いていれば高評価する可能性はある。 メーカー公開値は下駄を履いているので、チャンピンデータと揶揄され、現実とはかなり乖離する。 下駄の高さにはメーカー色が出てくる。
・う~ん、「実測でSN30dBじゃ、駄目だね」が感想。この程度のSNならアナログラジオを自作した方がよい。「感度良いとの書き込みは自作自演ではないか?」あるいは、「感度悪い物しか所有していない」不幸せな状況かもしれないね。
・DSP ラジオ ICはクオーツ時計のcrystalを使っているのでそのn次高調波も含めて作動している。クオーツ時計のcrystalは精工舎(現epson)の開発品なことはご存じですね。時計用水晶で儲けた時期も過去あった。・3/11の震災後に統廃合が行われて水晶振動子・レンズを製造していた松島事業所はHOYAに売却された。ヒトも新棟ごと売却された。2つの旧棟のうち、ひとつは2017年に借りてが見つかった。 新棟を建てた時の松島事業所に装置打ち合わせで出入りしていたオイラは、栄枯盛衰のさまを見ている。
・恐らく黎明期のトランジスタラジオよりも、この廉価dspはSNは劣るだろう。
・LA1050がデータ上でSN=30dBなので SNについてはLA1050 と廉価DSP ICと互角で悪いなあ、、と心の声。
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最新の開発基板: LA1260ラジオ。
放送局入感しないところでみた。 :30mVレンジで5mVくらい。
放送局受信時に1Vレンジで400mVくらい。
・大まかに(S+N)/N=50dB程度。
廉価dsp ラジオより随分とsnが良い。数値差はおよそ20dBになる。
・「廉価dspラジオのように、SNが悪いものを造ろう」ってのはかなり蛮勇心が必要になるだろう。「雑音まみれの音を聴いて楽しいでしょうか?」
オイラはその蛮勇心は持ち合わせていない。オイラがdspラジオを自作例として扱わない理由はこれで、理解できたと思う。
・LA1260とLA1600のSNはどちらが良いか?
、、と「ラジオでSN良い音を聴くこと」をお薦めする。
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「残留ノイズが0.4mV」の自作真空管ラジオ。松下等製品の1/10~1/20程度のノイズ強さ。
YouTube: Low noise only 0.4mV: output speaker.
残留ノイズ値を公開する自作派は、他には居ない。
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・統計では日本に住む人間の7割は「日本語理解は3行まで可能、それ以上は無理」状態ですね。
・スマホ入力しか出来ない方ですと、今長文は貴殿の理解力を超えている可能性があります。pcを扱える知力になって再訪くださいますようお願い申しあげます。
・己のオツムで思考する力を持たない方には、本内容は不向きです。 本デバイスをマンセーするsiteへ移動ください。
・「片目を瞑って使う」、「目瞑って使う」ことも 忖度日本では「使える範囲」です。「良心を持つエンジニア」には目瞑って使うことはできませんね。本デバイスに対しての良心具合もあちこちのsiteでみてとれます。
・データを忖度して最近になってバレた企業として日立、三菱ってのがあります。真空管や半導体で聴く名前ですね。不思議ですね。バレてない企業もあるでしょうな。
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・data sheetは、チャンピンデータとも呼ばれることが多い。それを信じるのは「オツムが弱い側 或いはエンジニアではない人物」。 データシート通りの実験結果になるのであれば、その製品をデータ取した人物は、「エンンジニアの良心」を有している。 3端子レギュレータでのノンノイズ品ではデータシートでの等価回路公開はない。わざわざと同業者にノウハウ公開することを避けている。 医薬品特許は特許庁で心臓部もすべて公開するので、パクられ放大なjapanです。
・計測点を明示してグラフ化したものが科学的資料と見なすことができ、論文系はそうなっている。 水位観測においても計測点を線でつなぎグラフ化する。しかし半導体データ、真空管データには計測点の明示がない資料が出ている。資料の質としては随分と低い。忖度を否定できない。
・統計学的には処々多くの研究者ごとに式が公開されており、「誰の式を利用したのか?」まで含んでグラフ化する。これが明示されていないのは一般的に根拠資料としては妖しい(眉唾???と疑うことから始める)と見做す。
・「この質の低い資料をどうみるか?」 は、オツムの出来に依存する。また、一般教養にも依存する。呼び半田を知らないオツムだと資料を診るチカラはないだろう、、。
・「エンジニアの良心」はパナソニック系では頻繁に聴く用語である。「エンジニアの良心」それに「チャンピオンデータ」を知らないのであれば、だれでもできる簡単な設計の経験しかないだろう、、と推測できる。
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忠実度を英語ではfidelityと呼ぶ。 英語が先に存在しそれを日本語化した文字列ぽい。
hifi-fidelityを 略して HI-FIと呼んでいる。
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MC1350と云うICについて。
回路網が同一ICとしてMC1590,MC1490がある。MC1590はかなり有名であるので皆知っているだろう。
差異としてMC1590はCAN。MC1490はDIP。1973年刊行誌には動作データが載っているので1970年から1972年ころの市場投入品。・MC1350はリミッターICとしての採用例がJAで1976年に誌上公開されている(70年代ではすでにリニア動作用との解釈ではないぽい)。 日本ではリミッターICではTA7061、tubeでは6BA6が有名である。
MC1350,MC1590の等価回路上ではシリコン生成によるR値が2点異なる。最上位であるMC1590はAF AMPもお薦めされているので、メーカーなりにリニア動作に自身があるぽい。
・立ち上がりの遅れや、キークリック、波形のゆがみ、波形の鈍り具合等を視るにはオシロが適している。スペアナでは残念ながら波形ゆがみ・鈍りは計測が困難だ。 横軸が周波数軸なので、周波数に関する観測は適している。高次の歪はスペアナでみるが、1/4次、1/3次歪はスペアナで見れた記憶が弱い。
・振幅動作用デバイスのオシロ波形はオシロ原点の点対称(上下の振幅高さがイコールである)であるので、対称具合を見ていく。出力波形が入力波形と相似であることを確認する。忠実度の確認をする。 入力と出力の相似比較はスペアナでは無理だが、ガリ勉君にはそれが理解できない。
スペクトラムアナライザはスペアナと略して呼ばれ、AC電力を周波数別に表示する高感度な測定器です とメーカーが云うんです。波形の相似具合は診れませんね。
と1/3次歪等は どうやってみればよいでしょうか?
フーリエ変換利用した作図形状は次数で異なるんで、難しいね、、。
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MC1350は非リニア増幅なのでFM専用ICのはずだが、、、との思いで基本項を確認はじめた。 振幅信号での使用は非推奨だった記憶がある。
あえて振幅信号を扱いMIC-COMPを造ろう、、と。天邪鬼的思考、。リニア動作であればmic-compに使えるので、充分なリニア動作であればオイラは嬉しい。片目をつぶってもよい程度のリニア動作であればmic-compにする。
以下の特性から、振幅信号系に使えると己が信じれば使えばよい。どのデバイスをどう使うかの判断はオツム具合に依存する。
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このICの設計周波数センターを見て、国際電話通信の第4世代(第3?)と判るお方はプロで使ってきた側である。同時期にリーリスされたのはNE612。TV側での 1st IF に採用されていたようだが、メーカーデータではFM検波前段での使用が推奨なので、FMリミッター動作用として採用されている(動作点がいびつでも電圧の壁までスイングできればOK)。もしもAM用であれば2nd IF=3.85MHzなので その周波数(3.85MHz)での回路例が通常ついてくるが、MC1350にはちょっとない。つまりAMには不適だとデータから読みとれる。ライセンス生産した会社がAMの文字をデータシートに追加したが、IC開発側データにはAMの文字はない。
①
電源電圧と動作点の関係を確認する。 5mVくらいの振幅信号を入れてみる。AGCピンは開放。
直線性(リニア性)が振幅信号では要求される。 音の良いAMPはA級動作だ。 わざわざAB1、AB2にするのはセラミック球くらいだ。
右側が印加信号。左側が出力。 相似でないね。波形が点対称でない⇒振幅ものにはちょっと不向き。オイラのネライであるmic-compには波形面では無理ぽい。かなり残念。
メーカー推奨電源電圧が12Vだ。 しかしこの12Vでは、動作点が良くない。 上側が伸びすぎている。データシートほどのゲインにはならないので飽和にはまだ遠い。真空管でもここまで酷い波形は簡単には出せない。
・メーカー推奨電源電圧では振幅信号は形が変わってしまい AM用としては全く扱えない。使うならばFM用ICだろう。
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②
電源電圧9V位。
今度は逆に下側が伸びている。 電源電圧をさげたら増幅度が増えた。、、と12Vはベターな動作点でないこともわかった。
電源電圧を0.1V単位で決めてやる必要があるICだ。これも相似でない。点対称性が低い。
忠実度が低くこの電圧で、この波形AM信号を扱うと「お馬鹿と云われる」波形水準。
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③
7Vに落としてみたが、駄目だ。忠実度がさらに下がった。ここまで酷いと音でも判る。音が汚くでHI-FIではない。mic-compは無理っぽい。
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④
電圧を戻してみた。8.5V位。
こりゃもっと駄目。電源電圧によって動作点がフラつくことを確認した。捨てた方が精神衛生上好ましい。
ラジオICではこういう動作をするICにまだ遭遇していない。
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⑤
電源電圧は6Vくらい。
上とはまたまた違う。この状態だと音が歪みぽくて確実に判る。
、、と云うことは振幅信号を扱うのであれば、ベターな動作する電圧を抵抗可変式で決定する必要があるICだ。 やはりFM信号用ICだ。この後段にリミッターを入れてFM用に使うのが正しいだろう。
仮に振幅信号用であれば、「クワチャドラ検波でなく 包絡線検波或いはプロダクト検波が後段の回路」がメーカーから提示がある。しかしデータシートではクワチャドラ検波前段のIFとして扱っているので、メーカー推奨としてはやはりFM専用だろうね。「このIC登場時に45MHzや60MHzでリニア増幅IFが必要だったのか?」の背景も考慮する必要がある。
等価回路を眺めていたら、動作点が移動するわけもうっすらと理解できた。等価回路上ではシリコン生成によるR値が2点異なる。
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⑥
この電圧近傍でベター点がある。VTVMの差を12V時と比較すると、この電圧は推奨できる。
振幅信号を扱うのであれば4.9V前後で0.01Vステップで追い込む必要がある。
20分通電しながら観測していたら、1点???だ。
不幸なことに、電圧一定でも出力が2dBほどゆっくりと増減する。 電源が安定していても動作点は揺れていることが判った。 正直に云うと、SSB,AM等のリニア増幅用途には全く不向きなICだ。安定したリニア動作をさせるのは、電源回路も含める必要がある。
「振幅信号では怖くて使えない」のがオイラの感想。メーカーはFM検波前段のICとしての位置づけなので、リニア増幅かどうか重要でないらしい。通電した結果 AM向きなリニア特性ではない。 あえて使うならば周波数変調された波形の分野になる。
安定したリニア動作をさせるのは、電源回路も含める必要がある。
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考察
・例えば電源電圧12V時には5番ピンに約6V出現。
・制御電圧を5番ピンにかけて0.2mA弱注入できる回路がAGC回路になる。
・逆流すると苦しくなる
・無信号時にはAGCモードに為らない制御電圧
・波形と増幅度では5V近傍で動作させるとリニア動作点がある。此れはスタビラー回路を入れて超安定させる必要ぽい。
・動作点がゆらぐ特徴があるので 製造時にオンライン分類選別しているだろう。上級順にMC1590.次がMC1490あるいはMC1350だろうな。そうでなきゃ「等価回路が同じだが。3種型番存在する謎」の説明ができない。
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・リリース当時の記憶をとどめているならば、「このICをAMあるいはSSBで使うのはまあまあ無謀だ」と知っている。イーエレさんではFM用ICに分類されている。 往時のことを覚えているようだ。
・動作点のゆらぎへの対応は、強いAGCしか浮かばない。常時AGCが掛かる使い方しかできないな、、、。
実験を行って動作点決定した製作記事は近年無いことも分かった。日本では[動けばok]の記事が主流だね。このicでam/ssbを扱うには5v近傍で作動させること。もともとFM only だからね、、。
・繰り返すが、適正電圧ゾーンがかなり狭いので、そのゾーンで使うように。動作点の揺らぎ対応を検討すること。
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特異な条件下なら振幅信号(ssb/am)が扱えることが判明したので、どう制御するか?を思案したが、、、無理??。
もっとも常時AGCだとMIC-COMPには使えない。小信号入力時には、制限なし状態の必要がある。
「FM用IFしか 使い道がない」なあ。もっともJAではリミッター(TA7061と同じ使い方)として紹介されている歴史がある。測定するとその用途にならざるを得ない。MC1350をAM/SSB用に使うのはCQ誌史を知らぬ強者あるいは回路の読めないビギナーだろう。わざわざと技術力を下げることに注力している層も日本には存在していることは事実。 MC1490が届いたら再挑戦だね。
・最後に、455kcでの増幅度はカタログデータほどは無いことを確認した。 やはり、チャンピンデータ(眉唾とも云う)だった。
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振幅動作に使えないデバイスとして、TA7358がある。変調波形はこうなる。鼻つまりのような妙な音になるので聴感上でも妖しさが判る。
こんな波形でもAM/SSB信号を扱おうとする技術水準の方が日本に居られる。「これをDSBに使えますと広める」のは、機械エンジニアのオイラには無理。
この歪んだ波形をスペアナでみても高次歪しか判りえない。
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オイラは、機械設計屋なので デバイスの挙動についてはメーカーデータを妄信しない。妄信しないことが良い装置をつくれるかの分岐点になる。
・オイラは電気系数式には弱い。高校卒の力量しかない。それゆえに検波能率の理論算出式が存在しているのかどうかは不知である。振幅変調の検波について実測されたものは、2極管による実測グラフは刊行本でみた。
・太陽光発電分野では効率(能率)は式からも導ける時代になってきたが、古典とも云える振幅変調の検波についてはさほど光が当たっていない。
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今日は、この記事が目にとまった。確かにLM567利用の同期検波は欧州を中心に実験例がある。オイラのこれもLM567である。ただしクリチカルにて玄人向きである。中級エンジニア向けのものを試行中だ。 yahooの知恵△△では同期検波にはdbmが二つも必要なことが目にとまるが、「dbmメーカーからは1つで足りるよ」と公開されている。同期検波に限るとSBMでも良い。
・中波放送のような場合、ターゲット側には搬送波があるので同期検波で復調する。プロダクト検波でam復調とはさほど聴かない。
・SSB復調で多用されるプロダクト検波は、ターゲット側には搬送波はない。またターゲット側との同期は要求されていない。 搬送波+音声信号、振幅変調をSSGから飛ばしてプロダクト検波してみると、ダイオード検波のような音には為らない、感度も???だ。それゆえに「世間で云われるプロダクト検波」のターゲットは搬送波レスの振幅変調だとオイラは理解している。
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・積だからプロダクトだと云われれば同期検波も積である。プロダクト検波、同期検波の用語が曖昧じゃないのかなあ? 。 ターゲット側の搬送波の有無、正確にはシンクロ可能かどうかによる作動差だろう。
・「同期したプロダクト検波」と「同期しないプロダクト検波」になる。これは数式上での表現から派生している。両者の違いは、トリガーを搬送波から取り入れるかどうかだ。
、、、と思考中。
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・搬送波ありの振幅信号をプロダクト検波で復調は難しい。これはSSGからの信号を聴けば体験できる。
・搬送波ありの振幅信号を「同期したプロダクト検波」で復調すると、2極管検波同様に聞こえる。
・搬送波なしの振幅信号を「プロダクト検波」で復調すると、普通に聞こえる。
要は、能率の良いプロダクト検波デバイスで、搬送波有無を検出し同期/非同期の動作モードに振り分けてやれば、検波UTは手動切り替え不要でまとまるだろう、、と。 「動作モードの数式表現としては一つになるので、オツムの良い方がまとめてくれるだろう」と院卒・大卒に期待する。、、、いや待て待て、昔にweb上で算出式をみた記憶が残っているが、、、近刊行本を買ってみよう。
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1940年代刊行された「tube radio 」に関する印刷本をみると、周波数変換は mixerの表記でなく 「1st det」とある。 2極管によるam復調は2nd detになる。先の大戦中、日本では超再生性式が主流であったが、米国ではヘテロダインが軍用に使用されていた。
日本の1950年代テキストには、第一検波と書かれている。これはまだ中古本で入手できる。
ラジオものでは英語圏から学ぶのが正しいように思う。
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