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2020年11月 6日 (金)

syncrodyne : synchronous detection (同期検波と呼ばれる検波方式)


YouTube: 【小仙若】 Violeta✿

ラジオの技術は日本発祥ではない。

syncrodyneとネーミングされた検波方式で私たちが見ることの出来る資料にひとつに

Syncro01

がある。1948年印刷物のpdf版になる。 これはここで紹介済み

日本語では「同期検波」でまとめられているが、同期検波においては幾つか方式が分かれている。同期検波で4つの方式は存在しているんで、電機プロエンジニアが解説本等で基礎技術について執筆してくれると助かるんだがね。欧州の学会では種類わけができているようだが、日本で調べるにはどうしたらよい??

あいにく日本では基礎学問に時間を掛けない薄ぺらい似非技術がもてはやされるので、本質を求めるユーザーは1%もいない。もう5年経過すればノーベル賞も取れないほど日本では基礎技術が衰退するので、ずばり政治家のネライ通りになる。菅首相が基礎技術研究に圧力をかけ衰退させようと頑張る様が2020年10月~11月に報道中ですね。 日本衰退して徳をする国は、某国ですね。

IRでゼニ貰っちゃったんで、自民党は中国の指示通りに技術を捨てることを実践中。

1951年にはsynchronous detectionで特許済みのものが公開特許では一番古い。tv colorでmustな為だ。TV放送のRGBの位相差の数値を理解するによい資料のひとつだ。

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同期検波を基板化した。IF=455を想定しているでCA3028を使う。NE612だとでかくロスるので455kcには不向きだ。

mc1496のデータシートに同期検波回路公開されているので、455kcでゲインが取れるIC(CA3028)を使ってみた。 前段はMC13△△なはずだが、データシートを発見できなかったので手元ICを使った。 明日、試作手配したい。手配した。

Syn

・S041P (TBA120)でも検波できるが信号強度強弱にOSCが引っ張られるので実用化には少し工夫が必要。

・もっともTBA120でのssb検波回路が20年以上web公開され続けているので、「fm デバイスでプロダクト検波できる」こと知らん奴はいないはずだ。FM専用と信じられているTDA7000でプロダクト検波させた作例。


YouTube: checking tda7000 for direct conversion RX.

・DBMでスイッチングさせる為には、RF=0.7Vは必要。この数字は電波で飛ぶに充分ゆえにIFTに飛び込んでしまう。結果、帰還発振するので実装上部品距離を8cmくらい離す必要がある。市販の同期検波ラジオはダブルスーパーあるいはトリプルスーパーで帰還発振を回避している。

・中間周波数は455kHz,10.7MHz,21.4MHz,45MHz  と使われているが 電話回線からの要求でその周波数が世界標準と使われるに至っている。性能良い455kHzメカニカルフィルターを考案したのはjapaneseらしい。ne612等は45MHzで特性公開されている理由は電話回線用に開発されたものだからだ。

・音叉型水晶振動子の出現は1997年頃らしい、オイラがその製造装置設計したのが1998年なので第一世代の装置になる。

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このicを使えば同期検波してsメーターも振れるラジオができる。幸運にも現行流通品だ。

Ic

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オイラは田舎住まいの機械設計屋のおっさんです。電解コンデンサー製造装置、水晶振動子製造装置、インク製造ラインを設計・製作・納入する会社で図面書いてます。

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