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真空管ラジオ ST管5球スーパー 7号機 Feed

2022年3月 6日 (日)

st管はお好きですか? 調整中。

中波から調整中。JH4ABZ式表示器を使う。tnx to JH4ABZ.


YouTube: tracking the middle wave radio using test loop and ssg

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古書を読むと6wc5の使用上限は3MHz近傍だ。 感度がGT管,MT管大きくに劣るからだ。6WC5はGT管,MT管に比べると短波帯ではOSCさせ難いのも事実。OSC強度不足で感度が上がらない面も内包しているぽい。

2018年2月 4日 (日)

「真空管ラジオでの6Z-DH3A」はゼロバイアスかカソードバイアスか?

用語の歴史について

1,西暦1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておる。

2,  The first stage of the 1937 "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias とある。エレキギターのアンプだ。

RADIO歴史上は、zero biasと呼ぶのが正しい。 商標登録からみで わざわざとgrid-leak bias名付けた勢力がいたことも判明している。

radio 知識があるなら zero biasと呼ぶこと。エレキギター派はグリッドリークでよいだろう。そのために新語をつくったのだからね

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6Z-DH3A,6SQ7,6AQ7,6AV6など複合管(ダイオード+トライオード)は、カソードバイアスにて製作をオイラは継続している。

6SQ7をゼロバイスでつかってラジオ自作した2012年に、出てくる音が拙くて「ゼロバイアスじゃ使えない」と聞き分けできたことが発端だ。それが「複合管を使ったラジオの初号機」であったことも幸いした。

◇COSMOSのおやっさんに云わせると「6Z-DH3Aのバイアスについて往時雑誌で話題になった」そうだ。

それ以来、注目していたがようやく出典の情報がWEB上に公知された。1953年の刊行誌だそうだ。 オイラの生れる前のことではある。 「ゼロバイアスかカソードバイアスか。6ZDH3Aのトラブル

往時ラジオ少年(12~17才)であれば64年を加算して、76~81才に至る。COSMOSのおやっさんが86才なので,きょう現在80歳を超えてこの文献を知らないならば、「往時はラジオ少年では無く、一般的少年だったであろう」との推論が成立する。

しかるに「自称 ラジオ少年」も紛れ込んで「ラジオ少年」のふりをしているのが理解できた。だから、音の劣るゼロバイアスを好むのだろう、、と。

◇さて、文中にあるように、結論まで明記されている。このpdfによりゼロバイアス主義者は無学だと判った。先人等の論文を読むチカラがないのであれば声を小さくしていただきたい。 

オイラの製作ノウハウでは、一貫してカソードバイアス推奨だ。音色が違う。 ゼロバイアスの汚い音を聴いても楽しくあるまい。オイラの製作品はカソードバイアスだ。 AVCと信号ラインが個々に取れる6SQ7や6AQ7,6AV6などは、AVCと信号ラインを個別にし、音が汚くなることを避けている。

「論理的にもゼロバイアスの音の拙い」ことが公開されて、よかった。よかった。

それにしても半田工作派では音の聞分けができない方が多いらしい、また聞分けできない方が主流だろう。audio愛好家でもzero biasのyaha教が流行るので耳は悪い。grid-leak biasとご本人が公開してますね。

◇音の聞分けが出来るならば、6Z-DH3Aや6SQ7はカソードバイアスで製作することをお薦めする。カソードバイアス(6Z-DH3A,6SQ7,6AV6)で製作公開しているサイトはオイラを含めて僅かながらある。しかしさほど有名ではないのが残念だ。

プレート負荷抵抗等についての続きは、「真空管ラジオでの6Z-DH3A」はゼロバイアスかカソードバイアスか? 続で記する。

◇参考回路

回路図6SQ7,

6Z-DH3A回路

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リードのs10に組み上げた3球ワイヤレスマイク。

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上記のは2014年12月の作例であり、このサイズでの2号機になる。 初号機は都内に嫁いでいる。

初号機製作後3年6ケ月が経過したが、web上ではこれと同サイズあるいはより小型の3球トランスミッターの作例はまだ無い。「ラジオ製作⇒ワイヤレスマイク製作」はラジオ工作の王道であった。真空管トランスミッターを製作するラジオ工作派は少数かも知れない。

アマチュア無線通信士になるのは、己の勝手だが、免許にはアマチュア無線技士と明記されている。「技士」の2文字の読み書きができるなら、無線技士の道に進むことをお薦めする。

◇真空管式FMワイヤレスマイクの自作。⇒ここ

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2017年11月10日 (金)

ラジオ工作の必需品、「標準信号発生器用テストループ」が数十年振りに販売開始された。by 祐徳電子さん。

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以前、ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)にはテストループがMUSTだ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。

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◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

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◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

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◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

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◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

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◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

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6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

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祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、数人の自称「ラジオのプロ修理技術者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

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EBAYでは往時の未使用品(日本製)が、日本円で7~10万円弱で取引されている。 往時のものを必要とするならEBAYにて調達をお薦めする。不思議なことに、テストループアンテナは日本製しかEBAYでは見たことがない。

2016年11月 3日 (木)

「ラジオのノイズ」考

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「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

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間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

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  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

2016年7月 9日 (土)

ST管5球スーパーラジオの回路図。 ST管中波ラジオに、短波をプラスした。

日本国の内閣府の発表

選挙TVで安倍先生が唱えていることとは えらく違うね。 自己絶対主義者

さて ムサシの出番だ。検索すると面白い内容が多数あるね。 そういうことだ。

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他励式スーパー

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先日のST管5球スーパーラジオに短波を追加した。

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バンドセレクターとFine tuningを加えた。

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st_super_6d6.pdfをダウンロード

標準とは少し違う処がある。6Z-DH3Aはカソードバイアス。

自作gt管mt管ラジオ回路図、 6AV6,6SQ7はカソードバイアス。理由は音が良い。

my blogに来られる方なら、ラジオの感度は部品配置に依存することは知っていると想う。

①「バリコン+アンテナ」のレイアウト。 バリコン体積の大小による感度差。

②製作上のノウハウ。 

③IFTの取り付けルール

④ラジオの周波数表示に  LEDカウンターモジュール 

   くれぐれもカソードからは信号を貰わないこと。発振強度分布が変る。

「6WC5ワイヤレスマイクではカソードからアンテナへは結線しない」この理由を考えるように。

タップドコイルはタップ位置で感度が変る。(理論上も感度が変る)

発振周波数は総巻き数に依存する、タップ点を換えても発振周波数は理論上変らないが感度が変る。まあ感度が変らないように信号を引き出すのがコツだね。

ハム音

出品中の商品はこちら

ST管2バンドラジオ 出品中

2016年6月25日 (土)

自作ラジオ用周波数表示、専用LCDでデジタル表示。

この2014年6月24日(金曜日)一日で溶かした年金(株式市場に投入)が、なんと3兆6千億円だそうだ。

日本政府の凄い処は、8%消費税の一年分の税額を 日本の株式市場がopenしている6時間ほどの間の使い切ってしまうところだ。 これでは消費税を60%くらいにしないと株価維持できないだろう。 これを見て無能と想うか、有能だと想うかは立場による。 上級国民様からみれば3兆6千億円ですんで安堵したはずだ。

下人のオイラからすれば、「たこ焼きが何億個買えるんだ?」と計算してしまった。

重要なことは、

公務員様の年金は、会計が別で、溶けていません。とても安泰です。上級国民の皆さまにはご安心ください。

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LCDで周波数表示するラジオ1号機を製作して18ケ月経過した。すでに50台を超えた。あちこちに嫁入りした。ラジオ専用LCDなのでノイズ源には為らない。このLCDはよく考えられている。自作派にお薦めする。

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YAHOOなどで見かける「2000円周波数カウンター」はそのままだとラジオには載せられない。 既報のように強力なノイズ源になる。 ラジオ側筐体がアルミ(鉄ケース)で、2000円カウンターもアルミケースに閉じ込めればシールド効果により、使えることが報告されている。多謝  to  ala1530s  OM.

必要なシールドは40dB減衰。

それでも素のまま取り付けて「ノイズや調整で少し問題がありました」などど逃げを打つことも出来る自作の世界、まあ趣味の領域で逃げを打つのならば本業はどうなのかなどと頭脳に浮ぶ。繰り返すがシールドは40dB確保の事。オイラは御馬鹿だから、仕事でシールドBOX納品経験も多々ある。常人にはシールドBOX依頼などそうそう来ないよ。

★カウンターへの信号引渡しはOSCのお邪魔に為らぬようにすればよい。それだけのこと。OSCの一番敏感な処に取り付けている事例が多いが、オイラは推奨しないな。

★1-V-2のように「再生検波で良好に受信中」でも「JH4ABZ式表示器」ならLED周波数表示は出来る。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

上記のように再生検波中はカウンターで検出できる程度の発振状態になる。「軽微な発振」とオイラは呼んでいる。取り付け

How to make up

上記に再生動作のゲイン増などの情報は上げてある。

昔昔、 「再生検波時は発振状態だ」と書き込んで多数から叩かれていた技術者をみたが、実際は動画のように発振中である。彼は、 「それでも地球は廻っている」E pur si muoveの心境だったに違いない。 

技術は正しく継承されるべきものだが、過去50年ほどの本をパラパラとみても「浅い理解の執筆者」も居られるようなことは捉えることが出来た。 真空管のヒーターピンは、ハム音が小さくなるように接地する事が大切だが、近年の雑誌にはその言及がほぼ無い。間違ったヒーターピンをグランドに接地するのは作業者の勝手気ままだが、それが市場にでて一人歩きするのが拙い。真空管ラジオを手にいれたなら、「ヒーターピンの正しい側がグランドに接地されているか??」を確認することをお薦めする。

 科学事象と異なる「所謂常識」のようなものが一人歩きすることが良く無い。時折そのようなものが通説として出まわっていることに遭遇する。

2017年1月14日追記

基板化した。ここ。と ここ

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ST管でヘテロダイン検波のラジオをつくろう

アベノミクスの事務所おっさんが、ガリガリ君を買って領収書を貰っていた。(事務所費で計上済み)。税金でガリガリ君購入したってことで、これは話題沸騰中。

総理が政治資金でガリガリ君買うってインパクトあるね。

Photo

これがokなので、オイラもアイスクリームを奢って事務所費で落す事にしよう。多分税務署がokとはいわんだろう。 不公平だな。

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1トランジスタの続きです。

プリアンプと呼ぶか?

ブースターと呼ぶか?

700kHzで26dBほどのゲイン増。ここがピーク点。 上側も下側もゲインが減ってゆく。1600あたりだと15dBにまで下がった。 それでも6BA6並の増幅度になる。

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組み込んだ。ブースターのOUT側はS-300(ラジオ少年)。ブースターINはバーアンテナ。

ポリバリコンでブースター周波数を可変するプリセレクター方式。

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結果は、やや信号が回り込む。親子バリコンからバーアンテナへ戻っている。また、ブースター負荷の「S-300」のインダクタンスが変えられないので、6WC5へ感度よく注入できていないのがわかる。 ここまで予想通り。やはり、高一部の負荷はμ同調で感度ピークを確認できないと駄目だな。

総合感度では従来より劣る。S-300部のロスは大きい。

従来式に戻して調整中。

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ラジオ部からLCD表示器への信号注入は、OSCさんのお邪魔にならないようにすること。

OSCの肝は、タップ点。タップ位置で発振強度が変るデリケートな領域。だから、タップ点からは信号貰ったら可哀想だよ。

★残留ノイズは3mVレンジ読みで0.4mV。 多い??少ない??は他のラジオ製作者の数値と比較してください。

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通算188作目。6wc5ラジオでは10台目。

2016年6月24日 (金)

ST管でヘテロダイン検波のラジオをつくろう  (トランジタブースター組み込み)

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通電してNHKも聴こえた。

半導体でプラスαさせた。1TRだが20dB程度のゲインはある。バーアンテナの支柱が未集結。

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ソレノイドアンテナはこの配置だと廻り込み発振するはずなので、少し工夫してみる。

2016年6月23日 (木)

ST管でヘテロダイン検波のラジオをつくろう 部品実装


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

ラジオ工作には、神話のようなものが付きまとう。

例えば 「ビス締結にはスプリングワッシャーをつかうこと」のように科学的にはナンセンスなことも推奨されている。

 ネジによる締結はどのような応力分布になるのかは大学で習うと想うが、今はそれも止めたのか?

焼入れなしのスプリングワッシャーは力負けして外れて飛んでいくのは事実で誰も否定できない。ゆえに緩むことを嫌う自動車には、スプリングワッシャーなど怪しいものは使われていない。鉄橋も鉄塔もスプリングワッシャーは使われていますか?

命が危険にならない分野には、スプリングワッシャーが使用されている。 貴殿はこれをどう分析するや?。

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部品は載せた。

左のC同調ラジオはYAHOOに出品中。

右がいま製作中のST管ラジオ。

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明日、通電してみよう。

2016年6月20日 (月)

ST管でヘテロダイン検波のラジオをつくろう

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1-V-2 と Genny unit 01で 再生検波時には軽微な発振をしていることが周波数カウンターから判った。

再びヘテロダイン検波のラジオをつくろう。

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