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スピーチプロセッサー:自作基板 Feed

2019年3月 5日 (火)

「スピーチプロセッサーのプロト基板」がshipping中。

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・先日の回路基板がshippingになった。

・まとまっていない基板ものでは、TCA440ラジオ.

ステレオのFMトランスミッター。 MIC-COMPの第5段、、。のように記憶している。

AM-TRXは受信確認できたので送信unitを実装して終了になる。

comp-icのnjm2783はRS-onlineで再取扱いを初めていた。

ssm2166もRSで再び扱うようになった。 時代は変わるね。

2019年3月10日 (日)

スピーチプロセッサー 基板の作動確認中。

Ryukomatoicosplay5

Ryukomatoicosplay4

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先日、shipping中だったスピーチプロセッサー基板が到着した。

①最初に、LPF用ICを載せずに、クリップ具合を確認する。

回路図のように信号はFETで受けて10dBほど増幅させる。音質を考慮してFETで受けた。勿論、音が良いと云われる2SK30で受けた。

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スピーチプロッセッサー : ダイオードによる「クリッパー」方式のことを指すのが主流だ。

・ケンプロのスピーチプロセッサーKP-12はゲルマダイオードによるクリッパー方式。KP-12AはFM IF用ICによる作動になっている。

・国産無線機メーカー初のスピーチプロセッサーは八重洲のFL-101である。

波形は、クリップする。所謂スピーチプロセッサーが上手に働いている状態だ。

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7mV入力でもクリップする。 アマチュア無線用のアクティブクリッパーでは増幅度40dBで作動させるのが一般的だ。

当初50dBと上げてみたが、 40dBに戻した。

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次のLPFの作動確認をする。LPFでは専用ICのMAX295があるが、動作時に強めの電波が飛ぶので送信機ものには採用しにくい。

今回はFDNRフィルターにした。1回路のオペアンプを2個使い内部リークによる信号の劣化を嫌った。

この辺りから、LPFが効き出す。 左がスピーチプロセッサー通過後の波形。クリップしたのが判らないような波形になっている。

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中々効く。 トランジスタ式より格段に効く。 

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おおまかな動きは掴んだので、LPFの周波数計算を行なって理論値に近い抵抗に置き換える。

スピーチプロセッサー 基板の作動確認中。メーター付けた。FDNRフィルター。

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理論値を算出したFDNRフィルターの計算値でRを載せた。

キレはよくなった。 

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メーターもOK。 出力波形の登頂部の「繋ぎ」は、入力周波数に応じて山の左、或いは右に移動する。

LPF周波数より低い周波数を入れると山の左にでる。LPF周波数より高い信号だと山の右に出る。計算とズバリ合う固定抵抗がないので、このような結果になった。 

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作動確認できた。 真空管ラジオの外部入力にいれて聴き比べてみる。


YouTube: スピーチプロセッサー 基板の作動確認中。

音楽を入れて確認するとクリッパー量はMAXで8dBほどまでだ。

3dB程度のクリッピングが音が良い。 それ以上だと低域の歪が聞きとれる。業務用と同様に帯域を分ければもっと掛けれるとは思う。業務用では、発生確率が数パーセントであるピークをカットする目的に用いられ、後段に制限増幅ユニット(メインunit)が来る。さような導入部ユニットの位置付けでしかないクリッパーに過度の期待は無理だ。

アマチュア/無線機メーカーがクリッパー方式でつくるならば、やはりRF式だと思う。

OPアンプのゲインは50dBほどで決定した。

fdnrフィルターの挙動も体験したので、目的には達した。max295ほどはキレないが、ダイレクトコンバージョンに採用できることも分かった。

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通算283作例。基板ナンバーRK-47

回路はアクティブクリッパーである。海外で紹介されて日本に入ってきた技術回路だ。72年にはオイラも知っていた回路である。cytecさんも同じアクティブクリッパー回路になっている。cytecさんとの違いは、初段にFETを使い音質に考慮したこと。フィルターはFDNRにしてLPF特性が向上していること。それにメーター回路だ。

「マイクコンプレッサー」と呼称する人も居るが、それは間違い。COMP(圧縮)の動作はしない。クリッパー方式においては、信号制御は皆無な回路だ。 単にピークをダイオードでクリップさせた単純回路。

可聴域でクリップさせると、高次歪が可聴域におちるので音がすっきりしない結果になる。歪んだ音になる回路だ。

通信で明瞭度を上げるには、COMPものが良い。

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