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50MHz AM送信基板(s042p)  qrp Feed

2019年9月14日 (土)

50MHz AM送信機。 S042Pの波形は綺麗。

・S042式AM ワイヤレスマイク(RK-35)を水晶発振専用にした発展版:RK-66です。水晶はファンダからオーバートーンまで対応します。

・50MHzでam生成できるdbmとしてはne612とs042pとsl1641で確認できています。波形の綺麗具合に注目するとsl1641,s042pが秀でておりそれにne612が続きます。時系列ではne612が最も若いデバイスです。

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S042p112

S042p113

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OSCもOK.

S042p111_2

 

S042p110

調整用VRをあわせてAMモードにした。

秀逸な波形。 NE612よりgood. さすがにロシア圏のICだ。

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DSBモードでの波形。これをAM受信機で聴くと倍音で聴こえる。(波数が2倍)

S042p115

まとめ。

非常に綺麗なAM波形になるDBMだ。 50MHzで使えるdbmは NE612とS042Pで確認が取れている。 波形では S042P > NE612  になるので50MHz用としてこのS042Pはお薦め。

S042p116

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通算323作  基板ナンバーRK-66.

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◇◇受信にはこのRK-60(ダブルスーパー)を使うとトランシーバーになる。受信周波数の直読できるので、固定周波数のTXならばキャリブレーションは不要。

La1600zx18

2019年9月 1日 (日)

50MHz AM生成デバイスにS042P ⇒ 他励式で使う。

ne612を使ったqrp-tx基板RK-65はyahooに出品中。

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・前回は50MHz(自励)でのam作動を確認したS042P. その自励基板はRK-35Bになる。

①今日は他励での基板化に向けて作動確認した。予定型式はRK-66.

 

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SSGからキャリアだけを注入。 100mV以上は必要らしい。

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生成されたAM波形。55MHz.

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まとめ。

・10番pin,12番pinのつなぎかたも判った。欧州で公開されている回路が正しいぞ。これで基板手配する。

・ne612よりもgoodのように見える。

2019年8月14日 (水)

50MHz AM生成デバイスにS042P. RK-35B

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先日の50MHz バラック実験を受けて キャリアリーク調整のVR と水晶をレイアウトした基板がようやくfedexから届いた。

中波、短波、50mhzでのバリL発振ができるようにLCパターンは残してある。自励オーバートーン作動する稀有なdbmだ。ne612でもオーバートーン作動(推奨回路)するが、周波数はふらついたので辞めた。

①水晶は50.620MHzにした。

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am生成の波形。

このs042pデバイスを触っているうちに理解したがoscが強いとtopの尖がりが弱くなった。周波数が50MHzともなると注入量は下げる必要があるらしい。この周波数あたりだと変換能率が下がるので強めにいるのが一般的だが、注入量と周波数の関係はケース バイ ケースってことらしい。

過去のca3028は注入過多だったように想う。

s042p: まだoscが少々強い。とは云うが自励なので弱くすると発振停止するのでCを加減。

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・トリマーコンデンサーなしの回路ゆえにosc周波数がやや高い。

・周波数は安定している。最後の6が7になったり6になったりする程度。icにcrystalを接続しただけでオーバートーンしてくれるよいデバイスだ。勿論ファンデoscする。

・周波数補正の仕方がまだわかっていないのが現状。(crystal+cだと発振せず).

crystal+ 1pfではoscせず。 crystal+ 10pfでoscしたが、周波数は上に上がった。(そりゃ、そうなるね).  crystal+22uHでもOSCしたが、発振周波数は下がらず。(L入れても下がらない)

・色々とやってみたが50620.4が下限でいきなり46MHz帯にジャンプした。この回路に整合したcrystalを作成する必要があることが判った。 osc周波数を動かすことはかなり大変なので、安定度が高いデバイスだと痛感。

・data sheetにはmixerとある。mixerとしての能力は高い。欧州では長波?ラジオにも使われていた。

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・50MHzAM生成できる貴重なデバイスを使ってみた。(従来はNE612)

・先達諸兄が申すように、MC1496では50MHzは無理なことを体験済み。sn16913も50MHzはこの時は無理だった。

・バリL発振向けで crystalも載る基板になった。LによるOSC時は2f,3fのoscに為らないように注意。

基板ナンバーはRK-35B.

1、キャリアリークVRが無いタイプが RK-35 (固定Rで決め打)

2, キャリアリークVRがあるのが  RK-35B

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Ans01

現状 50MHzAM生成できるdbmとして通電確認取れているのは ne612 とs042pの2つ。

2019年7月29日 (月)

DBM IC で50MHz AMを生成する。 S042Pのオーバートーン作動OK.

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 DBMのS042Pが再び登場です。昨年、短波のTXに一度登場しましたね。

・オーバートーン水晶を直接発振させることができる優れたICです。 今日は48MHzのクリスタルを使いました。 見えているfczコイルは dbm出力用です。

・ファンデ あるいは オーバートーン発振にコイルを使わないので、投影面積上有利です。 7rd,9rdのオーバートーン時には発振強度が出なくなるのを避けるためにLC共振を併用します。 ファンデ、3rd,5rdではLC不要です。

s042が基板に載っています。 裏についている水晶振動子は48MHzです。

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オーバートーンなのでファンデ時の1/3~1/4のosc強度です。

af信号は40mV程度が上限ですので発振強度は足りています。

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低周波信号を加えます。

見えているVRはキャリアバランス用です。次基板用にデータ取しています。水晶がチラっと見えてます。

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am波形。 

NE612よりはよいようにも見える。

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dsb波形。 

上と時間軸は同じです。 この波形をダイオード検波で聞くと倍音が聞こえます。 

「何故か?」はmc1496のデータシートにも明記され続けています。40年以上公開され続けているので、自作派ならご存知の事象ですね。

出力電圧は下がっています。amの70%くらいです。

osc強度もaf信号もam時と同じですが出力は減少します。これがdsb生成です。どのdbmでもこうなりますね。

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まとめ。

・今迄は NE612しか 50MHz AMが生成できないと想っていたがS042Pでも支障なくできた。しかもNE612では オーバートーン時にはコイルが必須だが、このS042Pはそれは不要。データシトでは200mhzまでmixer作動する。

・crystalとシリーズにCを入れると発振しない。crystal周波数の可変方法がまだ見つかっていない。webで見つかる回路のようにcrystalとcを入れるとオーバートーン作動は苦しい。

・CRYSTAL作動用の基板を作図中。⇒クリスタル用基板はRK-35B

・メーカーでS042Pコンパチブルと言い切るICにtda6131がある。それは25GHz ftと公開されている。s042pの 基本設計が優秀だから後続タイプがリリースされたように見える。

このtda6131を使えば430mhzでのdsb trx(am  trx)が小部品でできる。

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