ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

12SA7 12V ワイヤレスマイク Feed

2018年4月22日 (日)

LM386をワイヤレスマイクに使う。12SA7。 SSBハンドブック。

プロのネット右翼が居ることが判明した

平日の9~21時にしか書き込みがなく、土日は無書き込みにて、休日なことも判明している。

1行20円が相場。

************************

LM386用基板が届いたので、最大出力電圧の確認をおこなった。

データシートによれば、供給電圧12V時に10Vpp程度は出るらしい。pp10Vなら実効値でも△△Vになる。

042

 現実は5Vでクリップする。実負荷は150KΩ抵抗とこのVTVM(600Ω)なので、100Ω超えの負荷値になる。

037

◇12V供給だとこの値3.8V近傍が歪まない上限だ。pp値で計算しても、この値はデータシートの40%程度。いつものようにデータシートと現実は整合しない。12V時に、SEPPで3.8V出力はsepp平均なのかどうかも気になる。

038

◇ この状態で変調をかけた波形。変調が浅いね。 12SA7の8番ピン抵抗は100KΩ時。

039

◇12SA7の8番ピン抵抗を330Ωにした。

AF信号の下半分は波形としてでてこないままで、苦しい。教科書にはこんな波形は紹介されていないが、現実には存在する。 理屈だけが得意では進まないのがこの分野。

040

改善はされたが100%変調まで、まだまだ。使えなくは無いが、AF信号のレンジが小さくて40dBもない。どこかの古書にAM波形をみて動作点診断するような記事があったので、いまその本を探し出している最中。

◇50年前のとある記事に記述あった。

原因1:グリッドバイアスが深すぎ⇒グリッド抵抗は22Ωまで減らしてある。 ベターな値として300~1KΩだろう。

原因2:アイドリングプレート電流が不足⇒+Bが12Vなのでこれ以上は流れない。

P1010002

 12BE6のようには進まないGT管だ。

12BE6と同様にトランスレス管であるが、電波の飛びにおいて、12SA7は12BE6の7倍ほど飛ぶ。同じ12Vであるが7倍飛ぶ。 この理由は不明。

トランスレスGT管の12V使用では、100%変調にはなりそうも無い。普通に180V使用するしかないようだ。

この実験はこれで終了。得たものは「12V駆動時でのSEPP出力は3.8V(VTVM読み)で、データーシートとは整合しない」。  

追実験したい方にはSASE(返送用140円切手) で基板配布します。

2018年4月 9日 (月)

12SA7 12V ワイヤレスマイク(ハイブリッド式). 続

**************************

12SA7に,半導体12V駆動で音声信号を充分(5V以上)に供給する方法として、抵抗負荷式ではバツなことは下記計算で証左される。

P1010014_2

とすればSEPPになるが、 ワイヤレスマイクでSEPPを必要とするとは予想していなかった。

◇周波数モノなので1MHz帯での増幅度が数dBでもあると トラブルの元になるので、opアンプはやや無理。コールド側からRFが入ることもあるので要注意になる。

◇手持ちのLM386のデータシートをみると12V駆動時に、RL=∞で電圧10Vほど出せるらしい。カタログの半分として5Voutなので、まあ足りそうだ。 ただし1MHzでは10dBは必ず増幅してくれるので、これをクリアできるかどうか?

ゲインはout 6v , in 0.2vとして30倍。 in 0.1vとして60倍。30~36dB位でよいようだ。

、、、と 方向性は定まった。

2018年4月 8日 (日)

12SA7 12V ワイヤレスマイク(ハイブリッド式).

*********************

はいぶりっどワイヤレスマイクの第3弾のGT管 12SA7ワイヤレスマイク。

第1弾はミニチュア管12BE6,

009

第2弾は電池管1R5,

010

そして今回はGT管。

015

011_3

012

飛ばしてみた。 「12BE6単体 VS 12SA7単体」では12SA7の方が飛ぶ。12BE6と同じ抵抗値では発振過多だったので、随分と抵抗値を換えた。

013_2

トランジスタで7極管をドライブし12BE6ではMIC-AMPで信号3Vも掛ければ足りたが、12SA7では信号3V程度ではフルドライブ出来なかった。 プレート電圧180V時と同様に5V~6Vは信号が12SA7に入る。

トランジスタを10V作動させても出力信号3.5V程度で上も下もクリップする。

論理的にはここに明示されている。(昭和52年 刊行本)

P1010014

すでに30年前には公知されていたことだが、実際に抵抗負荷では上記式の電圧しか出力されない。

偶々、今回は12be6とは挙動が異なり、5v程度はいれてやる必要がある。

過去製作時のこれをみると6.2Vまで歪まずに出力する。

現状12Vだとフルドライブ出来ないので、何かでアシストする必要がありそうだ。 簡単なのは昇圧トランス使用だが、周波数特性で誉められるものが小型にないので、トランス案はバツだ。

、、、と実験中。

ウェブページ

カテゴリ