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3S-STD 真空管 3球スーパーラジオキット Feed

2011年8月 6日 (土)

真空管 3球スーパーラジオキット  3S-STD

本稿は、3球スーパーラジオのキット製作記です。

5球真空管ラジオキットの製作記は、こちらです。

O-V-2のキット製作記は、こちらです。

中波・短波の2バンド真空管ラジオキットの製作記は、こちらです。

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性能の良いラジオは、まず第一に部品レイアウト。

第二に、ロスの少ないIFT。

以上、ヒントです。ラジオ工作に慣れた方なら、上記2点で組めますね。

本blogにはヘテロダインラジオの製作が75記事を超えてある。

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ラジオ少年の真空管のラジオキットです。

3球スーパーラジオキット 3S-STDです。「変換⇒IF1段⇒AF2段」の構成です。

球は6BE6⇒6BA6⇒6AB8

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ささっと半田付けです。

VRの1/3程度から
AFが発振中。F≒22Khz。
RFは問題なし。

22Khzって結構耳でも 聞えるものですね。

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AF部の発振は、
OPTの1次側に0.0047μFのセラコンを半田付けして解決です。
VR MAXで発振が停止していたので、少し悩んでました。

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ラジオの放送局から35Kmほどです。

鉄筋なので、弱電界です。

ループANTの威力で聞えるようになりました。

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耳upへ移行します。

性能と値段を考えると、真空管ラジオキットで一番良いですね。

★耳が良いので、2号機、3号機も製作しました。⇒右のカテゴリー欄から入ってください。

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出品中の商品はこちら

2011年9月 7日 (水)

耳改善

感度を上げたくて、少し調べました。

①6BA6のカソード抵抗を変化させて見ました

300Ω(購入時のまま)↓

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100Ωをパラにして、↓ 抵抗値は計算上、約77Ω。

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バルボル読みで判るように、感度はupです。

web上では 300Ωの回路が沢山見られますが、
そこまでゲインを殺す必要はないと思います。
(ゲインを絞っている理由は不明ですね)

カット&トライでは、 カソード抵抗120~70Ωの

ゲイン差は1db半でした。

球の規格表をみると推奨動作点がプレート電圧200v,プレート電流11mAなので

バイアス、ー1Vが合致します。(規格表にはRk  68Ωの表記)

 補助アンテナなしで、鉄筋住宅内で聞えるようになりました。

 「ガンガン鳴る」までは、まだです。(夜はガンガン聞えます)

OSCコイルはバンド下限の532Khz前後がいいですね

527まで伸ばすと、感度がグッと下がります。

トラッキングは、OSCでの感度優先で調整するのが、ポイントです。

(トランジスタラジオと比べて、格段にOSCコイル調整での感度差がでます。)

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2011年9月18日 (日)

3S-STDも球変え(6AB8⇒6EH8) その1

単球ラジオの1RW-DXの球変え(6AB8⇒6EH8)で、ゲインUPしたので

この3球スーパー(3S-STD)も球変えしました。

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NHK受信中↓

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ゲインは、1RW-DX同様に、バルボルの1レンジ分UPです。

波形の下側の伸びがおかしいのですね。

3球のうち、2球(6DK6,6EH8)は推奨動作点にとても近いので、

あと1球でしょうか、、。(時定数はよく見かける定数です)

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カソード抵抗を小さくしていったら、ピーギー鳴ったので

OUT PUT トランスに、103をパラ付けしました。(472では止まりませんでした)

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カソード抵抗は47Ω+68Ωにしました。

「6BA6のバイアス」+「6AB8⇒6EH8」で 15dbほどupしてます。

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3S-STDも球変え(6BA6⇒6DK6)   その2

ラジオ少年の3球スーパーラジオキット 3S-STDです。

いつものように、「耳を良くしたい」病がでてます。

AF段は、昨日、球変えしました。

IFの6BA6を6DK6に換装です。6DK6の規格

ピン2⇔ピン7ですが、回路上は、つながっているので、

そのまま抜いて差し替えです。

「6BA6は4300μモー」に対して

「6DK6は9800μモー」ですので2.3倍(3.6db)ほどupできる予想になります。

6BA6↓

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6DK6↓

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2dbだけゲインupしました。

推奨カソード抵抗が56Ωでしたので、77Ω⇒56Ωと合わせてみましたが

格段な差を見つけられませんでした。

規格表には、シールド不要とありました。実際、不要です。

推奨動作点が125v,12mAなので バイアスはー0.85V近辺になります。

モー値の増加分とゲインの関係がイメージできたので、

今後6DK6から、15000μモーの球に換装したら

1~2dBのゲインUPになりそうですね。

この3球式だと、

IF段 6DK6(9800μモー)⇒15000μモー化で1~2dBup

AF 段 6EH8(3極部が7500μモー、5極部が6000μモー)⇒15000μモー化で3~4dBUP

が上限でしょうか、、。

(まだ6dB近く上げれますね)

室内アンテナ+「3S-STD(改)」で

「70年代後半のステレオスピーカー(3way)」を鳴らしてみました。(鉄筋住まいです)

五月蝿く鳴るので、VR max迄上げれません。(近所迷惑??)

3分目で聞いています。IFTが一段なので、良い音で聞えます。

あの頃のR390を思い出しました。

今後、球式ラジオは、

レフレックスにトライ予定です。

球未定。OUT トランス未手配。

2011,Oct,2nd 追記

6DK6⇒6EW6に換装したら、4dbよくなりました。

球の「規格内バラツキが30%」と本には書いてありました。

半導体は、Hfe測定して分類してますね。TRは4ランク分類。

LEDは、輝度もあるので10ランク~50ランク分類。

(50分類は、そういう装置仕様書が出まわっていました)

おじさんがハンドラーに関わっていた頃は8ランク分類でした。

2011,Oct,8th 追記

東栄トランスの1次側を10k⇒12kに変更したら、0.6dbだけupしました。

(トランスの共振点が、可聴帯域よりに少し下がった為ですね)

★AVC考

オイラの受信環境では 3S-STDのAVCは 6BY6に掛かるだけで充分です。

それゆえに、シャープカット球をIF段に使いました。

リモートカットでモーが高い球なら6JH6などがお薦めです。

IF2段或は 高一中一ならば、AVCがIFに必要になる受信環境にいます。(弱電界)

 

 

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本機は、リップルも低くて、造り易いキットです。

TRラジオに慣れた方なら、初真空管のラジオとしてまとめられると思います。

★往時のメーカー製真空管ラジオ(5球スーパー)よりも、

このラジオキットの方が良く聞えてます。やはりバーアンテナの威力は大きいですね。

真空管の挙動をまとめた「基礎実験 のまとめ」も一読ください。

 

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2011年9月24日 (土)

6BA6群 探索中

6BA6群

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左から6BA6,6EW6,6BZ6,6DK6。

①6EW6は新品のNOSで入手⇒ボケていた。6BA6より劣った。

②6BZ6は中古で入手。⇒6BA6と差なし。

使える球を探索中。

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2011年9月25日 (日)

outトランス

outトランスを東栄製に換装しました。

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2011年10月11日 (火)

3S-STDのノイズ値

sp端子点での、電源のリップルを波形撮影しました。

VRを絞って、0.003Vレンジでこの位の電圧あります。1.2mV位でしょうか、、。

リップル波形は、VRと連動して大きくはなりません。(信号系には乗ってません)

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スピーカーBOXにつなぐと、遠くブーン音します。

VRを少しでも回すとラジオノイズ(ザー音)が上回ってくるので

聴感上では、ブーン音消えます。

追記 2011,Oct,11th,  21:40JST

スピーカーboxの型式はS-Z92V(24cm)。

ええ、パイオニア(3WAY)です。ラジオ用に具合の良いサイズです。

電源は,1kΩ⇒500Ω⇒500Ω⇒500Ωの4段平滑です。

追記 2012.JAN.1st

3球スーパー 3S-STD 2号機  も製作しました。

3球スーパー  3s-std 3号機です。

TRラジオに手慣れた方なら、このラジオから真空管の世界に入ることも十分に出来ます。

(オイラも、ここから真空管の世界に入りました)

電池管の再生式ラジオ 2R-DCも入門用にお薦めです。

追記 2012.Sep.10th

電池管3A5FMワイヤレスマイクも面白いです。

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2014年1月17日 (金)

改造中⇒ 3球スーパーラジオ 3S-STD 1号機

2011年に製作した3S-STDを眺めていた。

オイラにとって、この3S-STDは真空管ラジオの世界に誘ってくれたラジオキットだ。

「平滑回路は軽い抵抗で多段にする」のも、このキットが教えてくれた。

真空管のスーパーラジオの初号機ゆえに、大切なもの。

テプラで「2011,June」とあるから、2年半前のことだ。

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あまり綺麗にできているとは、言いにくい。

オイラは不器用だから、仕方ないんだけどね。

で、ちょっと剥がしてみた。↓

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剥がした後、復旧(改造???)の作業中。↓

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少しだけすっきり。

「3S-STDはダイオードの倍電圧検波」だが、 

「ダイオード検波」を使わないように改造中。

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7ピン⇒9ピン⇒9ピンの構成。

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2014年1月18日 (土)

EBF80は「バリミュー5極+2極+2極」。⇒3S-STDの改造 3球スーパー

この土曜も仕事。 3S-STDの改造の続きです。

ディスチャージ用抵抗を付け忘れていた。

9ピンソケットには、「IF増幅+2極管検波」ができる球を載せます。

写真のように、2極管部での検波は、

信号ラインとAVCラインは別々にするほうがgoodです。

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球は複合管のEBF805極+2極+2極。 5極部はバリミュー

「IFの終段用の球」ってことですね。 規格表では、2200μモー。6BD6と同じイメージです。

いままでのIF球が、6DK6(9800μモー)なので概ね1/4くらいに増幅度はさがります。

マイナス10db程度は覚悟で載せてみます。

★今宵は通電してみた。信号ラインは、ALL TUBEになった音を聞いた。

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EBF80は、ややノッポさんです。

★本来ならば、2極管検波する球にトランスからのヒーター線のfirst pointを持ってくるのが

正しいのですが、 本機はそうなっていないので ヒーターハムで信号が揺れてます。

★EBF80の使い方も判ったので、 これは終了。

オイラの環境だと2200μモーの1段IFでは耳がやや苦しい

 自作機にEBF80を載せてみるつもり。⇒ラジオつくりました

★IF球を換えたら、バーアンテナの感度ピーク位置も6mmほどずれた。

★3S-STDを2極管検波で聴いて、信号ラインのALL TUBE化したい方は、

このEBF80かEBF89,6DC8を使ってください

EBF80は6BD6,

6DC8は6BA6と同じμモーです。追実験される方には、6DC8をお薦めします。

先日9ピンソケットに換装したので、

配線を換えてEBF80の代わりにバリミューの6JD6を載せてみたいと想った

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6JD6はピンアサインが9PMなので、6JC66KT6も載る。載せ換えて遊べます。

6JD6は14000μモー。

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IFTの同調を追っていくと、コアをこれだけ抜いてもピークにならない。

仕方ないので、IFTを解体して同調用コンデンサーの容量を減らすことにした。

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左がラジオ少年製。コアがしっかり抜けている。

右が手持ちの455Khz用IFT。

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手持ちのIFTでコンデンサーを150pF⇒100pFにしてみた。

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コアが抜けきることもなく、同調はgood。球はバリミューの6KT6

この6KT6は規格表で18,000μモー。

上のEBF80より7倍ほどゲインが取れてるはず。

ハイミュー球を使ってみたい方には お薦めします。

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AVCの配線で留意することは、AVCのCとRはなるべく上流側に近づけないこと。

高周波成分が回るので、注意。

6BY6(6BE6)のSG電圧の余裕があるので、もう少し耳をよくしてみたい。

球の構成は、6BY6⇒6KT6⇒6EH8

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2014年1月19日 (日)

3S-STD。 IF球は、6KT6(18,000μモー)。 ⇒3球スーパーラジオキット。  改造図UP

IF球を6KT6(9ピン)にした3S-STDの続きです。

6KT6のSG電圧は110V。耳は以前のIFに6DK6をつかった時より、良い。

モー値の違いが耳に反映している。

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アンテナコイルも手巻きして、トラッキングした。

コイルの体積(表面積)が増えることによって耳は良くなる。

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+Bをオシロで見た。

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シリコンブリッジ整流なので、60HZx2=120HZのあばれを確認する。

オシロにラインをたてて確認。120Hzはよく見えない。平滑回路の段数とR値は充分OK。

60Hzノイズが20mvていど見れる。

60HZノイズは、バーストしていないので6.3Vヒーター系ではない。

100Vの電源コードからの漏れのように思える。

スパイク波形は局発のもれ。6BE6や6BY6のグランドからこいつはやってくる。

ハム音の謎⇒記事

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6BY6(6BE6)のSG電圧を測る。82V近傍。

電源トランス容量がokならば、90~105Vで使うのがgood。

忘れ防止のために、本機の回路図もUPしておく。

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penのg1抵抗が絵落ちしています。製作時には追加してください。

平滑回路が,低抵抗値の多段回路。信号系は見慣れた標準回路。

3tube_super_6kt6.pdfをダウンロード

6EH8は、あまり見かけなくなってしまったのが残念。使い易い球なのに、、、、。

それでも、ときどきは見かけるので、見つけたら買い。

6BY6のSG電圧は82V位。(電源トランス容量からみると この数値近辺がgood)

6KT6のSG電圧は110V。バイアスは-0.9V。 IP=9mA.

6JC6や6JD6は YAHOOでも見かけるので、6KT6より入手性は高いと想う。

これらも見つけたら買い。

★手持ちのバリミュー管たち ⇒記事

★IFの回りこみはない。過去の6DK6時代より、快適に耳がよくなった。

6BY6のSG電圧をもう10~15V上げるとさらに良くなるが、

トランス容量と相談してみてください。

★耳は、トランスレス5球スーパー(ボビンコイル)より圧倒的に聴こえる。

4石レフレックスラジオと同じ程度には聴こえる。

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突き詰めると,

配置が性能を左右する世界。それがアナログの世界。

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改造記事でした。

超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事

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中波・短波ラジオ

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③中波GT管5球ラジオキット ⇒記事

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④3.5~7Mhz短波

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080

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2015年11月23日 (月)

ラジオと音質


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

さてグリッド再生式の音は如何でしたでしょうか?

デジタル表示する再生式ラジオです。私以外の製作例はまだ見つかりません。道筋は付けましたので、後発の製作例を待っています。

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音質の考え方は

 ①再生音の特性が山や谷の無いフラットなこと。

②歪みの少ないこと。

の2点は誰も否定できまい。

yahooを見ていたら、「音質重視の真空管ラジオ」が出品されていた。

①そのラジオは、outトランスの1次側に マイラー?が吊り下がっていたので、高域は確実に垂れている。IFTありだと帯域制限されるので、AF部で高域を垂らしても判別しにくい。IFTなしの高一ラジオだとCの有り無しは音を聴けば判るので、「う~ん??音質重視??」。

音質重視を謳うならばoutトランスの1次側のコンデンサーは無い方が素のトランス特性になる。また、ラジオで使う「小型出力トランス」の周波数特性を測った方なら、面白い処にピークがあるのを知っていると想う。 

outトランスの1次側に少容量コンデンサーをパラ付けするのは、検波しきれない高周波成分がspから出てきて面倒なことになるのを防ぐのが主目的。副次ではoutトランスの周波数特性の補正も同時にする。

検波に専用検波管(6H6,6AL5など)を使うと少容量コンデンサーのパラ付は経験上必要ない。(引き回しがヘタだとどうなんだろう?)

ダイオード検波では、パラ付けは必要。 (体験上、結構漏れる。TR式ラジオでも漏れる)

⇒ラジオでは専用検波管使用をオイラは推奨するが、世間では高周波漏れする6AV6,6SQ7が人気なので全く不思議ですな。ヒトの耳は個体差があるが6AQ7,6H6の音と聴き比べをお薦めする。

「outトランスにC付き」は、「専用検波管を採用していません」の表示とも受け取れる。6Z-DH3Aラジオでは、結構漏れて面倒なことになるので大きめなCをつける。

音質に言及しはじめると、

「コイル系のQと歪み」のfactorにも着手する必要があるので、オイラは深入りしない。

音に注意するなら、信号検波とavcは別回路が基本。(先人達が申すように歪みが違う).別回路のメーカー市販品には未だ遭遇していない。オイラの自作品は別回路が基本。

④6AV6,6Z-DH3Aなど1st AF段では、ハム音の少ない側のヒーターピンを接地するのが基本。実体配線図で間違えている図を雑誌上でけっこう見かけた。メーカー製でも間違っているのが流通中ゆえに 入手したら必ず確認すること。

⑤NFBは、時間軸で捕らえると時間遅延信号でオーバーライトしている。遅延信号を歓迎するのも妙なものですね。NFBは2dBも掛けると音が確実に変わるので、本当に軽くて十分。

⑥AF部にはバリミュー球は使わない。コンプレッションが掛かるので音の直線性が皆無。測定方法によるが少なくとも4dB程度は圧縮されている。忠実な音とはかけ離れてしまう。

 だからレフレックスラジオ球にバリミュー球は採用しない。(エレキギターではバリミュー管コンプレッサーを積極的に使う)。 ゲルマラジオでガンガン聴こえる処では、バリミュー管採用で飽和から逃げる場合もある。

バリミュー管のアンプ製作記事があったので、エレキギターアンプだと想っていたら、audio ampだった。たまげた驚いた。WEB上には真贋入り乱れておるので心して看ることをお薦めする。

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歪んだ音より、澄んだ音が良いとオイラも想う。音域特性はなるべくフラットにする。或いは小型outトランスの特性まで加味して考える。

spの特性も極めて重要だが、コストとの相談になる。出品ラジオに「SP無しタイプ」が多いのは音を考慮してのこと。安価なSPだと 音域もまずいし、音圧もまずい。聴こえればOKのSPは避けたい。

オイラのラジオ工作室のSPは、PIONEERの30cm?の3way。これでブーン音を確認している。コーンで26cmあった。

音の良いラジオは奥が深いので、「ブーン音がせずに感度良く聴こえるラジオ」を目指す。

★余談だが、再生式ラジオのRF負荷によく採用される高周波チョークは1段では甘い。少なくとも2段、できれば3段ほしい。 理由は,己で波形を見比べれば判る。

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2016年1月31日 (日)

エーユーエックス端子  TONE  AUX alternate switch

AUX端子を「エーユーエックス」端子と読むのが主流になってきているようだ。

上記ルールのように、アルファベット直読みならば、

TONEを「トネ」或いは「テーオーエヌイー」と呼んでいるはず。

「テーオーエヌイー」

でヒットしてこないが、 TONEは中学生の英語水準だからか、、。

auxをエーユーエックスと呼んでいる方は、

ぜひ同じ呼称ルールに基づいて「TONE⇒テーオーエヌイー」と呼ぶようにお願いします。 

お馬鹿なオイラは、 AUXはオックスとしか読めない。

alternate switchをアルテネートスイッチと読むと御里が知れる.

オルタネート‐スイッチと読むように。

間違って読みblogに上げていると「御馬鹿宣言」している状態だ。

オイラのように不器用、御馬鹿宣言している仲間かな?

まあ、オイラが世話になっている会社では、基準点を「origin」でなく 「base hole」と表記させるからね。そのルールに従うとbase ballは「基準球」になるね。

エーユーエックス端子と呼称する貴方に、問う。

CATをどう呼称します?

CATをシーエーテと呼んでこそ呼称ルールが一致します。

一つの頭脳にルール2通りは無理ですよ。

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12月29日朝追記

youtubeに 「aux meaning」があった。


YouTube: Aux Meaning

ポピュラーな読み順に発声していると想うが、

英語圏の方は、「△△」と読むようだ。

仕事で米国人と接触した折には、「エーユーエックス」とは呼称していなかったナ。

AUX (for AUXiliary)


YouTube: EOB Meaning

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国の調査では、

高3対象の英語力調査公表

 7~9割が中学卒業レベル以下

とのことでまともな力を有するのは2割り前後らしい。

そりゃ、基準点をbase holl と呼ぶわな。

auxは読めないし発音できないわけだ。 

そもそも中学卒業レベル以下ってのは、中学1年生レベルなのか? そんれより低いのか?

2016年4月22日 (金)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その1 デジタル表示

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ラジオ工作で苦労するのは、シャーシ加工と周波数表示。

シャーシ加工は体力があれば時間が解決してくれる。

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周波数表示は、ラジオ専用LCDを使うのがもっとも安価。35年前のカーオーディオもLCD表示。バックライトなしの頃なのでムギ球で光を当てていたナショナルカーオーデイオ。デジタルで表示。

①一昨年から LEDカウンターモジュールが安価に市場にでてきている。それでもラジオ専用LCDの2.5倍ほどのお値段。0.1kHz単位で表示されてもラジオとしては困る。局発の揺らぎもバレてしまう。

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さて、上のLEDモジュール(PLJ-6LED-A3)はつかえるのか?

2000円程度で購入できる。 クロックの漏れはどうなのか??? 

電波発生器になっていないのだろうか?

②実績のあるJH4ABZ氏の周波数表示ユニットを購入した。多謝。

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これをST管ラジオにつける。昨年使ってかなり明るいのをオイラ知っている。

実験して確認した。続きます。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2016年4月23日 (土)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その2

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baby metal は 狐さん。

Babymetal

Cgpz1zmveaagj2jpg_orig

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ラジオの周波数表示させる方法の

続きです。

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さて載せてみた。

外部から006Pで9V印加した。

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おお、綺麗だぜ。

100Hzの処もふらつきなく表示された。

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周波数表示はOK。

ラジオの音さえ聞かなければ使える。

クロックノイズ?がだだ漏れでSNが30dBほど悪くなった。乾電池駆動でこの様だから3端子ICから供給するなんて無謀すぎる。

6Vまでモジュールの+Bを下げてくるとノイズがやや弱まってくるが、ジャミングの中で放送を聴いているような状態や。

①20cm強 離した状態。 9V駆動

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②近い状態。9V駆動。 見事にVTVMが振り切れているぜ。

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近づけて強烈になったので、電波ノイズとして飛んでいることは想像できる。

③さて電池を外す。 静かになった。

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と30dBほどノイズが増えることが観測できてしまった。

耳で聞いても増加具合は、楽にわかる。

★ラジオに使えないものに2000円も投資してしまった。

バリコン類から30cmほど離せば 程度は軽減させるが、このレベルでOKを出すお方はいないだろう。

大型なケースで細工するか??

或いは、シールド被せてもコールド側からノイズが入るので、本来のラジオ技術と無縁なことに注力するのは、オイラはあまり気乗りしない。

と言うことで、中華製LEDカウンターモジュールはラジオ向きではありませんでした。

結論として、中華製LEDカウンターモジュールを使ったラジオ工作品は、そのままではSNがかなり悪いので疑うこと。

手を加えてみるぞナ。⇒続きます

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オイラの工作実績からは、発光式は「JH4ABZ氏の表示ユニット」を推奨します。

従来の「ラジオ専用LCD」と「JH4ABZ氏の表示ユニット」のお世話になるオイラです。

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推奨「 JH4ABZ氏製作表示器」 を搭載したST管ラジオの記事

2016年4月24日 (日)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その3

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前述のようにノイズが増えるメリットがある「LEDカウンターモジュール」の続実験です。

「PLJ-6LED」が製造メーカー型式。続番として色指定番号がー△△で表記されます。

SPECを見ていると

「外部からレギュレートされた5Vをいれてね」と書いてある。

基板上の3端子ICを破壊し確実に外部5Vだけで動作させた。

(良い子はICの破壊までしないように)

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電池はまだ接続していない。

OSCバリコンの既存ラインを半田こてで外して、LEDカウンターモジュールをつないだ。

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さて 1.5Vx4=6Vを掛ける。 基準クロックTCXOが5V規格だが、あとで検討する。

(実測したらお疲れ電池らしい、5.2Vだった)

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おお、ノイズ増えた。 5~6dB増えた。

3端子ICがないので、その分だけは少ない。

ピーンって1kHz位の音が明確に聴こえる。 JH4ABZ氏のユニットは異音しないぜ。

おそらくTCXOからの音だと想う。音が聴こえちゃ拙いね。3端子ICのノイズに隠れていたのが露見しちゃったな。

ラジオ専用LCDと比べるとあからさまに感度が悪い。

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黄色と緑のツイスト線が2組みあるのは、

★バリコンから外れているライン⇒ラジオ専用LCD(公称入力0.3~0.6V)⇔通常0.4Vくらいで使っている。

★バリコンに繋がっているライン⇒LEDカウンターモジュール(公称0.06V min)

LEDカウンターモジュールの方が入力大きいにも係らず、ゼロ表示。(過入力かも知れん。)

ノイジーなものを採用する勇気はオイラにはない。

(ブーン音が聴こえないように実装しているのが、ノイズ源の増加で逆戻りになるのは避けたい)

まあ、ここまでノイズが増加するアイテムを好んでラジオに載せるのは、御馬鹿の部類になってしまいそうだ。あるいはノイズも拾えない程度の感度ならば、このアイテムを使うだろうな。

まとめ

①LEDカウンターモジュールは、3端子ICからのノイズが大きい。30dBほどノイズ増

(元来、3端子ICはノイズ源なのでラジオ向きではない)

②LEDカウンターモジュールはTCXOからのノイズも大きい。音が聴こえる。6dBほどノイズ増

③感度悪い?。(入力レベル管理が必要?)

結論

現段階では、ラジオや受信機に使える水準ではない。

3端子ICなし、TCXOなしのモジュールならOK。

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改めて、3端子ICがノイズ発生源なのが判明した。数値も取れた。

ツェナーダイオードもノイズ発生源なので 注意。⇒ホワイトノイズ源で検索のこと。

2016年4月30日 (土)

LED 1個を 100Vで点灯させる。⇒ラジオのパイロットランプの置き換え案

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ラジオの2.5Vパイロットランプで 「GT管:真空管ラジオ」のWEB MASTERが苦労されておられるようなので、ささっと実験する。

LEDはlight emitting diodeの略なのはご存知ですね。 日本語では発光ダイオードと呼称されている。

電流を流し過ぎると瞬時にお亡くなりなるので、 流れる量に注意することが基本。

①メーカー推奨の電流値があるので、正式な型式とランクがわかっていれば、データシートを事前に眺めておく。

LEDは電流値と輝度で分類器にかけて、ランクを自動分類をしている。(オイラは昔、そういう装置の設計屋だった)

で、LEDに掛かる電流を絞る直列抵抗を電流制限抵抗と呼ぶ。

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②上の写真のように、

とりあえず470kΩ、150kΩ、56kΩの2w抵抗とシリーズにそれぞれLEDをつけた。

オームの法則から、それぞれ流れる電流値が違うことは小学生レベルの計算でわかる。

③さて交流100VをON。

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56KΩと直列のLEDがもっとも明るい。そりゃ、3個の中では電流が沢山流れるからね。

まとめ

問題なく点灯する。流したい電流に合わせた抵抗値にすればOK。 抵抗に掛かるワット数はオームの法則から導きだされる「その値」。

56KΩだと2mA弱流れる。掛かるワット数は100V印加として0.2W弱。

安全率10倍で2W抵抗にする。

これで口金タイプのLEDに、流したい電流にあった抵抗を吊るせば よさそうですね。

2016年6月14日 (火)

グリッド・リーク再生検波 考

民主党政権時代に最低賃金を1000円に上げようとしたが、それを潰したのは自民党様です。覚えておいででしょう。 色々な幹部の方が、1000円賃金を批判してましたね。もし忘れているなら痴呆症を疑ったほうが御体の為です。

現政権は、さて批判したのにも係らず最低賃金を1000円したいらしいですね。まあ一貫性がないがな。

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検索エンジンで「グリッド・リーク検波」を調べると 上位にオイラの記事が来て、とてもビックリしている。 枯れた技術なので、大方の「真空管ラジオの本」には説明文が載っている。

そのような情報は、①先ずは、本を手に入れて読む。②そして自分の手で造って確認する。③そして真偽を検討すればよい。

再生式ラジオは受信中にデジタル表示できる。そりゃ当然のことだ。


YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

この1-V-2の製作記事はこれ

再生式ラジオの再生状態をLEDカウンターから見ると、

強く発振していると 表示する。

弱く発振していると数字がちららちしている。 だが音声がまともに聞こえるのでこれが再生状態だ。(カウンターで検出できる程度の発振強度状態だ)

①「バリコン ⇔グリッド抵抗」にオシロプローブをあてた。


YouTube: バリコン ⇔グリッドにオシロプローブ

SG電圧の増減でオシロの波形が大小する。VRを絞ると横線状態になる。SG電圧で発振強度がコントロールできることを示している。発振振幅も安定している。自動制御が効かない発振ならば暴走状態になるが、アンダーコントールできる。

波形はよく見かける波形。

②LED式表示器への 信号引出し点での波形。


YouTube: 再生ラジオの「表示器への信号取り出し点」波形

グリッド側で引き出すよりは弱い。JH4ABZ式LED表示器はこのレベル程度入力でも計測するので優れものだと想う。 

グリッド側で取り出すとLC共振回路にお邪魔な負荷が吊り下がり、Qが下がるのでお薦めはしない。

③ベストな再生状態を探る。SP端にオシロを接続し受信音を波形で計測。


YouTube: ベストな再生点

波形を見ると判るように、ベストな点がある。音でも聞き分けできる。この時カウンターは信号を拾っているのでラジオは発振状態ではある。

オイラが持っている本には、ピー音、ボー音など差分によるビート音が聴こえる状態を帰還発振。支障なく音が聴こえる状態を再生状態と区別したニュアンスで記述がある。

カウンターが信号を受けているのは事実であり、数字表示しながら放送が聞こえるよう調整できるのも事実だ。オシロ波形からは多くのことを学べる。

上手に再生できている時は残念ながら発振している。(動画のように周波数カウンターが反応している)。

高一部の同調バリコンを回すと信号が強弱するので、入力に応じて再生されていることも判る。

④もう少し触ってみた。


YouTube: 6D6再生ラジオで実験

強い発振になってしまうと放送波がなくてもoscする。(当り前ですね)

まとめ

軽微な発振状態でラジオ受信できる。これを再生検波状態と呼ぶようだ。

強い発振状態では音声には為らない。強い発振になる前に「ベストな検波状態」がある。

発振強度はコントロールできる。これは普通の発振回路と同じ。

いわゆる「発振の一歩手前」ってのを今回は動画にUPできた。(ただしカウンターは反応しているので強い発振の手前と呼ぶのが良いと想う)。言葉だけ一人歩きしたようで、実際には軽微な発振状態が感度よい、取り分け強い発振の手前がgood.

「如何に軽微な発振をスムーズ化するか?」 これは結構 難しい。並3コイルの出来とバリコンの相性もある。 

グリッド抵抗とC値の設計方法はNHK発行の本に記述があるので一読をお勧めする。

再生式ラジオの理解が進みましたでしょうか?

再生時は軽微な発振状態だ へ続きます。

再生検波に相応しい球はバリミュー管だ。古書にも列記がある。特性を考えるとバリミューに帰結する。とりわけややお疲れで増幅度が少し下がった球のほうが、電圧に対するレスポンスがゆるやかなのか? いたって具合が良い。 再生動作のsg電圧はコイルの巻き数(比率?)に依存するので、様々な製作記は参考情報として眺めるのが良い。

出品中の商品はこちら

2016年6月17日追記

オイラが部品購入で好んで使っている「マルツ」さんのWEB

懐かしのラジオでラジオの基本をおさらい 第1回」記事中の説明文が

「再生式では発振(ピーー音)寸前で再生バリコンを調整し、この時が最大感度です」とあるが実際には再生時は軽微な発振状態なので、訂正していただくようお願い申し上げた。 広報性の強い販売商社さんゆえに正しいことを伝えていただきたい

さて、訂正されるか? そのままか?

自分で手持ちの再生式ラジオに周波数カウンターを当てればすぐに判ることなんだけどね。

どうも、訂正される気配はないようですね。

2016年9月17日 (土)

ガラスの6SK7。 (6SK7-GT)

さて少し考えてみよう。

 6SK7-GTの1番ピンの接地の必要性は、動作点に依存する。 至って軽い動作なら浮いていても支障はない。しかるに「mustで接地」ではない。実際に電子が飛びかうエリアは格子形状の金属で覆われてはいるが、目視で確認できるようにそれは接地はされてはいない。フローティング状態でどの程度の遮蔽効果があるかは、田舎者のオイラにはわからん。

教科書的思考しか出来ないタイプには、理解できない分野になるかも知れんな。

DATA SHEETによれば、6SK7のno,1ピンはshell。 6SK7-GT/Gの場合はbase sleeveに結線されている。

6SK7-GTではno,1ピンは管内結線されておらずbase sleeveに管外結線されている。base sleeveは英語を学んだお方ならベーススリーブと楽に読めるはず。先達への敬意も含めて「ベーススリーブ」と正しく呼称することが後人の取るべき道である。間違った呼称するのは勝手だが、日本語まで亡ぼしては駄目だ。

マツダの日本語データシートによれば、base sleeveはベーススリーブの日本語になっている。やはりメーカーのエンジニアは正しく呼称している。「ベーススリーブ」以外の名をつけているとすれば明確に歴史に反する。

ghost in the shellはオイラも好きな映像だ。shellはそういう意味だ。

 6D6を銀紙で包んで実験すれば遮蔽具合の傾向はぼんやりと判るとは想う。

どなたかの実験挑戦を希望する。

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ST管の6Z-DH3Aの「ヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか?」が
先達によって書籍化されていますので、ご一読をお薦めします。

「球から出るハムの対策」⇒

http://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Radio/Other/6ZDH3A.pdf

2016年9月25日 (日)

プレート検波。グリット・リーク検波。 2極管検波。 検波考。歪み率。

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同調回路のQ プレート検波で検索すると、深い情報も見つかる。

オイラのような機構設計者が、弱電検波回路に言及するのは身の丈を超える。プロの電気回路設計者が数値式で、プレート検波を解析してくれると想う。

繰り返すが 先達の本を読むように、、。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

上の動画は再生式ラジオで受信周波数をデジタル表示させたもの。今のところ日本では初めてらしい。

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昭和30年代のとある「初心者向けtext」からごく僅かお借りしてきた。 初心者向けなので、お馬鹿なオイラにも理解できる。

歪み率に注目しよう。

①プレート検波

「一部では音が良い」との記事も見かけるが、「真実はどこにあるのだろう」と初心者向けtextで確認した。

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上記図のように,歪み率はほぼ10%以上。よい処で8%。 この歪数字で音が良いと言われるのは、流石に腰が引けてしまう。

入力を1.5~2.5Vで使うと8~10%の歪みに納まりそうだ。

球で増幅している分、outは出る。

1V 入力ならば20V出力なので 電圧は20倍(26dB)と,ずばり球1個分の増幅度。

②グリット・リーク検波

再生式ではポピュラーな検波方式。

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注目の歪み率は、プレート検波よりも小さい。半分というか1/3というか確実に歪みは小さい。

入力を0.2~0.4Vとし、グリット検波使うと歪み率は2~4%。プレート検波では歪み率10%。あなたはどちらを使いますか?

0.1V 入力ならば1.5V出力なので 電圧は15倍(24dB)の増幅度。プレート検波よりやや増幅度が落ちているが定数次第だろう。

③2極管検波

スーパーラジオでお馴染の回路。

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1Vも入力させると、歪み率は1%以下になる。 プレート検波、グリッド検波より1桁以上goodだ。

入力10Vでも3Voutゆえに入力レンジは 他の回路より広い。

2極管検波の信号を25dB程度増幅すれば、出力レベルはgoodになる。

  試算すると、           

★1   2極管検波+6AV6増幅  1v入力+25dB増幅 ⇒ 出力20v 歪み1%

★2  プレート検波         1V入力    ⇒ 出力20v 歪み9%

どちらを選ぶかは、お好みによるが、歪みの多いものを選択するゆとりはオイラには無い。

初心者むけTEXT」には基礎情報が載っているので、入手し読むことをお薦めする。

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複合管の登場以前ならば、グリッド検波 VS プレート検波で回路検討するのだろうが、6Z-DH3Aや6AV6のような複合管が市場登場したので、「2極管検波+3極管増幅」が歪み率と音量面からもgood。

以下、ラジオ工作の基本だが

①加えて、検波回路とAVC回路は其々別にすること。 

②IFTの直後に検波素子を入れるとIFTのQが下がる

③6AV6,6Z-DH3Aのヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか? ここ。

オイラのサイトの訪問者は上記3点 ご存知のはずだね。

2016年10月 4日 (火)

ラジオの調整の基本。  標準信号発生器からの信号。

SSGからの信号を電波で飛ばす方法についてお問い合わせをいただいたのでご紹介しておく。あちこちのwebを見ると修理する側のクオリティが落ちているようなので、基本すぎるがあえてupしておく。

昭和35年の雑誌広告を撮像した。概ね56年前のことので当時10代のラジオ少年だったならば当然知っている内容だ。 現在30代ならば覚えておいたほうがよい。

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①まず、三和無線測器研究所の広告。昭和35年の雑誌から。

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標準信号発生器(SSG)とセットでループアンテナを使う。これは往時のラジオ技術者の基本。オイラも20代時代に教えられて使ってきた。(業務でラジオ修理)

「何故セットなのか?」は、画像の説明文を読めば理解できると想う。

50KC~なので455KCを飛ばせる。

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と説明通りにSSG値を直読できる。無線電波を受信する機器に有線で信号を入れるのは不自然だよね。

オイラのは、目黒。商品名「テストループ」の文字が読める。

「ラジオ調整 テストループ」で検索すると、オイラのように「業務用テストループ」を所有するsiteが一人だけ見つかる。他は無さそうだ。やはり、修理する側のクオリティが落ちている。

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75ΩなのでNコネクター。 この頃は測定器VTVMもNコネクター。(現代はBNCだが)

3つ上の先輩のM氏も同僚のS氏も テストループで時折ラジオ調整しているといまも聞く。

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「テストループを所有し使っているか?」 or 「持っていない」が、修理業務経験者と素人との違いだろう。

現在の入手方法は、年1回ていどみかけるYAHOO出品をgetするしかない。

見様見真似でラジオ修理を始めるのは当人の勝手だが、修理業務経験者なら半導体ラジオで1万台程度は軽く修理しているので、修理経験の桁が大幅に違うだろう。(2桁?3桁?)これだけの台数を趣味では治せない。(趣味では総時間が不足。)

「プロとアマチュアとは決定的に違う。どこが違うか?」 。プロは数をこなしているので、仕事が安定している。

これとか これも参考になるだろう。追加でこれ

ラジオ修理業務では、「標準信号発生器+テストループ」はmust。

②不幸にして「標準信号発生器+テストループ」でない場合にはJISC6102-2に準拠のこと。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている。

1部記載の擬似アンテナ回路網を見ると開放線の長さが、5m と10mでは 擬似アンテナが異なる。また受信周波数帯によって 回路定数も違う。 磁気アンテナのラジオだとテストループで調整するので擬似アンテナ回路網の組みなおしは不要だ。

「長さ5m程度の室内開放線アンテナのための100kHzから1.7MHzまでの周波数範囲の擬似アンテナ回路」では図示のようにCは無い。この場合はCが存在するとJISから離れた「自己流の好き勝手な調整方法」になってしまうので注意。

この「好き勝手な調整を行なう」のは知識不足に加えて民度も低い証になるので、ご注意されたし。

JISはここから読める。

開放線アンテナのない「市販ラジオ」では、標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることになる。 このためにテストループは必須であり、プロエンジニアはそれを使っている。受信機の磁気アンテナに誘起させることがポイント。

yahooで「ラジオ調整します」のようなものが出品されているが、それがJISにどのくらい準拠しているのは知りえない。プロエンジニアがJISを知らぬとは考えにくい。自称「プロ」の可能性もある。

③おまけに、松下電器からFMラジオキットが販売されていた写真。

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ラジオ工作派なら、手に入れてみたいものだ。⇒半年後だが手に入れることができた

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