プレート検波。グリット・リーク検波。 2極管検波。 検波考。歪み率。
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同調回路のQ プレート検波で検索すると、深い情報も見つかる。
オイラのような機構設計者が、弱電検波回路に言及するのは身の丈を超える。プロの電気回路設計者が数値式で、プレート検波を解析してくれると想う。
繰り返すが 先達の本を読むように、、。
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
上の動画は再生式ラジオで受信周波数をデジタル表示させたもの。今のところ日本では初めてらしい。
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昭和30年代のとある「初心者向けtext」からごく僅かお借りしてきた。 初心者向けなので、お馬鹿なオイラにも理解できる。
歪み率に注目しよう。
①プレート検波
「一部では音が良い」との記事も見かけるが、「真実はどこにあるのだろう」と初心者向けtextで確認した。
上記図のように,歪み率はほぼ10%以上。よい処で8%。 この歪数字で音が良いと言われるのは、流石に腰が引けてしまう。
入力を1.5~2.5Vで使うと8~10%の歪みに納まりそうだ。
球で増幅している分、outは出る。
1V 入力ならば20V出力なので 電圧は20倍(26dB)と,ずばり球1個分の増幅度。
②グリット・リーク検波
再生式ではポピュラーな検波方式。
注目の歪み率は、プレート検波よりも小さい。半分というか1/3というか確実に歪みは小さい。
入力を0.2~0.4Vとし、グリット検波使うと歪み率は2~4%。プレート検波では歪み率10%。あなたはどちらを使いますか?
0.1V 入力ならば1.5V出力なので 電圧は15倍(24dB)の増幅度。プレート検波よりやや増幅度が落ちているが定数次第だろう。
③2極管検波
スーパーラジオでお馴染の回路。
1Vも入力させると、歪み率は1%以下になる。 プレート検波、グリッド検波より1桁以上goodだ。
入力10Vでも3Voutゆえに入力レンジは 他の回路より広い。
2極管検波の信号を25dB程度増幅すれば、出力レベルはgoodになる。
試算すると、
★1 2極管検波+6AV6増幅 1v入力+25dB増幅 ⇒ 出力20v 歪み1%
★2 プレート検波 1V入力 ⇒ 出力20v 歪み9%
どちらを選ぶかは、お好みによるが、歪みの多いものを選択するゆとりはオイラには無い。
「初心者むけTEXT」には基礎情報が載っているので、入手し読むことをお薦めする。
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複合管の登場以前ならば、グリッド検波 VS プレート検波で回路検討するのだろうが、6Z-DH3Aや6AV6のような複合管が市場登場したので、「2極管検波+3極管増幅」が歪み率と音量面からもgood。
以下、ラジオ工作の基本だが
①加えて、検波回路とAVC回路は其々別にすること。
②IFTの直後に検波素子を入れるとIFTのQが下がる。
③6AV6,6Z-DH3Aのヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか? ここ。
オイラのサイトの訪問者は上記3点 ご存知のはずだね。
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