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3.5MHz 短波ラジオ(AM検波、プロダクト検波) Feed

2018年7月 2日 (月)

AM/SSB 2モード 受信基板を受信周波数表示させてみた。LCD表示器RK-01。

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先月15日から領布開始した 「基板ナンバー RK-17」はAM検波をTA7613,プロダクト検波をTA7320で行なっている。

「基板ナンバー RK-01」が中波~VHFまで -455KCで作動するが表示が4桁しかない。 中波~9.999MHzが使い安い。

基板ナンバー RK-17には、周波数カウンター用のTPを持たせてある。 回路図を眺めた方は気ついて使っているはずだ。


YouTube: AM/SSB 2モードラジオ基板の受信周波数を表示させた。

動画のように しっかりと表示される。 電源ON/OFFしてもOSC周波数はさほど暴れない。 ポリバリコン+セラミックコンデンサーでもこの程度は安定している。スチコンやエアバリコンを使うと更に良い。

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RK-01には信号ラインのみ結線。アース側の結線は必要ない。

「RK-17」のOSC強度はオシロ読みで1V弱を狙っている。これはLA1600のself oscが1V近傍だったことからそうした。 LCD表示器は0.2~0.5V程度の入力が望ましい。OSCエネルギーの分配具合によるが適正な強度でLCD表示器に掛かっているようだ。

この基板のようにAM あるいはSSB どちらかの電波形式で受信選択できるものを TWO MODEと呼ぶ。

dual(デュアル)モードと呼称しない。異なる2つの電波形式で同時に同一周波数受信音として流すならばデュアル(2重)モードになるが、 それじゃ混信しているのを聞いているのとイコールになる。

dualは双対。

出品中の商品はこちら

2018年6月19日 (火)

プロダクト検波の確認ツール。

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ダイレクトコンバージョン受信機 あるいはプロダクト検波によるSSB受信具合の確認用ツールです。

云わば「基板ナンバーRK-16」の延長線上にあると想う。「移相発振による低周波信号をMC1496に入れてbufferで飛ばす」だけの基板です。受信確認に、SSB-TXから信号を入れるわけにはいかないので擬似電波が必要だろう。

前回、AF波形が拙かったので少しR値を見直した。赤ペンの値にした。トランジスタのhfeにも左右されるので、基本は波形を見ながらの合わせになると想う。

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オイラの環境では7ヘルツのノイズが常時ある。 60ヘルツならばわかるが「7ヘルツ」はどこから来るのか?

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、、と 使えそうな波形になってきた。

此れは、「基板ナンバー RK-19」として領布中。

2018年6月 4日 (月)

プロダクト検波/AM検波の2モード対応のラジオ基板を領布します。自作派向け。

プロダクト検波のレシーバー基板は数種類公開中です。

デバイスにta7320  ⇒ ta7310 ⇒ ne612  ⇒ diodex4   ⇒ fetカスケード の順に基板を興して作動確認しました。しかし455khzではすべてマイナスゲインになったので困惑していました。そこでta7045(ca3028)を2019年夏から採用しマイナスゲインから脱出できました。

当面 ca3028使用を推奨します。ca3028のプロダクト基板

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初プロダクト検波の基板がまとまった。2018年6月4日。

◇SFU455が載る基板が届いた。SFU455が不要であればジャンパーさせてほしい。

プロダクト検波/AM検波の2モード対応のラジオ基板を6月11日から ここで 領布します。

AM/SSB ラジオ基板(am検波は、TA7613)です。 基板ナンバーはRK-17です。プロダクト検波デバイスはta7320です。ラジオカウンタ接続用ポイントあります。

◇FCZコイル(サトー電気で販売中)を使っています。TA7613の周波数変換ゲインが28MHzでは下がると推測されるので、3.5MHz~21MHzでの使用を推奨します。

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作動は3.5MHz,7MHzで確認しています。28MHzは苦しいと想います。

◇部品調達

TA7613は aitendoで販売中でした。若松通商でも販売中。 コンパチのTDA1083はイーエレにありました。コンパチブルとしてHA12402,U417B,KA22424等があります。

TA7368は 秋月電子にありました。 若松通商、イーエレにもありました。

TA7320は イーエレにありました

、、とイーエレさんでICは3種類とも調達できます。

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◇感度は「SR-7」(アイテックさん)と互角です。

SR-7と同等感度で、プロダクト検波も体験したい方向けです。

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イーエレさん在庫のTA7320が徐々に数量が減っているので、よく調査しているなあと思ったオイラだ。

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◇Sメーターが振れて、AM/SSB ともに受信したい方には「68MHzでも作動するTDA1572」をつかった「 AM /  SSB 2モード 基板](Sメーター対応)もあります

これはずばり6m man向けです。

60MHz帯で感度良く使えるレシーバーICの国産品はないので、欧州製ICを使っています。技術力の差がある分野です。

◇高級チューナ用ICとして、SANYO LA1247がありますが、帰還発振する傾向にあることがデーターシート上で公開されています。 

2018年5月28日 (月)

3.5MHz帯TA7613(SSB/AM)のラジオに455KHzセラミックフィルターを載せてみよう。

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RFアンプは実装した。

パターンカットして、CFWM455を載せてみた。

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(S+N)/N=10dBとなるSSG値。 1st IFTのpeakがよくわからなくなった。

この値的にはSR-7(アイテック)と互角。

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◇SFU455に交換してみた。

これにしたらIFTのpeakも分かった。

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(S+N)/N=10dBとなるSSG値。 少しだけ感度が上がった。(セラミックフィルター損失の差)

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このSFU455の方がよさそうだ。

SR-7と感度は互角。まずまずだろう。

SSB受信: SR-7はBFO.       ⇔   本機は プロダクト検波(TA7320).

これが載る配置にして今夜手配する。

2018年5月27日 (日)

TA7613のラジオで3.5MHz帯DSB波を受信確認中。am/ssb両用を狙う。結果、狙えた。

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3.5MMHz帯のAM受信が確認できた「TA7613 基板」は、次にDSBを受信してみる。

◇ DSB発生には、先日から領布開始した「AM エキサイター基板(RK-16)」にて3.757MHz水晶振動子を乗せてみた。

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◇プロダクト検波には、TA7320を使った。この辺りは、JA1AYO丹羽OMと同じ回路にしてみた。455kHz発生には貴重なCSB455(村田製)を採用した。

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RFアンプはまだ部品をのせていない。

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◇左の波形が、プロダクト検波で受信した波形。 右がDSB発振器に入れた信号。

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、、、と支障なくDSB受信もできた。 

◇◇

RFアンプを実装してまとめてみた。 プロダクト検波時にはTA7320に+Bを供給する。AM OUTとSSB OUTがあるのでSWにて切替てAF部に入れる。

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◇感度確認。

そこそこに良い。

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◇ 諸確認。

バリコンはAMラジオ用だった。これだとレンジで1MHzほど取れる。(FCZコイル+220PF時)

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oscコイルには150pfにして 上側ヘテロダインにした。

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以上のように、 3.5MHz向け ラジオ基板はまとまった。SSBでもAMでもOK. TA7613のIFにやや梃子摺ると想う。

JA1AYO 丹羽OMの記事を参考に基板化した。もちろん丹羽OMにはご承諾いただいてある。丹羽OM殿、感謝候。

通算249作目になる。 

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TA7320作動時の音量がやや小さくAM時と差があるので、AF初段2SC1815は「SSB時のみ」 あるいは「AM/SSBモードとも」の動作を選択できるように変える。 この内容を受けて6月11日頃から領布したい。

OSCが強いと受信信号とあいまって子波が聴こえる。SGを停止すると静かになるのでそれがわかる。OSC強度は注意。

TA7613のラジオで3.5MHz帯動作を確認中。 am/ssb 両用を狙う。

犬の抱き方を知らないことがよくわかる写真だ。

犬と無縁な生活をしてきたのに、何故モスクワまで行ったのか?  

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やや中休みしていた「TA7613 AM/SSB 基板の 確認をはじめた」

これはPCBWAYに手配したもの。

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◇とりあえずAMの受信確認できるように、部品を実装した。

RF⇒TA7613(IF,AM検波)⇒TA7320(プロダクト検波)⇒TA7638の構成

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OSC部の確認。

「FCZコイル+220PF+バリコン」にしたので下側ヘテロダインになる。 150PFのコンデンサーが無かったので220PFをつけたらこうなった。 発振強度はここまでは不要。1Vあれば支障ない。

前回のFETではソース抵抗1.2Kオームで具合良かったが、このFETではそれでは発振しなかったのでソース抵抗470オームにしたら、これだけ強く発振した。FETの個体差がしっかりと効いてくるので調整は必須。

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受信範囲は3.0~4.0MHzになった。 バリコンの容量は忘れたので、 後ほどcメーターで測ってみる。

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RFアンプは未実装でここまで聴こえればOKだろう。

AGC?の掛かり方が、一般的AMラジオとは違う。 IFをAM/FM両用にしていることに起因すると想う。FM帯での受信具合ににて いきなりガツンと聴こえてくる。 S+N/N=10dB になるSSG値をみたかったが、ガツンときてAGC作動中になってしまい、計測確認がやや困難。

◇ 次はプロダクト検波だ。

2018年5月11日 (金)

AMレシーバー専用IC TDA1572を使う。 TDA1072も手に入れた。

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TA7613基板は、ICをAMレシーバー専用に換えた。 この基板は先月中に届いていたので税関による足止めからは、逃れている。

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IC型式は、上写真のように TDA1572だ。 DIP 品と リフロー用品との2タイプあるが、リフロー用が廉価だった。 このICは 50MHzでもOSCできることがシートに明示ある。 CB用ICなのか?とも想う。

単独IF出力があるので、

①外部でプロダクト検波、

②あるいは内蔵のam検波を使う

、、とTCA440のような使い方ができて50MHzまで対応となれば実験対象だろう、、。(TCA440とはイコールでない).。Sメーター回路も 内蔵されており魅力的なデバイスだろう。50MHzで使えれば幸運だ。まず、実験。

IF出力なしのはTDA1072になりこれは廉価だ。

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、、で、OSCしないので???と確認したら、回路を間違えた。 このICはLC1600同様に帰還信号をもらって発振させているようだ。 

この基板の訂正を掛けたが、「手配をどうしよう?」の状態。

2018年4月22日 (日)

TA7613のラジオで通電中。

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TA7613ラジオの続になる。

FCZコイルを80m用に載せ換えてみた。 IF455信号を入れると帰還発振するように体質が変わった。

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◇ 以前の40mコイル時。

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◇ 2枚の写真のように差はあまりない。 、、と云うことは駄目に近いだろう???。

LA1600よりは耳が悪い。おそらく15dB~20dBは劣る。 455KHz信号時と比較して感度が格段に落ちる。現状はオイラの真空管ラジオより劣るので、何か信号の入れ方の工夫が必要なta7613らしい。

通電した感触ではmix部がattのような感じだ。

オイラが間違えていました。3.5MHzで感度よく聞こえました。

下写真(s/s+nで10dB時)のように455kHz信号では随分と感度よい。LA1600より遥かに感度良いので、期待してしまった。  MIX部が機能する周波数帯ではMIX部のゲインによりこれより感度よくなるのが一般的。

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◇コイルを換えたら弾みで帰還発振する。安定性が弱い部品配置らしい。あるいはコンデンサーを追加したら安定するのか?

新ICが到着して基板がまとまったら、「TA7613で再チャレンジ」の流れだ。

5月27日追記

再チャレンジして 無事作動しました

2018年4月 3日 (火)

3.5MHz 自作ラジオ(am検波/プロダクト検波)。 続

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ta7613の中断している「3.5MHz 自作ラジオ(am検波/プロダクト検波)」の回路図を書き直した。(プロダクト検波の作動確認できているのでラジオic次第)

このデバイスならば短波実績は多数英語で報告されているが、入手がかなり難しい。もっともオイラの技術興味で興す基板ゆえに、デバイス入手性は今回検討していない。

入手楽なのはプロダクト検波させるのに、トランジスタで中継する必要があった。(これの回路図は仕上げてある)

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メータ回路もin-chipなので、接続できるようにした。

2018年3月27日 (火)

プロダクト検波基板の初回試作中。TA7613を使う。続。

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OSC強度が過多らしいので、弱めた。 オシロでみて0.9Vほどになった。 歪みから脱出したようだ。

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◇ セラミックフィルターを載せ換えた。 457KHzが中心になった。

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◇ s+n/n が10dBになる入力を確認した。 けっこう中波では感度よいことがわかる。

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◇ 7MHzでは感度が恐ろしく下がる。結線図は間違えてはいない。455KHzに比べて40dB超えて余分に信号注入する必要がある。このTA7613はどうやら7MHzでは使えないことがわかった

オイラが間違えていました。使えます。

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◇3.5MHzのコイルを手配したが、 「期待してよいのかどうか?」。 30MHzまで感度良いICが出回っているので、それに変更したいと想う。

プロダクト検波基板の初回試作中。TA7613を使う。

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試作中のTA7613基板に通電してみた。

他励式ラジオにしたのでOSC具合を確認する。(LA1600は通りぬけが発覚し他励式には不向きだった).

局発部の負荷に2.2mH(RFC ボビン巻き)をつけて通電してみた。OSCしてきたが波形が歪で適正な負荷(L)でないことが判る。JA1AYO丹羽OMによれば120uH(ボビン巻き)が具合よいらしい。

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◇アシャル型100uHにしてみた。随分と改善された。 どうやらもっと小さい80uH近傍がよいらしいが手持ちには無い。47uHでは小さいと想う。 「アキシャル型 と ボビン型」ではOSC挙動が異なることはご存知の通りである。

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◇中間周波数の合わせを行なう。セラミックフィルターの固有振動数にあわせてみると、451.1KHzが中心であった。

455が中心周波数になるらしい455Eではあるが、現実は「表示マイナス4の451」だ。 デジタル表示させるには「OSC-451」させる必要がある。あるいは460Eを手配すればIFが456近傍で具合よい可能性が強いが、LTM460が見当たらないので周波数表示側で対応するしかなさそうだ。

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上のように455KHzでは減衰してでてこない。

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上のように447KHzでも減衰して出てこない。 455と447の中間あたりがフィルターセンターなことがわかる。

下写真のフィルター型番である。製造工程上、「タンポ印刷を間違えた」は起こらないのでこれは455用として製造されたものだろう。

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 ◇ OSC確認もでき、IFも合わせたので、次は目的信号を入れてみよう。

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TA7613の8番ピンで歪んででてくる。 IF調整時は綺麗だったので、 他励式の発振強度が強すぎることが想像つく。 自励式LA1600の発振強度から推測しても、OSC入力過多だろう。 あるいは他励式には不向きの可能性もある。

TA7613基板の試作は始まった処だ。

プロダクト検波基板の初回試作中。

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プロダクト検波基板の初回試作中だ。半導体はオール東芝製にしてみた。

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2月19日から領布開始したLA1600ラジオ基板 (基板ナンバー RK-12)は、丁度20枚領布した処で、ICの知名度が高いので問い合わせが多い。

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祐徳電子さんから昨年7月末リリースされている「LC7265表示器」は、累計100set出たようだ。「表示器から電波ノイズが飛ばない」、「ノイズに成らない3端子レギュレーター使用」を意識して真空管ラジオの受信周波数表示器用に興した。

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2018年3月14日 (水)

ミニチュア管ラジオは6BY6あるいは6BE6で、、、。ICラジオはSSB/AMの2mode対応(試作中)

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過去に記事にしたが人気は6BE6>>6BY6.

性能なら6BY6>>6BE6。

6BE6時に、「もう少し感度ほしい、、。」ならば、6BY6に差し換えることをお薦めする。ゲインUPするので360度の相による発振に注意。(IF段の動作を軽くして対処すればOK)

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SSB/AMの2modeラジオ基板の試作品が届いた。

ICと455filterが取り付いた。 JA1AYO 丹羽OMが公開された回路がベースに為っている。意匠権はご相談済みだ。

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BFOによる復調はLA1600基板にて作動点等技術資料が取れたので、次のSTEPはプロダクト検波になる。先日、DBM デバイスのMC1496を使ったAM変調(基板ナンバーRK-13)も技術確認できたので,DBMによるキャリアヌル点とキャリアMAX点での作動確認できれば、まあまあDBMを使う側になんとか入れるんじゃないかなあ??

ICやトランジスタを使いこなすのはプロエンジニアのお仕事範囲。オイラのような田舎のおっさんにはかなりハードルが高いです。

2018年3月 3日 (土)

手持ちのメーターを振らしてみた。

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LA1600ラジオ基板はあと1枚か2枚で初回ロットは終了になる。 AF用ICも伴なって底をつくので、もう10個ほどTDA2611を調達するか or しない、、、と悩む。

「アナログメーターを使った基板もの」を思考中なので、実験をおこなってみた。

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②小型インジケータ時。

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手持ちのメータ3種ともまあまあの位置まで指針が動くので、0.3v~0.5vを回路にいれてやれば良さそうだ。

レンジは35dBだった。対数対応させる必要が今回は無いのでこれで行こうと想う。受信のSメーターはオイラにとってハードルが高いのでそれはのちのちのテーマ。

LC7265表示器への適正な信号量。yahoo出品にmy LC7265 表示器が採用されていた。

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昨日は、中国での電子部品市場について祐徳電子さんから色々とお教えいただいた。

多謝、祐徳電子殿。

LC7265表示器キットでは、まだまだ半田付け不良による問い合わせがあり、やや梃子摺ることがあるらしい。コネクターピンと ICとの導通確認をテスターで行なえば非導通を発見できる程度の半田付けが時折あるようだ。

フォアーランドの社長さんも往時、「作動不良にて学校から送られてくる教材キットで、その原因の9割は半田付け不良だ」と申されていた。「技術科の教員すらまともな半田付けを知らない」と嘆いていた。

◇「通電確認の実装済み品(¥3,000)をラジオに取り付けても、上手に動作しない」との謎の問い合わせがごくごく稀にあるらしい。

 SSGで確認OK品が作動しないのは、100%ラジオ側の要因である。入力過多でも過小でも正常入力値外であれば、動作しない。適正入力値についてはLC7265のデータシートで公開されている。 過大入力ならば焼損してICは壊れる。

◇そのデータシートも読まずに半田工作キットを組み立てている不逞の輩は居るまい。

以下の写真はデータシートの写しjpegになる。

FM帯ではLC7265に5V程度の電圧を掛ける必要があり、AM帯ではそれよりも低い3V未満でも作動するらしいことが判る。 データーシートは別称チャンピンデータと云われているように、実挙動とは異なることが多い。

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上のようにLC7265への信号量のグラフが公開されているので、 概ねこの値以下でLC7265に信号を受け取ってもらう必要がある。

信号の供給過多は駄目ですね。そのためにグラフが公開されています。このように適正な信号量の情報はメーカーから公知済みであるからして、データシートを読まずにLC7265を使おうとする蛮勇者はおるまい。

データシートが読めないなら、LC7265表示器を使うにはまだ早い。6WC5の発振強度を確認せずにLC7265表示器を使おうとするのは、手順が可笑しい。

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◇◇◇◇

yahooにmy LC7265表示器(青色LED)が採用されていたのを見つけた。

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オイラはチタコンでの結合は非推奨だ、、、、。

祐徳電子さんが販売元として紹介されていたね。(オイラが基板化後、7ケ月のちに祐徳さんからリリースされている。     マイクコンプレッサー基板、la1600ラジオ、ダイレクトコンバージョンのデータと基板を提供したがこれらの興味はどうも無いようだ )

平滑回路の2段ではハム音は残る。100uFの容量は必要ないので、22uFの3段の方が効果ある。「容量より段数だ」って英字で記事があったと想う。所謂、「低抵抗多段式平滑回路」を推奨します。

、、、と「低抵抗多段式平滑回路」の良さを昔に公開している。オシロで捕らえられないほどのリップルなら悪影響はないだろう。

◇LCD表示器(基板ナンバー RK-01)も 信号過多だとちらつく。

開発済みの「真空管ラジオ用 周波数カウンタ は 5種類」紹介 (all my 基板)。キット品はyahooにて。

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2018年2月27日 (火)

AM/SSBラジオのmy 基板。TA7613でAM検波。プロダクト検波デバイスは、、。

労働裁量制度が話題中だが、前国会だと思うが国会中継(NHK)をみていたら、

答弁にたった政務次官が、「私共公務員は民間ほどの能力がありませんので労働裁量制度の対象には含まれない」と述べていた。

法案成立後に、「労働裁量制度の解釈と運用」が公知されてそこには公務員が対象外になることをぼんやりと匂わせる記述があるだろう。「解釈と運用」ってのは、日本行政の通常行う手法だ。

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AM/SSBラジオの基板もかなり進んだ。

JA1AYO丹羽OMが1982年に公知した回路がベースになっている。丹羽OMには意匠権で相談済みだ。使用について承諾をいただいてある。

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バリキャップも配置した。

周波数可変は、「バリコン(メイン)+バリキャップ(微調整)」が使い易いと思う。 微調整用バリキャップ10PF程度のが具合よい。

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ラジオ工作のお手伝い用に、2018年6月10日から AM/SSB 2モード基板(基板ナンバー RK-17)を領布中

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周波数表示基板はRK-01。

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2018年2月26日 (月)

作図中だが、信号の飛び込みに留意。

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プロダクト検波 をon boradしたラジオ基板を作図中。

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80x100に納まるかどうか?

10Kボビンが密集するので、信号の飛び込みしないかどうか?

2018年2月23日 (金)

プロダクト検波(TA7320)。AM検波にはTA7613だが、そのaudio特性は??だ。AF歪み率。

・プロダクト検波デバイスとして能動素子と受動素子がある。

多数ある能動デバイスの中で、初めて触ったのが本記事ta7320になる。

それ以降ta7310,ne612,fetカスケード、ta7045と触っている。

◇◇◇◇

・同じta7613を使いサイズを7割ほどに小型化した基板(am/ssb対応)も2019年8月に興してある。感度等は下写真のように新しい基板のほうが良い。

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上記は2019年8月開発のラジオ基板 RK-63になる。プロダクト検波でssb対応。ta7045(ca3028)でプロダクト検波。プロダクト検波する基板(開発品)では現時点で最高感度、最小サイズ。

基板の種類表

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以下、2018年2月23日:初めてのプロダクト検波ラジオ製作記事。

JA1AYO丹羽OMの記事(CQ誌)に学んで ダイレクトコンバージョン基板をまとめたのが2017年末。

千葉OMの記事に学んでLA1600ラジオ基板を先日まとめた処だ。

今日は、CQ誌1982年に学ぶ。これは35年前から公知されている。ご存知の回路だ。SFUは廉価だが、音色からその特性の拙さが確認できるので、今回SFUは採用却下し,素子数を増やしたフィルターにしてみた。このAM/FMラジオ ICはJH1FCZ誌にも作例がある。

注:後記あるが多素子タイプはロスがSFUより10dBほど大にてSFU455にした。感度の10dB差はかなり効く。

LA1600のOSC具合からすれば、本回路注入量はLA1600に似た値になるだろうと想うが、OSC負荷を見るともう少し弱いのがネライ?。 机上で妄想しても正摘には遠い、、。

このICはAFゲインがやや低い。SP8Ω使用とすれば、歪み率が最も低いところで2%以上はあるし、その時のOUTは100mW。 AF部については、別なIC例えばTA7368で鳴らすと「歪み率0.15%,出力200mW」と10倍改善されることから、AF部はAF用ICで鳴らすことをお薦めする。

LA1600ラジオで使用中のTDA2611は出力1Wでも歪み率は0.2%前後と価格に比べて優秀なICだ。低歪み率で廉価なICはTDA2611だろうと想う。

人気があるLM386はその特性上、出力100mW前後で鳴らすIC。200mW以上は歪んでちょっと、、。

自作ラジオでの音量の目安は、真空管ラジオでmax1W,半導体ラジオでmax0.6W. 常音量として0.2Wで考えるのが恐らく好ましい。SP端のVTVM値を見ているとピークで0.15V近傍でピクピクするゆえに、0.15x0.15x8=0.18w程度には為る。

AF用 ICとして0.2~0.4W 出力領域で低歪み(0.2%とか0.3%とか)なデバイスをお薦めする。ラジオ系では低歪み品でもaudio系では中歪み品に該当する。ラジオ用半導体としてAF歪み率の上限は、明確な指針はないようだが、カタログスペック1%超品を使うと音色の拙さが判る。 それゆえに0.8%とか0.5%が採用指針になると想う。

「祐徳電子さん取扱10cmスピーカー」を0.2wくらいの歪み特性の良好な範囲で鳴らすこと前提にIC(TA7368)決定した。 

audio系では高入力に合わせた音圧の出ないSPが主流ゆえに、左様なsp使用であれば高出力ICをお薦めする。

◇東芝3兄弟で作図した。

IFの漏れ対策のCRは作画していない。 雑誌に発表された回路では、IF漏れについて無対策の回路も紹介されていることが多数ある。 「作動確認させているかどうかな?」とオイラは想う。

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鳴るだけのラジオであればLA1050使うのが廉価だが、LA1050では音が拙くて聞く気力が喪失してしまう。

MY半導体基板ではいまの処,音の拙いICを載せていない。ただし「AM/FMのIF共通ICはSNが劣る?劣らない?」は不明だ。LC共振によるIF回路であれば良いが、たとえばLA1050のように抵抗結合と推測される構成ではSNは劣化する。目的外周波数を増幅しないAM/FM用ICも調査したい。

◇JA1AYO丹羽OMにこの回路(CQ誌1982年)での意匠権でお伺いした。承諾を頂いたので基板化を進める。

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