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2020年2月11日 (火)

LA1600 と LA1260 の感度差 : SN=53dB時

boys of  crystalradio.cn  .welcome.

「感度」の定義はS/Nを基準にしています。ある一定のS/Nが取れる時の、受信機の入力(すなわち電界強度)で定義すれば比較できますね。

sanyo la1600 と la1260は おなじ「 SN 53dB 」で表記されているので、弱い電波(値が小さい)でSN53dBになるICが優れている。

さて、データシートを見てみよう。

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LA1600では 80μdBV時に SNは53dB。 電源3v.

La1600sn

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LA1260では 60μdBV時に SNは53dB。電源4.5v

La1260sn

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80μdBV  と 60μdBVでは、60μdBVの方が小さい。つまりLA1260が感度良い。

「80μdBV ー 60μdBV = 20μdBV」 も違う。tone と供給電圧が異なるので同じ土俵ではないが、20dBと云うことはデカい。

単純にとらえると、SN=53dBになるための感度は10倍近く違う。 LA1260が随分と優れていることが判る。

SN=21.5dBになる感度差は1.5dBあり、LA1260が優秀だ。LA1260のリリース後にFMを抜いたのがLA1600。 後発のLA1600では、「SNはやや劣化している」のが残念。

このLA1260はサトー電気にはありました。若松には3個ありました。

LA1260で短波帯受信機を造れば、LA1600よりもSN良いもの(感度よいもの)が出来ますね。

LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。
YouTube: LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。

LA1260 super heterodyne :  my  pcb is fitting to kit  case.
YouTube: LA1260 super heterodyne : my pcb is fitting to kit case.

上のは市販ケースにLA1260ラジオ基板を入れた作例。基板は領布中。

右バーに基板化したものはすべて載っている。

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LA1600 mini radio with lm386
YouTube: LA1600 mini radio with lm386

SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.
YouTube: SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.

上のは市販ケースにLA1600ラジオ基板を入れた作例。基板は領布中。

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SANYO の最上級のラジオICはLA1247になる。感度はLA1600とほぼ同じだが、低ノイズ選別品で高級AMチューナー向けの製品。 もとろん中波~25MHz近傍まで守備範囲でありメーター回路内蔵だ。自作ラジオには勿体ないほどの製品であるがまだ流通している。


YouTube: sanyo LA1247 handmade radio .radio diy

下動画はAFをトランジスタアンプにした例。 この構成ならばメーカーに負けない音つくりができる。

AM tuner IC LA1247 + sepp amp 。radio  DIY
YouTube: AM tuner IC LA1247 + sepp amp 。radio DIY

RK-148 ,   RK-155で検索。 SSBも聞けるようにRK-27も領布していた。

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小型自作ラジオ:RK-44。
YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。

同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く
YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

DIY RADIO :TA7687
YouTube: DIY RADIO :TA7687

同期検波ラジオ基板を市販ケースに入れた作例。基板は領布中。

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LA1600 と LA1260 の感度差 : SN=53dB時を参照しているブログ:

コメント

LA1600はLA1260のリリース後、AM回路のみを切り出したICで受信感度は基本同一です。 データシートのSN1(実用感度)を確認して頂ければよろしいかと思います。 

お世話になります。特許でお名前は存じあげております。
開発責任者に立ち寄っていただき恐縮しております。
 仰せのようにsn1はイコールなことを確認しました。

ラジオIC分野では、日立・東芝より、三洋ICの方が秀でていると捉えて使っております。LA1135はやや癖があるようにも思っています。
 折をみてラジオのことを処処お教えくださいませ。

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